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【クチコミ・感想(9点検索)】
6.とにかく俳優陣の演技が素晴らしく、感情移入せざるを得ない。
ゲイとダウン症児、二つのマイノリティの悲劇と愛情を描いた良作でした。 【poppo】さん [映画館(字幕)] 9点(2021-05-16 19:27:21)
5.《ネタバレ》 人種、性別、学歴、職歴、出身、持病、ルックス、性格、etc・・・とにかく人は、人間はやたらと壁を作りたがる。やたらと違うレッテルを貼りたがる。そして蔑んだり憐れんだりする。そうすることで自分たちが何者かを誇示したがる。ただ知的障害を持ったマルコにはそんなこと関係ない。関係ないのに翻弄され命を奪われる。何なんだよまったく!ほんと人間て、何様なんでしょうね?
裁判所で争ってたのって結局法的な問題でしょ。母親に親権を持って行かれたとしてもだ、あの母親は子育てなんて面倒くさがってるんだから、私たちが無料でベビーシッターでもなんでも引き受けますからどうぞご自由に、とでも交渉するとかさ、法にこだわりさえしなければ、いくらだってマルコを救うことは出来たかもしれない。ゲイカップルの二人の愛は本当に素敵だし、マルコにとってよい環境かもしれない。だけどさ、どうしてもマルコを通して自分たちの存在を、認めさせようとしているようにも見えちゃうんですよね。裁判に勝てれば世間にゲイの存在を認めさせられる、てね。
なんてことをうそぶいてはみたものの、やっぱりコソコソするよりも、正々堂々とマルコを育てたい、てか親権をとって親子になりたいて気持ち、めっちゃ分かるから、ほんとやるせないし切なくなる。
そんな風に世の中の性についてあれこれと考えをめぐらせられた、実に味わい深い作品でした。はい。
アラン・カミングの演技が素晴らしすぎ。もっと活躍してもいいのに。もったいない。 【Dream kerokero】さん [地上波(字幕)] 9点(2018-08-09 21:03:12)
4.いい映画。プリシラ、ヘドウィグ~に続く10年に1度の良質のゲイ映画。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 9点(2015-01-19 00:47:13)
3.《ネタバレ》 親を選べない子どもにとって、幸せとは?親とは?法律とは?
ベン・アフレック監督作「ゴーン・ベイビー・ゴーン」でも触れられたテーマ。
シリアスで重い内容を含んだ切ないドラマです。
しかし本作の素晴らしいところは、確かに話の内容は重いのですが、主役のドラッグクイーン、ルディのキャラクターが抜群にいい。
明るく人生を生きていける強さがある。彼のユーモアのある言動も巧く控え目に挿入されています。
その歌声、歌の歌詞と共にルディの生きザマに元気や勇気を貰ったような気もする。
冒頭でいきなりイケメンのエリート弁護士のカレ(ポール)をゲットするのも、そんなルディの人徳でもあるのでしょう。
ルディ、ポール、マルコ少年。3人の日々を追う手持ちカメラの不安定な映像は、3人の本当に幸せな日々が長くは続かないことを感じさせます。
しかし、ルディがマルコに添い寝して聞かせる「魔法使いの少年マルコのハッピーエンドのストーリー」。
これがあっただけに、最後はうまくハッピーエンドに持って行ってくれることを期待したのですが・・・。
後半の法廷劇の中でのルディとポールが熱く語る素晴らしい台詞の数々も、
こういう問題を何とか子ども本位で考えられないものなのかと問題提起を投げかけています。
いい映画だろうなと期待しての鑑賞でしたが、期待以上のいい映画でした。
ルディ、ポール、マルコの家族の姿と、そんな彼らを描く優しい作品の目線。
後半から終盤にかけては、館内の至る所から鼻をすする声が聞こえていました。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-07-25 17:52:50)
2.「トーチソングトリロジー」で感じた胸の痛みと近いものを感じました。色々な意味で。字幕でルディのセリフがことごとく女言葉になっているのがいや。これは「 トーチソング・・」でも感じたことです。私は英語はそんなに得意じゃありませんが、意訳が過ぎると思います。ぷんぷん。それと、「 トーチソング・・」のハーヴェイ・ファイアスタインと同じく、ルディ役のアラン・カミングも実生活でもゲイでは?と思ったら、やはりそうらしいですね。本物のゲイの人が演ずるべき、とかそうでないとウソくさい、とは思いませんが、熱のこもり方が違うと感じました。この人は「スパイ・キッズ」のときから、何か独特の過剰さを感じていました。この人でなかったら、私は映画館まで見に行ってなかったかも。彼は、薄味でのっぺりした俳優が多い中では異色。やりすぎは好きじゃないんですが、彼の演技はこれが「ノーマル」で、もし彼がやりすぎな演技をしたら、とんでもないことになるのかも(笑)。本作は、他の出演者のキャラや風俗がちゃんとこの時代の雰囲気を醸していて、実は細かいところまで行き届いた作品だと思いました。 【おばちゃん】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-07-14 22:12:57)
1.《ネタバレ》 いくつかの映画館で予告編観てたわけですよ。で、“I shall be released”が圧倒的にフィーチャーされてるし、うかがい知れる気配から絶対泣くだろうなと思いながら観に行きました。結果、それほど泣かなかった。マルコが死んだのは(実話とは関係なく)悲しい結末なんだけど、検察局の上司の行動が予想の範疇だったので、当時だったらよくある話と腑に落ちてしまったから。ということで音楽面のみコメントを。まずラストに歌われて、全体を貫くテーマになっている“I shall be released”ですが、60年代ディランの「隠れ名曲」として有名です。原題“Any Day Now”はこの曲の一節。ルディというキャラクターはどことなくルーファス・ウェインライトを彷彿させるなあと思ってたら、エンドテーマは彼の作品でビックリ。ルディが歌ってるシーン=Show Bizへの強い憧れが、ものすごくルーファスとシンクしててよかった。ただ、背景知らないと全然わからないよね。そうそう、自分勝手な母親のテーマのようにT.Rexが使われてたのが心外。「ダラス・バイヤーズ・クラブ」ではゲイ・サイドのアーティスト扱いだったのに。T.Rexファンとして残念でした。 ポール役のギャレット・ディラハントって、なんかクリストファー・リーブをグーで殴ったみたいな顔だなぁと思ってたら、ちゃんとスーパーマン・ギャグ入れててくれたので1点加点。 【shintax】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-06-07 04:03:24)
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【点数情報】
Review人数 |
53人 |
平均点数 |
6.98点 |
0 | 1 | 1.89% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 1.89% |
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5 | 4 | 7.55% |
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6 | 10 | 18.87% |
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7 | 16 | 30.19% |
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8 | 15 | 28.30% |
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9 | 6 | 11.32% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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