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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  怪物團 《ネタバレ》 今では絶対に作れない作品。 フリークスたちのインパクトが凄すぎて、よくこんな映画が撮れたものだと驚きました。 いろんな身体的特徴の人たちが出てきますが、皆不足している部分を補う技術を身につけて逞しく生きています。 四肢が欠損してる男性が、口だけでマッチに火をつけて咥えてる煙草に火をつけスパスパ吸うシーンが特に印象的でした。 怪物とは何か。 人の心を言うのなら、間違いなくクレオは怪物。 ハンスをヘラクレスと一緒に嘲笑う顔や、仲間だと言われて激怒する顔の醜いこと。 最後、その醜い心に相応しい姿になります。 有り得ない姿で怖かったです。 フリーダは本物の淑女。 クレオに心を奪われて別れを切り出すハンスに「私の望みはあなたが幸せになることだから」と一言も恨み言を言わずに受け入れます。 そしてラストも、自責の念から引きこもりになったハンスを救います。 クレオたちに復讐する嵐のシーンがおどろおどろしく怖かったので、この光の差し込むラストを見れて良かったです。 怖いシーンもあったけどホラーではなく、ストーリーも平凡ですが、いろいろ考えさせられました。 機会があれば見るべき作品だと思います。[インターネット(字幕)] 9点(2020-07-07 17:40:42)《改行有》

2.  トイ・ストーリー3 《ネタバレ》 名作と誉れ高い作品をやっと観ました。評判どおり本当に良かったです。 何と言ってもCGが綺麗。おもちゃたちの動きやそれぞれの質感を活かした絵の綺麗なこと。 そして、友情と愛情の素晴らしさが十分に描かれたストーリー。 ウッディの仲間を思う友情も、アンディへのおもちゃへ対する愛情。どれも素晴らしかったです。 もう絶体絶命と思った焼却炉のシーン。無言で手をつなぎ合うところ。 アンディが最後おもちゃたちの紹介をして、女の子と一緒に遊ぶところ。 仲間たちといることを選択したウッディが去っていくアンディへ「あばよ、相棒」と言うところ。 どのシーンも思い出すだけで泣けます。 おもちゃたちのキャラづけもしっかりはっきりしてて、本当に面白いです。 苺の匂いの熊野郎・ロッツィの最後まで改心しない卑劣なところ、ムカつくけどいっそ清々しいですね。 一生そのままトラックに貼り付けられてろと思えます。 子供向け映画だと思って観てない友人たちにも薦めまくろうと思います。[DVD(吹替)] 9点(2015-08-16 22:11:47)《改行有》

3.  トレマーズ 《ネタバレ》 久しぶりに見たけど、やっぱり面白かったです。 怪物は今見ても良くできてて気持ち悪いし、地中を高速で這っていく様子は、当時の映像技術を思うと感歎します。 ケビン・ベーコンは、今も渋い演技派でカッコいいけど、若い頃のこういう陽気なお兄ちゃんキャラも良いです。 偏差値は高くなくても実践に長けて賢い、という感じが良く出ています。 何故こんな化け物が出現したのか、という小難しい考察は無く、人間(一般市民)対化け物で、人間の知恵(と銃火器)の勝利という単純明快なお話なので、何も考えず気楽に見られるのも良いと思います。[地上波(吹替)] 8点(2021-02-14 02:02:16)《改行有》

4.  砂上の法廷 《ネタバレ》 とても面白かったです。 この作品の面白さは誰が犯人かではなく、皆がついてる嘘が後にどう影響してくるのかを考えることだと思います。 証人は皆嘘をつく。証人だけでなく、マイクはじめ取り巻く者も皆嘘をついている。 たくさんの伏線が散りばめられていたことを、真犯人がわかった後も反芻して楽しめました。 ほぼ法廷内でのシーンだし、弁護士と検察側が派手に論争するわけでもないので、前半は淡々と地味に物語は進んでいきます。 実際はどうか知りませんが、陪審員を味方につける為のノウハウや法廷あるあるが興味深く見れました。 マイクはまだ高3なのに、天才ですね。 真犯人に気づいてからも、母を守る為に作戦を練っていたのでしょう。 証人たちの少しずつの嘘が自分に有利に働くと判断し、ラムゼイの戦略では絶対に勝てないと思い、母の証言により自分で証言することを決意したと思います。 思い返すと、何も喋らないけど、裁判中のマイクの視線や口元、表情が、後々の証言につながっているのが上手いと思いました。 そしてラスト。一番の嘘つきは誰だったのか。 深読みすると怖いです。 気が抜けたように法廷に一人座り続けるラムゼイの姿で終わるのも良かったです。[インターネット(字幕)] 8点(2020-08-04 20:43:01)《改行有》

