みんなのシネマレビュー

トゥ・ヘル

Between Worlds
2018年【米】 上映時間:90分
サスペンスオカルト映画
[トゥヘル]
新規登録(2020-02-01)【かたゆき】さん
公開開始日(2019-01-18)


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キャストニコラス・ケイジ(男優)
フランカ・ポテンテ(女優)
音楽アンジェロ・バダラメンティ(テーマ曲)
配給ハピネット・ピクチャーズ
あらすじ
愛する妻娘を自宅の火災で失って以来、酒浸りのトラック運転手・ジョー。そんなある日、彼はコンビニで殺されそうになっているジュリーを助けるが、彼女は感謝どころか彼の行為を非難する。彼女はバイク事故で瀕死の状態になっているひとり娘のビリーを彼女の特殊な能力で救おうとしていたと言うのだ。訳も分からずジュリーとともに病院に向かったジョーは、奇跡的に意識を取り戻したビリーの言動に違和感を覚える。偶然知り合った母娘によって思いもしなかった世界を知ることになる男をニコラス・ケイジが演じるオカルト・サスペンス。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2023-10-06)
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【クチコミ・感想】

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4.《ネタバレ》 ニコラスさん、またしてもやっちまったな!といったテイストの作品。最近の彼の出演作はこういう傾向なのだ、と予め思っていれば意外にすんなり楽しめる作品とも言えます。言い換えれば、ニコラス・ファンもしくはニコラス出演作品ファンのための映画といったところでしょうか。

特殊能力のある女性が自らの命を危険に晒してまで愛娘のためにあっちの世界に行って娘の魂を連れ帰る、というのは斬新なアイディアということではありませんが、結果として別人、それも主人公の亡き妻の魂を連れ帰ってしまうというストーリー自体には少なからず惹かれました。

ただ、展開がスピーディなのは好ましいのですが(この作品を主人公の苦悩がどうのこうのと矢鱈と重く仕上げなかったのは正解かと)、シチュエーションを考えるにジョーとジュリーがいくら何でもいきなりセックスに走るのはどんなもんでしょう?それと、妻の魂が乗り移ったビリーが、こちらもいきなりジョーの身体ばかり求めて来るのもどうでしょう?

なんだかニコラスさんばかりが良い思いをしているように思えないこともなかったりします。悲しみに打ちひしがれて酒浸りになって救いようのない状況だったジョーは何処に行ったのやら?その後の彼の行動も、一体何をしたいのか、これからどうやって生きていきたいのか?ラストの彼の決心を見るまで良く分からないままに進行して行きます。

結局、独りにしないで欲しかった妻の怨念が彼を地獄に道連れにしようと誘っていて、妻が娘に何をしたのかを知った彼はそんな妻の怨念に抗うのを諦め、全ては自らが招いたこととして地獄へと向かっていくということなのですね。

そう考えれば、必ずしもニコラスファンだけのための作品ではないヒューマンストーリーとも受け取れます。が、やっぱり続出するセックスシーンはどうなんでしょうかね?

それと、冒頭のジュリーの幽体離脱カット、ラストの若かりし頃のジョーの地獄行き決定のカット。これは必要だったのかどうか。微妙です。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-10-06 10:10:38)

3.《ネタバレ》 ニコラスケイジ映画にハズレ無し。と弁護するのも、そろそろツラくなってきました・・・。
もはや、面白いくらいに、ちっともオモシロくない(笑)。でも、そんな映画を救えるのは、彼を置いて他にいない!のです。さて、無事、救えたかどうか?
「私はスターではありません」オーラ出しまくりの小汚いニコラス・ケイジが、暴漢(?)に襲われてるらしきオバチャンを助けるも、なぜかオバチャンに恨まれ、もっとよく分からないのが、なぜかそのオバチャンと意気投合してしまう。割れ鍋に綴じ蓋、と言えばそうなんですが、というかそれしか言いようがないんですが、とにかく彼は、オバチャンと娘のところに転がり込んでしまう。
オバチャンの身の上には、超常現象チックな設定がなされているのですが、映画に本当の異変が起こるのは後半。ちょっと、遅い。
要するに、社会の底辺で因縁がぐるぐる廻ってるようなオハナシで、今さら「トゥ・ヘル」も無いだろう、という救いの無さ、なんですが、映画自体にも、工夫も救いも無く、ちょっとダレちゃいます。
ニコラス・ケイジは、こう見えても粗大ゴミではなく、「燃えるゴミ」だった、というオチ。 鱗歌さん [インターネット(字幕)] 4点(2022-06-11 09:32:55)

