みんなのシネマレビュー

ハーヴェイ・ミルク

The Times of Harvey Milk
1984年【米】 上映時間:87分
ドキュメンタリー
[ハーヴェイミルク]
新規登録(2003-10-30)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2008-09-01)【+】さん


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監督ロブ・エプスタイン
ハーヴェイ・ファイアスタインナレーター
音楽マーク・アイシャム
編集ロブ・エプスタイン
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【クチコミ・感想】

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5.《ネタバレ》 開始後10分で早くも執行委員当選のところまで行ったときは「あれれ?」と思ったし(そもそも、なぜ彼がその立場を目指したのかということについては、あまり説明されていない)、死亡後の出来事(裁判など)に3分の1近くの時間を使っているのも、バランスが悪いのではないかという気はした。しかし、実際の記録映像を駆使して、実在の人物が現実に行った発言や行動を積み重ねるというのは、今に生きる我々にも、当時起こったことの重要性を生々しく伝えてくれる。記録映像とインタビューとナレーションの配分も、流れを壊さないように繊細に配慮されていると思う。 Oliasさん [DVD(字幕)] 6点(2013-02-11 02:05:09)

4.《ネタバレ》 84年のアカデミー賞ベストドキュメンタリー受賞だそうです。
ハーヴェイの生い立ちに詳しく触れていないとか、彼の政治活動について通り一遍の説明しかしていないとか、彼の恋愛関係について全く触れていないとか、金銭問題はなかったのかとか、ドラッグはやっていなかったのかとか、消化不良の点はいっぱいあるが、まあこれは殺されてしまった哀れなハーヴェイへの追悼映画、ということである程度美化されても仕方ないのであろう。美化することで、実物よりもつまらないハーヴェイ・ミルクになってしまったのではないだろうか。
申し訳ないけど私はハーヴェイ・ミルクよりもダン・ホワイトにほうに、激しく興味が湧く。
私なりにダン・ホワイトの犯行を分析してみますと、これは「失敗した無理心中」ですね。
ダンは市長とハーヴェイを道連れに死のうとしたのです。
彼は「世界が終わった」と感じ、1人で死ぬことができずに無理心中しようとしたのだった。
見るからに虚勢を張っていて、建て前ときれい事しか言えず窮屈で余裕のなさそうな、まさにコロンボドラマの犯人役に出てきそうなダン・ホワイトにとって、何が「世界の終わり」なのかというと、「家庭の崩壊」です。
具体的には、妻から離婚を迫られたのです。
理由にはいろいろな可能性があるが、たとえば、言いなりの条件で離婚に同意しなければ、妻への暴力について被害届を出すと脅されたら、元警官のうえ有名人である彼は相当追い詰められたのではないか。
妻に捨てられたという事実は、ダン・ホワイトにとって決して他人に知られたくない恥部なので、自ら語ることは絶対になく、こうなった以上は妻も隠すでしょう。
実際にダンは85年に自殺したそうですから、もともと「自殺志向」だったのです。
また、ダンはハーヴェイ個人を嫌っていたわけではないと、私は思う。「自分に対していつも誠実(オネスト)に接してくれた」と言っている。
けれど、学歴でも収入でも人気でも〝恥ずべきゲイ〟であるはずのハーヴェイより劣ることになったとき、ダンが唯一勝てるものだった「ファミリー」が崩壊して、彼の中で「世界」は終わったのです。たぶん。
ダンの妻がインタビューに応じたこと自体が不思議であり、なにか自分の「アリバイ作り」的なものを感じるし、妙に落ち着いていて怖かった(分かる人は分かるよね)。 パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-03 15:47:40)


3.《ネタバレ》 この事を知らなかったので衝撃的でした。
一番はアメリカ白人社会ってこんなにも偏った考え方なのか?と一番に思いましたね。
ミルクというよりもなんて不条理が許されている社会なんだと強く思いました。
今のTOYOTA問題もなんかそういう目で見てしまうかも。
そもそも、彼がゲイであるからという要因が無ければ極自然な当たり前の事を主張されているのに、偏見のせいでそれが特別に感じている人々がいるのだと思いました。
人間って愚かだと思いますね。
そして、ミルクの遺言にあったように臆病者が暗殺なんてするんだとつくづく思いました。そういう点でミルクは全てを冷静に見ていたんだと思いました。
この映画というよりもミルクに感動です。
森のpoohさんさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-03-14 00:45:10)

2.この映画はたくさんの難しい問題を提起してくれた。ハーヴェイ・ミルクはマイノリティの先頭に立って、発言を、自由を、堂々と生きられる社会を訴えた。けれど、キリスト教、特に原理主義の場合は、ゲイは不自然だからと言って否定する動きがある。だから牧師さんなんかが声を上げてゲイ撲滅を訴えると、もうみんな凝り固まっちゃう。ダン・ホワイトが捕まっても、不当な裁判結果が下される。そこにはまず、陪審員制度の根本的な問題がある。そして白人至上主義の問題がある。ここにはアメリカの抱える問題が凝縮されている。この作品から20年たった。果たしてアメリカは少しはよくなったでしょうか? あろえりーなさん 8点(2004-07-05 23:33:41)

1.カミングアウトしたゲイとして初のサンフランシスコ市政執行委員に選出され、ゲイや黒人等のマイノリティーのために尽力しつつも、同じ執行委員に暗殺されてしまった男、ハーヴェイ・ミルクの実像に迫ったドキュメンタリー(と、えらそうなことを書きつつ、この映画を観るまでこの人のことはまったく知らなかったのですが)。ドキュメンタリーとはいえ「ボウリング・フォー・コロンバイン」ほどのエンタテインメント性はありませんが(というよりあっちの方がドキュメンタリーとしては異色なんですけど)、「ボウリング~」同様、アメリカという国の病理に鋭く切り込む、見応えのある作品でした。最初ゲイに偏見を持っていた人々が徐々に彼を認め、支持していくようになる過程は感動的です。それにしてもアメリカに「ゲイの教師を首にさせる法律(!)」があったっていうのは知りませんでした。 ぐるぐるさん 7点(2003-10-30 17:56:41)

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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.20点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 9.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1984年 57回
ドキュメンタリー長編賞 受賞 

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