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コメント数 3883
性別 男性
年齢 53歳

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101.  アラベスク 《ネタバレ》 目薬で殺害するという冒頭のショックシーンから、もう釘付け。とにかくカメラがトリッキーで、観ててつい目を白黒させてしまいそうなほど。ミラーごし、ガラスごし、その他その他、思いつく限りの撮影を展開し、さすがにクドいのですが(笑)、まさにアラベスク状態。マンシーニの音楽も、ビックリ系の音楽で、映像に負けじとトリッキー。ええと、舞台はロンドンでしたよね、確か?全然そんな気がしませんでした。はっはっは。さてさて、ストーリーの方も、二転三転、転がりすぎて、結局ワケワカラン(笑)。えーと。暗号解読を頼まれたのにそれは暗号ではなくて?マイクロフィルム?でも首相は暗殺されちゃって?え?首相もニセモノ?何のための暗号だったの?そもそも誰が何を何のためにやってるのか、誰か、5W1Hを整理して教えてちょ~。ってない映画で、面白かったです。なんだそりゃ(↑一応ネタバレ表示したけど、バラせるほど私がネタを理解できていないのであった)。それはともかくこの映画、アクションはなかなか見ごたえあります(特にラスト)。でも中盤の、クレーン車との死闘、クレーン車が高圧につっこんだら乗ってるヒトは本当に感電するのだろうか?という素朴な疑問が。 答え:一般に映画の中では感電します(悪人に限る)。7点(2004-08-13 00:57:16)(笑:1票)

102.  アッシャー家の惨劇 《ネタバレ》 AIPのポー・シリーズ第1弾ですね。作品のテーマは「欠陥住宅」です(笑)。『マネー・ピット』みたいなもんですわ。老朽化した家が崩れてくる。これはコワイ。ははは。そういう訳で、モンスターの類で怖がらせようってんではなく、あくまで雰囲気重視。モンスターが出てこない代り、ガイコツくらいなら出て来ますが、保健室で借りてきたかのような、プラスチック感あふれるシロモノ。ま、そのあたりを気にしない事にすれば、アッシャー家の内装の重厚感など、なかなかのもの。ほぼ全編がアッシャー邸内のシーンなだけに、美術担当ダニエル・ハラーの腕の見せ所です。家の外も霧が立ちこめ、不気味な雰囲気が・・・って、こりゃさすがに豪快にスモークを焚き過ぎかな(クロサワ映画でもかなうまい)。アッシャー一族の肖像画といい、一種の因縁話めいたストーリーを、(低予算の割に)美術セットがよく支えています。そして音楽はかのレス・バクスター(笑)。ここでは、重厚なサウンドを(重厚すぎるサウンドを)存分に聴かせてくれます。脚本はさらに大物、リチャード・マシスン! ロジャー・コーマンの意向がどのくらい脚本に反映されているのかは知りませんが、クライマックスなどでは、原作の幻想性を犠牲にしてまでも、あくまで妹をゾンビっぽく描き(結局はモンスター映画でした。笑)、アッシャー邸を派手に炎につつませる(焚き火のごときセコい炎の合成映像が何とも言えん)、このサービスぶり。ある種の(あくまで「ある種の」)恐怖映画のツボをよく押さえた構成となっております。しかも最後は、あわてて原作どおり、強引に屋敷を沼に沈めちゃう。う~ん、ナイス。私の希望としては、ヴァディム、マル、フェリーニの『世にも怪奇な物語』には、コーマンにも参加してもらって4本立てにして欲しかったところです(続けて見比べるときっと色々勉強になった事でしょう)。7点(2004-08-12 20:16:21)

