みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
94.《ネタバレ》 - Alien - この映画では“異星人”。外国の人を差別的に“ガイジン”って呼ぶニュアンスが近い気がする。 H・R・ギーガーデザインの、一度見たら忘れられないエイリアンの造形。幼少期から「あの映画は怖い」と言われ続けていたせいか、ビビリの私の初視聴はエイリアン2より後のことになった。 昔のSFの宇宙船内と言えば、銀色のピチピチの宇宙スーツを着た人。電球がチカチカした謎の電子演算器。だけどイスとか操縦桿だけは今の時代でもありそうな仕様…みたいな印象だった。 マザーはSFらしく電球チカチカだったけど、クルーは今の時代とそう変わらないラフな服装で、船内には蛍光灯の明かり。コンピューターとキーボードが使われてて、マグカップや水飲み鳥といった小物類は、当時の現代そのままなのが、逆に新しく観えた。'80年代に多く創られた“近未来モノ”の走りだったと思う。 彼らの服装や生活環境が現代と変わらないことで、未来の宇宙船クルーたちに、現代人を超越した特殊能力が無いことと、エイリアンの造形の異形さ、宇宙生物の生態、果ては白い血を流す人造人間アッシュの衝撃を際立たせることに成功していたと思う。 ブレットとダラスは消息不明(血の一滴も残さずに)になり、パーカーとランバートは殺害されて、遺体も観えるところに放置。この違いは何だろう?? 元々スペースジョッキーと呼ばれる大型宇宙人に寄生していたであろうエイリアン。地球人に初めて寄生し、ブレットとダラスから構造や弱点を研究もしくは吸収したのかな?って。人間の言葉なんかも理解して、生き残りのクルーが宇宙船を爆破して脱出することも解ってたんだろう。 人体構造なんかは充分に研究出来たから、もう興味のないパーカーたちは殺して、雑に放置したのかも。時間もないの解ってて。 でも性別の違うランバートは研究しないの?って思うけど、もうこの時にはもう一人の雌、リプレーに目を付けていたんじゃないかな。 映画見る前後に、ダラスとリプレーは恋人だった。とかって設定?を、何かで見たような気がしたんだ。なので、エイリアンの中のダラスの記憶で、リプレーは殺すつもりはなく(もちろん猫のジョーンズは無害な生き物なのも知ってた)、彼女とともに爆発する宇宙船を脱出する魂胆だったんだろう。 …なんて。ディレクターズ・カット版があるって知らなかったな。オリジナルを観て思ったことね。 性器を連想させるエイリアンのデザイン。アッシュが平凡パンチ丸めてリプレーの口に突っ込むの。意味が解らないけどエロティックだった。シガニー・ウィーバーのパンツ小っさ。フェイスハガーの死骸を、危険だからと持ち帰るのに反対されたアッシュの「だけどゾンビじゃあるまいし」って台詞。一年前にゾンビが大ヒットしたから入れたんだろう。 当時は宇宙を舞台にしたホラー映画として創られたんだろうけど、ホラーの枠を超えたSF映画の金字塔ですね。 【K&K】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2022-12-04 17:14:16) 93.《ネタバレ》 単純で何度見ても面白い。 で、最近知人にそのことを伝えたら「あの作品、冒頭から衝撃的だったんですよね」って言うんです。 「え、冒頭?」 「そう、あの冒頭でエイリアンが体から飛び出すシーン」 この作品見て時間が経っている人って、こういう記憶持ってる人多いんじゃないかと思うんですよ。 あのシーンは開始45分後のシーンです。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-07-22 10:53:56) 92.何度も観ているが、緊張感あって良く出来ている。 この後に何度も続くシリーズになるとは思っていなかったが、この一作目はむしろ異色作か。 【simple】さん [地上波(吹替)] 8点(2017-09-16 17:39:25) 91.小学一年生の娘が怖い映画見たいというので、私も何年かぶりに鑑賞。エポックメイキングな作品には違いないと思います。怖いです。 【よしふみ】さん [DVD(吹替)] 8点(2016-12-11 19:14:46) 90.シリーズ中この作品が一番強烈で、あの緊張感は未だに頭にこびりついている 【マンデーサイレンス】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-08-13 21:54:15) 89.《ネタバレ》 人間の体内を食い破って謎の奇怪生物が出てくる。その生物は脱皮を繰り返し徐々に大きくなる。そして巨大化したその生物は人間を襲う。その生物は細長く大きな頭を持ち、目がなく、体液を吐いてくる。こんなにも恐怖映画にマッチしたキャラってそうはいないと思います。今、エイリアンをみても相当インパクトがあるのだから、当時、この映画を観た人のショックは計り知れません。リドリー・スコット監督の演出も上手いですね。宇宙という極限の空間、状況でどこに潜んでいるか分からない得体の知れぬ物との攻防。怖い!まさにヒッチコックタッチだ。またエイリアン、やっかいなことに動きが速い。テレビゲームのバイオハザードに出てくるハンターを思い出してしまった。恐怖映画の醍醐味の詰まった素晴らしい映画だと思います。 【スノーモンキー】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-09 22:15:46) 88.リドリースコット、シガニーウィバー出世作。 映画の完成度はSF最高傑作だと思います、特にエイリアンの美術には感服しますね。 【mighty guard】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2014-10-20 12:30:56) 87.