みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
193.この手の映画を久々に見ましたが、重厚で楽しめました。ただ、色々考えさせられて疲れました。ただ、内容自体は非常にわかりやすく描かれています。このあたりはさすがクリントイーストウッドです。一番わかりにくかったのが、ケビンベーコンがショーンで、ショーンペンがジミーなこと(笑) 【february8】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-08 21:34:45)(笑:1票) 192.私は、作り手はデイブに中心軸をおいて構成すべきだと思います。しかし、結局、イーストウッドは、幼年期に虐待を受け、多重人格的になりながら、必死に生きているデイブという存在を承認することができていないのではないでしょうか。、、、、、特に最後の二つの家族の対比はとっても酷い。法を犯しても家族を愛し、家族に安心を与える強い父親=ジミー、vs、強さを持たず、家族から信頼されない弱い父親=デイブという対比です。これは典型的なカウボーイの価値意識といってよいでしょう。私には、ジミーの顔が、イーストウッドの顔、そしてGWブッシュの顔にタブって見えました。、、、、、ハリウッド的定番のハッピィエンドではないところに渋さを感じさせますが、実は、ハッピィエンドではない欲求不満を、伝統的家族観、父親像の提示で解消させており、それはアメリカでは少なくない愚民観客を、巧みに保守的思潮に誘導することを意味しているように思われます。さすが、政治家クリント・イーストウッド。 【王の七つの森】さん 5点(2005-02-18 11:33:49)(良:1票) 191.サスペンスの要素を感じられない・・・ダラダラと長くて最後に何か1発逆転のドンデン返しがあるかと期待して見ていたんですが、たいした落ちをなく・・・・ 私には解りません。 【映画坊主】さん 2点(2004-12-05 01:54:59)(良:1票) 190.映画化を知る前に、原作を読んでいました。素晴らしい作品で、とても印象深かった。映画はとても忠実ですね。原作の世界を壊さずに、きちんと筋を追っている。でも言い換えれば、映画にした意味は何? この程度の映像なら、私にだって想像出来る。「映画ならでは」という所がひとつもなく、オチを知っている人間には退屈な映画でした。ジミーをショーン・ペンが演じると聞いた時は、「合わない!」と思いましたが、思ったよりずっと良かったです。さすが演技派! シレストもデイブもハマり役。アナベス演じたローラ・リニーはミスキャスト。私にとっては意味の無い映画でした。 【ともとも】さん 5点(2004-08-03 19:29:15)(良:1票) 189.川の流れがそうであるように、時間の流れもまた不可逆なもの。 起きてしまった出来事は、もう2度とやり直すことは出来ない。 人生はその連続だ。間違いのない人生を送る者などいないだろう。 だから私は、「ミスティック・リバー」の登場人物たちの人生に共感する。 彼らは、そうせざるを得なかった。私はそれをただ受け止めた。 善悪で裁くことは、敢えてしない。 取り返しのつかない過去は、誰の中にもある。できることなら私も、その 淀んだ暗闇を川の底深くに沈めてしまいたいと願う。 それは弱さだろう。目を逸らさずに真直ぐ見つめたい。 【337】さん 8点(2004-07-21 18:59:50)(良:1票) 188.監督と俳優の著名度がアカデミー賞と好レビューを引き寄せた感のある作品。ショーン・ペンとティム・ロビンスの名優ぶり(この作品じゃなくてもいつでも名優だけど)以外はB級もいいところ。日本では「劇場未公開」でビデオ(DVD)発売のみされるサスペンスによくあるような内容。深さも芸術性もなく、とにかく全てが中途半端。主役級3人の友情関係然り、真犯人の追及の仕方然り、ローラ・リニーの後妻&継母の心情の表し方然り…。ケビン・ベーコンの奥さん役なんて、何のためにあるのかわかりゃしない。DVDにケビンとティムの音声解説があったので聞いてみると、2人とも、「原作を読んで役作りができた」と言ってた。そうでしょうそうでしょう。あんな脚本オンリーじゃ役も作れないよ、ほんと…。それにしてもレンタルDVDでよかった。買ってたら叩き割ってしまうところでした。 【ろこもこ・らいす】さん 4点(2004-07-16 15:11:56)(良:1票) 187.観終わったあとにこれだけ余韻が残る映画は観たことがない。2時間の中に詰め込まれた3人のそれぞれの人生の縮図。濃密な人間の内面で魅せていくストーリー。極上の大人の映画だなと感じました。映画が好きで観るようになってからまだ5年足らずの自分ですが、本当にこの映画はすごいと感じることができ、映画の素晴らしさに感謝したい。子供の頃は毎日と言っていいほど遊んでいた友達なのに、いつの間にか疎遠になった経験は誰もが持っているもの。その3人が事件を通して繋がり、絡まり、もつれ合う、大人になってしまった3人は決してあの頃のように無邪気な関係を築けない。このもどかしさがひしひしと伝わってきます。人間にはやはり運命があり、それを受け入れて生きていくのが大人。それを受け入れて生きてこうと思ったときから人は子供ではなくなる。人間は頭が良いがゆえに自分の居場所が判らず、存在意義を求めて日々苦しみます。自分の人生100%満足している人なんてまずいない。なんだか悲観的なことしか書いてませんが、言いたいことは人生とは痛みさえも抱えながら川を泳ぎ続け、一瞬の呼吸の時にどんな顔が出来るかだと思います。もがいてもがいて、もう泳げない、このまま沈んでしまう…と思っても力を抜けばプカプカと浮かんでしまうことはもがいて苦しんだ人しか判りませんよね。今までいろんな人から贈ってもらった大切な言葉をこの映画を観ることでさらに大切にしようと思えました。人生の道標です。 【ちーた】さん 10点(2004-04-13 17:47:01)(良:1票) 186.この作品、何が言いたいの? ”家族の為なら、間違って人を殺しても構わない”てか? CMでは「この映画は泣けます!」