みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
14.《ネタバレ》 長い、長いよスレッガーさん! というわけで2時間半超えの長尺スポ根映画です。綺麗にまとまってますが、やはり中弛み感は否めない。 ただリアルに見せかけて大事なところは大嘘をつくという、映画らしい仕掛けはちゃんとやってます。 ソニーはアメリカでレースやってポイント稼いでるらしいのでF1ライセンスは取れるかも知れない。でもデイトナだってF1だって、主催側がメディカルチェックして認めなければ出走できない。だからとんでもない診断書があるソニーはエントリー段階でどちらのレースからも弾かれる。映画始まらない。 レース後会見に正当な理由なく出ない。罰金じゃない罰則だよ次戦出走停止もあるよ。 それに最終戦ソニーは予選出走していない。あらら最終戦の本レースは出られないよね。 とかなんとか諸々あって、でもこれは映画のための良い嘘ですかね。 ポリコレ時代だし、ハミルトンがプロデューサーだから、黒人がお相手なのはお約束。 トップガン・マーヴェリックもそうだったけど、主役の年齢に合わせるためにヒロインも高齢化して皺が目立つのは仕方ない。代わりに若いドジっ子クルーを入れたんだね、うんうん。 まあ、そんなこんなでご都合主義の権化足る映画でしたが、出来は悪くないです。 というより、ブラッド・ピットが超イケオジになってて素晴らしい。 リバーランズ・スルーイットの神がかり的な綺麗な美青年が、こんなに良い年齢の取り方をしてて、とても嬉しいよ。 中嶋悟が離れた後のマシンだったけど、キャメルロータスは懐かしかったな〜 あと、角田の出番が殆どなかったのは残念(序盤のクラッシュ、鈴鹿のタイトルバックにグラサン姿の一瞬アップ、最終戦の順位表くらい?)だけど、他のドライバーもレース中に名前呼ばれるくらいだから仕方ないですかね。 最後に、本作は最近のレース映画にしては誰も死なない、必ず生還するので後味の悪さが一切ありません!これは素晴らしいことですよ。 【えんでばー】さん [映画館(字幕)] 5点(2025-07-10 15:53:04) 13.《ネタバレ》 細かい中身は他レビュアー諸氏が語ってくれているので割愛。 チームミーティングの時にブラピが来ているTシャツは、まだパイオニアが冠スポンサーだった頃のパリダカのもの。 この描写だけでブラピがこれまでに辿ってきたレーサー人生の紆余曲折が理解出来る、正に玄人好みの心憎い演出。 この演出だけで100点満点。 最後に、本作はIMAX鑑賞は必須事項です。 蛇足 ケリー・コンドン女史がどストライクだった。 彼女観たさにもう一度劇場に行こうかと思ってます。 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 10点(2025-07-07 13:18:25) ★12.《ネタバレ》 ひよっこは若いので根拠の無い自信を持っている。コーナーで抜けたハズだ。今は便利なシミュレータなんてものがあって、アドバイスが正しかったか検証ができる。ひよっこも現実をみせつけられては認めないわけにはいかない。 レースシーンはIMAXでみたこともあり、抜群の没入感。でも、途中ちょっとモサッとした走行シーンがあったのでは?ちょっとのシーンでも興醒めなので、緊張感は持続させて欲しい。 最後の独走は飛んでいるというより、体力の限界で苦しんでいるように見えた。そこが残念。 【ぶん☆】さん [映画館(字幕)] 7点(2025-07-06 21:17:18) 11.《ネタバレ》 2025.7.4観賞。 カーレースのスポコン。ブラピ版にして地上版のトップガン。弱小チームから最強コンビへ。もう一度観る。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 6点(2025-07-04 21:22:49) 10.《ネタバレ》 クルマ好きには、大変楽しめる作品でした。 でも、実際のF1の世界は、この作品ほど甘くないですわ。 臨場感はあったけど現実感は無いですね。 故意にマシンを壊してセフティカーを何度もコースに導入させるなんて、おもしろいけど非現実的。 