5.  ロング・キス・グッドナイト 《ネタバレ》 何度見ても面白いです。 記憶喪失の元CIAお抱えの殺し屋チャーリーと良き母親としてのサマンサを、ジーナ・デイビスが魅力的に演じています。 記憶喪失になる前となった後では、まるで正反対のような人格ですが、きっと素の姿がサマンサなのでしょう。 殺し屋の時には封じ込められていた優しい人柄が出たのだと思います。 記憶は無くしても体が覚えていて、危険が迫った時に条件反射で身体が動きます。 最初は逃げまどいながら、どんどん強くなっていって敵の首を捻って殺したときの、夫の唖然とした顔に笑ってしまいます。 サマンサが昔の自分探しの旅に出る相棒が、探偵のミッチで、ジーナ・デイビスとサミュエル・L・ジャクソンのバディ物としても楽しめます。 調子はいいけど戦闘力ほぼゼロのミッチが、度々ピンチを救い最後まで活躍します。 何度も死亡フラグが立つけど、死なないところも気に入っています。 深いことを考えなくてもアクション映画として安心して見れるし、結果オーライなのでスッキリしたいときに見ると良い作品です。[DVD(字幕)] 8点(2020-08-01 12:30:57)《改行有》

6.  スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 《ネタバレ》 成長したアナキン役のヘイデン・クリステンセンとナタリーの美しい二人の恋愛物語がメインのような今作。 ナブーの自然の美しさとともに眼福の作品。 それでいて、後の旧三部作につながる伏線がたくさんあって、 それらがすべて次回作の悲劇につながると思うと、二人の幸せそうな笑顔も美しい自然も、切なさが増すばかりでした。 それにしても、少年時代のアナキンは、もっと利発で思慮深い子だったような気がするけど、 成長したアナキンは自信過剰で聞き分けのない反抗期のような青年になってたのは何故なのでしょうか。 そういう精神面の危なさや繊細さをヘイデンはしっかり演じてたと思います。 ラジー賞取ったらしいけど、そこまで下手とは思わなかったです。 感情を抑えられないので、後々ダークサイドに落ちるのだけど、10年もジェダイの修行をしてて、 武術はともかく精神面の鍛錬はできなかったのか疑問。 これは、次回作でオビワンが自ら言うように、導き方を間違ったということですね。 やはり師匠としては力不足だったからとしか言えません。 クワイガンジンのパダワンだったら、精神面から鍛えたと思います。 この辺の流れは上手いですね。 EP1でクワイガンジンが死んでしまったのも、ダースベイダー誕生の布石だったんだと思いました。 今作での見どころは、ヨーダのライトセイバーでのバトルが見られたところ。 フルCGらしいけど、今見ても良くできてるし、普段杖ついてるのに、戦いの時めちゃくちゃ早い動きで強い。 思わず「カッコイイ」と声が出ました。 リピート率が低かった今作ですが、久しぶりに見たらやっぱり面白かったです。[DVD(字幕)] 8点(2020-07-07 17:09:31)《改行有》

7.  ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 《ネタバレ》 ただただ、トム・クルーズという俳優に感嘆。 53歳で、あのアクション。凄い身体能力。 今回のヒロインのイルサ役の人も見事なアクションを披露してて、あちらの俳優の役作りは凄いです。 MIは1しか観てなかったです。スパイ大作戦は、チームワークやメンバーのキャラが好きだったのに、MIになったらトムの独り舞台になってたので興味が薄れました。 でも、今回とても評判がいいので観たら確かに良かったです。 アクションシーンはもちろん、ちゃんとチームワークで乗り切る話になってたし、悪役もキャラが立ってました。 顔がマジで怖い冷酷無比な感じが良く出てる人でした。 これから、前作も見てみようと思います。[映画館(字幕)] 8点(2015-08-16 22:07:13)《改行有》

