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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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21.  ロング・キス・グッドナイト 《ネタバレ》 何度見ても面白いです。 記憶喪失の元CIAお抱えの殺し屋チャーリーと良き母親としてのサマンサを、ジーナ・デイビスが魅力的に演じています。 記憶喪失になる前となった後では、まるで正反対のような人格ですが、きっと素の姿がサマンサなのでしょう。 殺し屋の時には封じ込められていた優しい人柄が出たのだと思います。 記憶は無くしても体が覚えていて、危険が迫った時に条件反射で身体が動きます。 最初は逃げまどいながら、どんどん強くなっていって敵の首を捻って殺したときの、夫の唖然とした顔に笑ってしまいます。 サマンサが昔の自分探しの旅に出る相棒が、探偵のミッチで、ジーナ・デイビスとサミュエル・L・ジャクソンのバディ物としても楽しめます。 調子はいいけど戦闘力ほぼゼロのミッチが、度々ピンチを救い最後まで活躍します。 何度も死亡フラグが立つけど、死なないところも気に入っています。 深いことを考えなくてもアクション映画として安心して見れるし、結果オーライなのでスッキリしたいときに見ると良い作品です。[DVD(字幕)] 8点(2020-08-01 12:30:57)《改行有》

22.  仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督) 《ネタバレ》 予定調和に進む物語なので、ハラハラドキドキ感がありません。 デカプリオは美しいし双子の演じ分けも悪くないけど、王族というより、やっぱりアメリカの若者に見えました。 脇を固めるのが主役級のおじさま達で安定感はありますが、あまりカッコイイと思えません。 ダルタニアンが何故そこまで王に忠誠を誓うのか、融通利かないにも程があるとイライラしましたが、理由が最後に明かされて納得しました。 そして、それならここまで横暴な王をのさばらせて一番ダメじゃんと更にイメージダウン。 誰に肩入れして見ればいいのか、最後まで決まらないまま終わりました。[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-08-01 12:21:56)《改行有》

23.  イエスマン "YES"は人生のパスワード 《ネタバレ》 離婚後いつまでも悲観的で閉じこもってる男が、何事にもYESと言うことで人生が好転していくお話。 YESと言うことで今までは無かった人との関りや体験をしていく。 YESはきっかけ、人は気持ちの持ち方次第で前向きに変われるんだということだけど、元々が恵まれた環境にいて親身になってくれる友達もいるので、別にどん底から逆転劇でもないです。 ハッピーエンドだし悪くは無いけど、もっとスッキリしたコメディが見たかったので、ちょっと期待外れでした。[インターネット(字幕)] 6点(2020-07-26 01:52:03)《改行有》

24.  スター・トレック/BEYOND 《ネタバレ》 前2作に比べると、全体的に落ち着き無くガチャガチャしてるという印象でした。 戦闘シーンは、もう少しじっくり一人一人の奮闘振りを見せても良いのにと思いました。 敵も味方も目まぐるしく動き過ぎて、映画じゃなくてゲームの画面を見てるようでした。 他には、カークの船を降りたいという悩みや葛藤が描き足りなかったのと、 ウフーラがあのビデオで何故クラールがわかったのか説明不足なのと、 また復讐の話だし、その動機も弱いというのが不満な点です。 良かったのは、スコットとマッコイの掛け合いが楽しかったこと、 レギュラーメンバーがしっかりクルーとして馴染んできて、カークも貫禄が出てきたこと。 そして一番は、ヨークタウンがとても綺麗だったことでした。 こればかりは映画館で3Dで見たかったと思いました。[インターネット(字幕)] 6点(2020-07-24 14:55:57)《改行有》

25.  昼下りの情事 《ネタバレ》 オードリーが父親の現像した写真を見て一目惚れしたような場面から、もう共感度ゼロ。 ハンサムかどうかは置いといて、とにかくオッサン過ぎ。 でも、どんどんオッサンに夢中になってくオードリー。 ここをクリアできないと、最後まで楽しめない映画です。 クリアした人には感動的かもしれないラストも、かえって腹立たしい。 何だか、父親から聞いた話で「おぉ!本当は恋愛経験なかったんだ、俺だけなんだ。もうここで俺一人のものにしちゃうぞ」という衝動的なものに思えてしまいました。 酔っぱらっても演奏する。湖だろうとサウナだろうと、どこにでもついて行って演奏する楽団は面白かったです。[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-07-24 14:38:13)《改行有》