あのフロントウイングだけで何百万円もするんですよ。 増してタイヤむき出しのフォーミュラーカーだから、接触するだけでマシンが吹っ飛ぶ可能性があるんですよ。 個人的にはレース映画の最高峰は、マックイーンの「栄光のル・マン」だと思っています。 比較すると、マックイーンは忠実にサポートに徹して、チームメイトを勝たせて自分は2位に。 でも、ブラピはサポートしながらも自分が勝っちゃうんですね。 これはマックイーンとブラピの違いと言っていいのかな? ここ最近観た映画はどれもこれも2時間半越えの上映時間で、中だるみは否めません。 でも、長い映画って最近のトレンドなんですかね? あと、気になったこととして、レースを勝っていながら会見に出席しないなんて絶対にありえません。 罰金どころかかなり重いペナルティが課せられますよ。 【ミスプロ】さん [映画館(字幕)] 7点(2025-07-04 19:38:41) スポンサーリンク
ていうか、予想外に感動してしまいました。ディズニーのカーズ以来かなあ。(笑 自分は、レースカーのエンジン音が嫌いなので、レースの中継とかダメなんですが そんなアレルギー体質を考慮なのか、エンジン音よりも音楽の方が鳴りっ放しで まるで、ずーっとセンスのいいクルマメーカーのCМを見ているような、 快適な映像空間に延々と浸れます。 もちろんスピード感も迫力も充分ですねえ。 使われる曲も、ツェッペリンやらクイーンやらブラピ世代に刺さる曲が多く楽しい。 結局、トム・クルーズのトップガン同様に、ブラピのF1ドライバーに痺れました。 ミーハー親父は、ハリウッドに完敗です。 ベタな脚本という下馬評ですが、あのルールの隙をついてズル賢く成績を上げていく 反面、事故の危険性と表裏一体のギャンブルで「イチかバチかの勝負」のギリギリの闘いで その中でもチームがだんだん纏まっていき、総員の一体感で迎えるクライマックス。 しかも、もう一回ひっくり返る結末。 そして結局、ブラピはカッコイイです。 自分は、物語としては良く出来ていると思うんですが、まあ感想は人それぞれ・・ 映画館でみておいて大正解でした。 【グルコサミンS】さん [映画館(字幕)] 9点(2025-07-04 01:05:50) 8.《ネタバレ》 ベタベタの展開だけど、楽しめました。音楽も○。 難点と言えば、実力が明らかに劣るチームがのし上がっていく作戦として、イエロー、レッドフラッグの連発がちょっとくどいくらいに繰り返されること。 そもそもクラッシュばかり繰り返していたら、チーム状態が上向くどころか、奈落の底に落ちていくだけなんだけどなあ。 角●くんの最近の苦境を観ればわかる。 彼にも、こんな映画のような一発逆転起こってあげてほしいものです。 【Northwood】さん [映画館(字幕)] 7点(2025-07-02 00:29:43) 7.《ネタバレ》 非常に面白かったです。個人的には『RUSH/プライドと友情』と双璧をなすF1映画の傑作だと思います。『RUSH』がドキュメンタリーチックな作風なのに対し、この映画はとことんエンタテイメントに振っています。ストーリーは明快で「F1版がんばれベアーズ」です。つまり弱小チームがどんどん強くなって勝利するというものです。F1組織が全面協力していて現役F1レーサーのルイス・ハミルトンもプロデューサーになっているため凄くリアルです。というか本物といっていいでしょう。こういう映画では最近の複雑なF1のルールなどをF1初心者にもわかりやすく説明する必要が出てきますが、その説明をサーキットの場内放送の実況に言わせるという上手い方法で解決しています。ブラッド・ピット演じる主人公は様々なカテゴリーでレースをしてきたベテランで、良く言えば戦術に長けレース展開も読めるレーサー、悪く言えば狡猾で反則ギリギリを攻めて有利な状況を作るレーサーです。その主人公が弱小チームのポイント獲得のためにチームメイトを助ける走りをしてチームをどんどん強くするというストーリーです。そこは非常にカタルシスを感じられてワクワクしました。また、現役F1レーサーが多数カメオ出演するのもF1ファンにとってうれしかったです。クレジットを見ると角田裕毅も出ていたようですが顔を判別することはできませんでした。F1初心者でも十分楽しめる作品だと思います。