8.  イコライザー 《ネタバレ》 年を取ってもやっぱりデンゼル・ワシントンはかっこいいです。 こういう王道の、優しくて穏やかで知的だけど、実はめちゃ強くて悪は容赦なく叩きのめす、という役がはまってます。 そして、喜怒哀楽を雄弁に物語ることができる瞳。 目の動きによって、敵をやっつける時一瞬で状況把握する場面も良いのですが、 テリーに「途方に暮れた目をしている」と言われたときの、深い憂いをたたえた黒い瞳。 こんなに豊かに目だけで表現できるのがデンゼルの素晴らしさだと思います。 ストーリーは単純ですが、前半、ホームセンターの同僚に警備員になるための特訓をしてあげたことが、 後半助けになることなどの小ネタなども入ってるところも良かったです。 ロバートは、穏やかな余生を送るはずだったけど、今後は必殺仕置人になるんでしょうか。 ともかく面白かったです。[DVD(字幕)] 8点(2015-05-04 11:40:21)《改行有》

9.  愛を読むひと 《ネタバレ》 原作はベストセラーになった年に読みましたが、内容は細かいところは忘れていたので割とすんなり入り込んで見れました。 また、原作を読む前にルース・レンデルの「ロウフィールド館の惨劇」を読んでいたので、文盲であることを知られるくらいなら無期懲役の方がマシという点も、ある程度納得して読めた記憶があります。 読んでもらう物語に一喜一憂する感受性があるハンナ。 でも、自分の言動についての考察は余り無く、過去の行いを考えるようになったのも裁判から。 そして、本当に物語の意味を自分や他人の心情に重ねて思い描けるようになったのは 文字を獲得してからではないかと私は思います。 書くことで、自分の気持ちを整理したり、相手に伝えたいことをまとめられたりするのではないでしょうか。 書くことで考察が深まります。 そして読むことは、もう一度記憶をなぞれることでもあります。 マイケルは、裁判の傍聴の際、自分が心から愛してると思っていた女性がナチの残党であり、自分を単なる「朗読者」としか見ていなかったのかと二重にショックを受けます。 ハンナが文盲であることを告げ彼女の罪を軽くするのと、彼女のプライドを守ること、どちらが重要か。 また、彼女の罪を軽くするためには、自分との関係も話さなくてはならず自分の将来に重大な影響を与える。 結局何もしなかったしできなかった。 15歳の夏の喪失感とこの時の罪悪感や無力感が、彼を人を深くは寄せ付けない人間にしてしまったのは容易に想像できます。 出所間近のハンナに会いにいったマイケル。 ハンナの出した手も取らず別れ際に抱きしめもしない。 テープを送り続けてくれたのは愛情からではないと気づいたハンナ。 彼女のしたことは許せないけど、そうするしかなかったことも理解している。 愛とは違うけど力にはなりたいと思っているマイケル。 でも、言わずにはいられなかった一言。 ハンナを追い詰めることになってしまった、この再会のシーンは痛々しいです。 ハンナが自殺するときに本を踏み台にするのは原作に無かったと思いますが、ちょっと悲しすぎます。 俳優陣、特にケイト・ウィンスレットは素晴らしかったです。 彼女以外は思いつかないほどハマリ役でした。 最後に、皆さんも書いているように邦題は酷いですね。 「朗読者」にしないとダメですよ。[DVD(字幕)] 8点(2015-02-22 11:55:31)《改行有》

10.  ブロークバック・マウンテン 《ネタバレ》 心から求めてる相手と一緒になれない。 片思いじゃなくて両思いなのに、こんなに苦しいことは無いですね。 世間体や、カモフラージュ、子どもの頃から植えつけられた結婚観、それで結婚したとしても、求めてるのは心身ともに愛せる相手。 それは、異性愛者でも同じだと思いますが、この偏見と差別の強いアメリカ南部では、同性愛者が愛を貫くのはほぼ不可能。 二人で過ごした最後のキャンプで、ジャックの「俺たちには、あのブロークバック・マウンテンしかない!」という叫びは痛々しかったです。 イニスが、ジャックの死後、ジャックの実家へ訪ねていき、老いた両親に会うシーン。 遺骨はブロークバック・マウンテンに撒いて欲しいというジャックの遺言に対し、家族の墓に埋葬するという父親。 イニスを暖かく迎え、息子のシャツを黙って持っていかせる母親。 二人とも、薄々ジャックとイニスの関係に気づいている。 拒否する父親と許容する母親の対比が良く描かれていました。 そして何より、そのシャツ。 最初の別れの際、「シャツを山に忘れてきた」と言ってたイニス。 実はジャックが持ち帰ってて、クローゼットに自分の着てたシャツの下にしてハンガーにかけていたことが、ジャックの部屋に行った時にわかります。 自分のシャツで包み込むように。 せめてシャツだけでもずっと一緒になれるように、シャツの袖まで通して。 それを持ち帰り、今度は自分のシャツを上にしてクローゼットにしまいます。 クローゼットの扉の裏にはブロークバック・マウンテンの写真。 そして「永遠に一緒だ」とつぶやくイニス。 死によって結ばれるという結末は好きではありませんが、このシャツのシーンは秀逸だと思います。 主演二人の熱演もあり、見終わってもしばらくいろいろ考えさせられました。 [DVD(吹替)] 8点(2014-11-29 15:51:15)《改行有》