26.  シャレード(1963) 《ネタバレ》 殺害された夫の秘密や、隠し金を巡って襲い掛かる怪しげな男たち、誰が裏切り者なのか、本当の味方は誰なのか等、ミステリー・サスペンス要素は満載なのに、恋愛要素が挟み込まれ、殺されかけても次は普通に会話してたりして、間延びして緊張感がありません。 ただ、ラストで本性を現した人物との攻防は本気度が感じられて良かったです。 オードリーのファッションも素敵でした。 それにしても、オードリー・ヘップバーンの相手はオッサンという決まりでもあったのでしょうか。 お相手にしては年を取りすぎだから、オードリーから積極的に迫っていくのに違和感を感じました。[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-07-24 14:33:16)《改行有》

27.  アップグレード 《ネタバレ》 近未来の事物の目新しさは無く、ストーリーも矛盾だらけ。 テンポ良く見られたけど、最後も想像の域を出ない凡庸な作品でした。[インターネット(字幕)] 4点(2020-07-24 14:26:28)《改行有》

28.  レディ・プレイヤー1 《ネタバレ》 面白かったし、映画館で見ればよかったと思いました。 大分カットされてると思うので、公開当時映画館で見てたら もっと点数は高かったかもしれません。 ただ、映画もゲームも好きだから、元ネタ探しや宝探しは楽しいけど、 時間とともに残念感が面白さを上回ってしまいました。 映像に凝るあまり、ストーリーを雑にした印象です。 パーシバルが解いていく謎が、大企業のシンクタンクが束になっても解けない謎とは思えないし、 世界規模のゲームのはずだけど、トップ5のメンバーは全員ご近所さんかと思うくらいの集結ぶりだし。 現実逃避でゲーム依存してる人もいれば、切実にゲーム内でしか自由に生きられない人もいるはず。 誰でもなりたい自分になれると言いながら、実際はプレイの腕や財力でアイテムを揃えて強者になる仕組み。 掘り下げれば、深いテーマになりそうなところをスルーして、結局「現実の生活を大事にしようよ」というありきたりな結末で終わらせてるので内容が薄いです。 せめて本当にアルテミスが140キロのジョンだったら面白かったのに。 「シャイニング」の再限度は凄くて、そこが一番興奮しました。[地上波(吹替)] 6点(2020-07-08 01:07:58)(良:1票) 《改行有》

29.  ザ・ボーイ ~人形少年の館~ 《ネタバレ》 ホラーなのかサスペンスなのかオカルトなのか、微妙な感じで前半進みます。 途中、グレタが真剣に人形の世話をし始めるところは、霊が宿ってると信じてしまう過去があるので、多少ですが説得力がありました。 伏線がたくさんあるので、逆に何故あんな広い屋敷に他に人がいないと言い切れるのか疑問なくらいです。 予想通り最後に登場する姿を見たくて待ってたら、うーん何か普通。 火傷で焼け爛れた顔を隠すための仮面はわかるとしても、それ以外は絵に描いたようなニート引きこもりの格好。 でも、マッチョぽいDV男も投げ飛ばす怪力。 知能は8歳のままらしいけど、よくわからない人物像。 一応死んだことになってるとはいえ、両親以外誰もいない広い屋敷なのに、わざわざ隠し部屋に住んでるのは何故なのか。 人形が分身なのは何故なのか。 そうしてるのは本人の意思なのか両親(というか母親の方?)の意思なのか。 その辺はまるで語られないので謎のままです。 尺も短いし、ヒロインは美人だし、ヒロイン的にはハッピーエンドだしアメリカらしい映画で退屈はしませんでした。 ホラー苦手な人でも大丈夫。[インターネット(字幕)] 6点(2020-07-08 00:55:53)《改行有》

