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プロフィール
コメント数 3878
性別 男性
年齢 53歳

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  追跡(1947) あくまで西部劇なのであって。全然ホラー映画でも何でもないんですが、映像が妙にコワい。雰囲気が暗い。冒頭からいきなり「追跡」されているらしい主人公、そこに至るまでの経緯が彼の少年時代から描かれていきます。何から何までが救いのない絶望の人生、と言う訳ではないけれど、人に憎まれるため、命を狙われためだけに生まれてきたような、暗い運命を背負った主人公。ロバート・ミッチャムの飄々としたイメージが、ここでは虚無的な表情へと繋がります。 ストーリーだけ見れば、いくら何でもそこまで彼が追い詰められる必然性は無いんじゃないか、ということになるのでしょうが、映像の力がそんな疑念を跳ね飛ばしてしまい、我々をこの悲劇の世界へと引きこんでいきます。 終盤の追跡劇が繰り広げられる荒野の光景も、凄いですね。 原題は「Pursued」。これは、追跡される主人公自身を表しているのか、それとも彼が追い求める「過去」を表しているのか。[CS・衛星(字幕)] 9点(2022-10-09 09:55:21)《改行有》

2.  月の輝く夜に 恋愛だの結婚だのというのは、それなりに罪作りなもんであって、しかし、恋愛、結婚、の先には、何らかの形で「家族」というものがあるわけで、やっぱり家族ってのは、いいもんだよねえ、と。 異論をお持ちの方もいらっしゃるかも知れませんが、ここは、イタリア系の濃い血縁のイメージ(これも一種の偏見かも知れないけれど)で、あくまで明るく笑い飛ばして。 ほぼ、いや予想以上に、予想通りの展開の作品ですけれども、オペラ鑑賞なんていう、言わば「余所行き」の雰囲気を絡めてくるのが、物語に起伏を与えていて、大事件は起きなくとも惹きつけるものがあります。 心憎い小品、といった感じ。[インターネット(字幕)] 8点(2021-10-02 10:18:41)《改行有》

3.  2ガンズ 冒頭のいきなりの放火、主人公ふたりの軽妙な掛け合いに、放火の手際の良さ、その割に放火の理由がやたらクダラナイのが、たいへん結構です。そこから時間は遡り、主人公それぞれの抱えたヤヤコシイ背景が描かれる訳ですが、もう面倒だとばかりに、クライマックスでは、事態を引っ掻き回した挙句に全部投げ出してしまうようなハチャメチャな展開。デタラメなのが、たいへん結構です。デンゼル・ワシントンにハズレなし、マーク・ウォールバーグにハズレなし、と(大して彼らの映画を見てる訳でもないのに)勝手に思っていたのですが、また当たってしまいました。デンゼル・ワシントンがマーク・ウォールバーグにライフルで狙われるシーン、一瞬「エッ何が起こったの?」と思わせる瞬間がありますが、クドクド説明しないでさっさと映画を先に進めていっちゃうのも、シャレてます。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-01-20 22:01:36)

4.  追想(1956) 《ネタバレ》 アナスタシア生存伝説に基づくオハナシ。アナスタシアとしてデッチ上げられる女性をイングリッド・バーグマンが演じ、2度目のアカデミー主演女優賞を受賞。彼女はデッチ上げられたニセモノに過ぎないのか、それとも嘘から出た誠、本物のアナスタシアが発見されたのか。そして彼女を利用しただけの筈なのに心が揺れ動くユル・ブリンナー。ロマンスあり、サスペンスありで、楽しめる作品なのです。クライマックスとも言うべき、皇太后との謁見の場面。皇太后は彼女がアナスタシアであることを信じず、「演技」だと罵るのですが……そりゃそうでしょう、何しろ、「映画」ですから、もちろん演技です。もちろん彼女はアナスタシアでは無く、イングリッド・バーグマンですから。はい、これは、とんでもなく時代を先取りしたかも知れない、とってもメタなシーンですよ。「あなた、それ、演技でしょ」なんて、一種の禁句。かつて元横綱・双羽黒の北尾光司がプロレスのリングで相手に「この八百長野郎!」と叫んで追放された、アレと同じくらいの禁句です。それに対し、バーグマンは「これは演技ではない」という演技をしなければならない訳ですが……実は我々の方こそが、「演技」というものをどう捉えるか、を問われているのやも知れないのです。ラストの顛末が、主演2人の「演技」によってではなく、彼らがそっと退場することによって示されるのもまた、シャレていると同時に、賢明で無難な選択と言えるのかも。[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-03-23 23:37:46)