あと、ハンス・ジマーのスコアもいい! 【MASS】さん [映画館(字幕)] 9点(2025-07-01 16:34:16) 6.《ネタバレ》 ウヒョー!なんじゃこりゃ、カッコおもれー!! もうこんな感想しか出てこないwだってこれ、そういう映画だよね?と思い切り開き直りたくなるくらい 今どき珍しいど真ん中のスポ根(?)映画 これはもう絶対映画館で見るべき。 怪我で一線から退いていた主人公が昔の仲間にスカウトされオールドルーキーとしてF1チームにカムバック、 そこには若手新鋭レーサーがいて最初は反発し合う二人も、チームの仲間と共に徐々に心を通わせていき・・ という、もう、これ以上ないベタベタな内容。 トップガンマーヴェリックだし、ロッキーだし、もっと言えば週刊少年ジャンプそのものの世界観。 だがそこが、いい! もう何も奇を衒っていない、奇を衒う必要がない。 そのくらい製作陣、覚悟して、そして楽しんで作ってる。 Whole Lotta Loveが大音量で流れる中筋トレするブラピの背中から冒頭のレースシーンですっかり気分は高揚し、 ひょっとしてここがこの映画のピークなんじゃないかと心配するほどほぼ完璧なオープニングシークエンス。 もちろんそれも杞憂に終わり、ちゃんとクライマックスでまた大感動させてくれる。 伝わるかわからないが、やけに高度化され複雑化していた近代漫才が溢れる中、いきなりある種の爽やかささえ感じさせるバッテリィズのど真ん中しゃべくり漫才を見せつけられた去年のM1のような爽快感。 「こういうので良いんだよ、こういうので」 私はF1には全く詳しくなく、ルールも全然知らないのだが、そんな人間でもちゃんと興奮できる。 F1のエンジン音や先ほどのZepなど音響も素晴らしく、撮影もカッコ良い。 あなたの家のテレビが50インチや60インチ、もしくは100インチだろうと関係ない 本当にこれは1歳から92歳まで、全ての「男の子」達、全員映画館で見た方が良い。 実際家のテレビで見たら普通に1〜2点 点数下がるだろう自信があります(笑) 【rain on me】さん [映画館(字幕)] 8点(2025-07-01 12:34:07) 5.「王道」をひたすらに突き詰めた、正統なアップグレードだったと思う。 レース映画としての王道、スポーツ映画としての王道、ルーキー✗ロートルものの王道、そして“ブラッド・ピット”映画としての王道。 映画史を彩ってきたあらゆる「王道」が、映画上のレース展開とは違ってコースから逸脱すること無く、清々しいくらいに堂々と繰り広げられる。 そこには、監督と主演俳優をはじめとする製作チームにおける、映画製作に対しての「自信」がみなぎっていたように思えた。 奇抜なストーリーや、映像的な小細工なんて必要ない。 「F1」という“熱狂”を、そのまま映像化できたならば、それだけで傑作になり得るという自信。60歳を越えてまだまだセクシーなハリウッドスターが、その華と色香を撒き散らせば、観客はスクリーンに釘付けになるという自信。 そう言葉にすると、あまりに安易な志のようにも聞こえるけれど、決してそうではない。 現実の“熱狂”を、映画というある意味での“フェイク”の中で“リアル”と遜色ない肌感覚にまで高めるという労力は、映像技術的にも、人員的にも、また金銭的にも並大抵のものではなかっただろう。それは、本作の全編を通じた品質の高さから痛いほど伝わってくる。 そして、そんな高品質の映像表現の中で、それでもスター俳優として君臨し、映画世界を支配するブラッド・ピット。長らく彼の映画を観続けてきたけれど、ブラッド・ピットがブラッド・ピットであり続けていることが、本作における最大の「至福」だったと言っても過言ではなかった。 ジョセフ・コシンスキー監督は、前作「トップガン マーヴェリック」に続き、文字通りに“真っ向勝負”の豪胆な映画世界を創り上げてみせている。 王道極まる映画世界の中で、ハリウッドの頂点に君臨するトップスターが、その魅力を余すことなく表現しきるという映画製作の構図は、往年のハリウッド映画の隆盛期のような感覚も思い起こさせ、そういう観点からも映画ファンの心を熱くさせる。 