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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 あくまで自称ですが、Queenファンの自分としては、彼らのストーリーは一応一通り知ってはいましたが、ここまで細かく再現された映像が見れる事は本当に感激しました。 私がこの映画で号泣に近い涙を流したシーンは2つ。 1つ目は、やはり「LIVE AID」。 実際のLIVE AIDの映像を観たことがある方なら分かると思いますが、半端ではない再現がされています。 フレディ入場後、ピアノ前の椅子へ着座するシーン、ピアノ上のカップの配置、そしてもちろんパフォーマンスの細部に至るまで、よくぞここまで徹底した仕事をしたもんだと驚きに近い感動を覚えました。字際のライブでのフレディは、まるで無邪気な子供の様に、歌う事を心から楽しんでいる様でしたが、映画でもその躍動感を感じる事が出来ました。 聞いたところによると、このシーン、映画では4曲披露でしたが、実際は6曲フルで撮影したそうで、後に何らかの形で見れる可能性もあるらしいです。 そして2つ目は、エンドロールの2曲目「The Show Must Go On」。 曲が流れて来た瞬間、思わす「ああ・・ここでか・・・・・」と無意識に声を漏らしてしまいました。 ご存知の通り、フレディにとってのQueenラストアルバムに収録されている曲。 この頃のフレディーは既に体力もかなり衰えいたそうですが、この曲の歌詞の通り、魂を捧げて素晴らしい歌唱を披露しています。正にこの映画のラストに相応しい。 このシーンの涙は感動の涙ではなく、悲しみの涙でした。 この時代に改めて、こんな素晴らしい映像を見せてくれた映画製作陣、俳優、そしてQueenに心から感謝したい。[映画館(字幕)] 10点(2018-11-12 12:10:42)(良:1票) 《改行有》

2.  スパイ・ゲーム(2001) 《ネタバレ》 凄く面白いです。 スパイものと言えば、秘密兵器と強靭なスパイが敵の要塞に乗り込み、ラストは大爆発。少しステレオタイプではありますが大体こんなイメージ。こういった映画も好きです。MIシリーズなんか大好きです。 しかし本作は、回想シーンで現場での作戦遂行シーンはあるものの、実質CIA本部オフィス内のみが舞台となっています。 その限られた空間で、武器は電話、FAX、ポケベルとネイサンの頭脳・経験のみ。相手は他国の危険な組織よりタチの悪いアメリカ合衆国。 そう、ホワイトハウスやCIA本部が敵です。 そういった状況の中、つながりのあるマスコミに情報を売り政府への陽動作戦を仕掛けたり、ちょっとしたテクニックを駆使して衛星写真を入手したり、老後の蓄えを全てつぎ込み現地電力会社を買収したり、偽のサインで現地部隊に作戦遂行を指示したり・・・・・ これだけで派手なアクション満載のスパイ映画に匹敵する、いやそれ以上に面白いスパイ映画を作ってしまうなんて! ネイサンとビショップの関係・心情については、言葉は少ないですが凄く良く理解出来ます。このあたりの演出も素晴らしいです。 ロバート・レッドフォードは、穏やかで紳士的な役柄もいいですが、本作や「スティング」のフッカーの様な少しやんちゃな役の方が似合いますね。[DVD(字幕)] 10点(2015-06-24 14:33:30)《改行有》

3.  セッション 《ネタバレ》 安っぽい言葉になってしまうが、終演後体が震えた。暫く動悸が激しいままだった。 私は凡人ですが、フレッチャーの考えは良く分かり、また、凡人だからこそ、フレッチャーの生き方が羨ましく思えた。 フレッチャーのやっている事は、現代では「異常」である。それがフレッチャーの言う「現代は甘くなった」という事なのかもしれない。 フレッチャーは音楽に全てを捧げ、高みを目指し続けて来た。次世代の名プレイヤーを育てる事に人生を捧げて来た。 そこにニーマンが現れた。ニーマンは最初、どこにでも居る、現代の大学生そのものであった。 でもフレッチャーは、そんなニーマンに「何か」を感じたのだろうか。そうだとしても、それが何かは分からない。 ニーマンはフレッチャーの与えた課題を次々乗り越えて行く。 しかし、フレッチャーはやり過ぎてしまい、ニーマンは壊れてしまった。 その結果、フレッチャーは大学を追放されてしまう。自分の大事な居場所を奪われたフレッチャー。 フレッチャーは手負いの獣の様に、異常さを増していたのだろう。ニーマンに復讐をする。簡単に叩き潰せると思っていたのだろう。 しかし、皮肉にもニーマンは覚醒してしまった。フレッチャーが求めていた高みへと登り詰めた。 ラスト近く、二人の目が合う。微笑を浮かべている。ニーマンもフレッチャー側の人間になったのだろう。 演奏終了後の事は語られていない。 決して歓喜で手を握り合ったり、抱き合ったりはしないはずである。 何故か、そうであって欲しくないと思ってしまった。[映画館(字幕)] 10点(2015-05-31 01:54:17)(良:3票) 《改行有》

