<ネタバレ>オカルトの古典的名作、でありながら未見だったために、今回が初 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>オカルトの古典的名作、でありながら未見だったために、今回が初見。
オカルトだから、無駄に血は流れないし、音でびっくりさせたりもせず。
しかし、感じる恐怖は一級品。
じわじわと精神の自由を奪われていくローズマリーが歯痒い一方、カルト集団の構成員が金持ちや社会的地位の高い人たちであることも恐ろしい。
そして、ラストシーンでのローズマリーの表情。
たとえ悪魔であっても、産んだ子なら愛おしいと思えるのだろうか。
我が子を愛おしいと思う気持ちが神の教えに基づくのなら、最終的に神と悪魔のどちらが勝ったのかがわからなくなってしまった。
ただ、50年前の映画であっても、一級品のオカルト映画であることに間違いない。