103.  荒鷲の要塞 まず冒頭、飛行機の映像に乗って流れるテーマ曲が、カッチョええねえ。元気が出ます。特に小太鼓のリズムが、映画後半の銃撃戦の銃声の予告にもなっております。さらにカッチョいいのが、イーストウッドの髪型!あわやリーゼントかという見事な決まり方、ストリート・オブ・ファイヤーのウィレム・デフォーにだって引けはとらない。そう、この髪型のトンガリ具合こそ、猛禽類を彷彿とさせ、まさに「荒鷲の要塞」と呼ぶに相応しい・・・。それはともかく(笑)。映画前半は、難攻不落の要塞への潜入が描かれますが、潜入にあたってドイツ軍人になりすましたもんだから、ありゃ、何だか楽勝ムード(?)。手ごたえがなく、このペースでは上映時間も余りそうですな。しかーし映画後半に至って、驚くべき展開が!このあたりから見どころの連続。至近距離での銃撃戦、スバラシー!そしてアクションまたアクションと畳み掛け、まさに息もつかせぬ展開。大興奮であります。そしてラストシーンはまた、冒頭と同様の飛行機の映像によって締めくくられ、ホッと一息つくのでした。しっかしそれにしても、アクションシーンでは、ドイツ兵が面白いようにバタバタ死んでいきます。はっはっは。いくらなんでもこりゃヒドイ。もしも、あなたがドイツ人であるか、あるいはドイツ人の友人がいるか、だとしたら、さすがにあまり楽しくはないかもね。9点(2004-05-23 02:22:43)

104.  愛は霧のかなたに 《ネタバレ》 かつて、ダイアン・フォッシーのドキュメンタリー番組を観た時に非常に衝撃を受けておりましたもんで、彼女の生涯を映画化するらしい、という話を聞いた時にはむしろ、「ああ、ハリウッドはすぐこういうショッキングな話に飛びつくよなあ。しかも、強い女性を演じさせるにゃ、やっぱシガニー・ウィーバーってか?安直じゃないの?」と、ちょっと引き気味だったのですが。しかしその後雑誌で得た情報よると、映画化の企画は彼女の生前に遡り、製作者が契約のためにアフリカに向かい、いよいよ会おうというまさにその直前、彼女が殺害されてしまったんだとか。う~ん。こんな話を聞くと、実に弱い。タマリマセン。キャストにヒネリがなくったって、いいや。手のひら返して「さすがシガニー!」なんて言っちゃうよ、もう。リック・ベイカーの着ぐるみゴリラもホントよく出来てて、いい仕事してるんですが、やっぱり本物のゴリラとの命懸けの撮影があってこそ。頭が下がります。ま、何だかストレートな映画で、もう少しヒネリがあってもよいのでは、という気もしないではないですが、こういう実在の人物の活動や訴えを形にして残す、というのも映画の役割のひとつなのかなあ、と(だから本作においては解決は示されません)。ところで、映画音楽もえらくストレートですね。モーリス・ジャールだからしょうがないって?でもこれで、ゴールデン・グローブ賞受賞、アカデミー賞ノミネート。こんなんでいいのか!? もー私にはわかりませーん(笑)。7点(2004-05-08 23:32:51)

105.  アトランティック・シティ 最初に提示される人間関係に、オヤ、と興味をそそられたのに、後半、話が伸びない気が。雰囲気は独特のものがありますね、陽光の下ではややそぐわないようなシーンを敢えて撮ってみたり。でもストーリーの牽引力が弱いもんで。うわーバート・ランカスター老けたなア、となどと思いながら観ていたら、もうちょっと感情移入できたのかもしれない。油断した!5点(2004-04-24 02:10:24)

106.  赤い河 《ネタバレ》 とにかく牛の大群。その暴走する様は圧巻。これぞまさしく「赤い河」だわい、などと言うと、まるで『黒い絨毯』と同じネーミングセンス(笑)。まあホントは映画の舞台がRed Riverなんですけども。それでもやっぱり牛の群れは濁流に見まがうほどの迫力。『キートンの西部成金』にも引けはとらない! この牛の大暴走、夜に砂糖をドロボーしようとした奴が食器をひっくり返して大きな音をたてちゃうのがきっかけだけど、この食器のひっくり返し方が実に大袈裟でドリフのコントみたい(笑)。←笑ってる場合ではないんだな、その後の展開が。やっぱりジョン・ウェインは翳のある役が似合う。とりつかれたような表情と、異常な目の輝き。強行軍の末、ついにクーデターが発生、トムとマシューの関係は修復不可能なものへと。ううむ、苦労を共にし、最終的な目的も同じハズなのに何故反目しあわねばならぬのか、と切ない気分に。で、なんとかならんものか、と思って観てると、本当に最後なんとかなっちゃった(!)。アレ、そんなんでいいの? いいんです、多分。映画冒頭のエピソードが後半のストーリー展開によく効いていて、「厚み」が出ているからこその説得力。牛のド迫力、ジョン・ウェインのド迫力、それらをコントロールするエピソード群、その辺りのバランスが本作の魅力ですかね。9点(2004-04-11 01:40:33)(笑:1票) (良:1票)

