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天と地と

Heaven and Earth
1990年【日】 上映時間:119分
アクションドラマ時代劇歴史もの小説の映画化
[テントチト]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-05-25)【イニシャルK】さん
公開開始日(1990-06-23)


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監督角川春樹
助監督井上文雄(監督助手)
キャスト榎木孝明(男優)上杉謙信
津川雅彦(男優)武田信玄
浅野温子(女優)乃美
財前直見(女優)八重
野村宏伸(男優)太郎義信
伊藤敏八(男優)柿崎景家
渡瀬恒彦(男優)宇佐美定行
夏八木勲(男優)山本勘介
室田日出男(男優)飯富虎昌
大滝秀治(男優)橘屋又三郎
岸田今日子(女優)侍女
伊武雅刀(男優)昭田常陸介
風間杜夫(男優)勅使
風祭ゆき(女優)沼田の妻
大林丈史(男優)村上義清
浜田晃(男優)直江実綱
石田太郎(男優)典厩信繁
沖田浩之(男優)高坂弾正
成瀬正(男優)大熊朝秀
山田明郷(男優)初狩野源五郎
志村知幸(男優)
西村知道ナレーション
原作海音寺潮五郎「天と地と」
脚本角川春樹
鎌田敏夫
音楽小室哲哉(音楽監督)
石川光(音楽プロデューサー)
作詞小室哲哉「天と地と〜HEAVEN AND EARTH〜」
作曲小室哲哉「天と地と〜HEAVEN AND EARTH〜」
編曲小室哲哉「天と地と〜HEAVEN AND EARTH〜」
主題歌小室哲哉イメージソング「天と地と〜HEAVEN AND EARTH〜」
撮影前田米造(撮影監督)
高瀬比呂志(撮影監督補)
上野彰吾(撮影助手)
坂江正明(応援撮影助手)
佐光朗(応援撮影助手)
日活(撮影協力 にっかつ撮影所)
大映(撮影協力 大映撮影所)
製作角川春樹
東映(「天と地と」委員会)
角川書店(「天と地と」委員会)
東北新社(「天と地と」委員会)
IMAGICA(「天と地と」委員会)
TBS(「天と地と」委員会)
日本テレビ(「天と地と」委員会)
バンダイ(「天と地と」委員会)
読売テレビ(「天と地と」委員会)
博報堂(「天と地と」委員会)
毎日放送(「天と地と」委員会)
読売新聞社(「天と地と」委員会)
配給東映
KADOKAWA(2021年リバイバル)
美術徳田博(美術監督)
稲垣尚夫(美術助手)
大坂和美(装飾/小道具)
柴田博英(装飾/小道具)
編集鈴木晄
録音柴崎憲治(音響効果)
照明矢部一男
赤津淳一(照明助手)
その他菅原浩志(コーディネーター)
IMAGICA(現像)
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【クチコミ・感想(2点検索)】

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12.《ネタバレ》 巨額を掛けて作られた合戦の模様…というか布陣の美しさ。第一次川中島の合戦の、これほどまでに大規模で美しい『魚鱗の陣』は映画史上観たことがない。第四次川中島の合戦「よく聞け、鶴翼に備えを改める!」魚鱗の陣から『鶴翼の陣』へ。続く長槍のぶつかり合いは、その数に圧倒される。これこそ槍衾(やりぶすま)。そして騎馬隊の掛ける力強さ。
赤と黒の運動会とかマスゲームとか揶揄されようと、この布陣と集団戦の美しさが観られる映画って、他に無いだろう。
昔の合戦は、農民が弁当持参で物見見物に来ていたと聞く。私もまるで、丘の上で合戦を観ている農民の気分になれた。
さて、褒めるところは褒め終わった。

映画としては、感情の感じられない人たちが淡々たたんと事を進めていく…名前と事柄の列挙…この退屈さはまるで、すっかすかな日本史の教科書をじっくり時間を掛けて読んでいるようだった。景虎と乃美の間に男女のドラマが描かれないあたり、宇佐美以外の両軍の家臣にほとんど個性が感じられないあたり、ほんと教科書や参考書の映像化みたいで人間味が皆無だったわ。
時々出てくる意味不明な人物、集団、描写。本筋には全然影響しないのに、それらが変に印象に残るものだから、観るものを混乱させる。
八重って何だったの?何で彼女はあの状況下で一騎打ちを申し出たの?どんな策と勝算、目的があったの?呆気なく鉄砲で撃ち殺されて「上杉軍はあっぱれだから今回はもう帰るね」って…時間割いた割に両軍に何のドラマも生まれない。
生き残りの八重隊。あんな少人数の隊で、良く解からないタイミングで突撃して、案の定な玉砕。せっかく出すなら何か見せ場とか用意しておけばいいのに。更にこの八重隊突撃に流れる音楽の物悲しさ。
女ばかりの部隊が戦場で無惨に打ち負かされる悲しさを表現したかったんだろうけど、両軍とも彼女らのことに触れない事の方がよっぽど悲しい。
上杉の車懸りの陣の意味不明さ。濃霧からお経の大合唱は不気味だけど、せっかく霧に紛れて陣を進められるのに、どうして?
そして信玄が援軍に向かわせた諏訪神軍。奇声とともに大太鼓を叩きながらの行軍はインパクト大。グフみたいな盾を持った鉄砲隊に一方的に殺られる様もインパクト大。この映画の創作パートの八重隊も、車懸りの陣も、諏訪神軍も、発想は悪くないと思う。使い所と絡ませ方が極端に悪いだけで。

