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赤線玉の井 ぬけられます

1974年【日】 上映時間:78分
エロティック
[アカセンタマノイヌケラレマス]
新規登録(2010-05-07)【にじばぶ】さん
タイトル情報更新(2010-12-19)【イニシャルK】さん
公開開始日(1974-09-21)


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監督神代辰巳
キャスト宮下順子(女優)シマ子
蟹江敬三(男優)志波
河野弘(男優)飲食店のおやじ
芹明香(女優)公子
江角英明(男優)四十男
中島葵(女優)繁子
殿山泰司(男優)小福のおやじ
絵沢萠子(女優)小福のおかみさん
脚本神代辰巳
撮影姫田真佐久
製作日活
配給日活
美術横尾嘉良
河野弘(刺青)
編集鈴木晄
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 まず、昭和日本の特殊な習俗の資料として非常に興味深い作品。その上で、描かれる人間模様は人間の性をむき出しにした独特なもので、これもロマンポルノならではの優れた内容と言えるだろう。演出面では全編通した鼻歌の起用が印象的で、哀愁あり、ユーモアありの抒情的な雰囲気づくりに大いに貢献している。また、芹明香のアバズレな、ただその中に不思議な魅力を秘めた演技は何とも絶品で、この女優が高く評価される理由が分かろうというものである。全体的に説明不足な群像劇でやや分かりにくい嫌いはあるが、ロマンポルノならではの良さと、日本の失われた情景を描き出した映画としての価値を両立させた佳作だと思う。独特のアングラな雰囲気を、是非体感されたし。 Yuki2Invyさん [インターネット(邦画)] 6点(2020-02-04 20:37:28)

1.赤線「玉の井」が舞台なのだが、「玉の井」ならではの雰囲気をもっと出してほしかった。
だけど、舞台もセットだし、予算もおそらく多くはないだろうし、あれが限度なのは仕方なしか。
しかし、玉の井の赤線街を流れる用水路はとても印象的で、実にいい情緒を生み出している。
まるで京都で見た用水路の裏バージョンという感じ。
当時自分がもし生きていたら、絶対に行って実地検分(?)してみたい赤線だ(これは「洲崎パラダイス」も同じだが)。

内容は、現在も語り継がれる名だたる日活ロマンポルノの名作たちと比べてしまうと、見劣りがする。
舞台が1つのセットしか存在しないから、屋外シーンを多く撮れないのは仕方ないかもしれないが、せっかく「玉の井」という題名を冠しているのだから、当然、屋外の風情ある描写を期待してしまうが、ほとんどは室内の濡れ場が中心で、「玉の井」を舞台にしている意味がほとんど無いのが残念である。 にじばぶさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2010-05-07 21:57:59)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 4.50点
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