4.  ロッキー・ザ・ファイナル 《ネタバレ》 ロッキーシリーズは、激しいファイトシーンがあるが、あくまでメインはとても優れた人間ドラマ。本作で私が心打たれたのは、エイドリアンで始まり、エイドリアンで終わらせた構成。地下試合から、タイトルマッチ、消えかけた闘争心を蘇らせた試合、友の為に超人的な強敵との死闘・・こんなに強いロッキーでも、エイドリアンが亡くなった今、途方に暮れながら空虚の中を生きている。心の拠り所は墓の中に眠るエイドリアン。そして再び立ちあがり人々を熱狂の渦に巻き込むような魂が燃える試合を行う事が出来た。その事に感謝し「君がいてくれたおかげだ、やったよエイドリアン」と墓前に報告。 思い起こせば、シリーズ通してロッキーは決して完璧に強い人間ではなかった。どちらかといえば弱い人間だったのかもしれない。悩み立ち止まり戦いをやめようとした事もあった。そんな時、いつも傍で励まし、再び戦うきっかけをくれたのはエイドリアンでした。 本作では一作目から変わらぬエイドリアンへの純粋な愛を作品の軸として描きたかったんだろうなと思った。 エイドリアン役タリア・シャイアの本作出演に関するエピソード記事を読みましたが、実際に出演させず、エイドリアンを想い出の中の姿だけに止めた事も結果的に良かったと思います。タリア・シャイア本人も出来上がった本作を見て納得したとの事。 シリーズ最高の人間ドラマでした。[映画館(字幕)] 10点(2015-03-27 15:55:06)(良:1票) 《改行有》

5.  X-MEN:ファースト・ジェネレーション 《ネタバレ》 X-MENシリーズはとりあえず全て観ていますが、ミュータントの描き方には魅力を感じられないし、全く感情移入が出来ないし「何かイマイチ」という感じでした。今回も監督が代わったとはいえ、正直期待していなかったのですが・・・凄く面白かった!!ミュータントのパワーを描くシーンでは何度も鳥肌が立ち、ストーリーは分かり易く且つ緻密。ミュータント視点での人間の恐ろしさや、細かな感情の動き等々、色々な要素がバランス良く盛り込まれています(レイブンが、チャールズ、ハンクではなくエリックに付いて行った経緯から見える各キャラクターの考え方等)。 全体的な構成も、見せ場の配分や、ラストに向かうベクトルの上げ方も見事で、久々に映画でアクワクしました。 色々思い返しましたが、減点ポイントが見付からなかったので、素直に10点満点にしました。このテイストでこれからのシリーズも作って欲しいな~。[映画館(字幕)] 10点(2011-06-19 03:15:18)(良:2票) 《改行有》

6.  素晴らしき哉、人生!(1946) 大好きな作品。何度観ても飽きることが無い。 「世の中そんなに甘くない」、「ご都合主義」等々の批判があったそうだが、当然だ。この作品はドキュメンタリーでは無い。 それに「ご都合主義」と言われる展開も、ジョージの行動による結果、「因果」なのだから。[DVD(字幕)] 10点(2008-12-09 19:21:08)(良:1票) 《改行有》

7.  キングスマン: ファースト・エージェント 《ネタバレ》 自分は、物語上の組織・しきたりなどの設定、世界観が確立されていて、個性的なキャラクターが登場する作品が好みです。 そういった意味で、このキングスマンシリーズも好きなんですが、1,2作目はそれ以上に「悪ノリ」「悪趣味」感を強く感じてしまい、少し評価を下げていました。 3作品目の本作品は、時代設定が古いからかも知れませんが、それらの部分がマイルドになっており、正に自分好み。とても面白かったです。 「キングスマンらしくない」という評価をされている方も多くいらっしゃる様で、その意見も良く分かりますが、今後も出来れば本作のテイストでシリーズを継続していって欲しいと思います。[映画館(字幕)] 9点(2022-01-04 16:57:02)《改行有》

