みんなのシネマレビュー

知りすぎていた男

The Man Who Knew Too Much
1956年【米】 上映時間:120分
サスペンスミステリーリメイク
[シリスギテイタオトコ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-12-30)【イニシャルK】さん
公開開始日(1956-07-26)


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監督アルフレッド・ヒッチコック
キャストジェームズ・スチュワート(男優)ベンジャミン・"ベン"・マッケンナ医師
ドリス・デイ(女優)ジョセフィン・コンウェイ・"ジョー"・マッケンナ
ラルフ・トルーマン(男優)ブキャナン警部
ダニエル・ジェラン(男優)ルイ・ベルナール
ノエル・ウィルマン(男優)ウォバーン
キャロリン・ジョーンズ[女優・1930年生](女優)ジョーの友人 シンディ・フォンティン
バーナード・ハーマン(男優)アルバート・ホールでのコンサートの指揮者(ノンクレジット)
リチャード・ワーズワース(男優)アンブローズ・チャペル・ジュニア(ノンクレジット)
バーナード・マイルス(男優)ドレイトン
ブレンダ・デ・バンジー(女優)ドレイトン夫人
アルフレッド・ヒッチコック(男優)(ノンクレジット)
根本泰彦ベンジャミン・"ベン"・マッケンナ医師(日本語吹き替え版【BD】)
石塚理恵ジョセフィン・コンウェイ・"ジョー"・マッケンナ(日本語吹き替え版【BD】)
有本欽隆ドレイトン(日本語吹き替え版【BD】)
高島雅羅ドレイトン夫人(日本語吹き替え版【BD】)
魚建ルイ・ベルナール(日本語吹き替え版【BD】)
小川真司〔声優・男優〕ベンジャミン・"ベン"・マッケンナ医師(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
梓みちよジョセフィン・コンウェイ・"ジョー"・マッケンナ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田中真弓ハンク・マッケンナ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
福田豊土ドレイトン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
勝田久(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
寺島幹夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
徳丸完(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
加藤精三(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
池田勝(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
松岡文雄(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
藤本譲(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
加藤正之(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
沢田敏子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
竹口安芸子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
辻村真人(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
千田光男(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
村松康雄(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大滝進矢(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田原アルノ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
塚田正昭(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
平林尚三(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
丸山詠二(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田口昂(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作チャールズ・ベネット〔脚本〕(原案)
脚本ジョン・マイケル・ヘイズ
音楽バーナード・ハーマン
作詞レイ・エヴァンス[作詞]"Whatever Will Be, Will Be (Que Sera, Sera)"
作曲アーサー・ベンジャミン挿入曲"ストーム・クラウド・カンタータ"(Storm Cloud Cantata)
ジェイ・リヴィングストーン"Whatever Will Be, Will Be (Que Sera, Sera)"
主題歌ドリス・デイ"Whatever Will Be, Will Be(Que Sera, Sera)"
挿入曲ドリス・デイ"We'll Love Again"(ノンクレジット)
撮影ロバート・バークス
製作アルフレッド・ヒッチコック(ノンクレジット)
パラマウント・ピクチャーズ
配給パラマウント・ピクチャーズ
特撮ジョン・P・フルトン(特殊撮影効果)
美術ヘンリー・バムステッド(美術監督)
ハル・ペレイラ(美術監督)
サム・カマー(セット装飾)
衣装イーディス・ヘッド
ヘアメイクウォーリー・ウェストモア(メーキャップ・スーパーバイザー)
編集ジョージ・トマシニ
日本語翻訳木原たけし(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
その他C・O・エリクソン(ユニット・プロダクション・マネージャー〔ノンクレジット〕)
あらすじ
アメリカの医者ベン・マッケナ(ジェームズ・スチュアート)はミュージカル・スターだったジョー夫人(ドリス・デイ)と、息子ハンクを連れて、モロッコへ旅をした。 しかし、旅の途中に知り合った男が「ロンドンでまもなく政治家が暗殺される。アンブロ-ス・チャペル」とマッケナに言い残して殺されてしまう。 警察で事情聴取を受けるマッケナの元に入った一本の電話は、口封じのために息子が誘拐されたことを告げるものだった。 夫妻は最愛の息子を取り戻せるのか、また政治家の暗殺を阻止できるのか。

poppo】さん(2011-08-20)
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【クチコミ・感想】

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66.若い頃、「サイコ」とか見て面白いなとは思ったけど、21世紀にもなってヒッチコックというのは古びたものなんだという印象が強くなってしまったのは否めません。
きっと、こういう作品を教科書にして、三谷幸喜なんかは映画を作るんでしょうね。
でも、現在、娯楽として通用するかというと、もっと面白い映画は沢山あったりするんです。
先日も「裏窓」を見ましたが、またしても冒頭30分、何も事件が起こらないシチュエーション、もうウンザリです。
テンポも悪すぎます。
伏線を張り巡らせた脚本は私には計算されているのがわかりやすくて、逆に自然体に見えないんです。
この作品を最後に、ヒッチコックは卒業したいと思います。 クロエさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2021-05-07 16:39:54)

