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番場の忠太郎 瞼の母

(瞼の母)
1931年【日】 上映時間:72分
ドラマサイレント時代劇モノクロ映画戯曲(舞台劇)の映画化
[バンバノチュウタロウマブタノハハ]
新規登録(2009-04-19)【にじばぶ】さん
タイトル情報更新(2021-08-05)【イニシャルK】さん
公開開始日(1931-03-13)


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監督稲垣浩
キャスト片岡千恵蔵(男優)番場の忠太郎
山田五十鈴(女優)お登世
瀬川路三郎(男優)博徒素盲の金五郎
森田肇(男優)飯岡の身内宮の七五郎
原作長谷川伸
脚本稲垣浩
撮影石本秀雄
配給日活
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【クチコミ・感想】

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3.《ネタバレ》 フィルムセンターで鑑賞。

長谷川伸もの。「番場の忠太郎 瞼の母」。瞼(まぶた)の母。
宿場町、鶏、娘の髪を結ぶ母親、息子を思い出し泣き出す母親、夜、三度笠で男を担いで歩く男、障子を叩き去っていく。
水車→風車、転がる鞠を拾う追ってたち、手紙、手紙を持った瞬間に火花が散るような演出、男は手紙の内容を知っている、負傷した片腕。
刀を持って戦いに行こうとする男、それを必死に止める妹、男の勢いを止める母親の涙。

犬と戯れようとする男、半次の知り合いだという忠太郎の登場。
襖の影でじっと耐える半次の葛藤、脚の動きだけで距離感を感じさせる追跡、徐々に速度が速くなる。

抜刀直前、斬りかかり即座に逃げ去る回想、家族を振り払い切りかかる・・・その時に「こっちを向けい!」
16分して戦闘開始、土手を駆け、刀が宙を舞い、刃を投擲!背中に突き刺さる刃。
「ボケ茄子」「グレた」・・・昔からこういう言葉があったんだねえ。

忠太郎も母親を探し求めて放浪する。
 
字が分からないのでお母さんに手を握ってもらって書こうとする、ダチの親とはいえ母親のぬくもりで震える表情。

脚は道から道をかけ続ける、街中の賑わいを映すショット。 
三味線を弾く眼の見えない老婆、料亭にたむろするヤクザたち、駆けだす女性にちょっかいを出す、逃げた先での出会い、切れる鼻緒。 
しかし活弁トーキー版のオッサンのナレーションが面白い。山田五十鈴は役者の名前だwww

夜鷹のおばさん、小さな墓の前で夜鷹の事情を目撃する、墓参り、節分、料亭、何処の誰だろうが一度は面と向かって話し合う心意気、取り敢えずその刀をしまえ。

忠太郎という名前にキセルを落とす、母はわざと冷たくする、母のための大金、その裏で男を引っ捕まえようと準備にかかる男衆、長年求めた者から聞きたくなかった言葉ばかりで打ちのめされる。

息子ではなくヤクザ者として去っていく悲しき表情。男衆は慌てて身を引き、忠太郎は吹雪く闇夜を足早に去っていく。

道で待ち伏せる男二人、風が吹き荒れる中で対峙、それを必死に追う籠と提灯、仰々しい構えで一刀のもとに斬り捨てる、家族の呼び声をむしろの影で聞く辛さ。
抜き放った瞬間に男を斬り倒す、両の瞼を閉じる、思い出の中の母、現実の母、打ち捨てられた長ドス、抱き合う家族。 すかあふえいすさん [映画館(邦画)] 8点(2015-07-14 13:18:12)

2.母と抱き合うので驚かされる。もともと長谷川伸も二通りの結末を考えてたらしいんだけど、いろいろ手を加えても本筋の“身内に対して構えてしまう世の中の酷薄さ”が残っていれば、「瞼の母」である。実際、大衆演劇で演じられやすいように著作権も自由にしていたらしく、そうやって大衆に揉まれて伝説のように変貌していくのを許していたんだろう。加藤版でもホロッとさせる、違う母の手に重ねて筆をとるところなんか、リアリズムじゃない。もう様式であって、わざとらしいなんて感じちゃいけない。様式ってのは、一つの感情を大袈裟に・意識的に誇張して高い次元に持っていくことだ。吹雪の中で刀を構える千恵蔵のかっこよさなど、様式が練り上げた姿。 なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2013-02-21 09:54:01)

1.はっきり言って、話の内容は古過ぎて面白くはない。
きっとこれは、無声映画独特の雰囲気を味わうべき作品であろう。 にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 4点(2009-04-19 00:17:52)

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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.00点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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