パート1の計器類、装置類、装備類など今見るとかなり古臭さを感じます。また現代映画と比較すると脚本も映像も随分と粗い感じです。タバコぶかぶか吸って危機管理もグダグダ、おまけに洋服の着こなしも古臭くてどう考えても未来には見えません。そもそもプロメテウスなんて作らず、、素直に一作目をリメイクしたほうがずっと良かったのかもしれません。 昔はよくTV放送していましたが当時感じた怖さや緊迫感はちっとも色褪せていなのは幸いです。今や伝説であるエイリアン初登場シーン(胸から出るアレ)も本当に素晴らしくて、まさにフィルム時代の名シーンの一つでしょう。また、逃げ回る怖さがあった前半と攻めに出る後半との対比も素晴らしく、おかげで映画の進行が全くダレておらず、終盤のフラッシュライトの対決へとスムーズにつながっています。まさに手に汗握る映画体験といえばコレでしょう。 この映画のヒットで歴史的ヒロインとなったリプリーさんですが、彼女がパート1からパート4まで全てに出演してくれているのも素晴らしいです。このシリーズは珍しいことに各話ごと監督が異なりますが、シリーズ全体の流れもスムーズで話のトーンも破綻しておらず、完成度が高いシリーズへと昇華しています。これは明らかにリプリーという女性のけん引力で、結果論ですがこの歴史的シリーズが成功した要因の一つになっています。そういった意味でもリドリースコットの一作目は、まさに歴史的一作目、リプリーとエイリアン、リドリーに感謝したい、本当に素晴らしい作品です! 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-09-06 17:42:29) 86.非常によく出来ており、堪能しました。ラストの緊張感が好きです。 【cogito】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-08-03 15:11:08) 85.From the line up of Film Forum's "SUMMER FESTIVAL OF FANTASY, HORROR & SCIENCE FICTION" in 2013. It was brought to us as a DCP version and the level of restoration was so high! I felt honored to be able to watch the work in "may be better than the original" condition. The length was almost two hours but I cannot think of that many other "long" movies, which make me forget the sense of time. The high tense of the last half of story lasts until the very end. Sigourney Weaver was at 30 years old when this was released and that was the best timing to shoot this role "Ripley", a young, beautiful, intelligent and yet athletic lady. That also reminds me that the next timing I was impressed by her beauty in 1995 released "Copycat", which is 16 years later from this one! It looks like this was director Ridley Scott's first commercial big success title. By skimming through his list of works, I feel so powerless. There are still too many titles I have to conquer with! 【kei】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2014-04-16 08:12:38) 84.《ネタバレ》 30年以上前の作品がこのクオリティ。30年前にリアルタイムで観た人の衝撃は計り知れない。そして、羨ましくもあります。 【いっちぃ】さん [地上波(吹替)] 8点(2014-02-09 01:53:32) 83.相当前に観て二度目。 怖かった記憶があったけど、そう感じなかった。 ブルーレイと明るい液晶テレビで正体が見えすぎたからか? しかし70年代の想像力で、今でも通じるエイリアンや宇宙船のデザインを創ったのは凄いなあ。 【たんたかたん】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-02-27 19:57:10) 82.《ネタバレ》 何10年ぶりに観た事やら・・・。 エイリアンって言ったらその姿からゲテモノ映画のイメージがありますが、これがなかなかどうして正統派のSFサスペンスじゃないですか。 よもやあのおっさんが・・・・。 続編と違って、エイリアン一匹だけってのがまたエイリアンの強さやしぶとさがよく伝わる。 小さいころはただただエイリアンの造形に恐怖していたんですが、人間模様もなかなかややこしかったんですね。 どうでもいいですけどリプリーの半ケツはウケ狙いなんですかね・・・。 【CBパークビュー】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-09-26 20:14:11) 81.