最初に褒めた布陣だけど、合戦は長いだけでグズグズしてる。きっと合戦シーンは終始エキストラ総動員で撮ったんだろう。だから引きの画ばかりで迫力不足。大軍のシーンとは別に、斬り合いとかは50人規模の少人数で寄りの画を撮っておいて、あとで合わせれば、きっとメリハリのある映像になったと思う。
上杉・武田の一騎打ちは、武田本陣に駆け込んだ謙信の一太刀と、それを軍配でゆるりと受け流す信玄の画が一番の見所なのに、観客の意表を突くつもりか本陣が空っぽ。なんか武田が尻尾を巻いて逃げたみたいに思った。そしてどうして最後の一騎打ちであの悲しい音楽を入れるのか。
続くモーゼの十戒。唐突なエンディング。お経みたいなエンディングテーマ。驚くほど呆気なく、あまりに消化不良な結末に驚いた。
小室の音楽は戦国時代の日本の美しさを表現したんだろうか、美しい風景とは合っていても、合戦には不釣り合い。そもそも映像と音楽の食い合わせが合ってない。小室にはテーマソングだけお願いして、あとはオーケストラにしておけば良かったかも。
巨額を投じた映像のスケールと薄っぺらいドラマのバランスの悪さ。合戦の垂れ流し映像としては及第点。これは『日本版パールハーバー』かもしれない。 K&Kさん [インターネット(邦画)] 2点(2022-09-19 16:16:34)

11.評価が低いことを知ったうえで見ましたが、駄作ですな。
寝なかった自分を褒めてあげたいwww
海音寺潮五郎の代表作をこんな駄作に仕上げられるよね。 あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 2点(2019-12-22 20:54:32)

10.金をかければこれほどの映像が撮れるんですよ~ というだけの映画。「赤と黒のエクスタシー」というコピーは上手かったが所詮は内容ゼロの角川映画だったか。一応合戦シーンは印象に残ったのでその点だけは評価し2点献上。 taxyunさん [映画館(邦画)] 2点(2007-08-06 09:09:22)

9.この映画にはストーリーというものは存在しないのか?はたまた、自分の理解力が乏しいだけなのか? アルテマ温泉さん [地上波(字幕)] 2点(2005-06-19 01:19:50)

8.思い出すのは赤と黒。小室の主題歌…。
謙さん出てても関係ないでしょ。
はっきり言って、それ以前の問題。
なおてぃーさん 2点(2004-09-22 03:24:34)

7.戦闘シーンはナンパオのCMを思い出す。 モチキチさん 2点(2004-09-22 02:36:16)(笑:2票)

6.お金が勿体無い。 ロカホリさん 2点(2003-10-18 18:04:41)

5.カナダロケということは,エキストラもカナダの人達だったんでしょうな.足軽達が敵味方に分かれて,の~~~んびりと槍を振り回している姿は,琵琶湖の「おいさで漁」を思い起こさせるものがあり,戦国一大スペクタクルを期待して集まった観客の心に戦争の虚しさを植え付け反戦平和に駆り立てる素晴らしい効果が有ったと言えましょう.ある意味貴重.ある意味偉大.ラブ&ピースな映画です. LB catfishさん 2点(2003-09-01 23:48:01)(笑:1票)

4.知り合いから、タダ券貰って見に行きました・・・。CMはカッコ良かったんですがね・・・。 sirou92さん 2点(2003-08-08 01:57:39)

3.おそらく私の中で、「期待しすぎて大失敗した映画」のナンバー1で間違いないです。当時は戦国ものにはまっていて、映画も凄く観てた頃なので、本当に映画の公開が楽しみで楽しみで・・・。やーっと公開初日に勢い込んで「さー!思いっきり堪能するぜい!!」と席に着いた私。当時若かった私の心は、観終わった時のなんとも云えない不完全で、不満な気持ちを持ったことか。心底がっかりするとはまさにアレでした。なんというか、もっとしっかり作品を作ってくれよ。。。本当にちゃんと考えて作ったのか非常に疑問な映画でした。スケールの大きさは全く感じないし、意味も無かったです。あの内容では・・・ はむじんさん 2点(2003-06-05 04:05:13)

2.才能がない監督が大作を撮るとこんな風になるんだよという好例。小室さんの音楽は割と良かったです(歌は下手ですが) まりんさん 2点(2003-02-20 12:37:06)

1.私が見に行った映画館、私の連れ以外に観客がおらず貸し切り状態でした。それだけ不人気な映画だったんでしょうか。どうしようもなかったです。 雪うさぎさん 2点(2001-03-14 01:53:25)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 54人
平均点数 2.63点
0611.11% line
11222.22% line
21222.22% line
31018.52% line
435.56% line
5712.96% line
623.70% line
700.00% line
811.85% line
911.85% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.50点 Review2人
2 ストーリー評価 0.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 0.66点 Review3人
4 音楽評価 5.50点 Review4人
5 感泣評価 0.66点 Review3人

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