11.  キャリー(1976) 《ネタバレ》 クロエ版リメイク「キャリー」を観て、これは是非オリジナルを観なければと思って観ました。 クロエも熱演してたけど、お化粧しなくても可愛いし健康そうだし強そうだし、ちょっとキャリーのイメージと違いました。 母親役のジュリアン・ムーアもノーメイクで頑張ってたけど、オリジナルはどうなのかなと思って。 そしてオリジナル観たら、やっぱり凄かった。 母親役の女優さんの迫力ったら、本当に怖かったです。 ジュリアンは見るからに怖い顔してるから意外性無かったけど、パイパーさんは一見可愛らしいともいえる外見なのに、ひとたびスイッチ入っちゃうと別人のようになって怖かった。笑顔で包丁振りかざすとこなんて、今思い出しても怖いです。 そして、何よりキャリーのシシー・スペイセク。もうこの人しかいないくらいのハマリ役。 ひ弱そうで内気というよりウジウジしてるし、外見もちょっと不気味だし、周りの子がイジメたくなる雰囲気満々。 でも、ちゃんとお化粧してドレスアップしたら綺麗になって、プロムでのキャリーは本当にトミーとお似合いのカップルになってた。このギャップが良かったです。 そして圧巻のテレキネシス大爆発のシーン。 もうクロエの頑張りが記憶からぶっ飛ぶほどのシシーの怖さ。 見開いた目、表情、顔をクイっと動かすとこなど、もう絶対本当に超能力使ってるよね、この人、と思えるくらいのド迫力。いやぁ凄かったです。 理解者である先生まで殺しちゃうのは残念だったけど、それだけ見境なく歯止めが利かなくなってる状態ってことなんでしょうね。 リメイク版では先生は助けてるから、そこだけはリメイク版が良かったです。 生き残ったスーのラストの描き方もオリジナルは深かったです。 ずっと夢にうなされながら生きるのかな。余計なことしたからというと余りにかわいそうだけど。 スーがトミーにキャリーを誘うように頼まなければ、プロムでの悲劇は起きなかったことは確かだから。 リメイク版キャリーを見るなければこのオリジナルを見ることも無かっただろうと思うと、クロエ版を見て良かったです。実際悪くはなかったし。 でも、とにかく元祖キャリーは、さすがに語り継がれるだけある傑作でした。[DVD(字幕)] 8点(2014-06-07 23:31:41)(良:1票) 《改行有》

12.  ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 ハン・ソロの若き日の物語。SWのスピンオフ。 フォースもジェダイも出てこないし、主役は全然ハリソン・フォードの若い頃には見えないけど(まるで似てない)こういう単純な冒険活劇はいいですね。 そもそもSWだって当初はそんな感じでした。 チューバッカとの出会い方は、ちょっと意外。 殺し合いから協力して脱出、その後早々と絆できたりして、もう少し二人の関係が熟していく過程が見たかったです。 後のランド将軍との出会い、ミレミアムファルコンを手に入れる経緯、最後シスが出てきたり、革命軍誕生の気配とか、SW見てる人にはなるほどねぇという始まりの物語が満載で面白かったです。[CS・衛星(吹替)] 7点(2021-07-02 00:46:16)《改行有》

13.  マッドマックス 怒りのデス・ロード 《ネタバレ》 シリーズの中で唯一、公開当時映画館で見ました。 そして今回久しぶりに見て、やっぱり面白かったです。 トム・ハーデイのマックスも悪くないし、今作の主役はフュリオサの方だと思うので、ちょうどいい絡み具合だと思います。 巻き込まれて結局手を貸して、多くの人に未来への道を与えた後去っていく、というマックスの物語がパワーアップしてます。 未来を担っていく女たち。 子どもだったり植物の種だったり、すべて女たちに託され、そこへ至る道を切り開く手伝いをするマックス。 カッコイイです。 そして、今作では、女たちもただ守られる側ではなく、戦う強い女たちなので痛快です。 シャーリーズ・セロンは、坊主頭で顔を汚してても綺麗。 でも美貌に甘んじないで、徹底して役作りをするところが凄いと思います。 印象深いのは、ニュークスです。 短い一生だけど、イモータン・ジョーの為に戦って死ぬことが幸せと信じ切ってる。 でも束の間だけど愛を知り、本当に守るべき者の為に死ぬ。 クレイジーのようで陽気だし頭も良く健気なニュークスをニコラス・ホルトが魅力的に演じてました。[地上波(吹替)] 7点(2021-02-14 02:43:35)《改行有》

