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<ネタバレ>原題しか見ておらず、邦題の「ある人殺しの物語り」という部分を知らずに鑑賞。
良い香りを振り撒くおしゃれな映画だと思って見たのでギャップに度肝を抜かれた事は言うまでもない。
冒頭で主人公が死刑を宣告されてからはじまり、物語は遡ってはじまる。私がこれまでみてきたこういったパターンだと、主人公に同情できるところがあり、死刑なんて可哀想悲しい、という事が多い。
しかしこちらの主人公はどんどん女性を殺すので死刑も当然で、本当に屑だと思った。
1つの猛烈な性癖のせいでそうなったのかもしれないが。
最後のローラは助かると思っていたので殺されて残念だ。
そして、死刑執行の時、まさかの死刑執行されない。そしてカオスな状態。
最後には主人公は生まれ故郷のひとたちに食べられて死ぬ。
異様な世界観で、他に類をみない。
終始グロテスクで女性はたくさん死ぬし、暗くて、爽やかさもなく、嫌いなタイプの映画であることに間違いない。ただ、似たような作品は観たことがなく、特異で唯一の映画であるため7点にしました。