65.全てに納得いく話ではないが、音楽やフェイクで飽きずに見ることが出来るヒッチコック作品は素晴らしい。
シンバルを鳴らすところは印象的。 さわきさん [地上波(字幕)] 5点(2016-11-26 13:30:51)

64.みんなよー待っとったなあ。 ケンジさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-07-27 06:48:44)(笑:1票)

63.恨み言を1つ。スパイ氏は「アンブローズ・チャペルに…」と言い残して絶命するわけですが、これって「同氏(同教会)が自分の仲間だから、伝えてくれ」と言っているようにも聞こえます。少なくとも私はそう解釈して、その後の展開で大混乱してしまいました。「暗殺組織が先回りして〝なりすまし〟している?」とか、「教会の一室に本物の牧師の死体が放り込まれている?」とか。余計なことを考えず、素直にのめり込みたかったかなと。サスペンスものとしては傑作だと思うので、余計に残念。
ついでに言えば、邦題の「知りすぎていた」という日本語はまどろっこしい。原題の訳としても、「知りすぎた男」で良くないですか? 眉山さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-03-07 02:43:24)

62.導入部のミステリアスな展開に引き込まれて期待が膨らみましたが、物語が進むにつれてどんどんしぼんでいきました。ドリス・デイの「ケ・セラ・セラ」だけがいつまでも耳に残る映画です。 ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-09-10 21:14:56)

61.なんつーアッサリした巻切れ!!オープニングからメッセージを耳打ちされるまでは結構緊迫感あったのになぁ。それ以降がなんだかグダグダからのアッサリというか。まぁ当時の娯楽作品ではなかなか良かったんだろうなぁ。期待してたから余計に残念。 movie海馬さん [地上波(字幕)] 5点(2013-01-19 00:52:54)

60.トーキー初期作品をリメイクした本作は、音が明晰になった喜びが随所に踊っている。主に二つの音が重なること。次第に靴音が二つになったり、賛美歌に合わせた会話、銃声とシンバル、ケセラセラと口笛、などしばしば観客は耳を澄ます喜びを味わえる。一つのものが無理に二つに分けられる緊張と、二つの異なるものが無理に一つに合わされることから来る緊張。一つであるべき靴音が二つに分離していく驚きから、無理に二つに分けられていた母子が一つのメロディで重なっていくまで。本作や『北北西…』など、とにかく盛りだくさんにした作品がヒッチにはあり、『裏窓』のような集中していく作品よりは軽く見られがちだが、この満腹感もそうとうなもので、同じくらい好きです。 なんのかんのさん [映画館(字幕)] 9点(2012-12-25 10:04:03)

59.ヒッチコックお得意の巻き込まれ型サスペンス。
ストーリーは相変わらず粗さがあるけど、音を効果的に使った演出は見応えがあり。
奥さん役のドリス・デイはかわいいし、彼女の歌う「ケ・セラ・セラ」もうまい小道具代わりに。
カラーでとても観やすい、万人向けの娯楽作品。 MAHITOさん [地上波(吹替)] 7点(2011-10-10 08:07:33)

58.自作のオリジナル「暗殺者の家」をリメイクしただけあって、よくできた映画だ。サスペンスの緊迫したシーンと、ユーモア溢れる息抜きのシーンがほどほどにミックスされ、退屈せずしかも緊張感が途切れることなく引きつける。
またラストでは、本職の歌手ドリス・デイを起用した意味が遺憾なく発揮される。「ケ・セラ・セラ」は子どもの時からよく知っていた曲だったが、この映画のために作られたとは知らなかった。(無知) ESPERANZAさん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-09-01 21:27:53)

57.ヒッチコックの映画はもっと捻りがあるものだと思っていたが、これは全然驚くようなところが無かった。シンバルのシーン、階段のシーンなど緊張感溢れる演出はさすがだが、犯人側、マッケンナ夫妻側、それぞれの行動がお粗末に映る。成り行き任せというか…。あっ だからケ・セラ・セラなのかな…。それにしてもイマイチだった。 リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-08-22 19:31:49)

56.ものすごく個人的なことだけれど、まだ幼かった頃、映画好きな父に連れられて名画座でほとんどのヒッチコック映画を観てしまったことは私の悲劇だと思う。
本作にしても、今、観直してみたら、小道具使いや、序盤で張った伏線が後半できっちり結実している点や、はく製屋でのドタバタとジリジリするスリリングな展開の緩急など、ただならぬ演出の巧みさに唸らされる。
こういう事を感じ取れるほど成長していなかった当時の私は、ただドリス・デイの歌声の美しかったことくらいしか印象にない。
まぁしかし、3歳からピアノを習わせ、5歳でケストナーを読ませ、小学生で名画座通いをさせた私が、まったくそれらの体験を生かすことなく、ただの普通の人になったことが、父にしてみたら一番の悲劇かもしれない…などと思いながら楽しく再見した。 poppoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-08-19 11:26:44)