2.ニコラス・ケイジという人はかなりぶっ飛んだ人らしい、かなりの浪費家だし変人とも言われる。
来日時にパチンコにハマり、パチンコCMにも出てしまった、あのCMを見た時は目を疑ったわよ。
コッポラファミリーのひとりだけど、全くそういうものを感じない。ミュージシャンで身を立てようとしていたジョニー・デップの資質を見抜き俳優へ誘ったのもケイジだ、プロデューサーとしての才能もあるようだ。
そして支離滅裂のしっちゃかめっちゃかな映画にも度々主演して怪演を見せてくれるのです。コメディに出れば必死さの中の可笑しさと困ったような下がり眉でホロリとさせる情感を醸し出す、どう考えても低レベルと感じる映画でも決して手抜きはしない、いつも全力で演じているのがわかる。
なので本作もまあ、いいとしようと思いました。アンジェロ・バダラメンティのあの独特の曲とケイジのTシャツとブリーフ姿に、そして「ボーン・アイデンティティー」の頃と殆ど変わらないフランカ・ポテンテに敬意です。
希望としてはここらでニコラス・ケイジならではのホンワカしたヒューマン・コメディ、犯罪コメディが観たいなあ。 envyさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-04-11 15:12:44)

1.《ネタバレ》 数年前に火事で妻と娘を失い、以来酒浸りの日々を送っている冴えないトラック運転手、ジョー。ある日、彼はたまたま立ち寄ったコンビニのトイレで謎の男に首を絞められている女性ジュリーを発見する。咄嗟に男を殴り倒し、彼女を救いだしたジョー。だが、感謝の言葉が聞けると思いきや、ジュリーから出てきたのは驚くべき言葉だった。「余計なことしないで!首を絞めるように頼んだのは私だから」――。なんと彼女は、バイク事故で瀕死の重傷を負った一人娘を助けるために自ら首を絞めてもらったのだと言う。詳しく訊いてみると、実はジュリーは、幼いころの臨死体験が原因で死の淵に立たされると死後の世界に入ることが出来るらしい。半信半疑で一緒に病院へと向かったジョーは、そこで彼女の娘が無事に意識を取り戻したことを知る。行く当てのなかったジョーは、そのまま彼女たち親子と一緒に暮らすことに。だが、ジョーはまだ知らなかった。実はちょっとした手違いから、生き返った娘の身体にはジョーの失った妻の魂が宿ってしまったことを……。毎度おなじみニコラス・ケイジ主演で送る、そんなオカルト・テイストのエロティック・サスペンス・スリラー。ぶっちゃけて言うと、最近のニコケイ・ブランドの映画の中でも一、二を争うくらいの恐ろしく程度の低い作品でしたね、これ。とにかく何もかもが適当すぎ!具体的に述べさせてもらうと、まず基本となる臨死体験のルールが曖昧過ぎて物語としての枠がふわふわし過ぎです。なんで首を絞められたら娘の命を救えるのか理屈が分からない。百歩譲ってそこを良しとしても、何故蘇生した娘の身体に間違ってニコケイの死んだ妻の魂が宿るのか、ほんと意味不明!!挙句、この母親とニコケイが速攻で一線を越えちゃうのはまあ分かるとしても、その後、何故か娘ともがんがんエッチやりまくるってどんなアホ展開?!そこら辺の親子丼ものAVの方がまだ説得力ありますって!最後もよー分からんまま、ニコケイが燃えて終わりってなんじゃそりゃ(笑)。こんなお粗末なもんで観客から金を取ろうなんて、もはや詐欺行為に等しいっすよ!娘とのエッチがバレて情けない顔で言い訳する白ブリーフ姿のニコケイに、母親が言った「早くズボン穿きなさい!」ってのが、この映画の中で唯一共感できるセリフでした(笑)。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 3点(2020-03-09 00:50:13)

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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 4.00点
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3250.00% line
4125.00% line
500.00% line
6125.00% line
700.00% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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