1. バガボンド
《ネタバレ》 このコミックスを揃え始めてしばらくは、本を開くのが苦しくてならなかったのです…現実にはこんなイイ男がいないであろうことが切なすぎて(笑)今見るとそうでもないのは、私が成長したのかな。それにしても本物の武蔵はどうかしりませんが、こんな男がどこかにいたらぜひ拝みたいものだ!!強いのにストイックで一途だし。やっぱり現実にはいないんだろうなぁ…井上氏はほんとに夢を与えてくれますね。 9点(2008-02-09 23:36:52) |
2. ベルセルク
《ネタバレ》 ここまでつらそうな主人公が他にいるのかなぁ…いるのでしょうけれど、私の拙い読書歴中ではトップクラスに憂鬱な彼。蝕だったか、仲間がひたすら怪物にいいようにいたぶられるとこなんか、陰惨すぎてもうページめくりたくありませんでした。一切の容赦なしです…。が、ショックを受けつつもページを繰る手が止まらなかった!絵の書き込み具合も濃いけど迫力ありますし、ファンタジーな話がどんどん広がっていってラストが楽しみです。ですが今の様子で、終わるのにどれくらいかかるのかな…最後は彼に救いのあるオチであることを祈ります… 8点(2008-01-20 22:06:53) |
3. 北斗の拳
《ネタバレ》 小学生の時男子共が熱く語っていたため覚えてはいたんですが、当方女子のため未読のまま…数年前ついに文庫版を大人買いしてようやく読破できました。この方、やはり絵がうまいですよね。書き込み具合も半端でないように見えますし、いかにもな悪役を指一本でふっとばしたり、かっこいい名前の流派、男前な敵(かっこいいやつは真の敵にあらず。分かりやすい)などぞくぞく。ただ、女の人が小さすぎる!!悪者のオッサンに手で掴まれたりしてるし。オッサンがでかいのかな??そして、ラオウに子供なんていたんですね…ちっとも知らなかったです。母親は誰なの…???確かに修羅の国以降は付け足しっぽいですが、この少年誌にあるまじき劇画タッチの迫力で乗り切ったのでしょうか。女性(美女に限る?)との愛、母性愛が全てだみたいな論理には笑いそうになっちゃいましたが、それが世の男子の夢なのでしょうね~。 7点(2008-01-20 22:35:51) |
4. トーマの心臓
《ネタバレ》 男の子同士の話なので、男女間のような本能的・生物学的な面は見えず、純粋な想いが読者に伝わりやすいのでしょうか?登場人物の性別に関係なく、僕の翼をあげる…というところは考えさせられました。自己犠牲に賛成とは思いませんけど、そこまで相手を想える、または想われるというのは、少なくとも悪いことじゃありませんよね。 6点(2010-02-06 18:10:28) |
5. 殺し屋1
《ネタバレ》 あまりのグロさ痛さに、ページをめくる手がスピードアップしまくりだったことを思い出しました。予兆ありでもグワっとくるんですが、まさかここで…ってとこで唐突にグロがくるんですよね。しかもそれ生理的にすっげー嫌だって!!なことなのでダメージがでかかった記憶があります。 前編通じて、まともだなと思える人がほんっとうに少ない(それも死ぬ)上に、終わりも救いがないし不気味だし…てか世の中ってあんなおかしな人ばっかなんですかね… 子供には決して見せられません。 でも結局やめられず最後まで一気読みしましたので、光るものはあったと思います。 えぐすぎてもう読めませんので、分析できないのが切ないですが… 追加:これ映画化されてるんですか!?何考えてるんだぁ~(笑) 5点(2011-12-25 16:28:58) |