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恐怖の報酬(1953)

The Wages of Fear
(Le salaire de la peur)
1953年【仏】 上映時間:149分
アクションドラマサスペンスモノクロ映画
[キョウフノホウシュウ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-11-19)【イニシャルK】さん


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監督アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
キャストイヴ・モンタン(男優)マリオ
シャルル・ヴァネル(男優)ジョー
ヴェラ・クルーゾー(女優)リンダ
ペーター・ヴァン・アイク(男優)ビンバ
フォルコ・ルリ(男優)ルイージ
ヨー・デスト(男優)スメルロフ
田中正彦マリオ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
佐々木梅治ジョー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
中田和宏ビンバ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
天田益男ルイージ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
山像かおりリンダ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
宝亀克寿(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
秋元羊介(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
猪野学(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
小島敏彦(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
後藤哲夫(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
田口昂(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
大黒和広(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
広川太一郎マリオ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
佐野浅夫ジョー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
多々良純ルイージ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
臼井正明【俳優】マリオ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
加藤精三(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田の中勇(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作ジョルジュ・アルノー
脚本アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
音楽ジョルジュ・オーリック
作曲ヨハン・シュトラウス2世「美しく青きドナウ 」
撮影アルマン・ティラール
日本語翻訳細川直子(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
あらすじ
中南米の某国にある場末の街ラス・ピエドラス。そこはヨーロッパから流れて来た食い詰め者たちの吹き溜まりであった。折りしも数百キロ離れた山奥にある油田で火災が発生する。消火に必要なのは水ではなく大量のニトログリセリン。1滴だけでも凄まじい威力の爆薬をトラック2台に満載して未舗装の道を運搬するという危険極まりない任務に誰もが尻ごみする中、石油会社の提示した2000ドルの報酬欲しさに名乗りを上げた命知らずな4人の男。果たして4人の行く手に待つのは…?カンヌ国際映画祭グランプリ受賞。

へちょちょ】さん(2006-02-11)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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97.《ネタバレ》 小学生の時にテレビでリメイク版を観た記憶。
ロイ・シャイダーを観て、ジョーズの人だ、と思ったような。
で、随分年を取ってから、オリジナルを鑑賞。
いや、フランス人やっぱりすごいな。
50年以上前の映画なのに、手に汗握ってしまう。
中でもトラックを迂回させるシーンは秀逸で、ワイヤーが引っかかるのを見て、思わず叫んでしまった。
ルイージのトラックが吹っ飛ぶシーンも、タバコの葉を使った演出がにくい。
そしてラストの蛇行運転。
ダンスに合わせたカメラの揺れがトラックの動きにシンクロして、緊迫感を増していた。
リメイク版ももう一度観たいと思わせる輪廻転生な一本。 roadster316さん [インターネット(字幕)] 8点(2019-08-20 20:06:06)

96.《ネタバレ》 最近、フリードキンの完全版を観たので興味が湧いて、このオリジナル作品を観た。
後半のサスペンスは素晴らしい。映像的には今では決して簡単に出来ないであろうことをやっている。

が、そこに至るまでの前半は今の目で見ると、非常にかったるい。
トラックが出発するまでストーリーの主軸が見えないからである。
このかったるい人物描写があるから、後半のサスペンスが活きてくるのはわかるのだが、現代の脚本家なら間違いなく時系列を入れ替えて、観客の興味を引くような構成にするであろう。
後半のサスペンスは、撮影的にもものすごく過酷であろうと想像できる。
あの油の中に全身浸かるのを観ていると、どんな悪人であろうと同情してしまう。

主人公は誰よりトラックの構造、車両の特性、運転方法に詳しいはず(熟練の技術者である)なのに、このラストに説得力を感じない。
ラストは人生の教訓を示唆しているのか、正直わからない、というより正直ギャグである。

そこを考えさせるのが、当時のハリウッドとは違うフランス映画だったと考えるしかない。 どっぐすさん [DVD(字幕)] 5点(2019-05-10 00:05:27)

95.《ネタバレ》 この作品のどこがサスペンスなの?スリル満点のアクション映画でしょう。
トラックが走り出すまでは、人間描写が上手く描かれていて非常に面白い。ジョーが力のある紳士を気取ってたのが、トラックが走り出してからは、車酔い?も相まってすっかり弱気になるのは笑える。
ニトロ運搬の旅はスリル満点のアクションと笑いの始まり。途中であっさり2人が爆死して最後は相棒が・・・。
大きな展開が次々とあるが、どれもサラッと流して次にいっちゃうのがシリアスにならずコメディチックで良い。とにかく他にはなかなか無い作品である。 SUPISUTAさん [DVD(字幕)] 7点(2019-05-05 22:33:59)

