みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
45.《ネタバレ》 そして父になるというだけあってほぼ父親オンリーの目線だったのはやむ無しなんですが、母親役演じた尾野真千子、彼女の感情表現と意思表示がすごく薄く弱すぎたように感じます 行き違いの子供が存在すると知ってもっと発狂したくなったりしないもんなんだろうか(女として母として) それにこの事態について彼女が どう思い どうしたいのかが見えてこなかったことに弱さを感じた ただそこに焦点を当てていたならきっともっと話は深く暗く重く醜さも増していただろう そう考えると父親役福山のイメージ同様 さらっとあっさりした感じに父親目線オンリーで撮られていたことが実はすごく正解だったのかもしれない 後味悪くなかったで候、そしてリリー家は子供からしてみれば パラダイスのような素敵な場所であった候。でも野々宮家に譲ろうとされかけてた男の子(名前忘れたケイ太くんじゃないほう)はかわいそうに少し哀れに感じてしまった 結果、元のさやに収まりそうでよかったかなと思えた候、そしてちゃんと斉木家の子供になる候。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-05-14 21:37:55) 44.自分は幼い頃母が離婚し、しばらく伯父の家で暮らしていた。当時伯父を「おとうさん」と呼んでいたのだが、小学校に入学する前、本当はお父さんではないと告げられ、母と別の場所に引っ越すことになる。やがて母は再婚し新しい父親ができた。その後成人になり伯父が経営する会社に入ったのだがお互い憎しみ、罵り合い、結局会社は辞めた。新しい父親は決して愛想はよくなかったが今では酒を一緒に飲みに行くこともある。実の父親の顔は全く知らない。まあ、親が途中で代わっても何とかなるものだ。ただ、できることなら本当の両親と普通に暮らしたかったと思う。ご両親と何事もなく育ってきた方はそれが実はすごく幸せなことであると思ってほしい。 【イサオマン】さん [地上波(邦画)] 6点(2015-05-04 08:49:28) 43.「良かったよ」という方がいたので観てみたが、テンポが合わずイマイチだった。 テーマは面白いんだけどね・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-04-11 23:10:48) 42.福山が言った。両方引き取らせてほしい。というのは相手を考えていない言葉ではあるが誰もが思うであろう許される言葉でもあると思う。 【東京ロッキー】さん [地上波(邦画)] 7点(2015-03-11 14:58:26) 41.福山雅治が熱演する冷たい主人公にも共感するところが多く、思わず今迄の自分の父性を振り返ってしまいます。子等とじゃれ合うシーンにぎこちなさを感じますが、結構涙腺の緩む作品でした。 【ProPace】さん [地上波(邦画)] 8点(2015-02-17 22:28:48) 40.淡々と描かれていましたがが、自分の身に起こってしまったらどうしたらいいかと考えただけで恐ろしいです。キャストですが尾野真千子と真木よう子の役どころを逆にしたら同なのかと鑑賞中ずっと考えてしまいました。 【HRM36】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-02-16 09:55:08) 39.《ネタバレ》 最近観た八日目の蝉と通じる部分がある。大人の1年と子供の1年では体感する長さが違う。大人にとってはあっという間に1年と感じるが、子供にはようやく1年と感じる理由は、新しい経験らしい。なので、6歳の子供にとっての6年はちょっとやそっとじゃ変える事ができないくらいの長い時間である。さて、この映画以上の事から考えると、やっぱりなというエンディングを向かえるのだが、子供にとって本当に良いのは、生みの親か育ての親かという部分と、都会で育つか田舎で育つかという2点の疑問を投げかけている。田舎で育てば、楽しく元気に育つかもしれないが、いい就職口が見つからないかもしれない。逆に都会で育てば、受験や塾ばかりで楽しくない学生生活でも、いいところに就職できるかもしれない。親にとってはいいところに就職してほしいと願うが、それが子供にとって本当に良い事なのか?いろいろと考えさせられる映画でした。 【シネマファン55号】さん [地上波(邦画)] 7点(2015-02-10 15:12:46) 38.子供を育てることが何か、を考えさせる作りだろうか。 ピアノの伴奏がちょっと哀しく響く映画。物語に集中しきれなかったのが多少残念だが、それはもしかすると、エリートサラリーマンの描き方が単一的だったからかも。 終わり方も、まあ理解できる。 【simple】さん [地上波(邦画)] 6点(2015-02-08 20:01:27) 37.《ネタバレ》 いろいろ考えさせられる映画でした。子供を持つ親ならなおさらでしょう。親とは?子供とは?血縁とは?どれも正しい答えはなく、それぞれの判断に任されるという現実。それにしても、銃で撃ち合いごっこをするシーンなんかみてると子供は、無邪気でいいなと思う。それがどうして年を重ねると、枠組みを作り、その概念のもとで判断してしまうようになっていくのかと不思議に思いました。