55.とにかく、シーンが次から次へとどんどん展開していくテンポ感・スピード感で、見ている側をグイグイ引っ張っていました。この時代のサスペンスって、シンプルなんだけど、サスペンスとしての面白さが凝縮されている、特にヒッチコック作品はそのように感じます。まるで江戸川乱歩の「二銭銅貨」に通じるものがあるように思えました。 ramoさん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-07-21 00:15:51)

54.ああ、もうしかしたらこうなるのかもな。こうなったら面白いな。
と、卓越したサスペンスの中で、その先の用意されているだろう「顛末」に期待が大いに膨らんでいく。
しかし、ストーリーは想定外に”ストレート”に展開し、“ストン”と終わってしまう。

アルフレッド・ヒッチッコックの作品を観ていると、決まってそういう感想を抱いて、「これでおわり?」と思いながらエンディングを迎える。

残念ながら、この作品もその例に漏れなかった。

ある幸福な家族が北アフリカでの旅の途中、「陰謀」に巻き込まれる。
最愛の息子をさらわれ、誰も信じられない状況の中、夫婦は自分たちのみで息子の奪還に挑む。
映画は北アフリカの情緒感の中から始まり、「何が起こっているのか?」というミステリアスな導入部分から途端にトラブルに放り込まれる感覚は、上質な緊迫感に溢れていたと思う。

ただやっぱりストーリーの展開に面白味が無い。
主人公たちがバタバタとトラブルに巻き込まれるばかりで、意外性や衝撃性がまるでない。
逆に、無駄にぐだぐだとした惰性のシーンばかりが目についてしまう。

五十数年前の映画に、現在でも通用するような“驚き”の提供を期待することは酷なことかもしれない。
でも、それが映画史を代表するサスペンスの巨匠の映画というのであれば、やはり期待はしてしまう。 鉄腕麗人さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-12-10 12:10:40)

53.「ハンク、もっと口笛を!」と叫びたくなる。昔一度見たきりですっかり登場人物やストーリーを忘れていたが、再見して、狙撃手の顔だけは覚えていた。実にインパクトある風貌だ。 きーとんさん [DVD(字幕)] 6点(2010-09-22 01:52:29)

52.最初に事件に巻き込まれる展開に無理が感じられ出だしからストーリーに入り込めませんでした。
全体として期待していたスリリングさ意外さもほとんどなし。
これだけ大きなことを企てる犯人グループが、拍子ぬけするほどあっけなく素人にやられていることがその象徴だと思いました。 午の若丸さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-06-02 21:50:10)

51.いや~、別に普通のサスペンスじゃないの? 真尋さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-05-14 21:57:35)

50.巻き込まれるだろうな、と知りつつずっと最初からドキドキの連続でした。ラスト近くでは涙も出るほど引き込まれました。無理なシーンもあったから(笑)、9点です。 HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-05-01 11:16:14)(良:1票)

49.ケ・セラ・セラ~ ドリス・ディの歌声に乗せられました。しかし思えば、モロッコで殺人事件に巻き込まれ、息子は誘拐され、というサスペンスになぜこんなあっけらかんとした歌なのか、子供との思い入れのある歌、でももうちょっとしっとりした歌のほうがいいんじゃないか、などと余計な思考ノイズが付きまといました。
前半は比較的ハラハラ系ですが、後半はユーモアも含みながらゆっくり進みます。剥製屋さんのシーンとか、友達が押しかけるシーンとか、よいですね。
暗殺シーンの前の緊張感がよく出ていて、見入ってしまいました。
最後は、現代人としては、目の前で男の人が階段から落ちて銃が暴発して死んだら、この子はトラウマになって辛い人生を送るんじゃないだろうかなどと心配してしまいますが、そんな心配はいらない時代だったのでしょうね。 しゃっくりさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-04-28 01:17:28)

48.冷酷非情さに欠けた間抜けさの目立つ犯人グループのせいで緊迫感が味わえず、親子の情愛もぼやけてしまいます。監督の小手先のテクニックの小賢しさが鼻につきます。一方で、ラストシーンに代表される上品なユーモア感覚は心地良く、2点にプラス2点です。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 4点(2009-10-12 20:50:56)

47.これを見るのは三回目ですが、いゃー実に楽しくて面白かった二時間がアッという間
でした。 白い男さん [DVD(字幕)] 8点(2009-06-24 23:42:21)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 97人
平均点数 6.42点
000.00% line
100.00% line
222.06% line
333.09% line
477.22% line
51515.46% line
61818.56% line
72626.80% line
81717.53% line
999.28% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.40点 Review5人
2 ストーリー評価 7.33点 Review6人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review5人
4 音楽評価 7.66点 Review6人
5 感泣評価 5.50点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

1956年 29回
オリジナル主題歌レイ・エヴァンス[作詞]受賞"Whatever Will Be, Will Be (Que Sera, Sera)"
オリジナル主題歌ジェイ・リヴィングストーン受賞"Whatever Will Be, Will Be (Que Sera, Sera)"

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