みんなのシネマレビュー

フローズン・リバー

Frozen River
2008年【米】 上映時間:97分
ドラマサスペンス
[フローズンリバー]
新規登録(2009-12-01)【TM】さん
タイトル情報更新(2016-04-21)【DAIMETAL】さん
公開開始日(2010-01-30)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督コートニー・ハント
キャストメリッサ・レオ(女優)レイ
マイケル・オキーフ(男優)州警察官 フィナティ
マーク・ブーン・Jr(男優)密入国仲介業者 ジャック・ブルーノ
脚本コートニー・ハント
美術ランドール・バルスマイヤー(タイトル・デザイン)(ノンクレジット)
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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12


40.《ネタバレ》  『ザ・玄人向け映画』といった感じ。
 こーゆータイプの映画、『良い』『悪い』は別にして、正直あまり楽しめないです。日本での出来事なら共感もできそうですが、それもありません。あまりに違う世界、違う文化すぎるんですよね。
 とにかくスタートから気が滅入ります。底辺の世界で生きるにっちもさっちもいかない人たちの日常。見ていて気持ちは落ち込んでゆくばかり。この閉塞感がいや。
 それにこの親、好きになれないです。仕事柄、こーゆー親に会うことがあります。だからでしょうか。レイを見ているとうんざりするのです。
 こちらでのレビューを拝見すると、『なるほどねえ』という意見ばかり。確かに良い映画っぽい気がしてきます。
 とは言え、『ドラマには心に響く何かを』『サスペンスには刺激を』。そーゆーものを求めている私にとってこの作品はちっとも面白くないのです。この映画が好きなみなさん、ごめんなさい。
 だけど劇中2回もおばさんの下着姿見せられて、そんなところももううんざりなんです。ってゆーかあのシーンいる? たきたてさん [DVD(字幕)] 3点(2020-03-21 07:18:02)

39.《ネタバレ》 非常に低予算の映画だ。だからこそ、荒涼とした土地に並ぶトレーラーハウスと、寒さと貧困に疲れ果てた低所得層の姿がリアリティを生む。最初は対立していた二人が、一度捨ててしまった赤子を救ったことから、母親しての連帯感が生まれる過程と、不法入国の斡旋による「見つかるかもしれない」というサスペンスが共鳴する。凍った川を隔てる現実と希望がいつかは氷解し、絶体絶命に陥った時、男勝りでタフなメリッサ・レオの決断は、彼女たちの家庭に春が訪れるのだろうか。疲弊していくアメリカの現状を低い目線で捉え、他人事ではいられなくなる。たとえ社会から見捨てられても、悩んでいる暇もなく、彼女たちは逞しく生きていく。 Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 6点(2018-03-02 18:20:43)(良:1票)

38.《ネタバレ》 タランティーノ絶賛ということで見ました。
これ、絶対お金かかってないよね?
貧困が犯罪を生むという観点においては分かり易い例として描かれており、アメリカの実情がよくわかるおはなし。
河も凍るほど寒ければ人の心も凍りそう。レイとライラ、最後は身も心も凍りつかなくて良かったね。 mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-11-26 23:06:06)

37.《ネタバレ》 題名やパッケージが持つイメージから暗くて救いの無い話を想像していたが、その予想に反して一筋縄ではいかない展開でした。何より登場人物の誰ひとり死なないサスペンス映画は久しぶりに観た気がします。この物語にある"境界線"という言葉は国境だけではなく人種や性別による偏見、金持ちと貧困層といった社会的格差など様々な"一線"を意味していると思います。そしてこの話は、大人たちが身勝手に引いた境界線が、気づかぬうちに子供たちの将来を奪い未来を食い潰そうとした物語です。"フローズン・リバー"とは、将来ある子供たちのために、みなが仲良く手を取り合ってそこに橋を架けようといった問いかけであり、表題が持つイメージとは裏腹に希望や未来といった逆説的なメッセージが含まれている気がしました。 タケノコさん [DVD(字幕)] 7点(2015-07-21 04:53:02)

36.《ネタバレ》 あそこまで必死になった母なら、仕事でしか知らないライラを犠牲にして家族の元に戻ると思うけどなー。男性が描いた「母親」なのでは(知らないけど) Sugarbetterさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-12-08 19:17:39)

35.映画というよりドキュメンタリーと思えるぐらい演技がウマイ。 ドクターペッパーさん [インターネット(字幕)] 6点(2014-09-12 18:28:54)(良:1票)