とか言ってたけど、少なくとも”泣ける”ようなシーンは無かったと思う。はっきり言って、アホな映画です。 【Φ’s】さん 3点(2004-02-13 12:55:45)(良:1票) 185.アカデミー候補と聞いて期待して観に行ったのが間違いだったのか、最後は脱力感だけが残りました。ショーンペンは、演技が大げさで臭すぎます。ラストの、あのしょぼいパレードのシーンは何だったんだ。意味わからん。ケビンの妻とのエピソードは全く不要で、これも意味わからん。娘殺しの謎解きも、しょぼくて、肩透かし。カメラも照明も並以下、テレビドラマ並み。監督の力量。すべてが中途半端。これは、俳優の演技の成熟度を確認する映画です。ケビンだけが、救いでした。 【ひでぼん】さん 3点(2004-01-18 22:08:08)(良:1票) 184.静かに、重く、そして切ない。ちょっとでも触れると破裂しそうな緊張感の中、3人の主人公の物語が進行していく。過去の"事件"も相まって、ラスト近くになると見ているこちらまで緊張感に包まれる。ただ、ちょっと難しいかな。 【Andy17】さん 7点(2004-01-10 20:10:48)(良:1票) 183.夫を信じた妻と信じきれなかった妻の対比が切ない。 【TERU】さん [DVD(字幕)] 6点(2023-10-04 21:53:58) 182.人間ドラマとして完成度高くよく出来た映画。 娘を殺した犯人とは...サスペンスな展開からいつからか歯車が狂い最悪の結末へ。十字架を背負う男3人の苦悩、怒り、後悔が重く包み込みこまれる。なんといっても役者の演技力は最高に光った。 イーストウッドには敬服します。 【mighty guard】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-10-13 09:26:05) 181.重厚そうに見えてあまり中身のない映画。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 2点(2014-10-04 12:05:01) 180.後味の悪さは強烈です。世の中の理不尽さがテーマならよく伝わります。出来のいい映画だと思います。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-01 19:59:20) 179.デイブかわいそうすぎる。この結末はリアリティがあって良いとおもう。 【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-07-02 23:44:26) 178.社会の不条理をこれでもかと見せ付けられるクリント・イーストウッド監督渾身の力作…、とだれかが書いてたけど、ほんとにその通りだと思った。圧倒的な空気感です。音楽がほとんどないのに、得体のしれない通奏低音が鳴り続けているような不思議な感覚です。人間の不条理や狂気の連鎖、憎しみの伝播?そういうものが最初の性犯罪から始まって、人の社会はこれを断ち切ることができないのだ。そしていつも取り返しがつかないところにまで進んでしまう。要するに救いがないのだ。そう考えると、不満が残ったこの映画の終わり方もすこし受け入れられるような気がしてくる。みんな病んでいる。いちばんまともに見える刑事さえ、妻の無言電話にどう対したらいいのかわからない。そして真犯人は人々の予想もつかぬところに見つかる。予想もつかない悪意や憎しみが人間の社会には潜んでいるのだ。この物語の終わり方をどうすればよいのか、イーストウッドにもわからなかったのだと思う。唯一示された救いは、最後に刑事が自分から先に心を開き、妻が電話の向かうでやっと口をきいた…ということくらいか。 【柚】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-06-22 21:14:03) 177.映画なだけに出来事は極端にしていますが、これはよくある人間模様の縮図だと思いました。 変な例えですが、ジミー=じゃいあん、ショーン=スネ夫、ディブ=のび太 と感じてしまった次第です。 結局、スネ夫的ポジションが一番無難な人生。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-12-23 18:00:23) 176.昔観たけど、どんな映画か忘れてしまい、ちょうど放送されていたので二度目の観賞となりました。う~ん…。終わってしまえばシンプルなストーリーなのですが、ショーン・ペンのとりまきの二人とか、余計な登場人物が多く、観ていて疲れが出てきます。如何にもイーストウッドらしい、はっきりさせないエンディングが観ているこちらに印象を薄らげているように思います。 2016年7月、3度目の鑑賞。ティム・ロビンスが可哀想。子供の頃のトラウマをひきづる心境、感情移入してしまいます。 彼の吸血鬼を思い浮かべるシーンが胸を打たれます。 過去にレビューしたのも忘れていましたが、いい映画だったと思います。 今回6点から7点に上げました。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-03 02:02:30) 175.社会の不条理をこれでもかと見せ付けられるクリント・イーストウッド監督渾身の力作。役者陣の演技も素晴らしく大変見応えがあります。ただ名優揃い踏みの中ケビン・ベーコンだけ存在感が薄かったような。 【キリン】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-01-27 00:15:49) 174.非常に重苦しく後味の悪い嫌な映画だ。米国社会の醜さが象徴されている。あのラストのパレードは何だ。デイブはなぜ殺されなければならなかったのか。こういう映画が賞になってほしくない。ヒューマンドラマと思ってみたのが間違いだった。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 2点(2012-08-13 06:57:23)
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