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神阪四郎の犯罪

1956年【日】 上映時間:140分
ドラマ法廷ものモノクロ映画犯罪ものミステリー小説の映画化
[カミサカシロウノハンザイ]
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監督久松静児
キャスト森繁久彌(男優)神阪四郎
新珠三千代(女優)妻・雅子
宍戸錠(男優)新聞記者堀田
滝沢修〔男優〕(男優)今村徹雄
左幸子(女優)梅原千代
轟夕起子(女優)戸川智子
下條正巳(男優)山岸
金子信雄(男優)検事
高田敏江(女優)永井さち子
清水将夫(男優)三景書房社長
深見泰三(男優)裁判長
藤代鮎子(女優)
伊達信(男優)刑事
原作石川達三「神阪四郎の犯罪」
脚本高岩肇
音楽伊福部昭
撮影姫田真佐久
製作岩井金男
配給日活
美術木村威夫
照明岩木保夫
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1.《ネタバレ》 現代版「羅生門」(藪の中)とも言われているらしく、さすがの面白さ、完成度だった。梅原千代の死をめぐる裁判で、証人たちは自己弁護に走り、他人はいくらでも悪く言う。だからいくつものストーリーが出来上がってしまう。もちろん神阪四郎だってそうなのだろうし、梅原千代の日記だって似たようなものだろう。法廷劇ではあるが検事や弁護士の存在感が薄いことから見ても、裁判どうこうではなく、そういった人間の性質を浮かび上がらせたドラマだ。「人間は常に真実を求め、真実を知りたがる。しかし人間は未だ嘗て真実を掴んだことは無かった」。なるほどねぇ。俳優陣も皆好演。今さらこんな事言うのもおかしな話だけど、やっぱり森繁久彌って上手いんだな~。左幸子も熱演していて良かった。 リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-12-01 18:32:50)

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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.67点
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