8.  ドラフト・デイ 《ネタバレ》 面白かったです。 自分はNFLが大好きで、話の中に出てくる色々なネタもある程度理解出来たし、カメオも楽しめました。 ブラウンズオーナーの「ディフェンスは水しぶきを上げない」などはクスリとさせられるし、アメリカプロスポーツのドライな面も良く描けていますね。 日本のプロスポーツとは異なり、NFLのドラフトは完全ウェーバー制度を採用し、且つその上でのトレードも可能であり、正に試合さながらの戦術合戦。 何が何でも近々で補強が必須なのか、各チームのポジションのウィークポイント、そしてチーム事情、それらが複雑に絡んだ情報戦でもあります。この映画はフィクションですが、その裏の攻防の雰囲気は遠からずこの様な感じなんでしょう。 日本ではあまり表に出てこないGMというポジションは「マネーボール」などでその役割が見れますが、並みの精神力では務まらない重責なんでしょうね。 最終的にハインズマンを獲得したほどの名QBでも、調査の結果浮かんできたその人格により指名をしなかったり、他の球団もそれに影響され指名を回避したり、多少の脚色はありますが、アスリートとはいえ「人」を選ぶという事に違いは無いというところがとても良かったと思います。 アメリカプロスポーツは、良い面も悪い面も素材の宝庫で、良い作品が多い。この作品もその代表の一つだと思います。[DVD(吹替)] 9点(2020-06-01 18:37:10)《改行有》

9.  パーフェクト・ゲッタウェイ 《ネタバレ》 凄く面白いです。 メインの登場人物が3組のカップルという限られた設定なので、どのカップルが犯人であろうとさほど驚きはしませんが、クリフとシドニーの正体の設定は非常に闇深くて良かったです。 これでシドニーまでクリフ同様のいかれた凶暴な人間だと、底が浅くなってしまいますが、実際にこういう関係の犯罪者カップルっていそうですよね。相手に依存して、言われるがままズルズルと悪事に手を染めてしまう人っていますよね。その役をミラ・ジョヴォヴィッチが演るというのがまた面白い。 インドア的なクリフと、アウトドア的でワイルドなニックの対比的キャラクター設定も良い。しかもクリフの一見気弱そうな姿もお芝居だと分かると尚恐怖感が増しました。 美しく開放的なロケーション、全編に漂う程よい緊迫感と、どんでん返しのテンポも良く、ラストのプロポーズシーンなどなど終始楽しめました。[DVD(字幕)] 9点(2020-03-17 10:28:06)《改行有》

10.  エンゼル・ハート 《ネタバレ》 この映画の売りは何と言っても、作品全体に漂う熱と血生臭い不気味さ。 悪魔という存在を登場させていながら、過剰な表現も無くあくまで現実世界のサスペンスドラマの枠の中で物語が進んでいく。 少しでも漫画チックが表現があれば全てが台無しになってしまうが、それが全く無い。 だから恐ろしく感じるのだ。 悪魔という存在をこれ程ごくごく自然に人間世界に登場させた作品は他には無いのではないか。 上に書いた通り、あまりに普通のサスペンスドラマテイストなのだが、ミッキー・ロークと、ロバート・デ・ニーロのアクの強さがスパイスとなって、薄すぎもなく、濃すぎもなく非常に良いバランスの味を醸し出している。 このジャンルでこの作品以上のものはまだ見ていない。[DVD(字幕)] 9点(2016-05-20 11:48:29)《改行有》

11.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 宇宙の映像、無重力状態での船外作業の描写等大変美しくそれはそれは素晴らしい。 但し、開始から8割過ぎまでの間、ただただ広大な宇宙の恐ろしい虚無感、事故によるクルーの死、燃料切れで地球への生還が絶望的になり精神的に壊れて行く主人公・・・・キツイ、非常にキツイ。映像がリアルなだけにキツ過ぎます。ジョージ・クルーニーの再登場シーンも「あ~、幻覚として見た仲間と共に安らかに死んで終わりか。実際死ぬ事を受け入れてたし。広大な存在の宇宙、過去の娘の死、色々な不運に流されるまま流されて無抵抗に終わるんだね。ま、こんなもんだわな、現実は。分かってるよそんな事、今更そんなもの見せるなよ。本当にキツイ映画だわ。」と、頭の中で映画を終了させていました。 ・・・それが、ああいう結末になるんですね。てっきり映像美だけが売りの映画かと思っていました、確かにストーリーは薄いといえば薄いですが、ラストシーンへの急展開は終始鳥肌が立ちまくりでした。大気圏に突入し、まるで流星の様に地球に向かう宇宙ステーションの残骸とカプセル。どうか助かって欲しい。とても感情移入して祈る自分がいました。 文字通り奇跡の「生還」を果たし、泥にまみれ這いずりながらも自らの足で地球を、大地を踏みしめる、地球の「重力」を感じながら。再び戻って来る事が出来た、また新しい明日を迎える事が出来る喜びに震えているかの様にも見えました。下からサンドラ・ブロックを見上げるアングルで暗転、そしてスクリーンに映し出される「gravity」の文字。震えました、凄い映画です。 人生、ほんの少し、本当にほんの少しの心の持ち方、切り替えで人間はどうにもなれる。もし失敗しても、全力で立ち向かったのならば笑ってそれを受け入れる事が出来る。だから自ら選択し行動しよう、諦めずに。そんな事を改めて教えられた気がしました。とても良い作品を観る事を出来ました。 サンドラ・ブロックは特別好きな女優ではありませんでしたが、この作品での演技はとても素晴らしかったと思います。 どうでもいい話: 仕事がらコンピュータシステムの操作マニュアルを作成する事がありますが、操作マニュアルの大切さを改めて感じました。(笑)[映画館(吹替)] 9点(2014-01-13 22:33:24)(良:2票) 《改行有》

