みんなのシネマレビュー

幽霊紐育を歩く

Here Comes Mr. Jordan
1941年【米】 上映時間:94分
コメディファンタジーモノクロ映画スポーツもの戯曲(舞台劇)の映画化
[ユウレイニューヨークヲアルク]
新規登録(2004-10-12)【へちょちょ】さん
タイトル情報更新(2012-06-27)【M・R・サイケデリコン】さん


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監督アレクサンダー・ホール
キャストロバート・モンゴメリー(男優)ジョー/ブルース/マードック
イヴリン・キース(女優)ベティ・ローガン
クロード・レインズ(男優)ジョーダン
エドワード・エヴェレット・ホートン(男優)メッセンジャー7013
ジェームズ・グリーソン(男優)マックス・コークル
リタ・ジョンソン(女優)ジュリア
ロイド・ブリッジス(男優)天国のパイロット(ノンクレジット)
原作ハリー・シーガル
脚本シドニー・バックマン
シートン・I・ミラー
音楽モリス・W・ストロフ(音楽監督)
フレデリック・ホランダー
撮影ジョセフ・ウォーカー
製作コロムビア・ピクチャーズ
配給セントラル
美術ライオネル・バンクス(美術監督)
衣装イーディス・ヘッド
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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2.《ネタバレ》 「天国から来たチャンピオン」の元ネタ作品でほぼほぼ忠実にリメイクされています。 ベルベット・ボイス vs ハスキー・バリトンボイス 滋味深い「無冠の帝王」ジェームズ・メイソンと威厳と茶目っ気が同居する「元祖 無冠の帝王」クロード・レインズは甲乙つけられなく、二人が37年の時を経て同じ人物を演じている事が何とも感慨深い。 その他でも大きな差は無く、運命のほろ苦さを現した傑作の元ネタも傑作であり、リメイクにおいてウォーレン・ベイティがオマージュを捧げている事が良く分かる逸品です。 The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 9点(2021-03-29 13:21:22)

1.《ネタバレ》 コレは正にハリー・シーガルの奇想天外な着想に基づく原作の、先を読ませぬ語り口の上手さで最後まで押し切ったのが第一の勝因だろう。兎に角面白い!コロムビアという映画会社はキャプラを筆頭として、ソフィスティケイト(洗練)されたシチュエーション・コメディに抜群の手腕を発揮するのが持ち味だったが、本作もその良き伝統を見事に受け継いでいると言える。この場合は誰に乗り移ろうと観客にはロバート・モンゴメリー扮するジョーのままなのに、劇中の登場人物たちには全く別人(乗り移られた人物)にしか見えないという対応のチグハグさが何とも言えぬユーモラスな味となっている訳だ。従って不幸にしてココでノれないような方には全然面白くはなかろう。ドタバタ喜劇とかがお好きな向きにも全くオススメできないし、するつもりもない。さて、第二の勝因は脇役たちの滋味掬すべき好演。特に天国の係官ジョーダン役のクロード・レインズ、ボクシング・マネージャー役のジェームズ・グリースン、ジョーダンの部下役エドワード・エヴェレット・ホートンの三人がこの奇抜なプロットを陰で見事に支えきった功労者である。彼ら無くして本作の成功は無かった。中でもクロード・レインズの上手さ・渋さ・上品さは絶品!!1978年のリメイク版(「天国から来たチャンピオン」)はボクサーからアメフト選手にアレンジされたボチボチの佳作とは思うが、個人的にはどうにも”二番煎じ”の域を出ない。特にジョーダン役のジェームズ・メイスンがレインズに比べ可成り見劣りするのが痛い。観るなら断然オリジナル版!! へちょちょさん 9点(2004-10-24 01:22:54)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 8.00点
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【アカデミー賞 情報】

1941年 14回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ロバート・モンゴメリー候補(ノミネート) 
助演男優賞ジェームズ・グリーソン候補(ノミネート) 
監督賞アレクサンダー・ホール候補(ノミネート) 
脚本賞ハリー・シーガル受賞原案賞として
撮影賞ジョセフ・ウォーカー候補(ノミネート)白黒
脚色賞シドニー・バックマン受賞 
脚色賞シートン・I・ミラー受賞 

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