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草を刈る娘

1961年【日】 上映時間:88分
ドラマモノクロ映画青春もの小説の映画化
[クサヲカルムスメ]
新規登録(2006-01-06)【バカ王子】さん
タイトル情報更新(2018-05-04)【イニシャルK】さん
公開開始日(1961-10-25)


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監督西河克己
キャスト吉永小百合(女優)モヨ子
浜田光夫(男優)時造
望月優子(女優)そで子婆さん
清川虹子(女優)ため子婆さん
益田喜頓(男優)小林巡査
大坂志郎(男優)金作
菅井きん(女優)ちえ
近藤宏(男優)善太
平田大三郎(男優)一郎
小園蓉子(女優)はま子
佐野浅夫(男優)物売りの小父さん
武藤章生(男優)
葵真木子(女優)ユリノ
光沢でんすけ(男優)
榎木兵衛(男優)
山田吾一(男優)佐吾治
荒砂ゆき(女優)ヤス子(佐吾治の妻)
三戸部スエ(女優)加代
山岡久乃(女優)はま子
原作石坂洋次郎「草を刈る娘」
脚本三木克巳
音楽池田正義
作詞佐伯孝夫「草を刈る娘」
作曲吉田正「草を刈る娘」
池田正義「津軽サイキ節」
主題歌吉永小百合「草を刈る娘」
撮影岩佐一泉
企画坂上静翁
配給日活
編集鈴木晄
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【クチコミ・感想】

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6.セリフにちょこちょこ当時の時代性は垣間見えるが、昭和三十年代の地方にはまだこういった牧歌的な暮らしがあったというより、それを舞台にした作品が普通に受け入れられていたという事だろう。戦前はおろかその頃まではまだはっきり江戸時代から地続きの日本人のメンタリティも残っていたと思う。 若い吉永小百合が美しい、岩木山を背景とした草原の風景も美しい。 クリプトポネさん [インターネット(邦画)] 5点(2023-05-13 13:26:38)

5.《ネタバレ》  石坂洋次郎と言う人の原作映画は、イマイチ自分には面白味が判らない。何となく、古い価値観と新しいそれとの、対立や対比を描いているというイメージなのだが……。  で、原作を読んでみると、これが実に純朴な農村の若者たちの恋物語であった。確かに作中で殺される少女もいるし、その事件も未解決だが、それはこの草を刈る部落の外の話。都会帰りの青年も、縁日にモノを売りに来る男も登場しない、純粋な農村部落内での物語。いいじゃないの、これ。  さて映画版では、殺される女に余計な設定を付けて、金ばかりためている女はどうとか、それに惚れてる青年の描写の危うさなど、若干不快感を起こさせる部分もある。それが、小百合ちゃんの最後の決断に余計な「ガヤ」となっているのがイヤな部分。  イメージしていた新旧の価値観的なものは、薄っすらと存在しているのだが、驚いたことにそれは映画版の方がよりハッキリと描かれていた。殺人犯は明確に都会の人間だったし、暴力的で小百合ちゃんにフラれる青年など、町にいいイメージは無い。時造さえも、都会の論理を振り回すが、彼に関してはそれほどそこが機能していないのが、救い。  しかし全体としては、二つの部落の婆さんらのやり取りや、部落中で喧嘩になってしまう人たちやら、人のいいお巡りさんなどの登場人物たちの好感度が高く、微笑ましく魅入ってしまう。 Tolbieさん [DVD(邦画)] 6点(2013-06-18 12:28:50)

4.《ネタバレ》 かつての日本にこういう世界が展開していたことに、まず驚いた。夏の間にひたすら草を刈って、秋になったら去っていくって、モンゴル映画とかチベット映画とか、そういう世界だけのことじゃないんだね。 また、下の方も書いておられるような、糞だとかしょんべんだとか、そういう言葉が吉永小百合自身の口から、あるいは、その周りで口にされるということが、とにかく驚いた。いやあ、昔はアイドルにもこんな演技をさせて平気だったんだねえ。この手の文字通りの泥にまみれた演技を経て、今の吉永小百合はいるんだねえ。それがわかったことが最大の収穫かな。 破綻だらけの映画だとは思うけど、こういう驚きがあると評価が甘くなってしまうのです。 いのうえさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-08-07 22:43:48)

3.菅井きんが既に菅井きんです マーガレット81さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2007-06-29 20:13:30)

2.《ネタバレ》 キャラクターもそれぞれ生き生きと描かれているし、爽やかでなかなか楽しめる青春コメディ映画。ライターをうんこの匂いを頼りに探すというのは凄い話だ。「外国の女はうんこの匂いを頼りにライターをさがしてなどくれないぞ」という台詞はまさにそりゃそうだが、日本人でもそうそう探してはくれません。狼だ豚だとそこらじゅうで喧嘩が始まる展開も面白かった。殺人事件はちょっとやりすぎの気もするし、そこから急展開過ぎるという感じは受ける。二人が初めから好意を持ちすぎているので恋愛の展開としての面白さにも欠ける。しかし成り行きを楽しむのではなくそのやり取りを楽しもうとして観ればこれはこれで面白い。前述の「糞の匂いを頼りにライター探し」とか湯中りして倒れたばあ様をテントまで運んでる最中に実はばあさましょんべん漏らしていたりして、ちょっと下品なネタもあるがこれもこれで楽しい。妙な歌が何度も流れたり、多角経営だとか子供の数を管理するとかそんな話などに時代性を感じます。それでも馬草刈りといういつの時代だかよくわからんような設定の話と相まって、その違和感もかえって楽しい。なんだか良く判らない。それが楽しい。こういったものを始めてみたので、日本的なのどかさが新鮮だった。老後はタバコを吸うんだというヒロインの夢も凄い夢ですな。 MARK25さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-06-17 22:37:12)

1.どんな話かと思ったらタイトルのままの「草を刈る娘」の話です。調べてみると1953新東宝「思春の泉」で映画化されてる。監督は中川信夫で主演コンビは左幸子にこれがデビューの宇津井健。・・・こっちのほうが遥かに見たい。吉永・浜田コンビだけあっていつもの青春コメディなわけですが、妙に生々しくてちょっと笑えないというか。もういつの時代だよ・・・って感じです。これといって収穫はないが楽しめないこともないかと。 バカ王子さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-12 00:06:46)

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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 5.67点
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