94.《ネタバレ》 同監督の悪魔と違って、今見ても面白い娯楽作。全編サスペンスいっぱい。ニトロのシーンは秀逸。そしてラスト。 にけさん [映画館(字幕)] 8点(2019-01-21 13:47:01)

93.サスペンスのお手本のような映画。
残虐な描写に頼ることなく、いかに緊張感、ハラハラドキドキを演出するかについての、教科書的な回答を提示していると言っていい。
男たちが町を出るまでがとにかく長くて退屈なのだが、それを乗り越えれば、極上の緊張感を味わえる。 nakashiさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-07-28 17:09:11)

92.この映画って絶対にスピルバーグが好きじゃないですか?あのトラックの映し方や、雰囲気、最後の〇〇まで「激突」だし、車のメーターのアップとか、ロープの引っかかる音とかすごく「ジョーズ」だしって嬉しく見てました。やー、やっぱし昔の名作と呼ばれる映画は見ておくものですね。まったくの想像ですがあの監督も、この監督も影響受けたのかなーと思って見る映画は楽しいもんです。 マリオとルイージか、フムフム。あー、イブ・モンタンって男だったんだね(勉強不足ですみません、初めて映画見たのですが「イブ」ってだけで女だと思ってました)。うん、相棒の名前は「ジョー」って言うのか。うん?イブ・モンタンとジョー・・・ハッ!ま、まさか!イモータンジョー様!? Junkerさん [DVD(字幕)] 7点(2017-09-03 02:37:21)

91.《ネタバレ》 油田火災を爆薬で消火するため大量のニトログリセリンを運ぶという、いたってシンプルで地味っぽい話。
ところが、これがおもしろい。
少しでも衝撃があると爆発するという緊張感が伝わってくる。
怖いもの知らずと思われたジョーが、意外な醜態をさらしてマリオに罵られる姿が切なかった。
挙句の果てには、油の沼を抜け出すのに足を轢かれてブランブラン、もう人生散々の大暴落状態。

一人大金を手にしたマリオが浮かれて調子に乗った蛇行運転をしていたので、これは事故ると思っていたら案の定。
壮絶なサバイバルゲームを勝ち抜いたにしてはあまりにも幼稚でバカっぽくて、もう少しマシな死に方がなかったか。
序盤が少しだるかったのと、ラストが違っていれば傑作になったのに。
スーパーマリオのモデルだったとは知らなかった。 飛鳥さん [DVD(邦画)] 7点(2014-12-22 22:29:37)

90.古い映画ですのでスローな流れです。ゆったりした前半から緊張感の続く後半に至るまでそれなりに面白い映画でした。 ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-17 12:57:01)

89.《ネタバレ》 クルーゾーは「悪魔のような女」の方が好きだが、この作品も傑作。ねっとりした恐怖を味わうアンリ=ジョルジュ・クルーゾーの問題作。
ストーリーは至極単純、職にあぶれた男たちが「金のためならなんだってやる」という映画。
金も無く餓死するくらいなら、死んでもいいから一時の金と食事にありつける仕事を引き受ける。それがこの街の男たちだ。
ファーストシーンから素晴らしく汚い(褒め言葉)出だし。虫の群れにそれで遊ぶチ●コ丸出しの子供。
一瞬「これ別の映画?」と戸惑ってしばらくすると、おっぱいの飛び出そうな女の子が酒場の床を拭いているではないか!
よかった!フランス映画だった!!(安心するところがおかしい)

最初1時間はひたすら登場人物の掘り下げ。
この丁寧すぎる掘り下げが後の恐怖を盛り立て、尚且つ酒場での緊迫したやり取りや燃え盛る油田の描写など退屈させてくれない。
毒蜘蛛?そんなもん足で殺っちまいな!

