みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.《ネタバレ》 ケン・ラッセル初めて観る人には「なんじゃ、こりゃ!」って感じでしょうけど、私が今まで観た中ではもっとも完成度というかケンちゃんの妄想と映像のバランスがとれている作品です。とは言え、股間にでっかい張型を生やした甲冑などは「あー、ケンちゃん相変わらずだよな」と思わず微笑んでしまいました。劇中登場人物がみんなアヘンチンキで完全にラリっているので、“ゴシックホラー”じゃなくて“ドラッグホラー”と名付けたくなるほどです。ガブリエル・バーンの悪魔的なバイロン卿ははまり役だったと思いますし、本作の演技が強烈な印象だったのでその後“ルシファー役者”としてのオファーが彼に来たのだと思いますよ。 【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-11-14 22:43:29) 5.《ネタバレ》 3年くらい前に観た作品。どうやらDVD化されていないようだ。 快楽、享楽が渦巻き、それがとても病んでいて、退廃的な雰囲気だったように記憶している。 快楽に溺れる憂鬱が描かれていたように思う。(欝は欝でも限りなく躁鬱状態!) 学生時代に難しいのを頑張って読んだ「エドガーポオ」の小説を思い出しました。 とにかく変な雰囲気が館の中を渦巻いていて、とても「変」な作品だった。 館の中には、これまた変な女性の人形があり、それがとても奇妙な動きをすることにより凄く変な雰囲気を放っている。あの人形は怪奇です。 変な作品! 登場人物みんなビョーキだ。 (もしかしたら、少人数で日常から閉ざされた空間の中で過せば、発狂して変な現象が起こるかも知れない。) 魔物が登場したと思うが、それも登場人物たちの幻想世界の住人なのかもしれない。 館の怪しげな美術品や装飾模様がそういった厳格を引き起こすのだろう。 あるいは館の陰に潜む妖精なのかもしれない。。 館は迷路のように歪んでいて迷い込みそうになる。 (しかし記憶が確かではないために、もう一度観てからでないとわからない。でも僕の記憶しているところだと、その館はとても変なふうに歪んでいた) 美しく毒々しい。快楽の向こう側にある狂気、憂鬱、退廃、これぞ「ゴシック!」といった感じだったと記憶している。(今観ると普通なのかもね) もしDVDがあったら再度観て評価しなおそうと思う。 この作品のDVDが欲しい!! 「アルタードステイツ」が「ドラックムービー」なら、この「ゴシック」も少し違った形で高揚感のある「ドラックムービー」「トリップムービー」だと、僕が個人的に思います。 ※決して面白いとかではないです。 【ゴシックヘッド】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2007-12-30 22:53:26) 4.どこの局だが忘れてしまったが、深夜に「真夏の夜のホラー」という特集をやっていて、それで見た。 最初は意味不明で何がなにやらさっぱりだったが、後々で調べた結果、ようやく意味を理解できるようになり、今となってはお気に入りの1本です。 映像が好きだ。ケンラッセル風の過激なカメラワークもかっちょいいのだが、何よりこの映画に漂う雰囲気だな。音楽もマッチしてると思います。 後半、メアリーが色んな「未来の出来事」を見せられてしまうシーンはキレイな映像でした。死体を燃やすシーンも幻想的で個人的には衝撃だったなぁ。 どこかの国ではこの映画を子供にも見せて、一種の「絵本」的な存在としてるとこもあるようです。ちょっとウソっぽいですがどこかの記事で読みました。 【座間】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-07-27 15:19:16)(良:1票) 3. 【虎尾】さん 3点(2003-12-12 23:04:46) 2.適当にレンタルしてはずれた映画。というより全然意味が分からず、答えを見つけようとしたら終わってしまった。 【フィャニ子】さん 2点(2003-05-15 13:22:31) 1.何がなんなのか全然分からない。理解不能である。全ての登場人物のやってることがわからない。ホラーというが全然怖くないし、完全にケン・ラッセルだけの世界だ。 【あろえりーな】さん 3点(2003-02-24 22:32:12)
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