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ウエストワールド

Westworld
2016年【米】 第1シーズン[全10話]
平均点: / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマSFウエスタンミステリー
[ウエストワールド]
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放送開始日(
放送終了日(2016-12-04)


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監督ジョナサン・ノーラン
ニール・マーシャル〔監督・脚本〕
ヴィンチェンゾ・ナタリ
キャストアンソニー・ホプキンス(男優)ロバート・フォード博士
エド・ハリス(男優)黒服の男
エヴァン・レイチェル・ウッド(女優)ドロレス・アバーナシー
ジェームズ・マースデン(男優)テディ・フラッド
タンディ・ニュートン(女優)メイヴ・ミレイ
ジェフリー・ライト〔男優〕(男優)バーナード・ロウ
ジミ・シンプソン(男優)ウィリアム
ベン・バーンズ〔男優〕(男優)ローガン・デロス
ロドリゴ・サントロ(男優)ヘクター
脚本ジョナサン・ノーラン
音楽ラミン・ジャヴァディ
撮影ポール・キャメロン
プロデューサーJ・J・エイブラムス
ブライアン・バーク〔製作〕
ジェリー・ワイントローブ
ジョナサン・ノーラン
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 哲学的で理屈っぽいSFがお好きでしたらハマると思いますが、それらに興味がない人でしたら苦痛かもしれません。ノーラン&JJ特有の「なんか小難しくて眠たくなる」系のドラマで、引き伸ばし感や中だるみ感は結構強めです。ホスト側が無益にループを繰り返していることを強調したいがあまり何度も何度も同じ映像を見せたり、運営側とパーク内、更には過去の記憶を行き来することで服装や人物が頻繁に切り替わるのがとてもややこしくて混乱します。哲学的なセリフと相まって非常にテンポが悪く、全体的に流れが澱んでしまっています。(一話58分と普通のドラマより若干長いのも余計に眠気を誘います)
反面、ウィリアムの冒険活劇や黒服の男の謎の行動、ヘクター&アーミスティスのシーケンスはとても単純で俗っぽく、食いつき抜群です。終盤には黒服の男がまさかのアレだったという怒涛の展開が待っており、一気に伏線回収へ向かいます。ちなみにS2の8話も”恐怖の亡霊”先住民のアキチタが実はアレだった的な美しい流れが素晴らしく、ラストに向けて一気に面白くなります。

深く考察できる人には本当に興味深いドラマです。また、ラストの気づきも素晴らしい。機械の記憶は100%鮮明であり、そしてコピーを繰り返せば永遠の命があるということを私も忘れていました。哲学的、SF的、AIモノとしてはやはり他を圧倒するレベルの奥深さで、多少の矛盾に目をつぶればとても楽しめる唯一無二のドラマです。S2はホスト側の視点で話が進み、アクションシーンが多くなりますが哲学的なカラーはきちんと残っています。願わくば大人向けのまま引き延ばさずにシーズン3で綺麗に終わってほしいものですがシーズン5まで決まっているようです。個人的には吹き替え版推奨。(しかしS1は本当に素晴らしい。嫌悪感しかなかった黒服の男が二度目の鑑賞では共感しかありません。この辺の作り込みは本当に感動的ですらありました)

【追記】
2021/9やっとシーズン3を見ました。結論から書くと個人的にはかなり良かったです。雰囲気もブレードランナー2049よりずっと良いしビジュアル的には現在最高レベルだと思われます。問題は脚本です。商業的に仕方ないとはいえ、せっかくS2で綺麗にまとまっていたものを無駄に広げてしまったという蛇足感はあったと思います。
S2でアキチタやメイヴの娘などヘブンに行ったモノたちのデータを探索不明な座標に送ったまでは脚本としてもよく出来ています。そのまま外に出たいと願ったドロレス他と黒服の男らの戦いの末、鍛冶場とウエストワールドが崩壊する。で十分綺麗だったと思います。まだ先の話ですがS4-S5まで制作が決定しているようですが、このままいくと不安しかないですね。いい加減アメリカも引き延ばす方向でなく、「有終の美」の方向でドラマを完成させていただきたいものです。南無。

【追記】
2023/8無事にシーズン4まで全完走しました。個人的にはやはり制作陣が望んだシーズン5をもって綺麗に終わらせていただきたかったです。まあ商売なのは理解しますが、こういったファンあってのクリエイティブ芸術的なエンタメ商品はきちんと最後まで描き切るのがファンに対する礼儀だと思いますがね。ファンの気持ちを無視したワーナーには心底ガッカリしました。

で、シーズン4の本編に関しては満足と不満足が同居するなんとも複雑なラストシーズンでした。個人的にはシーズン3&4をワンセットと考えれば十分納得できる流れではありましたが、本作を含む後半戦もシーズン1&2同様に丁寧かつじっくり描いていただきたかったところです。確かにシーズン4で表面上はきちんと終わっていますが、ファンの目から見るとやはり無理やりシーズン4で終わらせちゃったという感覚は結構強めです。ちなみにワーナーに問い合わせましたら、日本では4K盤もコンプリートBOXも販売する予定は無いそうです。(マジでガッカリ。。やはり調子が良かったS2で綺麗に終わらせておくべきでした)
アラジン2014さん [インターネット(吹替)] 9点(2019-08-17 14:46:17)
1.《ネタバレ》 【注意!豪快にネタバレしています】
映像作品では珍しく叙述トリックを使った作品となっており、同時進行で繰り広げられていると思い込んでいたドラマが、実は別の時系列の話でしたという大オチには心底驚かされました。映画を含めても、ラストでこれだけ驚かされた作品は近年なかったと思います。
ただし、本作について覚えているのは最終話の内容ばかりであり、見終わって数週間経ってからこのレビューを書いているのですが、他の9話はほとんど印象に残っていません。大オチのインパクトの強さはもちろんのこと、もっとコンパクトにできた話を10話という尺に拡大したために、中盤が妙に回りくどかったことも原因だったと思います。タンディ・ニュートンがラボで修理担当を手なづける件なんて、何度やってんだよって感じだったし。
世界観の脆弱性も気になりました。肝心のウエストワールドに「実在していたら、ぜひ行ってみたい」と思わせるような魅力がないし、高価なホストを毎日毎日ぶっ殺されて、それを直すために大勢のスタッフを雇っているような高コストのテーマパークがどうやって利益を出しているのかも見えてきません。客は1日4万ドルもの入場料を払わされているとは言え、どう考えてもそれ以上の運営費がかかってるだろという見栄えになっているのです。
また、これは日本版特有の欠点ではあるのですが、局部にボカシを入れるという処理は作品の価値を大きく棄損していました。テーマパーク内では人間同様に生き生きと活動していたホスト達が、バックヤードでは完全にモノ扱いされているという落差を表現するために局部モロ出しカットは重要だったのですが、日本国内でのリリースを担当しているワーナーはそれを隠しちゃっているのです。暴力描写や性的描写が多く、局部にボカシさえ入れれば視聴制限が大幅に緩和されるという素材でもないのに、なぜこんな無粋な加工をしたのか不思議で仕方ありません。
ザ・チャンバラさん [テレビ(吹替)] 7点(2018-05-24 18:46:22)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 8.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7150.00%
800.00%
9150.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 ストーリー評価 9.00点 Review1人
2 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
3 音楽評価 7.00点 Review1人
4 感泣評価 6.00点 Review1人
5 映像評価 9.00点 Review1人

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