みんなのシネマレビュー

ザ・ゴーレム

The Golem
2018年【イスラエル】 上映時間:95分
ホラーサスペンスミステリー
[ザゴーレム]
新規登録(2020-05-06)【3737】さん
公開開始日(2019-10-25)


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【クチコミ・感想】

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5.子供の頃、正確には覚えてないけど「世界の妖怪百科」みたいな本があって、色んな妖怪が載っている中で(妖怪の定義は不明だが)、妙に心惹かれるのが、このゴーレムというヤツ。何が気に入ったのか自分でもわからんけど、おそらく、オドロオドロしい妖怪たちの中で、やたら無機質なのがカッコ良かったのかも。もっとも、「ぬりかべ」と「いったんもめん」とかが有機物なのか無機物なのかは知らんけど。水木先生の筆一つ。
しかるにこの映画のゴーレム。これではまるでタールマンじゃないか。いやそれどころか、ドロドロを落としたら、普通のコドモではないですか。ま、いいけどさ。
というワケで、圧迫と復讐、みたいな凄惨な「昔話」を描きつつも、主人公がかつて失った自分の子供をゴーレム少年に投影した、現代的な家庭劇の要素もそこに加わってます。
そういう点で、ゴシックホラーでありながらちょっとウェットなものを感じさせもして、ユニークな作品ではあるのですが・・・もうひとつ、うまく撮れてない印象。
自然があってこその超自然。なんかもう少し、「前触れ」みたいなものがあってもいいかと。 鱗歌さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-03-13 21:10:34)

4.《ネタバレ》 イスラエル映画だが、舞台は数百年前のリトアニア、しかし実際にはユダヤ人の村での話なので、ユダヤ系歴史ものホラーというレアジャンル。内容も、復讐のために異形の力を借りるも制御不能に陥る、という点では結構よくある展開だし、宗教的エッセンスを含むこともあってか割とマジメに(あまり色々やり過ぎることもなく)つくられている。バリバリにホラーというほど恐怖心を煽るワケでもないし、怖いというよりは重苦しいという系統のホラーかと。実は個人的には結構好きな部類。

ただ一点、肝心の女主人公というのが、なんつーかこう「思い込み一直線」と言うか、ハッキリ言えば若干サイコな、と言うか。そもそも最初っから村で一人だけ「血には血」という様な好戦的なモチベーションでゴーレムつくった挙句、最終的にはかなり悲惨な結末を招く、というのはあまり主人公のメンタリティでもない様に思う(普通、モブの脳筋キャラのやることだよね)。他にも、旦那を7年も手酷く騙してたのとか、自分の知己をゴーレムが殺しまくってるのは率直にあんま気にしてなかったり、正直言ってかなりアレなお人ですよね、という感じ。

ひとつ褒めておきたいのはゴーレム役の子役(とその面の演出)。別に喋ったり大きく表情つくったりする訳でもないけど、かなり異様な雰囲気を出せていたと思う。子役も単純に見た目可愛いし、他の映画でもちょっと観たいかも。 Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 7点(2020-09-12 01:05:37)

3.《ネタバレ》 ゴーレムの姿は、作った者の心の中にある願望を具現化しているのかもしれない。
荒ぶる復讐心を持つ者が作れば異形の姿。
亡くした幼子への思慕を持つ者が作れば少年の姿。
映画自体は凄惨な描写が多いものの、非常に良心的な作りになっている。
ゴーレムを作った女性は最後には正気を取り戻し、自らゴーレムを葬るし、少年ゴーレムも見境なく人を殺めたりしない。
制御不能になったゴーレムが殺戮を繰り広げる、なんてハリウッド的な展開にせず、人の心に巣食う弱さに焦点を当てたのには好感が持てた。
『ペット・セメタリー』と『ブライト・バーン』を足して、いいとこどりしたような映画。
ちょっと物足らない、と思う人は多いだろうね。 roadster316さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-08-23 08:57:02)

2.《ネタバレ》 17世紀のリトアニアの話ということになっている。
リトアニアでユダヤ人といえば第二次大戦時の杉原千畝氏が有名だろうが、それ以前からリトアニアにはユダヤ人が多く住んでいたということらしい。ただし昔と今では境界線が違っており、この映画に出ているのが現在のリトアニア共和国とは限らない。隣村の連中がスラブ系の名前だったので、今でいえばベラルーシ共和国かも知れないが、ちなみに撮影場所はウクライナの首都キエフ付近だそうである(大して違わない)。台詞が英語なのは面白くないが、イディッシュ語を使えともいえないのでいいことにする。
なお年代が1673年と特定されている意味はわからないが、今でいうウクライナで起きた「フメリニツキーの乱」(1648~1657)や、これに続く戦乱(~1667)を通じてユダヤ人の虐殺が多発し、周辺のユダヤ人社会に甚大な被害が及んだ直後の時期ということではあるらしい。また冒頭に出たプラハの事件(伝説だろうが1600年頃の想定?)からの時間差による設定という意味もあったかも知れない。

考証的にどうかはわからないが、この映画では森林と農牧地が広がる場所にシナゴーグのある村があり、キリスト教徒の住む隣村からは離れているが何かのきっかけで迫害され、場合によっては滅ぼされる、といった雰囲気は感じられた(これがポグロムのイメージか)。隣村に呪いをかけたと疑われていながら、実は「治療師」などは結構当てにされていたようでもある。
何か社会的なテーマのようなものがあったとすれば、例えば“神の領域を侵せば全てが滅びる”といったことなら少し汎用性のあるメッセージにはなる(nuclearでもbiologicalでも)。また、この世の出来事は全て神の意志であって、自分の不幸を神への不信や他者への憎悪に変えてはならないというようでもあったが、これは実際のユダヤの教えもそうだということか。
ゴーレムに関しては、この映画で子どもの姿にしたのは結果的に悪くなかった。「冷酷な怪物」であっても、実はこの世に自分と母親の存在しかない子どもそのままのようでもある。母親のことだけをひたすら思い、最後は全てを母親に委ねたかのような姿は哀れだったが、母親の方もこれで亡き子への思いを断ち切ったということらしく、意外に切ない終幕になっていた。
なおゴーレム役の子役は子どもらしく華奢に見えるが、顎の細い顔がクールな印象を出している。男児を愛する性向のある人々には好かれそうだ。 かっぱ堰さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-07-11 08:26:39)

1.《ネタバレ》 理不尽単純なお話で。ひそやかに暮らすユダヤ人の村に無理難題を吹っ掛けて攻め入ってきた下衆な隣村の悪集団たちに怯え 成すすべなく従い寝入りする村びとたちのお話で。
だがそれを我慢出来ない女が一人立ち上がる 泥でこさえた少年ゴーレムの力を借りてというストーリー。

だが、いっそもっと早くに派手にゴーレム発動してほしいものだったのだが 時既に遅しではないか 結果、偶然にも二人だけが生き残り、無事に一件落着のような感じで終わるのはあまりにもお粗末な片付け方ではないか

でもそれよりも、ハンナあんたイイ女だけど、実はあんた神よりムゴイよ 恐ろしいですな
だって旦那を7年間も騙していたんだろ 汗と涙の必死の腰振りを。 3737さん [DVD(字幕)] 5点(2020-05-08 18:52:51)

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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.40点
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