30.  オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主 《ネタバレ》 主演のアントン・イェルチンは「新スタートレック」でしか知らなかったけど、 お亡くなりにならなければ、この作品もシリーズ化されたのではないかと思うと残念です。 ちょと変わった奇妙な、一見ひ弱そうに見えるけど腕っぷしも強いオッド・トーマスはまり役だと思います。 霊能者である彼は、死者の願いを叶えてあげたり、その能力を知る警察署長に捜査協力もする良い奴です。 人間の不幸や惨劇が大好きな悪霊が大量発生していることで、街に何か大変なことが起こるのを察して、それを防ぐために奔走するオッド。 怖いのは霊ではなく人間だというのは、国を問わず共通認識でしょうか。 恋人のストーミとのラブラブぶりは誰も入り込む余地はなく、二人がどれほど心からお互いを愛してるかが分かりすぎるので、尚更ラストが切ないです。 オッドと同様、薄々は感じてたけど認めたくなかったのに・・・ 期待せずに見たら思った以上に面白かったです。[インターネット(字幕)] 7点(2020-07-08 00:48:27)《改行有》

31.  怪物團 《ネタバレ》 今では絶対に作れない作品。 フリークスたちのインパクトが凄すぎて、よくこんな映画が撮れたものだと驚きました。 いろんな身体的特徴の人たちが出てきますが、皆不足している部分を補う技術を身につけて逞しく生きています。 四肢が欠損してる男性が、口だけでマッチに火をつけて咥えてる煙草に火をつけスパスパ吸うシーンが特に印象的でした。 怪物とは何か。 人の心を言うのなら、間違いなくクレオは怪物。 ハンスをヘラクレスと一緒に嘲笑う顔や、仲間だと言われて激怒する顔の醜いこと。 最後、その醜い心に相応しい姿になります。 有り得ない姿で怖かったです。 フリーダは本物の淑女。 クレオに心を奪われて別れを切り出すハンスに「私の望みはあなたが幸せになることだから」と一言も恨み言を言わずに受け入れます。 そしてラストも、自責の念から引きこもりになったハンスを救います。 クレオたちに復讐する嵐のシーンがおどろおどろしく怖かったので、この光の差し込むラストを見れて良かったです。 怖いシーンもあったけどホラーではなく、ストーリーも平凡ですが、いろいろ考えさせられました。 機会があれば見るべき作品だと思います。[インターネット(字幕)] 9点(2020-07-07 17:40:42)《改行有》

32.  名探偵ピカチュウ 《ネタバレ》 ポケモンGOはほとんどしてないけど、TVアニメは見てたので 初代ポケモンがいっぱい出てきて懐かしかったです。 ピカチュウは文句無い質感が出てるけど、他はちょっとお金のかけ方が足りないCGでしたが、 実際ポケモンがいたら、こういうのかなと思わせてくれました。 悪役の手下としてロケット団が出てたらもっと良かったな。 何故ティムにだけピカチュウの言葉がわかるのか、何故おっさんの声なのかは、きちんと説明してハッピーエンドという、 安心して見れる王道映画。 子どもだましではなく、バディ物としても、親子関係の再構築物語としても、ちゃんとしてて大人でも楽しめると思います。[映画館(字幕)] 7点(2020-07-07 17:23:47)《改行有》

33.  ラ・ラ・ランド 《ネタバレ》 ミュージカルは好きです。舞台も結構見ます。 でも、この作品はもう一度見ようとは思えません。 OPのフラッシュモブみたいなのは、まとまり無くてチグハグで長く感じたので、 もしかして好きになれない映画かもと思ったら、そのとおりでした。 ありきたりなストーリーだし、歌やダンスもそれほど見所無く乗れないまま終わりました。 ライアン・ゴズリングの繊細な演技は好きですが、エマ・ストーンに魅力を感じません。 ただ、最後のシーンは良かったです。 別の未来もあったかもしれないけど、これで良かったんだよね、と無言で見つめ合って少し笑顔になるところ。 二人は別々の道を行ったからこそ、自分の夢を叶えられたと思うので。[地上波(吹替)] 4点(2020-07-07 17:20:44)(良:1票) 《改行有》

34.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 《ネタバレ》 最初から最後まで、ただ悲劇へまっしぐらの作品なので見てて辛いです。 アナキンがますます単純バカになってて、パルパティーンの手中にはまってくのを見てるのが嫌でした。 多分そのせいだと思うけど、今作は劇場で見ただけで、その後一度も見てないと思います。 いかにして銀河帝国とダースベイダーが誕生したのかを、丁寧にしなくていいのに丁寧に描いています。 クローン兵たちが一斉に敵に転じてジェダイたちを殺していくのと アナキンが子供ジェダイたちまで手にかけるのが何とも胸糞悪いです。 一番の目的だったパドメの命を救うことが、逆に自分のせいで死んじゃったのをもっと自覚しろよアナキンと思いました。 ケノビのせいにするんじゃないよ。 避けて通れないEPだけど、多分あと5年くらいは見ないでしょう。 すぐにEP4を見て口直しをしました。[DVD(字幕)] 6点(2020-07-07 17:15:22)《改行有》