107.  アウトサイダー(1983) 主題歌はいいとしても、映画自体の音楽があんまりにもコッパズカシイ出来で、一体誰が音楽やってんだよ~と思ったら・・・やっぱり親父か。では息子はと言うと、演出の方も随分キザで、カメラアングルは「ホレちょっと凝ってみましたよ」というのが見え見え、複数の対象をアングルに取り込んで見せるのも、さりげなくやれば感心するけど、全然さり気なくなーい。くどい。その他アリガチな映像目白押し。しまいにゃあ決闘シーンで雷鳴が鳴り響いて大雨!? 作り過ぎだよ、あ~あ。いや、待てよ、とふと気づく。コッポラほどの人が、こんな事を真面目にやる訳がない。こりゃきっと遊んでるんだな。あ、そうか、この映画は言わば「歌の無いミュージカルなんだ」と思った瞬間、何だかいい映画に見えて来たよ。パトリック・スウェイジがいい味出してるねえ、これは演技がクサイんじゃなくて、本人がクサイんだから、誰も真似できないね。もし「彼らの20年後を描く!」とかいう続編を今、元のメンツ集めて作ったら、ギャラ幾ら位必要なのかなあ。パトリック・スウェイジはあんまり値上がりしてなさそうだけど他が大変。7点(2004-02-22 01:17:59)(笑:1票)

108.  アンドロメダ・・・ まずはギル・メレのゴキゲンなナンバーに乗ってのオープニング。ナヌ?あんなの音楽じゃ無い、ただのノイズだろ、だって?ウン、そうとも言うね。さてさて、M・クライトン『アンドロメダ病原体』の映画化であります。この原作、登場人物の内面など殊更描かず、データを並べ立てて(すべて作者の作り上げたもの)、いかにももっともらしい科学ドキュメンタリーのような体裁になってます。話は具体的である程ウサン臭く、ウサン臭い程面白いということを、さすがはクライトン、よく熟知してますね。でもそういう思い切った構成の小説を本当に映画化できるの?と思いきや・・・スゴイ!映画化できちゃったよ!確かに原作の独特のテンションを活かし切った、ひと味違う映画になっております。そしてその雰囲気を盛り上げるのが巨(虚)匠ギル・メレの音楽であることは論を待たない!(←しつこい!)。しかし、クライマックスの中央空洞突破シーン、最大の見せ場の筈なのに、何であんなに緊迫感に欠けてるのか・・・何とかならんもんかね。7点(2003-12-20 09:33:50)