5.  翼よ!あれが巴里の灯だ 誰しも思っていることだとは思いますが、改めて言っておきますと、「なんでもかんでも、歴史上の出来事を映画化しなくでもいいのに」と思う訳ですよ、まったく。しかもそのネタが「ひとりで飛行機の操縦を30時間以上続けました」というヤツですから、間を持たせるのが大変、お陰で予想通り、回想シーンが続くことになっちゃう。でコレ、面白いのかというと、残念ながら面白いです(笑)。映画前半はまるまる、飛行前のやりとりに費やされるのですが、例によって脚本が実に楽しく組まれていて、気の効いたセリフも数々登場、コメディ作品としてしっかり楽しませてくれます。いよいよリンドバーグが飛び立つ、前半のクライマックスなど、ちょっとした感涙モノで、いささかサービス過剰なんじゃないか、言いたくなるほど。もちろん、後半の単独飛行中も、「やっっっぱり回想シーンばっかしやんか」と思いつつも、見せ場が多く、そして何だか最後には感動してしまう。楽しんだ上でこんな事言うのもナンだけど「これでいいのか」と。弛緩するような無限の時間の中で睡魔との闘いをひたすら続けたであろうリンドバーグ本人の苦しみ「だけ」はさすがにこの映画からは感じることはできない。それを真正面から描いた退屈の極致のような映画があってもいいんじゃないの?と思いつつ、やっぱり本作は「面白い」のでした。[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-07-18 04:09:09)(笑:1票) (良:1票)

6.  つばさ 《ネタバレ》 第一回アカデミー作品賞受賞作、その名は『つばさ』、別名を『とっぷがん』とも言う←ウソ、言わないよ。どう考えても『トップガン』より迫力あってスゴイもんね。映画の表現自体は、直截的なものが多く、やや深みに欠ける部分もありますが、それを補って余りある、空中戦のド迫力。むしろその単刀直入ぶりが、本作のダイナミックさと相まって、ひとつの魅力ともなっており、実に快感。何しろ特撮もヘッタクレもなく、とにかくホントに「やっちゃう」しかない、というスゴさ(ゴータ機の爆撃シーンなんて、ありゃもう本当に爆撃してるゾ?)。とは言いつつも、「ブランコ上のカメラ」「テーブルを次々飛び越えて行くカメラ」「その他、変なところに設置したカメラ」など、結構モダンなところも見せてくれます。この辺り、私などはどうしても、現代のB級アクション映画のハシリのように思えて、トテモ嬉しくなるのですが・・・。さて、まず映画冒頭、まかりいでたるはバカップル。しかしどうやらカップルではなさそうなので、差し引き、ただのバカである。ごめん言い過ぎた。でもかなりハイレベルな勘違い野郎には違いない。その勘違いジャックが主人公、彼が軍隊に入り、訓練を受ける(クーパーも一瞬出てくるが、残念な事にすぐに死亡、残念な事にあくまで勘違いジャックが主人公である)。初フライトの際、横で救急隊が欠伸してる、なんて描写が効果的。やがてジャックは欧州戦線で活躍。活躍はしても何だかシマリの無いジャック、しかし彼がカッコよく見えるシーンもあります。泥酔してキャバクラ嬢(?)とイチャつき、何故か泡に異常に興奮するシーン。ここだけ何だか、水もしたたるいい男、に見えてしまうのです(つまりマジメな顔があんまり似合わないんだな)。それはともかく、クライマックス、友人デヴィッドが死んだと思いこんだ怒りのジャック、敵に怒涛の攻撃を仕掛けますが、このシーンのスピード感、迫力たるや、もう手に汗握りまくり、必見中の必見です。しかし、調子に乗って、デヴィッド(実は生きていた)の飛行機にまで攻撃を。もーっ!ばかーっ! という訳で、感動的というよりは、ジャックの頼りなさ、気の利かなさが不本意ながら浮き彫りになっちゃったラストですが、それでも一応、反戦っぽい含みも(少し)残したという点で、映画に厚みを与えております。ハイ。8点(2004-04-29 01:13:21)(笑:1票)

7.  追撃者(2000) 本来なら、ラジー賞なんていうメジャータイトルからお声がかかることなんて無いであろう、小品の部類に入りそうな作品なんですが、そこはそれ、やはりスタローンが主演となると、周りが黙ってない。有難いことです。 正直、ストーリーを追い掛けてると、殆ど要領を得ないオハナシと言っちゃっていいと思うのですが、いやでもこれ、なかなかシャレてて、イイと思うんですけどねー。 ド田舎なり森林なりで機関銃を乱射してるイメージの強いスタローンにしては珍しい(?)、都会の雰囲気。 雨の中、階段に座って会話を交わすシーンで、スタローンの姿はカメラに入ってないけれど、タバコの煙が彼の存在を表してる。 壁ドンの後に向き合って会話するシーンで、そばの鏡が彼の表情を捉えていたり。 ラストの墓地のシーンにおいて聞こえてくる、鳥の囀りなども、いいじゃないですか。[インターネット(字幕)] 7点(2022-06-11 09:56:24)《改行有》