34.北国の寒さと生活に疲れた母親役のメリッサ・レオの演技が生活苦のリアルさを深めていました。登場人物の心理描写が丁寧で、彼らがやむを得ずやってしまう行動から最後に主人公が下した意外な決断に至るまでとても説得力があり感動できる映画でした。 ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-08-22 20:54:38)

33.しっかりとした映画。
最近のアメリカの映画の中ではとってもいい方。 aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 8点(2014-08-19 01:25:10)

32.《ネタバレ》 ばばあ版『ウィンターズ・ボーン』だと思った というか『ウィンターズ・ボーン』のほうが後なのか 失敗したら家を失うのも同じ 正しく生きている気丈な母親がすでに抜き差しならないほど困窮しているところから話が始まる 貧困からくるこの閉塞感はすごい この堅実な母親が徐々に密輸業にはまって行く過程が見ていて哀しかった 輸送中にパキスタン人の荷物を勝手に捨てるとか後先考えない主人公の行動がいかにも独善的なおばさん風でリアル 見ていてイライラさせる巧い作りだ この荷物が実は赤ん坊だったとか衝撃的でいい 主人公が毎晩逃げた旦那の留守番に艶っぽい声を入れたり女性監督らしい演出だ 男前なヒロインとのギャップが結構萌えた(笑) モホーク族のレイラとのバディ感にも母性という括りで結ばれているように見える この辺の母性感は男の監督では描けなかったのじゃないかな ハッピーエンドは望むべくも無いがエピローグは妙にほっとさせる 息子のTJが途中で犯した些細な犯罪は「ごめんなさい」で終わらせて(ここをちゃんと描くのは大事だ)、劇中まったく笑わない相棒のライラが笑顔で子供達と遊ぶ 本当にここはグッときた TJの肩越しに念願の新しいトレーラーハウスの先導者がほんの一瞬見えて終わるのは秀逸 ここをくどくど描かなかったのはかっこいい 本当に誰もが望んだ一瞬だと思う 日本映画の監督にはまず出来ない演出だ そのままエンディングの曲が I always come back と優しく囁くように流れるのはヒロインが刑期を終えて帰って来る時を思わせる 心に残る名エンディングだと思う にょろぞうさん [DVD(字幕)] 8点(2014-02-17 19:33:58)(良:2票)

31.《ネタバレ》 どうしようもない貧困の世界を生きる人々をひたすら淡々と描く作品。そんな映画が確かにあっても、もちろん十分にいいのだけれど、でもさすがにこの作品は映画としては拙すぎる。これならドキュメンタリーを撮ればいいじゃんと言いたくなってしまう。映画なのだから、もっと観客のことも考えて作って欲しかった。ただ、極限状況のなかで最後に主人公たちがそれでも友情を選んだところは好感がもてたのでこの点数。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 5点(2012-12-02 21:25:42)(良:1票)

30.《ネタバレ》 アメリカの貧困は一部のアジアやアフリカの比べればまだまだ裕福。でも世界的な不況下において先進国が衰退していくということでは、日本もこんな状況に近づいているのかも。いや、すでに? 赤ちゃんが死ななくて良かった。 kaaazさん [DVD(字幕)] 9点(2012-12-02 03:42:42)

29.初っ端から張り詰めた重たい雰囲気と悲壮感。そしてこの先、どんだけ不幸な展開が待ち受けているのでしょうか 緊張の連続でしたね。ハラハラどきどき ほんと心臓に悪いです。中途半端なホラーよりかよっぽど恐い展開、さしあたって、末っ子がクリスマスツリーの装飾ランプを体中に巻きつけておちゃらけていたシーンでは ここでこの子は感電死なのかと変な予測をしてしまって目をふさいでたりしました。そして最後には氷上の氷が溶けてふにゃらららだとか、息子は悪事に染まってふにゃらららだとか、急なショックを受けるの恐れて、先走って悪いほうに悪いほうにと予測してしまってたりしていた自分がいたりしました。 貧困状態を生き抜くって辛い事です その生活ぶりを見せられるってそれもすごく恐い。ただし、見て勉強、学んで勉強、暖かいトレーラーハウスで暮らす事を夢見た母子供の夢が叶ったことに救いがあった。母の帰りを待とう 頑張って生き抜いてってほしいな 子供たち。 3737さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-09-02 22:40:59)(良:1票)