そして残り1時間30分に渡る恐怖の大仕事。
油田の火災にはニトログリセリンの大爆破が一番(どういう事なの)
わずかな振動でも全てを吹き飛ばす悪魔の液体ニトログリセリン。
時限爆弾はまだ猶予があるが、今度の爆弾は何時でも運び屋を皆殺しに出来る。常に体にまとわりつくような粘っこい戦慄。
“橋”のスリリングな出来事からマリオとジョーのコミカルなやり取りで癒された。
もう完全にヒロインですジョーのおっちゃん。
仕事を受けた運び屋は二組、ニトログリセリンという爆弾は人の心も破壊するのか?
しかしニトログリセリンは岩も破壊すれば、人の心の壁も破壊し、一時の安息も破壊する・・・恐怖を味わう間も与えずに。
爆風で吹き飛ぶ巻煙草、焼け焦げた爆発の跡の生々しさ、屍人の骸が眠る黒い沼、ぶらんぶらんの足、そして踏ん張る杭。
それでも男たちは仕事をやり遂げる。たとえ最後の一人になろうとも。
ただ一つ言えるのは、爆弾が人を殺すのでも、車が人を殺すのでもない。
それを扱う人間が一番の殺人者なのだから。
・・・でも正直言わせてくれ。あんな終わり方したら恐怖を通り越して笑っちまうよ。だからこれだけは言わせて欲しい「クソワロタ」と。
何だったんだよ今までのカッコイイ主人公は。俺も思わず卒倒したくなったわ。俺の涙を返してくれ。
そんなワケで、俺はウィリアム・フリードキンの「恐怖の報酬」の方が好きです。 すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-06-07 23:48:18)(良:1票)

88.初見。予備知識なし。疲弊と閉塞が覆う街での荒んだ男達のやり取りに辟易しコックリしそうになったところへ降って湧いてでたニトログリセリン運搬任務に目が覚めました。障害物をクリアする各シーンは4人が見せる本性とジワリジワリ感が相俟った迫力満点の手に汗握るもので、私も周りの方々も「あ~」「うわ~」など思わず声が漏れてしまいました。無理筋なラストシーンに興を削がれたのが何とも惜しいところ。 The Grey Heronさん [映画館(字幕)] 7点(2014-06-01 22:18:54)

87.何と、あのスーパーマリオのモデルになったとされる映画です。マリオとルイージ、作業着に作業帽という設定は、この作品で既に完成されています。さすがにピーチ姫やクッパは出てきませんが(笑)。内容は、爆破事故が発生した油田をニトロで消し去るため、それをトラックで命懸けで運搬するというもので、道中に絶壁やぬかるみ等といった様々な障害が待ち受け、それらを乗り越えていく様は、手に汗握る展開でスリル満点でした。前半で人物像をみっちり描写することにより、後半から始まる運搬活劇において、命の危機に迫られた際に、各自の性格や経験が作業に強く影響され、展開に深みが出ていました。ラストは、ハリウッド映画ではあまり観られない、フランス映画ならではの終わり方でしたね。 けんおうさん [ビデオ(字幕)] 7点(2014-01-04 22:10:00)

86.《ネタバレ》 フリードキンのリメイク版しか観たことがなかったんですが、最近機会があってついにオリジナル版を観ました。
スーパーマリオのオリジナルとしても有名な映画ですが、いやー前半のだらだらした人間模様が長すぎます。まさかトラックでブツを運び始めるまでに1時間以上かかるとは…。
しかもそれで人間関係描けているかというと…正直そうでもないですよね。運び始めてからはそれなりに面白く特に世間で評判の兄貴のダメっぷり演技はさすがなんですが…
カンヌベルリンと賞を総なめして名作と名高い映画ですが、世評を度外視して素直に今の自分の感覚で点をつければ甘くつけて6点ってとこでしょうか。

あばれて万歳さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-11-16 00:15:02)

85.《ネタバレ》 監督が一人とは思えないほどクオリティが安定してないと感じました。町の貧しさを示す導入部は優れた映像作品を予感させましたがそこがピーク。トラックが出発するまで約1時間も費やした割には人物描写や町の描写が映像的にも内容的にも物足りないという印象です。マリオとジョーが親密になる過程も淡泊だしマリオやジョーがお金を欲している理由もセリフでさらっと説明してしまっている。ビンバに至ってはほとんど描写がない。トラックの運転技術を競うシーンも淡泊で説得力がない。
トラックが出発してからはスリルの連続で凄く楽しめました。が、トラックの爆発や油まみれのシーンなど幾つか唸らせられるカットはあったものの、やや慎重さに欠ける運転の仕方やトラックの振動、ジョーを死に追いやったのに意気揚々としてるシーンなど細かい部分が雑で説得力に欠けると思いました。
最後のクロスカッティングはそれまでと異なるテンポで高揚感を感じました。この映画の最も好きなシーンかもしれません。 エウロパさん [DVD(字幕)] 7点(2013-10-13 19:37:36)