映画のテーマとしては、「血縁」や「DNA」なのでしょうか。それとも、狼になった少女なのでしょうか。一体、人間の本能は何を求めて生きているのでしょうか。社会の枠組みや、倫理観なんて超えてほしいとも思うこともありますし。赤子を取り違えるという一つの過失から、普段考えることがないことを考えさせられる映画でした。 演出が、全体的に静かにできていて、とても見やすい映画でした。 【杉下右京】さん [地上波(邦画)] 6点(2015-02-08 02:39:54) 36.主役の福山さんが美しくカッコ良過ぎて、、、。前半のスーツで高貴で嫌味な感じは合ってたけど、後半の家パパが似合ってないったら、カッコ良過ぎて。ソファで眠る姿には心奪われてしまうし参る(←ファンではない)。作品としては是枝監督らしい自然体な作りで、私は好きでした。私自身は子供がおりませんが、ちょうど取り違えのドキュメンタリーを観たところだったので、感情移入もやや出来ました。もう少し幼い頃に解ればもう少しスムーズに交換できたかもしれませんね。福山さんが子供の立場も親の立場も担っていて重要なポストでしたが、美しくカッコ良過ぎて、、、(頭から繰り返し) 【movie海馬】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-01-22 14:53:34) 35.壊れたおもちゃを直してくれる父親ってサイコーやな。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-01-15 22:03:58) 34.《ネタバレ》 はじめての週末交換によって野々宮マンションにやってきた野々宮実子リュウセイを囲んで、初めての本物の家族3人でのミズイラズの夕食。メニューはすき焼き(一方斉木家は餃子)。リュウセイは育ちが悪いから、箸を上手に持てないので、リョウタはさっそく箸の持ち方を指導しだす。まるで斉木家の卑しさを毒抜きするかのように。そのときのみどりの表情も見逃せないんだが、その日の夜、リュウセイはなんとbathで箸の持ち方を練習しているのだ。ひとりで。 僕がショックだったのは、リュウセイが箸を素直に練習していることの切なさよりも、この日の夜なのにリュウセイがひとりでお風呂に入っていたことだ。この時点で、子の交換が成功なんか絶対しないことを僕は予感させられた。 リョウタとケイタの木漏れ日の追いかけっこのラストシーンは、どうも僕には蛇足だった。無くてはならないシーンだろうけど、ちょっと福山カッコよすぎたか。衣装がキャンプ仕様であったが、似合ってしまっている。もっとダサダサのアウトドアで髪型ボサボサで無精ひげくらいのほうがいいだろう。イケメンの皮を脱いで汚れてこそ福山は父になれる。 いよいよ完全に交換することになり、両家族そろって河原遊びをする(そのときの集合写真が映画のジャケット写真になってる)。みどりと斉木妻ゆかりが、ふたりきりで散歩しながら会話しているシーン。この時の二人の会話と、ゆかりの行為に、僕はポタポタと泣いた。 【no_the_war】さん [ブルーレイ(邦画)] 9点(2015-01-08 00:35:16) 33.《ネタバレ》 どちらも悪くないし解答がでてこないストーリー。 嫌いではないです。子供が一番辛いですね。一番いいのは一年単位で田舎に遊びに行く的なやりとりが一番なのかなぁ。 【とま】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-12-29 12:36:01) 32.《ネタバレ》 最近(2013年)、生まれて60年を過ぎてから病院で「取り違え」が生じていた事が話題になっていたので、いつか見たいと思っていたこの作品を見た。 個人的には家族に「血の繋がり」は関係ないと思う。 「家族」というのは一種の共同体。 例えば養子。 血のつながりが無くとも、引き取る側が「家族」、引き取られる側が「家族になりたい」と言うならそれで家族だ。 「サザエさん」というアニメがあるが、あそこに婿として磯野家に納まっているマスオという男がいる。 この男もサザエと出会う前は「赤の他人」だった。 それがサザエを愛し、子供をもうけ磯野家に迎えられた・・・。 このように家族とは「別の血を流す者どうしが心で結ばれる」事で出来上がるのだ。 そこに子供がいなくともだ。 サーカスなら曲馬団どうしの絆、村なら村ぐるみの絆・・・「人類みな兄弟」という言葉は当たり前の考えとさえ言える。 「義弟」やら「義母」ならいくらでもなれるワケだし。 ただそこに心の通い合いが無い家族は家族とは言えない。それだけは確かであろう。 だ今回の件は事情が少し違う。 「親は誰?」という話。 産みの親が亡くなっているなら育ての親の元でそのまま暮らせるが、今回は産みも育ても健在と来たもんだ。 実にありふれたテーマ、実にシンプルかつ複雑な話。 親の心と子の心の違い。 男と女の心の違い。 そこら辺をシビアに描いたからこそ、この作品は評価されたのだと思う。 むしろこんな時代だからこそ、改めて普遍的なテーマに挑んだからこそ良いのだ。 一番良かったと思うのが、子供が産みの親の家に「戻る」というところだ。 親にとっても子にとっても複雑な心境、居心地と嫌悪感、ただそれが慣れれば・・・。 ラストの「父になった」結末は中々考えさせられる幕引きだった。