《ネタバレ》 終盤でけっこう長く、登場する人間が主人公だけになってしまうなんてほかに思い出せるのは『2001年』ぐらいで、エンタテイメント作品ではあんまりないんじゃないか。同僚との通信が途絶えてからは、耳にする人の声はカウントダウンの数字の読み上げ、人間の感情の通っている会話がなくなる。これがサスペンスを盛り上げている。それと同時に、剣豪と剣豪とが最後の試合に臨まなければならなくなっているような緊迫も生まれている。ここらへんたまらない(逃げ出すんなら、何も本船爆破しなくても…、なんて考えてはいけない)。無機的な宇宙船と、ヌメッドロッとした有機体としてのエイリアンの対比の映画、と思っていたんだけど、そう単純でもないんだな。エイリアンのヌメッとした頭部は、ラストでは機械のツルッとした部分にまぎれている。破壊されたロボットは思いっきり有機体っぽく白い液を撒いてスプラッターやってる。無機物と有機物が対立しているようで、「向こう側」でつながっている気配もあり、それが本作の「安心できなさ」を生んでいる。あの星で見つけた構造体(エイリアンにかつて襲われた異星人の宇宙船と思っていいんでしょ?)、あれ構造物とエイリアンの巣とがつながってる「胎内」のイメージがあるのが不気味なんだ。その曖昧につながってる感じが、ノストロモ号の機関にまぎれるエイリアンを説得あるものにしており、この映画の不気味さを「向こう側」で醸している。けっきょく姿をハッキリ現わさないエイリアンを特徴づけているのはその歯であり、それが「捕食」という生命維持行為を超えて「悪」のイメージも含んでいるのがちょっと不満。もっと「純粋な生命体」ならではの善悪を匂わせないイメージを生み出せなかったか。 【なんのかんの】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-06-16 09:54:23) 80.2012.06/09 鑑賞。何回目の鑑賞だろう。SF作品の佳作。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-06-09 22:26:13) 79.ジョーズやスターウォーズなどの影響がアリアリと、当時の流行に乗ったとも言えるが全く二番煎じに終わらない意欲作。洗練されたデザインと、全て見せないことでアンソロジーの生まれる余地を残した展開。マニアックさとキャッチーさのバランス感覚が抜群。細胞レベルで鳥肌モノです 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-07 04:30:20) 78.《ネタバレ》 1と2の2本柱のエイリアンですが、自分は1のほうが好みです。不気味さが半端じゃない。腹から幼生が出てくるシーンは当時の技術でもエグイ。閉鎖的空間で一人ずつ目に見えぬ敵に身内が消されていく恐怖は圧巻。ただやはり自分もエイリアンの成長の早さに違和感を覚えます。 【Jar_harmony】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-07-10 15:05:18) 77.《ネタバレ》 本作について素晴らしい点を身も蓋もない言い方で言うと「気持ち悪い」の一言である。それはスプラッターホラー映画の様な、「内臓がデロデロ飛び出して気持ち悪い」とか、「血がビュービュー出て気持ち悪い」とかとは違う、謂わば「ヌメッとした気持ち悪さ」、そういう気持ち話悪さでこの映画は満ちている。それはゆっくりと開くエッグチェンバーであり、顔にへばりつくフェイスハガーであり、腹を突き破って奇声を上げるチェストバスターであり、体液を飛ばしながら暴れるアンドロイドのアッシュであり、言わずもがな成体となったエイリアンである。 その気持ち悪さは性行為の気持ち悪さに通じるものがあると思う。行為自体は勿論ロマンチックなものであるが、とどのつまり粘膜や内臓の触れ合いである。その感触がこの映画に気持ち悪さを感じる根本的な原因であるのだろう。 またエイリアンの造形が男性器のメタファーというのは有名な話だが、そう考えるとこの映画は男性器そのものに襲われるストーリーである。それまでもドラキュラや狼男など、男性性が恐怖の対象として捉えられることは良くあったが、男性性ではなく、もっと直接的に男性器そのものに襲われる恐怖を描いたのだとするとこれは画期的だろう。またエイリアンのデザインに携わったギーガーがとんでもなく良い仕事をしてしまった。だから今観ても矢張り気持ち悪いし、恐ろしい。 個人的にこの映画が好きなのは、映画が始まって暫く誰が中心のキャラクターなのか描かないことだ。結局はリプリーが主人公になる訳だが、彼女の顔は特にアップで映されることなく序盤はずっと進む。つまり誰が死ぬかわからない恐怖感が常にある。主人公がリプリーとなってからは、彼女の女性としての強さに惚れ惚れする。彼女は機械にも強く、船長に対しても毅然と自身の意見をぶつけ、論理的に行動する強い女性だ。これは常に泣いているもう一人の女性乗組員ランバートとの対比から明らかだろう。そんな彼女が男性器のメタファーに対し立ち向かい勝利するのだ。本作は優れたホラー映画であり、女性映画でもあるのだと思う。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-11-22 02:38:17) 76.宇宙船っていう時点であまり実感がわかないけど、孤独な空間での恐怖ってのがワクワクした。 【no_the_war】さん [DVD(吹替)] 8点(2010-03-28 01:05:33) 75.あのお腹から出てくるシーン,忘れられません.2作目と比べると地味ですが控え目な作りが効果的です. 【noji】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-07-18 08:54:13)
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