14.  2ガンズ 《ネタバレ》 こういうちょい悪で茶目っ気のあるデンゼル・ワシントンも良いです。 お互いを信用してないバディ物というのも面白かった。 でも、その信用してない関係が、最後は兄弟とも言える間柄になるのも良かったです。 最後の、麻薬捜査局、海軍情報部、CIA、マフィア勢揃いの銃撃戦は迫力あったけど、ボビーとマイケルだけ無傷というのは出来すぎのような。 二人の掛け合いも面白かったです。やられたらやり返すで、ボビーがマイケルを本当に撃ったのは笑いました。 かすり傷なのは同じですが、その後肩を貸してるところがバディになる前とは違いますね。 何も考えず気楽に見れる作品でした。[地上波(吹替)] 7点(2021-02-14 02:07:04)《改行有》

15.  ターミネーター4 《ネタバレ》 突っ込みどころが多々ありますが、嫌いじゃないです。 ジョン・コナー役のクリスチャン・ベイルとマーカス役のサム・ワーシントンがカッコいい。 合成シュワちゃんのT800も出てくるし(すぐに機械バージョンになったけど)、少年カイルがアントン・イェルチンだったのも、忘れてたので嬉しかったです。 全体的に画面も暗いし、マーカスのおかげで最後なんとか勝利したけど、全然明るい未来が見えない状況が続くので、スッキリ感はありません。 それに、やっぱりマーカス死なせちゃダメなんじゃないのと思いました。 マーカス一人で何百人分もの戦力になりますよね。 バンバン人が死んでるんだから、心臓どっかからもらえなかったのかと思ってしまいました。 それでも、ジョンが助かって、カイルが抵抗軍に入って、いずれ過去へ行くというTM1に繋がる話。この話はあるべきだし、見れて良かったと思います。[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-08-14 17:42:07)《改行有》

16.  オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主 《ネタバレ》 主演のアントン・イェルチンは「新スタートレック」でしか知らなかったけど、 お亡くなりにならなければ、この作品もシリーズ化されたのではないかと思うと残念です。 ちょと変わった奇妙な、一見ひ弱そうに見えるけど腕っぷしも強いオッド・トーマスはまり役だと思います。 霊能者である彼は、死者の願いを叶えてあげたり、その能力を知る警察署長に捜査協力もする良い奴です。 人間の不幸や惨劇が大好きな悪霊が大量発生していることで、街に何か大変なことが起こるのを察して、それを防ぐために奔走するオッド。 怖いのは霊ではなく人間だというのは、国を問わず共通認識でしょうか。 恋人のストーミとのラブラブぶりは誰も入り込む余地はなく、二人がどれほど心からお互いを愛してるかが分かりすぎるので、尚更ラストが切ないです。 オッドと同様、薄々は感じてたけど認めたくなかったのに・・・ 期待せずに見たら思った以上に面白かったです。[インターネット(字幕)] 7点(2020-07-08 00:48:27)《改行有》

17.  名探偵ピカチュウ 《ネタバレ》 ポケモンGOはほとんどしてないけど、TVアニメは見てたので 初代ポケモンがいっぱい出てきて懐かしかったです。 ピカチュウは文句無い質感が出てるけど、他はちょっとお金のかけ方が足りないCGでしたが、 実際ポケモンがいたら、こういうのかなと思わせてくれました。 悪役の手下としてロケット団が出てたらもっと良かったな。 何故ティムにだけピカチュウの言葉がわかるのか、何故おっさんの声なのかは、きちんと説明してハッピーエンドという、 安心して見れる王道映画。 子どもだましではなく、バディ物としても、親子関係の再構築物語としても、ちゃんとしてて大人でも楽しめると思います。[映画館(字幕)] 7点(2020-07-07 17:23:47)《改行有》

