みんなのシネマレビュー

精神

2008年【日・米】 上映時間:135分
医学ものドキュメンタリー
[セイシン]
新規登録(2009-08-12)【のび太】さん
タイトル情報更新(2009-10-24)【にじばぶ】さん
公開開始日(2009-06-13)


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監督想田和弘
撮影想田和弘
製作想田和弘
編集想田和弘
録音想田和弘
あらすじ
外来の精神科診療所「こらーる岡山」には、年齢も性別も症状もさまざまな人々が通ってくる。自殺未遂を繰り返す人もいれば、何十年も病気と付き合い自らの哲学や信仰、芸術を深めていく人もいる。さまざまな心の問題を抱えた人々の精神世界を照らし出しながら、現代に生きる日本人の精神のありようを克明に描き出していく。

のび太】さん(2009-08-13)
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【クチコミ・感想】

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6.観察映画というだけあって、とても静かな作品ですが、語られる内容は壮絶です。精神病のことをよく理解していなかったので、とても衝撃を受けました。ドキュメンタリーとしては途轍もないクオリティではないでしょうか。ただ、映画としては盛り上がりに欠けますかね…こういうことを言っちゃいけないのかな?あまりにも眈々としているので、途中で飽きてきてしまうのです。重たい題材を取り上げていながら映画としての盛り上がりもきちんとあるドキュメンタリーはありますので、あまり無礼なことを言っているという認識はありません。おそらく監督は、エンタメ性をあえて捨てているのでしょうが、他の作品を見て確信を得たいと思います。 カニばさみさん [DVD(邦画)] 5点(2013-09-16 13:13:48)

5.ちょっと視点を変えて。精神病。わたしは肉親に分裂病者がいます。要するにそういうことです。
まったく客観的に観客の立場ですると、ドキュメンタリーというのは、(普通のつくりものの映画作品もマッタク、同じですけども)できるだけスキャンダラスであって欲しいわけです。(だって、おもしれーもん!)だから、それ以上でもそれ以下でもないわけで。その作品のなかで、何か、思想をもとめる?芸術性?とかっていうのはとんでもない、大間違いなのです。精神病は芸術でも偉くもアタマいいでもすごいでもなんでもない、ことはチョット考えればだれでもわかることで。たとえば、精神分裂病に限って言えば、神に誓って、間違いなく、単純にこれは”脳にできた傷”です。足にできた傷とまるっきり同じものです。だってクスリの力をかりずに、実際”幻影”妄言”を体験してしまうんですから。単純に病気なんです。だからそこに、当然、思想や芸術は介在しません。このことは以外に大間違いされている方が大勢いるので、こういうことを書きました。同様に、あたりまえですが、暗さや貧困や戦争や孤独や不幸や病気や宗教や精神病は芸術や思想とはマッタク関係ありません! ねこやいぬが確実にねこやいぬであるのと同様に精神病は確実にあります。 男ザンパノさん [映画館(邦画)] 6点(2010-03-21 01:21:40)

4.広い意味での精神病(統合失調症を含み、神経症、うつ病、PTSDなどのあらゆる精神疾患)患者の、診察風景や病院内での様子を、「観察」と称して患者の顔にモザイクもかけずに撮りあげたドキュメンタリー。

その赤裸々な内容は、監督自身が主張している通り、「健常者と精神病者との間のカーテンを取り払う」という意味における意義は果たしているかとは思うが、それ以上に、結局は精神病者を特異な素材として扱ってしまい、逆に精神病者に対する偏見をも増幅させてしまったのではないだろうか。
その功罪たるは、十分に話題性があるものの、監督自身の真の意図が何だか曖昧なのではないか?とか、単に好奇心を満たす為だけに撮ったのでは?と疑念がわいてしまった。
実際に、映像の中でも、患者が逆に監督に対して「この映画の意図は何ですか?」と質問もしていた。

監督は、「観察」映画と考え、余計なナレーションや恣意性を排して、ひたすら精神病者という被写体をカメラにおさめたのだろうが、それが当の精神病者にとってプラスになっているとは言い難い気がした。

観ている観客が、精神病者に対して十分な知識を持っている人ばかりなのなら、この撮影スタイルで問題はない。
しかし、「健常者と精神病者との間のカーテンを取り払うのが目的」と明言している以上、精神病について啓蒙する様なナレーションを効果的に入れる必要性があったんじゃなかろうか。
観ている者が、精神病に関して素人だったとしても、偏見を増大させることなく安全にこの作品を観ることができただろうに思う。

「ありのままを映像で見せる」ということは、他の題材に関してなら有効だろうが、殊に“精神病”に関しては、この上なく危険なスタイルであると言わざるを得ない。

しかしながら、医療に従事する私としては、個人的に非常な関心を持って観ることができたし、新たに知ることができた一面もあったので、全くもってマイナスなドキュメンタリーだとは思わない。
マイナスな要素と、色んな意味でのリスクを伴った、その功罪の是非を問うべき問題作であろう。 にじばぶさん [映画館(邦画)] 7点(2009-11-29 19:10:13)

3.月並みな言い方ですが、映画全体が優しさで満ちていました。想田監督のいう所謂、"カーテン"の向こう側をありのままに映しただけで価値があると思います。この映画を観た人によって、その感想は異なるかもしれませんが(そういう撮り方をしているので)、精神病にかかっている人の"そのまま"を観たという事には違いない。精神病患者を知るという意味で、この映画を観たことは無駄にはならないと思います。
ただ個人的にはいらないと感じたカットが多々あったのが惜しいです。(女子高生とか、女子高生とか、女子高生とか……) 民朗さん [映画館(邦画)] 8点(2009-09-23 23:36:06)

2.当然、「すべての些細な事柄」を意識したと思うが、延べ30日約70時間分の撮影で、この素材を取り扱おうとするのは思い上がりも甚だしい。診察風景、赤裸々な本人の語り、制度への不信・不満と、一つ一つが断片的で表面をなでているにすぎない、凡庸な映像集。一般の方向けの啓発的なドキュメンタリーとしての意義は認めるが、それなら30分にまとめてNNNドキュメンタリーにでもすればよい。比較するのも申し訳ないが「すべての些細な事柄」が100分であれだけの世界観が広がっているのに、これは、135分も座らせて、何も残らない。監督自身がこうした世界に触れたことがないゆえの、ロッキングチェア的な視点からつくったものだろうか。それにしても、あれだけ赤裸々に語ってもらうと、関係者も存命中で、傷つく人もいるだろうし、そうした配慮はできているのだろうか…そんなことまで、気になった。 みんな嫌いさん [映画館(邦画)] 3点(2009-09-20 22:47:56)(良:1票)

1.すごい衝撃を受けました。私はこの映画の舞台になった岡山県出身で、さらに「こらーる岡山」から半径1Kmのところにある高校に通学していましたが、まさかこんな近くに精神病院があるとは思ってもいませんでしたし、こんな出来事があったことに驚きました。
精神病患者が普通に生活していることをこの映画によって初めて実感しました。精神病患者に社会がカーテンを張っていると映画の中で説明していましたが、たしかにそうだと思います。違うと思っていても、この映画を見ると精神病患者に対してある種の偏見を抱いていたことが分かります。
精神病患者とはどのような人たちなのかというところも重要なポイントですが、一番わかったもらいたのは彼らは普通に社会で暮らしているということです。 のび太さん [DVD(邦画)] 10点(2009-08-13 22:31:03)

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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.67点
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