真っ当な映画ファンが減り、映画製作、映画表現のあり方そのものが変わりつつある時代において、このように王道を紡ぐことができる映画人は、とても貴重だとも思える。ぜひとも、時代の流れに逆行してでも“真っ向勝負”の映画を作り続けてほしい。 現実の「F1」のレースを“生”で観たことはない。きっとその迫力や熱量は、創造を遥かに超えるものなのだろう。それと通じるように、本作の映画世界も、映画館で、さらにはIMAXで鑑賞しなければ、その魅力が半減してしまうことは明らかだし、この映画の本質は堪能できない。 劇場公開が終わり、本作を自宅の粗末な鑑賞環境で観る割合が増えるほどに、評価の平均値が下がっていくことは火を見るより明らかだし、それがこの映画の宿命なのかもしれない。 作品の“賞味期限”というものがあるとすれば、本作のそれはとても刹那的なものと言えるだろう。 でもだからこそ、1秒1秒に莫大な費用を投下する「F1」というエンターテイメントの映画化として、至極正しい在り方のようにも思える。 「今」という瞬間に、命と、金と、プライドを賭けた、映画内外の人間たちの心意気にまた胸が熱くなる。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 8点(2025-06-30 17:07:20)★《更新》★ 4.《ネタバレ》 かなり好きなタイプの自動車レース映画でした。ブラピ演じる、30年ぶりにF1へ戻ってきたレーサーが「あんなの引っ張ってきても役に立たねえだろ」という前評判を覆して神がかり的な速さを見せるという単純な展開かと思ったらそうではない、捻った作りになっているところは良かったのですが。 でもブラピの作戦が「わざとセーフティーカーを入れて速いチームのアドバンテージを無くしましょ」とか「わざと赤旗中断にしましょ」とか、現実のレースでやったらペナルティにはならなくても潰されるでしょ、としか思えなかった(作中でもかなり叩かれてはいましたが)。あとライバルチームのレーサーの顔がほとんど見えなかったのも寂しかったかな(もし現実のレーサー名を使ってるから難しいというのなら、いっそ全部架空のチームとレーサーにしてしまってもよかったのでは)。 なんか文句ばかり言ってますが、途中で泣かせられるシーンもあって良かったですよ。 (「プランCは『コンバット』のCだ!」「コンバット!」「コンバット!」の下りは特に) 最後に、つまらん話ですが、私はIMAXのフルサイズ画面を使う映画でカウントダウンの時の「4」で黒い帯が取れる瞬間がすごく好きなのですが、本作ではそれが無かったので「なんだ、この映画フルサイズじゃないのか」とちょっとガッカリしましたが、本編では全然そんなことはなく、迫力のある映像でした。 【ebcdic_ascii】さん [映画館(字幕)] 7点(2025-06-28 23:24:48) 3.《ネタバレ》 IMAX環境で鑑賞してきました。相変わらずブラピイケおじです。 本作は、IMAX環境で視聴しないと、本来の楽しさを共有できないでしょうね、それぐらいレースシーンの迫力は凄みがありました。 一方、ドラマ部分は<トップガンマーヴェリック>と同じく、スマートに削がれているものの、比較すると上映時間の割には若干希薄に感じてしまいました。十分楽しめるんですけどね。 ラストレースは見ている方も力が入ります、見応え抜群です。 鑑賞後は、F1行きたくなりますよね、ただ鈴鹿は駐車場問題がありどうしても二の足を踏んでいたのですが、真剣に考えるか。 同じ様な作品で言うと、2023年のグランツーリスモの方が、1点高くつけています。 音楽・映像面では、間違いなく本作の方が素晴らしいですが、ストーリー展開はグランツーリスモの方が好みだったからです。 この辺は、本作をもう一度見直すと考えが変わるかもしれませんが。 コシンスキー監督はトムクルーズを「F1 エフワン」に起用することを当初から考えていなかったことを明かしていましたが、個人的には色々口出すトムクルーズが本作の主演であれば、勝手な妄想ですが、色々と作品作りに口を出して、もう少しメリハリのあるものになった可能性もあるのかな?なんて思ったりしています。 ちょっと、中弛みがあったかなぁと、2時間ぐらいにまとめてくれていれば、もう少し点数が上がったと思います。 