18.  スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス 《ネタバレ》 EP9を見てから、もう一度全部見直したくなったので まず、旧三部作より16年後に公開されたEP1から。 内容は、TVでも度々放送されたのを見てたので覚えてるつもりでしたが、 実際見たら細部はほとんど忘れてました。得した気分。 ダースベイダーの始まりってわかってるから、この新三部作はダークな感じが漂ってるので、前作のように冒険活劇感は無いです。 CGが進化した分、宇宙空間や船やロボットは見ごたえがあります。 今作では、幼いアナキンと可愛いアミダラの出会いがあり、 ふたりはまだ全然子供なので、アナキンのポッドレースなどを楽しく見ていられました。 評判の悪かったジャージャービンクスも、私はそれほど嫌いじゃないです。 ヴィジュアルがもっと愛らしかったら、あのウザキャラももう少し受け入れられたのではないかと思いました。 若きオビワンケノビのパダワン時代もいいし(ユアン・マクレガーがぴったり) リーアム・ニーソンのクワイガンジンも役にはまってました。 アミダラ役のナタリー・ポートマンは少女のころから美しいし、のちに成長しても美しいままという奇跡的な女優ですね。 観客だけわかってるパルパティーンの正体を、映画の中の皆は知らないで尊敬と信頼を寄せてるのがなんとも切ない。 新三部作の中では最初でもあるので、ストーリーが一番しっかりしてると思います。 バトルシーンを多用してガチャガチャする後の作品とは違ってました。[DVD(字幕)] 7点(2020-07-07 17:04:15)《改行有》

19.  スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 《ネタバレ》 前作が酷過ぎたので見るのをためらってたけど、 やはり壮大なスターウォーズの物語の最後を見届けねばと見に行きました。 結果、EP8でぶっ壊された世界観から、頑張って軌道修正してまとめ上げたなと思ったので見て良かったです。 レイの出自については、無理やりの後付け感があるし、スカイウォーカー家の物語だったはずだけど、 もう血筋じゃなくて絆なんだよねってことになるのはどうかと思うけど、 フォースやジェダイの神話性は壊されてるので仕方ないですね。 何でもありでこの先またこのコンテンツが使われるのでしょう。 レイ役のデイジーはとても意志の強い女性にぴったりな面構えと目力で適役だと思います。 でも、新キャストで魅力的なのはレイだけ。 他は全然共感も親しみもわかないまま終わりました。 キャスティングもキャラ付けも残念。 文句はいろいろあっても、いずれまた見たいと思うくらいには楽しめました。[映画館(字幕)] 7点(2020-07-07 16:57:46)《改行有》

20.  パフューム/ある人殺しの物語 《ネタバレ》 映像は深い色合いが美しく、 音楽も映像にぴったりで素晴らしい。 特に色は、ラベンダー畑や山など自然の景色はもちろん、 美女たちの肌や髪の色も綺麗で、横たわる死体さえ一枚の絵葉書のような美しさ。 反対に、市場やゴミ溜は思わず鼻をつまみたくなるような汚さ。 公開当時さかんに宣伝してたように、映像から臭い、匂い、香り、が感じられる(ような気がする) 孤独で誰からも愛されず愛さず、香りの追求しか関心の無いグルヌイユが 狂ったように追い求める究極の香り。 香りのために女性たちを殺すことに何の躊躇もない。 彼にとって女性たちは人間ではなく、香りを抽出する花のように、ただの材料なのだから。 香りを作り出す過程の求道者のような顔。 ベン・ウィシューの、ちょっと困ったような純朴そうに見える外見がハマリ役だったと思います。 彼に関り彼を手放した途端死んでゆく人たち。 産み落として捨てようとした母親、お金目当てで子どもたちを引き取っている孤児院の院長、 残忍な皮職人の親方、調合師のマスター(ダスティン・ホフマン) 最後は、究極の香りを完成させた後、それを使って大金持ちになることもなく 貧民たちに身を投げ出して消えてしまいます。文字通り肉体が消滅する。 香りによって存在価値を見出したかったのに、結局誰も彼自身を認めなかった。 現在だけでなく過去の彼のことを知る人も誰もいないという、 つまり彼は最初から存在しなかったも同然になります。 こんなに終始一貫して孤独な主人公のお話は初めてです。 せめて、この映画を見た人は覚えておいてあげましょうかグルヌイユのことを。 そんな気にもさせられる作品でした。[インターネット(字幕)] 7点(2018-06-10 17:50:12)《改行有》

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