12.  スティング 《ネタバレ》 面白かった!どんでん返しの要素もありますが、それを抜きにしても面白かった。 裏社会を扱っている割にはどぎつい表現も無く、まるで上品な舞台を観ている様な感じ。登場人物の立ち居振る舞い、服装、小道具もかっこ良く、粋ですね。素肌にサスペンダーは真似出来るもんじゃありません。。[DVD(字幕)] 9点(2009-09-22 19:54:53)《改行有》

13.  シンプル・プラン 《ネタバレ》 とても良い出来だと思います。 一番印象に残っているのは、ラスト近く、お札を燃やすシーンでの、妻フォンダの悪あがき。 自分も同じ人間、「いや~、人間って恐いね~。」と完全に他人事の様に言えないのも又恐いところです。。 オープングと同じ様な静かで穏やかなシーンで終わりますが、2人はあの事件には触れず、いや、無かったふりをして、重過ぎる十字架を背負ってこれからの人生を生きていかなければならないのでしょうね・・後味悪過ぎ。でも9点。[DVD(字幕)] 9点(2009-09-22 19:38:41)(良:1票) 《改行有》

14.  ユージュアル・サスペクツ 《ネタバレ》 未見の友人に説明しようとしたけれど、非常に説明するのが難しい作品だと実感。 ヴァーバルが警察で話した内容が、何パーセント真実かは分からない。 警察等の第三者が関与した出来事は事実だろう。 それ以外は・・・・、自分なりに想像してみると、とても面白い。[DVD(字幕)] 9点(2008-12-09 22:02:34)《改行有》

15.  マリグナント 狂暴な悪夢 《ネタバレ》 正直言って設定自体は観た事があるものだし、それほど目新しい物ではありませんが、映像としての見せ方がとても素晴らしかった。 ガブリエルが現れるシーンの場面転換や変身のシーンは本当衝撃的でおぞましい。 評判が高かったため観ましたが、その評判にたがわぬ凄い作品でした。[DVD(吹替)] 8点(2022-06-28 15:54:02)《改行有》

16.  キャッツ 《ネタバレ》 劇団四季が大好きで、四季版のキャッツは何度も観劇しています。ですので物語の内容も理解している前提での評価になります。 映画化の話を聞いて楽しみにしていました、ビジュアルに愕然とし、最近まで避けてきましたが先日鑑賞しました。 鑑賞後の第一印象は、やはり物語・曲は本当に素晴らしいう事。加えて、舞台版では場面転換に制限があるところを、映像化の利点でその制限を取っ払い、猫それぞれの個性を最大限に引き出すステージ・演出を用意。舞台版では暗黙の了解で脳内補正していた事が見事にビジュアル化されていました。それにより新たな解釈・理解も深まった気がします(映画版オリジナルの演出もありましたが。) 総合的に食わず嫌いを後悔するほど良かったのですが、ここからはマイナスポイント。 世間で言われているビジュアルですが、それ程悪くは無い・・・・のですが、遠目から見ると多くの猫が同じに見え、加えて皆が身なりが綺麗過ぎて外見上の個性が希薄。似た様な猫がただ大勢で動いている様な場面が多く、物凄く平坦なイメージを受けました。舞台版とまでは言いませんがもう少し舞台衣装の様なビジュアルに寄せた方が良かったかと思います。 ただ、ソロパートがある猫、特にアスパラガス、スキンブルシャンクス、ミストフェリーズなどののビジュアルは本当に素晴らしく、キャラクターの魅力をより深堀り出来ていたと思います。舞台版では自信満々に踊りまくるミストフェリーズを気弱な性格にしたのも良かったと思います。 先にも言いましたが、もともとの物語・曲が良いのは前提ですが、それをベースに映画化で色々な挑戦をしたところ、舞台版のファンから見ても面白かったです。[インターネット(字幕)] 8点(2020-11-24 09:27:16)(良:1票) 《改行有》

