1.《ネタバレ》 近年の数多ある格闘技漫画の中、気持ちいい位にブッチギリにデタラメで、個人的には「バキ」以上に熱くなってしまった作品。
「元体操選手の女子高生」の主人公を始め「酔拳使いの高校生」「本業プロモデラーのルチャマスター」「女子プロレスラー」「ゴーストライター」「浸透勁しか使えない関西人」「格闘ゲームのコスプレイヤー」「花火使い」「尾張忍者」等、登場するストリートファイターがあり得ない位にバランスが悪く、デタラメで、魅力的。
癖のある絵柄や、中途半端に萌えてしまったアニメ化等で評価されにくい作品(まぁ、そのアニメで一部ファンも増えたが)では、あるが。
読後に「世の中、気合だけで何とかなるんじゃないか?」と、うっかり勘違しそうな、そんな訳のわからないパワーあふれる作品。
訳のわからないパワーあふれる名言も、多し。