28.《ネタバレ》 ぎりぎりのレヴェルで食いつないでいる白人と先住民、ほとんど暗い夜のシーンばかりで、つまりそのような幽閉・囚われが人生なのだ。賭けとしての「凍れる河」への逃走、映像的な良さはここだけ、ここだけが良い。リアル調で構わないのだが、この映画は好きにはなれない。好きになれた人はエライ。
ひと3さん [DVD(字幕)] 5点(2012-08-29 13:38:18)(良:1票)

27.じっと息をひそめているような独特の雰囲気は悪くないのですが、全体の描写や登場人物がとっている行動がすごく観念的というか、「こう動かしたいからこう動かす」に見えてしまうのです。登場人物の背景や日常が見えないのです。全体的にカメラがやたら近すぎるのも残念でした。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-08-26 00:53:57)

26.ついつい見ていると引き込まれる映画だった。凍った川の上を車で走るシーンは生死すれすれの生活をしている主人公を表しているようだった。 ホットチョコレートさん [地上波(字幕)] 6点(2012-08-22 06:50:16)


25.主人公に似た境遇・だらしない性格だった人を知っている。いま思えば彼女も誰にも言えない様な事をしていたかもしれない。極限まで追い込まれたら誰しもどうするかはわからない。罪を犯したなら償わなければならないが、償ったなら自分と子供の為に二度と罪を犯さないで欲しいね。頑張れママ、息子には伝わったぞ。こうした暗部を描く映画は勉強になります。 movie海馬さん [地上波(字幕)] 6点(2012-06-03 17:47:23)

24.浪費癖がある自分には、この映画はなかなか痛いところを突いてくる。登場人物がただ単純に「問題はあるけど実はイイヒト」というわけじゃなく、同情できない点も一杯ある。主人公は、金がない金がないと言ってる割には化粧品は沢山揃っているし、せっかくお金を手に入れても、すぐ買い物に行っちゃう。家のテレビはレンタルのどデカイやつ。子供には「学校に行け!火は使うな!」と一端の親のようでいて、出すメシはポップコーン。目先のことしか考えてないヤツだ。けど、こういう同情できない点が一杯あるからこそ、感情移入してしまう(汗)。(ノ∀`) アチャー、俺と同じだー。 アメリカ映画は一杯見てきたけれど、こういう地域があることは初めて知った。やっぱり「知ってる」のと「知らない」の違いって大きいな。この映画の主人公も、呆れるくらいの理解の無さから、大問題を引き起こしてしまう。んだけど、何かを「知った」主人公が後半で大きく行動を変える瞬間に感動する。 ゆうろうさん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-01 01:30:43)(良:1票)

23.グダグダでも子を思う親。この暗い雰囲気でラストはわずかな希望がみえたから良かった。警官もなんかいい味出してました。 すたーちゃいるどさん [DVD(字幕)] 7点(2012-03-17 13:57:04)

22.《ネタバレ》 一方は車を盗み、一方は家に発砲する。激しくエゴをぶつけ合った女性2人が、いつか互いに自己犠牲を申し出て、単なる相棒だったはずの相手の窮地を救おうとする。奇跡を起こしたのは、凍った川の上で置き去りにされた1人の赤子だ。死んだと思われた赤子が生き返り、動き始めた。思えばあれが、ほろ苦くもささやかな希望をにじませるラストを暗示していたのかもしれない。生の原点は母性を激しく揺さぶるものだ。母性は、過酷な現実に追い詰められていてさえ、自分以外の人間に愛を与えられる力を持つ。その究極のエネルギーに深く感動させられた。
tonyさん [インターネット(字幕)] 9点(2012-01-10 00:03:24)

21.日本以上に厳しいアメリカにおける貧困層の実情や、そんな彼らのささやかだけど切実な夢、そのために手を染めてしまう犯罪行為、子供への大きな愛情、女の友情など、自分と家族のために必死に生き抜こうとする女のドラマを、さまざまな格差を軸に静かでせつなくも力強く描いとったんやけど、ちょっと地味すぎるんちゃうかなぁっちゅうのが正直な感想で、社会性はあるんやけどエンタメ性が薄かった。もうちょいサプライズがあったらなぁ……。
幻の『モンスター』さん [DVD(字幕)] 5点(2011-12-19 21:10:30)(良:1票)

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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 40人
平均点数 6.72点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
312.50% line
412.50% line
5512.50% line
61127.50% line
7717.50% line
81332.50% line
925.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

2008年 81回
主演女優賞メリッサ・レオ候補(ノミネート) 
脚本賞コートニー・ハント候補(ノミネート) 

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