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かっぱ堰さんのレビューページ
プロフィール
コメント数 12
性別 男性
自己紹介 【名前】「くるきまき」(Kurkimäki)を10年近く使いましたが変な名前だったので捨てました。
【文章】感想文を書いています。できる限り作り手の意図をくみ取ろうとしています。また、わざわざ見るからにはなるべく面白がろうとしています。
【点数】基本的に個人的な好き嫌いで付けています。
5点が標準点で、悪くないが特にいいとも思わない、または可も不可もあって相殺しているもの、素人目にも出来がよくないがいいところのある映画の最高点、嫌悪する映画の最高点と、感情問題としては0だが外見的に角が立たないよう標準点にしたものです。6点以上は好意的、4点以下は否定的です。
また0点は、特に事情があって採点放棄したもの、あるいは憎しみや怒りなどで効用が0以下になっているものです。

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1.  セーラーゾンビ 《ネタバレ》 
AKB48出演のゾンビ+学園ドラマで、全12話のうち7話までは学校暮らし、8話からの後編は学校を出て人生の行方を探るロードムービー風になる。どうせスカスカで緩いドラマだろうと思えばそれほどでもなく、全体として若年者の成長物語が一応できており、個別エピソードで心に染みる箇所もある。  最初のうち、かつては人間で今も“ご遺体”であるはずのゾンビを女子高生が躊躇なく倒していくのはゲーム感覚かとも思ったが、綺麗事にとらわれない割切りのよさも感じられる。その上で、死者にも生前の思いがあり、また当然ながらこの世界には多くの人間がいて、それぞれに心を持っていることを実感していく展開になっている。主人公の貴重な17歳は悲惨ではあるが濃密な時間であって、ここでいわば人としての促成栽培がなされていたようでもある。 また「夢」が大きなテーマだったようで、その面では結末が少し弱いのではと思ったが、いわばリアル路線としてはこれが正しかったのかも知れない。最後の出来事が全ての解決につながるわけでもなく、そもそも劇中の終末世界でこれから一体どれほどのことができるのかとは思うわけだが、しかし希望に満ちた世界でないのは程度の差こそあれ現実も同じである。最後のささやかな成功体験で「もうだめかも」を言わなくなったのが生きる力ということだろう。 なお劇中ユニット「ミルクプラネット」のいた場所がどこなのか明瞭な説明はなかったが、要は、あっちに行ってもそれなりの世界なので恐れることなく、また変に急いだりもせず、まずはこっちでやれるだけのことをやろうという安心感をもたらすものだったかも知れない。ちなみに死んだ人物も夢には普通に出て来るという感覚はよかった。  キャストに関しては、AKBメンバーは誰も顔を知らないがけっこう有名人が出ていたらしい。こんなドラマでも石橋けい・小池里奈・秋月三佳・飯田祐真といった人々は知っていたが(だから見たわけだが)、今回は特にマオ役の前田聖来という人の印象が強く残った。この人が監督した映画「いつか輝いていた彼女は」(2018)が公開されたようなので機会があれば見たい(機会がないが)。ほか生徒会長(演・相葉香凛)の雰囲気も好きだが出番が短かった。 劇中曲としては「ゴマデスの“ムンムンラル”」というのが悪い意味で耳に残る曲だったが、その青春応援バージョンの「最初の愛の物語」は爽やかで切なくて好きだ。
[ブルーレイ(日本ドラマ)] 6点(2019-03-17 10:00:00)
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