8.  追憶(1973) 冴えない男女の恋愛物語が、途中から赤狩りのオハナシになって、何だか妙な映画には違いないんですけれども、気が付いたらこのしみじみとしたラストへとちゃんと繋がっていく。チャッカリしているというか何というか。実際、しみじみとしちゃんだから、しょうがない。 主演俳優のことを私が「何も考えてなさそうな顔」と言った時、それは私が感心しまくっている時なのだけれど(ほんまかいな)、本作のレッドフォードなんかはまさに、その典型ですね。本当に何も考えていなさそう。素晴らしい。一方のバーブラ・ストライサンド、進歩主義者の役にしてはどうもブルジョアっぽく見えてしまうんですけど、とにかくそういう、一本、芯の通ったような彼女が、初めて家にレッドフォードが来た時にはソワソワしまくって、いそいそとお茶を淹れたりして、そうすると彼女の落ち着きのなさに連動するかのように天井の照明も揺れたりなんかして。 なのにレッドフォードは早速、居眠りこいている。いや、ホントに寝ているのかどうか、はたまたホントに寝ぼけてヤカンの音に反応したのかどうか、知らんけど、とにかくこの無神経男の手ごたえの無さの中、彼女もベッドにもぐりこむ。 赤狩り云々の部分は、ちょっと収まりが悪いんですけどね。わざわざこれをテーマに選んで、この程度の踏み込みでよいのか、と。戦時中からの発端を含め、長期間にわたるこの物語を、実際の近代史の中に刻み込もうとしていて、だけどまあ、時代の流れに振り回されたのか、それともいつの時代であろうとこの二人ではもともとうまくいかないのか(そんな気がする)。とりあえずラストは、しみじみと。[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-01-24 12:54:32)《改行有》

9.  追撃者(2014) 映画の尺も短く、登場人物も少なく、オハナシのスケールも小さく、小品の部類に入ると言っていい作品ですが、これ、意外にオモシロかったんです。なかなか器用にまとまってます。それなりに変なオハナシなので、ケチつける方もいらっしゃるとは思いますが。 変なオハナシには、変なオヤジであるマイケル・ダグラスがピッタリ。このオヤジなら確かに、こう云うコトやりかねない。 それはどう云う͡コトかというと。 変態マイケルが演じる金満オヤジの砂漠でのハンティングに、ガイドとして同行することになった主人公。オヤジが猟の最中、誤って主人公の知り合いを射殺してしまったことから、オヤジに命を狙われる、というオハナシ。灼熱砂漠の真ん中でパンツ一丁にされ、いずれ野垂れ死にするべく追いやられた主人公の、死の彷徨。という訳で、「こんな悠長な口封じ、おかしい」という皆さんの声は、ごもっとも(え、そんなこと誰も言ってないって?)。しかしだからこそ、この作品ならではの物語が動き出し、この作品ならではの光景が展開し、独特のサスペンスが生まれる(それに、オヤジが「普通じゃない」からこそ、先が予想できないワケで)。 でもって、砂漠の真ん中を歩き回るだけではストーリーがもたないんじゃ、と思いきや、主人公が意外な行動を繰り広げて、新たな展開を生み出していくのですが、登場する様々な小道具が、うまくエピソードとエピソードの間をつないでいて。大袈裟かつ卑近な言い方をすれば、「伏線を回収する」というヤツですね。だもんで、意外な展開と、意外なまとまりが、うまく同居している。 意外な、拾い物です。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-04-08 08:40:17)《改行有》

10.  ツインズ 2人は双子、似てない双子。ははは、魔女っ子チックルかよ。シュワとダニー・デビートが双子という設定で笑ったらとりあえずおしまい。あとはテンポの悪いドラマが続いて、面白さがよくわかりません。日頃、「君ってダニー・デビートに似てるね」とか言われてる人が観たら、立ち直れまい。ところで『戦慄の絆』も元は『ツインズ』という題にする予定だったのに、本作のせいで変更を余儀なくされたとか?5点(2003-09-15 20:40:27)

11.  ツイスター 普通はね、竜巻の映画作るんだったら、「大竜巻ロサンゼルスを直撃!」みたいなデタラメな題材に挑戦するところですよ。それを敢えて、現実路線の映画にした訳ですが。うーん。作り手側もどう盛り上げるか困っていたのでは?と思えてしまいます。変なライバルなんか出てこないでいいから、悲壮感溢れる自然との戦いをもっと徹底して描いてくれた方がよかったなあ。あと、ヤン・デ・ボンの演出力の無さは、『スピード』の時と大差なさそうですね。4点(2003-08-09 21:23:44)

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