84.トラックが出発するまではどこがサスペンスだよという展開だったが、その後はヒヤリとすることの連続、こういう恐怖心を駆り立てるのが本来のサスペンスかもしれない。(この映画やスピルバーグの「激突!」を見るまでは、殺人事件が起こるのがサスペンスだという謝った解釈をしていた)そしてまた人間描写が実に良い。トラック出発までの時間も街や人々の様子がリアルでユーモラス、改めて見てみると味わい深いし、トラックを運転する4人の男たちの心理描写も巧みだと思う。 ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-07 06:45:02)

83.大量のニトログリセリンを荷台に積んで悪路を延々運転する主人公に、同乗する相棒が言う「2000ドルは運転の報酬だけではない、恐怖に対する報酬でもあるのだ」と。
それはまさにその通りで、後半の主人公は年老いて恐怖におののく相棒を罵倒し続け、「お荷物だ」と悪態をつくが、もし一人であれば到底この任務を全う出来る筈はなく、早々に逃げ出していたことだろう。
そういう極限状態の中で左右される人間の心理が、巧みな演出の中に盛り込まれた映画だったと思う。

有名な映画なので、タイトルはもちろん「ニトログリセリンを運ぶ」という大体のプロットも認知していた。
そのことも影響したのか、主人公たちが置かれている環境と人間関係をつぶさに描いた導入部分は、少々冗長に感じてしまい、「いつニトロが出てくるんだ?」と間延びしてしまった印象は否めない。
序盤の人間模様が不要だとは思わないが、このストーリーで約150分の尺はやはり長過ぎると思えた。
“オチ”をああするのであれば、もっとシンプルな構成にした方が、「恐怖」とそれに伴う人間の心理が際立ち、映画としての娯楽性が高まったのではないかと思う。

ただ、繰り返しに成るが、中盤以降の演出は極めて巧みだ。
度重なるハプニングがバランスよく配置され、ニトログリセリンを運搬するトラックを二台描き出すことにより、どちらがいつ危機を迎えるのかという緊張感が効果的に持続された。
決して主人公のみをヒーロー的に描き出すのではなく、運搬にあたる4人それぞれの人間性をしっかりと描き、彼らが陥っている生活環境と、非人道的ですらある危険任務に自ら身を捧げざるを得なかった状況が、ドラマの中にきちんと盛り込まれていた。

最大の危険を乗り越え、一服しようとした瞬間、フッと巻き煙草が飛び散る。的を得た非常に良い演出だったと思う。
大ラスの言葉の通りの“オチ”については賛否が分かれるところだろう。実際、思わず呆気にとられてしまった。
しかし、この作品がフランス映画あることを思い出すと、ある意味「真っ当」な顛末のようにも思えた。 鉄腕麗人さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-11-09 16:01:10)

82.《ネタバレ》 再見。とにかくサスペンスフルで救いのない映画であることだけ覚えていました。「広すぎて簡単に抜け出せない」、または「何よりも深刻でたちの悪い病は飢え」であるような絶望的な土地。「伝染病のように一生つきまとう恐怖」のミッション。一度死んだ人間じゃなきゃつとまらない。「数ヶ月で100歳になれるぜ。時と場所がそろえばな」。ただハラハラするだけの映画じゃなかったのですね。印象に残るセリフが多いんだ。 なたねさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-07-22 01:32:29)

81.《ネタバレ》 結局最後まで救いはないのね…。 マリオったらせっかく大金を手にしたんだから普通に帰ったらいいのに…。 ニトロ運搬でビクビクしてたから帰りくらい思いっきり蛇行運転してやれ!って気持ちもわかんなくはないけどさ…。 緊張と緩和が程よい感じで廻ってくる後半はまさにサスペンスって感じでとっても良かったんだけど、前半はもう少しコンパクトにまとめてあっても良かったかもしれないわね。 スペイン語・フランス語・英語が飛び交う荒んだ町のカオス感や、後にあまりの恐怖でどんどん臆病になっていくジョーの元は豪胆な気質を印象付けるにしても…やっぱりちょっと冗長よね。 緊張状態が長すぎると集中力が切れてくるから、ハラハラドキドキ系の映画はできれば2時間以内に収めてほしいのよね、アタシとしては。 やたら疲れるしさ。 でも全体としてはホント面白かったわー。 救いのないラストも結局はああまとめるのが一番納まりがいい気がするし、度胸のあるヤツが一番評価される的な男子特有の友情もステキだったし。 ロイ・シャイダー主演のリメイク版はどんな感じに仕上がってるのかしらね?? 梅桃さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-07-02 14:45:21)

