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二百三高地

1980年【日】 上映時間:184分
ドラマ戦争もの特撮もの歴史もの
[ニヒャクサンコウチ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-01-03)【イニシャルK】さん
公開開始日(1980-08-02)


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監督舛田利雄
助監督原隆仁
演出尾形伸之介(擬斗)
キャスト仲代達矢(男優)乃木希典
あおい輝彦(男優)小賀武志
夏目雅子(女優)松尾佐知
新沼謙治(男優)木下九市
湯原昌幸(男優)梅谷喜久松
佐藤允(男優)牛若寅太朗
長谷川明男(男優)米川乙吉
永島敏行(男優)乃木保典
新克利(男優)相野田是三
名和宏(男優)中村覚
浜田寅彦(男優)大迫尚敏
須賀良(男優)若い衆
河原崎次郎(男優)ガレ場の日本兵
尾形伸之介(男優)松川敏胤
久地明(男優)落合泰蔵
武藤章生(男優)竹下少佐
南廣(男優)軍曹
南道郎(男優)金平又八
市川好郎(男優)志水実
船戸順(男優)白井二郎
川合伸旺(男優)小村寿太郎
高月忠(男優)七海周六
近藤宏(男優)大島久直
相馬剛三(男優)豊島陽蔵
玉川伊佐男(男優)松村務本
愛川欽也(男優)卯吉
若林豪(男優)上泉徳弥
桑山正一(男優)赤丸巡査
赤木春恵(女優)木下モト
北林早苗(女優)木下トミ
村井国夫(男優)沖禎介
神山繁(男優)山県有朋
矢吹二朗(男優)久司大尉
石橋雅史(男優)福島安正
稲葉義男(男優)伊地知幸介
平田昭彦(男優)長岡外史
オスマン・ユセフ(男優)司祭
大月ウルフ(男優)ロシア軍人
中田博久(男優)奈良少佐
金子吉延(男優)喜多庄助
河合絃司(男優)金沢の小学校校長
浜田晃(男優)大庭二郎
原田力(男優)渡辺大佐
榊原良子(女優)
木村修(男優)
小畠絹子(女優)料亭の女将
伊沢一郎(男優)友安治延
青木義朗(男優)井口省吾
原田清人(男優)神鞭知常
久遠利三(男優)桂太郎
天知茂(男優)金子堅太郎
松尾嘉代(女優)昭憲皇后
野際陽子(女優)乃木静子
丹波哲郎(男優)児玉源太郎
森繁久彌(男優)伊藤博文
三船敏郎(男優)明治天皇
内藤武敏ナレーション
脚本笠原和夫
音楽たかしまあきひこ
山本直純(音楽監督)
新日本フィルハーモニー交響楽団(演奏)
作詞さだまさし「防人の歌」/「聖夜」
作曲さだまさし「防人の歌」/「聖夜」
編曲山本直純「防人の歌」
主題歌さだまさし「防人の歌」/「聖夜」
撮影飯村雅彦
企画天尾完次
千早正隆(企画協力)
配給東映
特撮中野昭慶(特撮監督)
鶴見孝夫(特撮撮影)
井上泰幸(特撮美術)
森本正邦(特撮照明)
美術北川弘
編集西東清明
照明梅谷茂
その他東映動画(アニメーション)
山本直純(指揮)
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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9.《ネタバレ》  日本の戦争映画の中で、最高だと思います。
まず、マクロ的な視点で当時の日本の立場、なぜ戦争をしなければならなかったか、そして全体の戦略の中で旅順がどういう意味を持っていたかを描き、なおかつ大本営、満州軍、第三軍のそれぞれの立場を書き、誤りは誤りとしっかり描いているのが秀逸です。(自分は今まで乃木さんを一方的に批判する史観に立っていたので、今回じっくり見て大本営にも落ち度があるのがよくわかりました。)
 そしてミクロな視点は、洋画の戦争映画にありがちな盛りだくさんのエピソードを描くのではなく、一つの小隊に視点を絞って、その小隊長と四人の新兵達をじっくり描きこむことによって、命の尊さ、それを簡単に奪っていく戦争の惨さ、そして周りの人にまであたえる苦しみが、ものすごくはっきり表現されてました。
 人殺しは嫌だから戦争は嫌とか、世界の人と仲良くすればいいなんてことを言うのは、簡単ですけど、恐らく人類の歴史が続く限り、戦争というものはなくならないと思います。だったら、戦争というものにどう向き合うべきか、あるいは悲惨さを少しでも軽減する手段はないのか?
 そういったことをじっくり考えさせてくれる映画です。
今は亡き夏目雅子さんの美貌に+1 最後に「美しいロシア」と書きかけて、どうしても書けないシーンは泣けました。
DVDを購入したのを機会に再見。ものすごく真面目で誠実な人が無能さのゆえに批難にさらされ、後悔に苦しむ姿は悲しいなあ。
それでも国家の運命を握り、なおかつ時には大勢の兵士の命を虫けらのようにすりつぶさなければならない軍人にはこれくらいの厳しさを求めるべきだと思う。
立場は全然違うけど山本五十六に児玉源太郎のような厳しさがあったらと考えずにはいられない rhforeverさん [DVD(邦画)] 8点(2009-11-08 20:54:43)(良:1票)