繰り返しますが、レースシーンは圧巻です。だからこそ、自宅のTVでなく、IMAXで見て良かったです。 【はりねずみ】さん [映画館(字幕)] 7点(2025-06-28 20:35:29) 2.《ネタバレ》 ■二大「~を見るための映画」男、トム・クルーズとブラット・ピット。この二人を消費し尽くして、さすがのブラッカイマーも映画人冥利に尽きるだろう。引き続き素晴らしいエンタメを見ることができて、私も大満足。ありがとう。 ■ツェッペリン→ラット、からのクイーンとは、ロックファン釣る気満々で思わずにんまり。『レスラー』を思い出した。音楽は御大ハンス・ジマーだが、意外と控えめ。ただ、メインテーマは派手さはないものの相変わらずメロが強くて妙に心に残る。さすが御大。 ■ロッキーファンとしては、随所にそのテイストをビンビンと感じてしまった。相似形の『ドリヴン』つながりで、ヴァル枠でスタローン出てたりしないだろうかなどと一瞬妄想したが、さすがになかったか。 ■『マーヴェリック』と較べると、一部のキャラや細かい伏線を活かしきれてなかった点がちょっと気になった。あと、ラストのレース後にチームの面々が喜びの言葉を掛け合いながらどんどん手前に歩き去るシーン、背景の花火と前景がマッチしてなくて、ここだけ異様に絵の質が低い。多分花火がCGで、その光が人物などに反射する処理をちゃんとしてないからだと思う。全編作り込んでるだけに、ちょっとでも手を抜くと魔法が解けかかっちゃうね。 ■ルーキーのダムソン・イドリスが、ルックスもキャラクターもほぼほぼボビー・ブラウン。 ■テレビシリーズの『ローマ』で妙に艶めかしいオクタヴィアが記憶に残っていたが、そのケリー・コンドンがこの大作のヒロインを射止めた。快活で聡明なイメージも加わり、好印象。 ■その『ローマ』以来、小賢しいんだけどちょっと間の抜けた貴族や金持ちを演じ続けているトビアス・メンジーズが、今作でもさすがのブルータスっぷりを披露してる。もはや名人芸。 【麦酒男爵】さん [映画館(字幕)] 8点(2025-06-28 19:09:08) 1.「セブン」を見て以来、トム・クルーズよりブラピ派なので公開初日に鑑賞。 ブラピはフューリーでの戦車も似合うが、哀愁のある表情での自動車でもサマになっていいですね。 とにかくカッコいい。 私自身実際のF1は好きで、よく見てますが、ポール・トゥ・ウインの退屈なレースが多く、チームも 資金力があるとこしか勝てないので、映画ではどうかなと思いました。 しかし、同じような内容のシルベスタ・ススタローンの「ドリブン」よりは格段にましでした。 特に気になったのは、ブラピ扮するソニーがF1で実際これやると出場停止だと思うシーンが結構あったかな。 ブラピは相棒の若手ドライバーを勝たせるために ルノーのネルソン・ピケ・ジュニアのクラッシュゲート事件のようなことを何回もします。 まあ現実離れは、映画なので仕方ない事ですが。 60歳近いドライバーと言うのもね、リアリティに欠けるかな 広い視覚や反射神経を要求されるモータースポーツだけに なんだかと言った感じです。 若きブラピのキャメルロータス時代、伝説のドライバー・アイルトン・セナと接触して大事故があり、 F1界からいったん身を引いたという設定です。 実際あったマーティン・ドネリーの事故をモチーフにして、F1ファン好みです。 また、メルセデスのトト・ウルフやアロンソとか実際のF1界の人達も演技しています。 あと、デイトナ24時間とかバハ1000も出てくるので、アメリカ、ハリウッドテイストで ヨーロッパばかりではないですし、ノーカントリーの殺人鬼役の方がチーム代表をやってます。 ブラピといい、演技はすごいです。さすがハリウッド。 レースシーンなどの映像は、高度のCGを使っていて本物のようでした。 練れた脚本といい音楽といい さすがトップガンチームといったところ。 観て損はないかなと思いますが、現在のF1では最下位チームが 優勝することはほぼないですが、モータースポーツ映画の定番だから仕方がないか…。 【SHOGO】さん [映画館(吹替)] 8点(2025-06-27 19:22:33)
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