80.《ネタバレ》 なんかもう心が一時も休まらない映画。前半は食い詰めた男たちの希望の無さに気が滅入り、ニトロ運搬のくだりからはうああーとかぎゃーとか言いっぱなし。自宅で良かった。崖にせり出した木製の足場、横滑りするぶっといタイヤ、ひいぃー。作業に集中せねばって時にへたれてくれるジョー、あああーこのオヤジ、マリオじゃなくてもキレるわ。モノクロだというのがまたなんだか恐怖1.5倍増しだ。油まみれになった二人なんてもうまっ黒坊主で視覚的に怖いのなんの。これが微妙な黒と茶の感じが出ては凄味がダウンしてしまうんだきっと。ああ、体力使ったなあとへなへなしてるところへラストもう一撃。マリオの阿呆~普通に走れよ・・ああー・・。 tottokoさん [ビデオ(字幕)] 8点(2012-06-17 23:43:49)

79.《ネタバレ》 これをいま現在観ると電力会社と原発労働者がどうしたってかぶさって見えてきてしまう。60年、封切り時に生まれた赤ん坊が還暦を迎えようという時間を経ても、石油資本が電力会社に代わっただけで社会構造はぜんぜん変わっていなかったわけだ。映画の主役はイヴ・モンタンだが、本作で一番記憶に残るのは相棒のおっさんジョーだろう。前半、トラックが出発するまでかなりの時間をさいて、このジョーという男の凄味を描いていく。腹のすわったいっぱしのワル。それがトラックを走らせていくと、だんだん腰が引けてきておどおど逃げ腰になっていくとこ。非情な男だったのだろうが、石油資本の非情さの前では赤子同然なのだ。そこに彼の老いの無惨も重なり、いかにもフランス映画的な味が出ている。ただサスペンス映画として見ると、そっちのほうに重みが掛かりすぎたかな、という気もした。ラストのオチも微妙なところで、フランス的な皮肉(こういうのもエスプリっていうのか)は効いているが、ずっと映画の背後に感じられていた石油資本のどす暗さがあれで薄れ(元をたどっていけば、思わず調子に乗って蛇行運転せずにはいられないほどの恐怖のプレッシャーを与えた石油資本に行き着くのだが、画づら見ているとマリオの愚かさのほうが前面に出てしまう)、話がショートショート的に軽くなってしまった気もした。 なんのかんのさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-06 10:12:25)

78.《ネタバレ》 こんな静かなサスペンスドラマは久し振りに観た気がします。
原油溜まりを渡る時の目を瞑ってアクセルを踏むイヴ・モンタン。“行くしかねぇ!”という切迫感はもうハンパない!
切り返しに巨岩に原油溜まりと、待ってましたとばかりに難所が次々とやって来るのが作った感が出て少々あざとい感じもしますが、この3つの難所全てに突破まであともう少しというところでハプニングが発生したりして、非常にスリルのある見応え満載のシーンだったと思います。
また、先行するトラックの中で父親のエピソードを語りながら髭を剃っていた直後に爆発するという演出は個人的にかなり好きで、ラストのようにあからさまに危ない雰囲気を感じさせてから事故が起きるのも悪くはないのですが、前者のような微妙すぎるくらいの前触れはより高度で洒落ていて面白いと思います。
仲間同士で喧嘩するにも罵倒したりなどする事なく平手打ちを見舞うのみだったり、終盤にかけての盛り上がりがどこだったのかも分からないようなストーリー構成など、とても静かで落ち着いたフランス映画らしい一品でした。 もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 7点(2012-01-08 13:29:30)

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【点数情報】

Review人数 97人
平均点数 7.76点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
422.06% line
566.19% line
61010.31% line
72323.71% line
82323.71% line
92020.62% line
101313.40% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.90点 Review10人
2 ストーリー評価 8.18点 Review11人
3 鑑賞後の後味 6.20点 Review10人
4 音楽評価 8.25点 Review4人
5 感泣評価 8.00点 Review3人

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