8.《ネタバレ》 平和な何気ない日常の尊さを訴えている映画。その1点から脚本のピントがボケていないのが良い。無名の兵士のセリフ程力強くなっている。元ヤクザの佐藤充の演技も良い。映像も美しい。ただ、旅順の地形と陣地配置が分かりづらいので中盤のジリジリした展開がダレてしまっていると思う。 
 それにしても、夏目雅子の歩くしゃがむといった体の演技は絶品。この映画を観るのは3回目だが、エンドロールの松尾佐知が妊娠していることに初めて気が付いた。 ブッキングパパさん [インターネット(邦画)] 8点(2020-06-23 12:00:47)

7.日本が総力を挙げてギリギリ勝った日露戦争を良く描いていると思います。突撃に散った兵士に涙。 東京ロッキーさん [地上波(邦画)] 8点(2013-11-10 17:16:46)

6.《ネタバレ》 素晴らしい。旅順制圧の意味をキチンと抑え、日露戦争の必要性を強調しながら戦争の悲惨さを教えている。ただただ反戦だけを唱える邦画は数あるがここまで中立に立ってる作品は意外に少ない。しかも演じている俳優達の豪華なこと。日本人なら見なければならない作品の一つだと思う。 関白宣言さん [DVD(邦画)] 8点(2011-11-06 18:27:40)

5.キャストがとても良かったです。仲代達也と丹波哲郎がエクセレント。三船敏郎・森重久彌・稲葉義男がベリーグッド。夏目雅子と永島敏行あたりもプリティグッド。あおい輝彦と新沼謙治は・・・まあ、あんなもんでしょう(^_^:) ねこ住職さん [DVD(字幕)] 8点(2008-03-01 19:03:51)

4.戦争とかに特に興味ない中学生の時に、TVで観た映画。
お袋がジッと食い入るように観てたのが印象的。
SFとかアクション以外に興味ない頃なのに、俺も釣られて見てしまった。
もう、兎に角主題歌がダメ。
この歌で号泣しちまう、マジで。
さだまさしの「防人の唄」…アレで泣かない人間は居るんだろうか?
真っ暗な部屋で両手を広げ…迫るように歌ったら、甥っ子は泣いたが。(爆) 映画の奴隷さん [地上波(吹替)] 8点(2005-11-13 13:24:58)

3.《ネタバレ》 随分昔にTVで見たのですが、その時は最後の明治天皇との謁見の場面が強烈に印象に残りました。で、最近レンタルでDVDがあったので借りてみたんですが、やはり自分が歳をとったのか、随分印象が変わりました。つまり、政治的手段である戦争と、それに巻き込まれる個人との対比を痛烈に感じました。政治的に見れば、ロシアとの講和の道も模索しながら開戦に踏み込まざるを得ない事情がある。しかし、それに参加せねばならない個人の悲惨さ、凄惨な戦場というものを見事に描いていると思います。様々な事情を抱えながらも戦わざるを得ない状況に追い込まれてしまうのは、今の我々からは想像もできない辛さがあったと思います。そうした先人の行いがあったればこそ、今の日本という国が維持されてもいるのだと思います。たとえ、その結果として、より大きなものと戦わなければならなくなったとしても・・・。
最後に、DVD版では流石に”五目飯”のシーンのセリフは変更になっていましたね。あそこも当時、相当に印象に残っていたので気づいてしまいました。 しゃもんさん 8点(2004-07-16 01:03:45)

2.戦史ベースの映画に恋愛はいらないなぁ・・・。けど省くと話が繋がらないか・・ 亜空間さん 8点(2004-04-13 22:10:20)

1.東映や東宝が競って出していた戦争映画でその中でも良質だと感じたのがこの映画でした。乃木将軍っていう人物が神格化するのがこの舞台になる日露戦争ですけど、あの当時としてはある意味、かなり現実的な人物化してるというのが出来の良さを挙げているんじゃないでしょうか。しかしあの映画のエンディングで「防人の詩」というのはやっぱりインパクトが強いですよね。 奥州亭三景さん 8点(2003-04-27 21:04:39)

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【点数情報】

Review人数 51人
平均点数 7.14点
000.00% line
111.96% line
200.00% line
311.96% line
400.00% line
5611.76% line
6713.73% line
71631.37% line
8917.65% line
9611.76% line
1059.80% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.33点 Review3人
2 ストーリー評価 7.00点 Review5人
3 鑑賞後の後味 7.60点 Review5人
4 音楽評価 8.16点 Review6人
5 感泣評価 8.00点 Review5人

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