109.  アマデウス 《ネタバレ》 この映画については以前から気になっている事があります。それはレクイエムの一節Lacrimosa(モーツァルト葬送のシーンで流れます)を作曲したのは誰か、ということです。実際の伝説は以下の通り。「ある日モーツァルトの元へ、レクイエムの作曲を依頼する匿名の手紙がもたらされる。オペラ作曲に多忙のため、その作曲は遅れ、結局レクイエムは未完成のまま、1871年12月5日0時55分、モーツァルトは他界した。書かれていたのはLacrimosaの最初の8小節までであった。後に弟子のジュスマイヤーが補筆完成させた(註1)」。では映画の方はどうでしょうか。レクイエムの匿名の依頼主はサリエリであり、病床に臥すモーツァルトにその作曲を迫る(註2)。サリエリの代筆により、Confutatisの作曲が進められるが、あまりにも高度なその作曲技法はサリエリの理解を超えていた。サリエリの心に激しく渦巻くルサンチマン。しかし、最後にサリエリが知ったのは、モーツァルトもまた一人の弱い人間に過ぎないということであった。翌朝。コンスタンツェが現れ、サリエリが代筆した楽譜を取り上げてしまう。力尽きたモーツァルトは息を引き取る・・・そう、映画の中ではLacrimosaの作曲は描写されない! しかし、もし上記伝説の通りであるならば、後にジュスマイヤーの手に渡った未完の楽譜には、Lacrimosaの8小節が含まれていたことになる(しかもこれらは、サリエリが「代筆」していた訳だ)。この意味するところとは?「Lacrimosa8小節を作曲したのは実はサリエリであり、モーツァルトへのアンビヴァレントな感情が生み出した、凡人サリエリの最高傑作だったのではないか。モーツァルトの間近い死を予感した彼は、持てる力を振り絞り、これを秘かにモーツァルトに贈ったのだ」。そうすると、ラストでの彼の天国的表情にも、別の意味が見い出されるわけです。真相やいかに?(註3)   (註1)レクイエムの実際の作曲状況はもう少し複雑らしい。Lacrimosa以降もジュスマイヤー独力で全てを書けた筈は無いと思います。 (註2)本当の依頼主はヴァルゼック伯爵と言う人。しかし実はサリエリが裏で手を回していたという推理も成り立つ?? (註3)勿論フィクションです念のため。サリエリがモーツァルトを殺したという噂があったのは事実ですが。サリエリの曲は現在でも演奏されてるという事は、付け加えておきましょう。9点(2003-12-19 23:35:00)(良:2票)

110.  ア・フュー・グッドメン 突如、アンタッチャブルのデ・ニーロと化すジャック・ニコルソンに唖然。なんだこりゃ。絶対的不利な状況をいかに覆すかに、観る側としても期待が高まってたんですが。そう、なにか極上のトリックによるどんでん返しがあるのではないかと! まあ、前半のトム・クルーズがあんまりポンコツすぎて、こいつが後半立ち直るとしたら、随分都合がいいなあ、とは思いながら観てたんですけどね。陪審員制下での裁判自体、ひとつの劇ですから、映画で取り上げて面白くないわけがなく、本作も観てて確かに引き込まれます。なのに、ヒネリの足りないベタなラスト、残念です。ところで、このタイトルの意味は?デミ・ムーアが活躍してるのにPersonsじゃなくてMen、なんですね???6点(2003-11-22 09:31:42)

111.  アルビノ・アリゲーター 前半とか、確かに楽しそうに撮ってる感じが伝わって、観てても気持ちいいんですよね。ところがまあ、サスペンスとして話が伸びないで、低空飛行のまま最後まで行っちゃうので、「失速した」という感じが否めません。いやまあ、それなりに意外な展開は準備してるんですけどね。相当無理があったり逆にあまりにも肩すかしだったりでチグハグ。脚本がさっぱり垢抜けてないのよね。大体、人質になりすまして逃亡するなんて、ハナッから断然無理でしょ?5点(2003-11-22 01:37:47)

112.  アトミック・トレイン<TVM> いやあ暴走列車モノって面白いよね!と思いきや。あれあれあれ。後半エライことになってますな。いやそもそも前半からして、列車を止めようとする必死の努力が「超アリガタ迷惑」逆に状況を決定的に悪化させてしまうなんて、もう、なんちゅう脚本書くんだろうと悲しくなってきます。もしかして脚本家自身、列車を止める方法が思い付かなかったのでは? で結局この後とんでもない展開に。これを他の映画で例えるとまるで・・・うーん思い浮かばん。えてしてこういう映画は末永く語られていっちゃたりするので、歴史に残る一本になるのかも。3点(2003-10-26 14:13:25)