17.  ディナーラッシュ 《ネタバレ》 非常に面白い群像劇でした。 色々の登場人物が次々に登場し、色々なエピソードが繰り広げられますが、核は「父子の愛情」と「親友の復讐」です。 登場人物は非常にアクが強く、物語を騒がしく盛り上げて行きます。正直無駄なエピソードも沢山ありますが、NYの人気イタリアンレストランの一夜の雰囲気を味わうつもりで観るだけでも非常面白い。 父子の和解でハッピーエンドかと思いきや、やはり父親も堅気ではなくこのままでは終わりません。 「誰がこんな結末予想出来るんだよ。」という驚きのラストが待っています。 まああれだけ多くのシーンに登場していて、単なる食事に立ち寄ったウォール街勤めの会社員・・で済むはずは無いんでしょうが、、全く予想出来ませんでした。 でも思いの他反則感は無く、すんなり受け入れられたのは、この作品が「世の中色々な人間がいるね!」という群像劇だからでしょうか。[DVD(吹替)] 8点(2018-07-09 15:09:18)《改行有》

18.  ベイビー・ドライバー 《ネタバレ》 キャスティング良し。主役もヒロインも悪役もキャラ立ちしてる。 作品のテイストは、バイオレンスにも拘らずポップなのですが、主人公や取り巻く連中のバックボーン等々からハッピーエンドは無い、待つのは破滅的なラストになってしまうんだろうな~と少し暗い気持ちに。作中の台詞にもありましたが、主人公とヒロインが「ボニクラ」的終末に向かって悲しく暴走して行くんだろうな・・・と。 実際はヒロインを残して主人公が投降。その後仮釈放で、めでたくヒロインと再会。 数ある所謂「ゲッタウェイドライバー物」「逃避行物」の作品には珍しくライトでハッピーな終わり方でしたね。 「ボニクラ」的なラストにしても良かったかと思いましたが、この素敵な二人の若者にはこのラストの方がやはりお似合いですね。 それ程、この作品の登場人物は皆良く描かれているのがとても印象に残りました。この作品の売りでもあろうカーアクションよりも。[DVD(字幕)] 8点(2018-07-06 15:55:14)《改行有》

19.  ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 《ネタバレ》 ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグを新たなチームメンバーに加え、このシリーズは前作で新たな転機を迎えたと思います。 この2人の参入により、チーム内に役割・キャラ分担を与え、それがストーリー展開にも非常に有効に作用しています。 それに加え、「問題発生⇒対応策アリ⇒対応策実行」 のサイクルを繰り返し、スピーディー且つテンポ良くストーリーが進んでいきます。 本作は、上記がうまく定着して、とても面白い仕上がりになっています。 本作の内容に目を向けると、ショーン・ハリス演じるレーンは、非情でとても恐ろしい。本作の敵役はこうでなくてはいけません。 イーサン対レーンの最後の対決はちょっと拍子抜けしましたが、レーンからすればこれ以上無い屈辱に違いありません。これはこれで思わずニヤリと来る演出。 ラストのIMF新長官任命(?)のシーンは、見事なオチでした。 個人的感想ですが、現在、本作以上に新作発表の都度「観たい!」と思わせるアクション作品はありません。所謂「パターン物」かも知れませんが、今後何作作られてもずっと見続けたい作品です。 それは、単純にストーリー、アクション、制作費のスケールだけでなく、スタントを自ら行うトムの作品に掛ける想い、観客への期待に応え様とする姿が大きいと思います。[映画館(字幕)] 8点(2015-08-12 12:35:03)《改行有》

20.  ブラジルから来た少年 《ネタバレ》 これは面白い。 邦題も原題の直訳で正解、非常に惹かれるタイトルです。 ストーリーも明確だし、ジワリジワリ明らかになる真相の展開が非常にうまく、目が離せませんでした。 今リメイクしても十分面白い作品になると思う(ナチ云々がOKならば・・)が、やはりこのオリジナルを超えるのは無理だろうな。[ビデオ(吹替)] 8点(2015-06-24 09:22:48)《改行有》

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