みんなのシネマレビュー |
|
|
| スポンサーリンク
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★4.《ネタバレ》 かなり好きなタイプの自動車レース映画でした。ブラピ演じる、30年ぶりにF1へ戻ってきたレーサーが「あんなの引っ張ってきても役に立たねえだろ」という前評判を覆して神がかり的な速さを見せるという単純な展開かと思ったらそうではない、捻った作りになっているところは良かったのですが。 でもブラピの作戦が「わざとセーフティーカーを入れて速いチームのアドバンテージを無くしましょ」とか「わざと赤旗中断にしましょ」とか、現実のレースでやったらペナルティにはならなくても潰されるでしょ、としか思えなかった(作中でもかなり叩かれてはいましたが)。あとライバルチームのレーサーの顔がほとんど見えなかったのも寂しかったかな(もし現実のレーサー名を使ってるから難しいというのなら、いっそ全部架空のチームとレーサーにしてしまってもよかったのでは)。 なんか文句ばかり言ってますが、途中で泣かせられるシーンもあって良かったですよ。 (「プランCは『コンバット』のCだ!」「コンバット!」「コンバット!」の下りは特に) 最後に、つまらん話ですが、私はIMAXのフルサイズ画面を使う映画でカウントダウンの時の「4」で黒い帯が取れる瞬間がすごく好きなのですが、本作ではそれが無かったので「なんだ、この映画フルサイズじゃないのか」とちょっとガッカリしましたが、本編では全然そんなことはなく、迫力のある映像でした。 【ebcdic_ascii】さん [映画館(字幕)] 7点(2025-06-28 23:24:48)★《新規》★ 3.《ネタバレ》 IMAX環境で鑑賞してきました。相変わらずブラピイケおじです。 本作は、IMAX環境で視聴しないと、本来の楽しさを共有できないでしょうね、それぐらいレースシーンの迫力は凄みがありました。 一方、ドラマ部分は<トップガンマーヴェリック>と同じく、スマートに削がれているものの、比較すると上映時間の割には若干希薄に感じてしまいました。十分楽しめるんですけどね。 ラストレースは見ている方も力が入ります、見応え抜群です。 鑑賞後は、F1行きたくなりますよね、ただ鈴鹿は駐車場問題がありどうしても二の足を踏んでいたのですが、真剣に考えるか。 同じ様な作品で言うと、2023年のグランツーリスモの方が、1点高くつけています。 音楽・映像面では、間違いなく本作の方が素晴らしいですが、ストーリー展開はグランツーリスモの方が好みだったからです。 この辺は、本作をもう一度見直すと考えが変わるかもしれませんが。 コシンスキー監督はトムクルーズを「F1 エフワン」に起用することを当初から考えていなかったことを明かしていましたが、個人的には色々口出すトムクルーズが本作の主演であれば、勝手な妄想ですが、色々と作品作りに口を出して、もう少しメリハリのあるものになった可能性もあるのかな?なんて思ったりしています。 ちょっと、中弛みがあったかなぁと、2時間ぐらいにまとめてくれていれば、もう少し点数が上がったと思います。 繰り返しますが、レースシーンは圧巻です。だからこそ、自宅のTVでなく、IMAXで見て良かったです。 【はりねずみ】さん [映画館(字幕)] 7点(2025-06-28 20:35:29)★《新規》★ 2.《ネタバレ》 ■二大「~を見るための映画」男、トム・クルーズとブラット・ピット。この二人を消費し尽くして、さすがのブラッカイマーも映画人冥利に尽きるだろう。引き続き素晴らしいエンタメを見ることができて、私も大満足。ありがとう。 ■ツェッペリン→ラット、からのクイーンとは、ロックファン釣る気満々で思わずにんまり。『レスラー』を思い出した。音楽は御大ハンス・ジマーだが、意外と控えめ。ただ、メインテーマは派手さはないものの相変わらずメロが強くて妙に心に残る。さすが御大。 ■ロッキーファンとしては、随所にそのテイストをビンビンと感じてしまった。相似形の『ドリヴン』つながりで、ヴァル枠でスタローン出てたりしないだろうかなどと一瞬妄想したが、さすがになかったか。 ■『マーヴェリック』と較べると、一部のキャラや細かい伏線を活かしきれてなかった点がちょっと気になった。あと、ラストのレース後にチームの面々が喜びの言葉を掛け合いながらどんどん手前に歩き去るシーン、背景の花火と前景がマッチしてなくて、ここだけ異様に絵の質が低い。多分花火がCGで、その光が人物などに反射する処理をちゃんとしてないからだと思う。全編作り込んでるだけに、ちょっとでも手を抜くと魔法が解けかかっちゃうね。 ■ルーキーのダムソン・イドリスが、ルックスもキャラクターもほぼほぼボビー・ブラウン。 ■テレビシリーズの『ローマ』で妙に艶めかしいオクタヴィアが記憶に残っていたが、そのケリー・コンドンがこの大作のヒロインを射止めた。快活で聡明なイメージも加わり、好印象。 ■その『ローマ』以来、小賢しいんだけどちょっと間の抜けた貴族や金持ちを演じ続けているトビアス・メンジーズが、今作でもさすがのブルータスっぷりを披露してる。もはや名人芸。 【麦酒男爵】さん [映画館(字幕)] 8点(2025-06-28 19:09:08)★《新規》★ 1.「セブン」を見て以来、トム・クルーズよりブラピ派なので公開初日に鑑賞。 ブラピはフューリーでの戦車も似合うが、哀愁のある表情での自動車でもサマになっていいですね。 とにかくカッコいい。 私自身実際のF1は好きで、よく見てますが、ポール・トゥ・ウインの退屈なレースが多く、チームも 資金力があるとこしか勝てないので、映画ではどうかなと思いました。 しかし、同じような内容のシルベスタ・ススタローンの「ドリブン」よりは格段にましでした。 特に気になったのは、ブラピ扮するソニーがF1で実際これやると出場停止だと思うシーンが結構あったかな。 ブラピは相棒の若手ドライバーを勝たせるために ルノーのネルソン・ピケ・ジュニアのクラッシュゲート事件のようなことを何回もします。 まあ現実離れは、映画なので仕方ない事ですが。 60歳近いドライバーと言うのもね、リアリティに欠けるかな 広い視覚や反射神経を要求されるモータースポーツだけに なんだかと言った感じです。 若きブラピのキャメルロータス時代、伝説のドライバー・アイルトン・セナと接触して大事故があり、 F1界からいったん身を引いたという設定です。 実際あったマーティン・ドネリーの事故をモチーフにして、F1ファン好みです。 また、メルセデスのトト・ウルフやアロンソとか実際のF1界の人達も演技しています。 あと、デイトナ24時間とかバハ1000も出てくるので、アメリカ、ハリウッドテイストで ヨーロッパばかりではないですし、ノーカントリーの殺人鬼役の方がチーム代表をやってます。 ブラピといい、演技はすごいです。さすがハリウッド。 レースシーンなどの映像は、高度のCGを使っていて本物のようでした。 練れた脚本といい音楽といい さすがトップガンチームといったところ。 観て損はないかなと思いますが、現在のF1では最下位チームが 優勝することはほぼないですが、モータースポーツ映画の定番だから仕方がないか…。 【SHOGO】さん [映画館(吹替)] 8点(2025-06-27 19:22:33)★《更新》★
【点数情報】
【その他点数情報】
|