113.  アメリカン・サイコ 『太陽の帝国』からは想像もできない大男になったクリスチャン・ベール。暴力衝動を抑えられないリッチマンを描いてますが、これって、アメリカという国家そのものを象徴してるのですかな(多分違うでしょ)。何とも気の滅入る暴力映画ではあるのですが、それでいて若干吹っ切れていないので、観ててちょっとホッとしてしまった自分がいるのも事実。6点(2003-10-18 09:33:39)

114.  アンブレイカブル なんちゅうか、禅問答のような映画で、内容に広がりが無いですよねえ(シックス・センスもそうですが)。そしてこのオチ。誰かに使われる前に使っとかないと損? いやいや、こんなオチじゃあ普通は映画一本作らんでしょ。B・ウィリスはアンブレイカブルでも、シャマラン自身が故障してるよ。ゴメンちょっと言い過ぎた。5点(2003-10-13 11:06:38)

115.  アザーズ 周囲でも、某作品を観てたから展開読めちゃった、との声を聞きます。みんなすごいね。私はビックリ仰天したんですけど。まず途中のサスペンス感覚は、その某作品よりもずっと上だと感じました。かなり夢中になって観てたので、真相が見えてきた時にはもう、心臓ドキドキもの。と思ったら、それは真相の端緒に過ぎず・・・。いやあ、かなり楽しませてもらいました。9点(2003-10-12 08:32:31)

116.  アパートの鍵貸します 美男と美女がウダウダ恋の駆け引きするような映画は、好きじゃないというより、興味無いので殆ど見ません。では好きな恋愛映画は、というと、つまり本作です。基本的にアウトオブ眼中(古いなあ)、この切なさがタマリマセン。でも暗さは無く、悲哀を描きつつも全編に軽妙さが行き渡っており、笑いのツボも押さえてます。素敵な映画です。10点(2003-10-11 22:22:30)(良:1票)

117.  アルマゲドン(1998) 冒頭の隕石落下シーンはかっこいい、すごくかっこいい(今となってはちょっと心が痛むけど)。でも後がねえ。次々に起る危機が、何だかいかにも「作った脚本」っぽくて、「ハイハイ、わかったから次サクサク行ってよ」とか無責任なこと思ってしまいました。大体、あんなポンコツどもが地球を救うなんて幾ら何でも、なあ。最後だからって、街に繰り出してたけど、そんなことして伝染病でも拾ってきたら、シャトル内全滅するよ。地球救う気あるの? あ、この手の映画にそういうツッコミは、キリが無いですね。6点(2003-08-15 23:19:27)

118.  明日に向って撃て! これは好きです! 列車強盗の現場に到着した謎の機関車。この機関車の描写って絶対『激突!』を先取りしてますよ。ラストの銃撃戦は類を見ない壮絶さ。前半の追跡エピソードが最後にまた効いてくる、脚本の妙。何もかも好きです。ところでバート・バカラックがオスカー作曲賞とってますが、ほとんどの場面は音楽無かったですよね?それでもいいの?ま、いいんでしょ。10点(2003-08-12 22:58:40)

119.  赤ちゃん泥棒 チンピラ常習犯と警官が結婚するも、子宝に恵まれず、大富豪の五つ子の一人を誘拐。そしたら、ランボーとマッドマックスを足して百年くらい醗酵させたみたいなゲテモノが追っ掛けてきて・・・。なんという秀逸な設定、当時コーエン兄弟なんて名前知らなかったけど、設定聞いただけで、のけぞりました。で、いざ観ると、ドタバタにファンタジー色をからめて、さらに予想を上回る楽しさ。マンガのコマ割りを思わせるテンポの良さも心地いい。久しぶりに観てまた大笑いしてしまいました。9点(2003-08-12 09:37:29)

120.  アンツ フルCGアニメで何もこんな説教臭い映画作らなくても、という気持ちも無いでは無いですが、逆に、こんな映画二度と作れないんじゃないか、という感慨も起ります。アリ達の豊かな表情など、CGは見ごたえありますが、戦闘シーンに至っては、もはやエゲツないと言える程の描写。この辛口さ加減、一体どういう観客層をターゲットにしているのでしょう。まあ貴重な映画です。8点(2003-07-12 22:32:49)

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