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ガラスの中の少女(1960)

1960年【日】 上映時間:67分
ドラマモノクロ映画青春ものロマンス小説の映画化
[ガラスノナカノショウジョ]
新規登録(2012-11-17)【ESPERANZA】さん
タイトル情報更新(2021-07-05)【イニシャルK】さん
公開開始日(1960-11-09)


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監督若杉光夫
キャスト吉永小百合(女優)靖代
浜田光夫(男優)陽一
信欣三(男優)靖代の父杉太郎
轟夕起子(女優)靖代の母里子
大森義夫(男優)陽一の父儀助
小夜福子(女優)陽一の母ます
草薙幸二郎(男優)中村
稲垣隆史(男優)松三
佐野浅夫(男優)社長
南風洋子(女優)春江
山田禅二(男優)
大滝秀治(男優)大学の同僚
日野道夫(男優)
高野誠二郎(男優)
斎藤美和(女優)
水原英子(女優)女子高校生
原作有馬頼義「ガラスの中の少女」
音楽木下忠司
配給日活
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1.《ネタバレ》  この物語のキモは、(もう50年も前だけど)近頃の若者は、何という理由もないような事で、殺したり死んだりする。という部分なのではないか、と最近やっと思い始めた。

 最初、これを見た時には、彼女らが死を選んだ理由が本当に分からなかった。あまりに意味不明なために、図書館に行って、閉架図書だった原作をわざわざ借りて読んだりもした。
 原作では、直前までまるでその気の無かった、他の殺人事件が描かれる。そして、少年側の家庭事情には踏み込んだ描写はなく、少年の死を選ぶ理由にまるで頓着されていない。少女の方は、厳格な父親に人生を決められて窮屈さは感じているだろうが、それほどの理由があるとも思えない。
 原作で、父親が純潔を説明するために、かなり際どい医学者の研究説明などをしていたが、さすがに映画に出来ないと見え、そのかわりなのかどうか、義父に男を感じてしまうという新たな展開を与え、更に話が見えにくくなった。というか、もし彼女に理由があるとすると、その部分の話かと思われるが、物語はそういう作りになっていない。

 原作者の意図とは別に、この「ガラスの中の」という部分が、壊れやすすぎる箱の意味で、脆い箱入り娘、と言う事だったのだろうか?あゝ、わからない。ホントは2点くらいと思ったけど、サユリちゃんの魅力に1点オマケ。 Tolbieさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2012-11-30 18:17:30)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 4.50点
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