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-16 21:38:33) 31.《ネタバレ》 子供がもうちょいかわいければ・・・。 なんだかどっちの子も好きになれず感情移入しづらかった。 まあ人の家の子なんてかわいくないか。 という、客に感情を沸かせるのすらも演出なのかも。 そんな状態で子供を交換して育てていくんだもんなぁ。 【虎王】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-11-13 20:49:36) 30.《ネタバレ》 野々宮家、斉木家どっちも当たり前に存在する家族なんですが、中心は野々宮家ですね。 母親同士はお互いの気持ちが理解できるので日増しに仲良くなっていく、しかし父親同士には対抗意識が見え隠れするんですね、特に野々宮父は子どもウケのいい斉木父がおもしろくないような感じです。 細かいことは気にしない環境で育てられ妹弟のいるりゅうせい君は自分の意思をストレートに出します、「なんで?」攻撃がよかったですね。ファミレスなんかで走り回るタイプです。 野々宮夫婦はりゅうせい君に好かれようとなんか無理してましたね。 「ミッション」と言われ素直に親に従う聞き分けの良いけいた君ですが、斉木家に行くのもお受験もピアノもパパに喜んでもらいたいからなんです、自分が好きでそうしたいからじゃないんです、かわいそうに。。。 どっちのお父さんも普通にいいお父さんですよ、ただけいた君は親に本音を晒さないので、父親としてはどこか隔たりを感じていたのかもね、そういう子供にしたのは自分なのに。 取り違えが判明した時の「そういうことだったのか」は思い違いです。 飛び出していったけいた君、初めて親に見せた反抗、抗議でした。 子どもを交換?何バカなことしてんのとずっと思いながら観てました、病院側の「取り違えの場合みんな交換します」ってあれはその場しのぎのいい加減なことですね。 これは子どもが親を成長させたハナシでした、子が親を育てるです。 子どもたちを交換するか否かがテーマじゃありません、とんでもないトラブルの中で野々宮父が父親に成長していくのが この映画のテーマです、だから子どもをどうしたという結果の無いラストなんだと思う。 子役がいいですね、大人も顔負けのなんかやたら演技の旨い子役じゃなくてよかったです なんといっても両家の設定と人物像やディテールの妙ですね、よくここまでリアルに描いたものです。これが高得点の理由です。 パジャマの上からきっちりハラマキだし、「バンドエイドのこと絆創膏て言うんだよ」はサイコーです。 【envy】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2014-08-27 15:54:51) 29.《ネタバレ》 建築、受験、ハーマンミラー、性格。重なる部分がこれだけあれば、心に響くに決まってる。 【aimihcimuim】さん [ビデオ(邦画)] 10点(2014-08-06 01:09:11) 28.《ネタバレ》 血か、はぐくんだ時間か。子供が生まれた時から親になるのではなく、子供に親にしていってもらうんだ。父が出した結論は共感できます。ただ、本当につらいのは(子供たちが)これからなので、少々消化不良で一面的かと思う。 【ラグ】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2014-07-13 21:01:33) 27.《ネタバレ》 とても話題になったこの映画を遅れてみる機会があってとても良かったです。 福山さんはこういった機械的?少し冷たい理系の役が上手いですねえ。 それよりリリーさんと真木ようこ、いいなあ。 子どもたちも好演です。 血と育ち・・永遠のテーマだと思うけど、これはそこに「取り違え」があるので 一筋縄では行きません。 良かったのは良かったんですけど、家庭的でざっくばらんな家庭が子供には いいんだというメッセージがちらついたのは少し一方的見方かな、と感じました。 実話?にしても・・です。 【AKO】さん [映画館(邦画)] 7点(2014-07-05 14:55:00) 26.《ネタバレ》 凄く良い映画ですね~。まずなによりも脚本が素晴らしい。血を選ぶのか、これまでの時間を選ぶのかって、正しいとか正しくないで判断出来ない、正解のない、割り切れないテーマを持ってくるわけですから。そんでまたそのテーマが人類普遍なもんだから、外国で好評だったのも頷けます。福山雅治、尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキー、みんな良い演技してたけど、でも子供たちの演技が一番素晴らしかったかも。とっても自然で、真に迫ってました。印象深いシーンは多いけど、カメラに撮影された写真を発見して涙ぐむシーンがやはりぐっときました。丁寧で、そして1シーン1シーン丁寧に撮られていて、ハード的にも巧かったですね。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2014-06-30 21:55:47)
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