35.  スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 《ネタバレ》 成長したアナキン役のヘイデン・クリステンセンとナタリーの美しい二人の恋愛物語がメインのような今作。 ナブーの自然の美しさとともに眼福の作品。 それでいて、後の旧三部作につながる伏線がたくさんあって、 それらがすべて次回作の悲劇につながると思うと、二人の幸せそうな笑顔も美しい自然も、切なさが増すばかりでした。 それにしても、少年時代のアナキンは、もっと利発で思慮深い子だったような気がするけど、 成長したアナキンは自信過剰で聞き分けのない反抗期のような青年になってたのは何故なのでしょうか。 そういう精神面の危なさや繊細さをヘイデンはしっかり演じてたと思います。 ラジー賞取ったらしいけど、そこまで下手とは思わなかったです。 感情を抑えられないので、後々ダークサイドに落ちるのだけど、10年もジェダイの修行をしてて、 武術はともかく精神面の鍛錬はできなかったのか疑問。 これは、次回作でオビワンが自ら言うように、導き方を間違ったということですね。 やはり師匠としては力不足だったからとしか言えません。 クワイガンジンのパダワンだったら、精神面から鍛えたと思います。 この辺の流れは上手いですね。 EP1でクワイガンジンが死んでしまったのも、ダースベイダー誕生の布石だったんだと思いました。 今作での見どころは、ヨーダのライトセイバーでのバトルが見られたところ。 フルCGらしいけど、今見ても良くできてるし、普段杖ついてるのに、戦いの時めちゃくちゃ早い動きで強い。 思わず「カッコイイ」と声が出ました。 リピート率が低かった今作ですが、久しぶりに見たらやっぱり面白かったです。[DVD(字幕)] 8点(2020-07-07 17:09:31)《改行有》

36.  スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス 《ネタバレ》 EP9を見てから、もう一度全部見直したくなったので まず、旧三部作より16年後に公開されたEP1から。 内容は、TVでも度々放送されたのを見てたので覚えてるつもりでしたが、 実際見たら細部はほとんど忘れてました。得した気分。 ダースベイダーの始まりってわかってるから、この新三部作はダークな感じが漂ってるので、前作のように冒険活劇感は無いです。 CGが進化した分、宇宙空間や船やロボットは見ごたえがあります。 今作では、幼いアナキンと可愛いアミダラの出会いがあり、 ふたりはまだ全然子供なので、アナキンのポッドレースなどを楽しく見ていられました。 評判の悪かったジャージャービンクスも、私はそれほど嫌いじゃないです。 ヴィジュアルがもっと愛らしかったら、あのウザキャラももう少し受け入れられたのではないかと思いました。 若きオビワンケノビのパダワン時代もいいし(ユアン・マクレガーがぴったり) リーアム・ニーソンのクワイガンジンも役にはまってました。 アミダラ役のナタリー・ポートマンは少女のころから美しいし、のちに成長しても美しいままという奇跡的な女優ですね。 観客だけわかってるパルパティーンの正体を、映画の中の皆は知らないで尊敬と信頼を寄せてるのがなんとも切ない。 新三部作の中では最初でもあるので、ストーリーが一番しっかりしてると思います。 バトルシーンを多用してガチャガチャする後の作品とは違ってました。[DVD(字幕)] 7点(2020-07-07 17:04:15)《改行有》

37.  スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 《ネタバレ》 前作が酷過ぎたので見るのをためらってたけど、 やはり壮大なスターウォーズの物語の最後を見届けねばと見に行きました。 結果、EP8でぶっ壊された世界観から、頑張って軌道修正してまとめ上げたなと思ったので見て良かったです。 レイの出自については、無理やりの後付け感があるし、スカイウォーカー家の物語だったはずだけど、 もう血筋じゃなくて絆なんだよねってことになるのはどうかと思うけど、 フォースやジェダイの神話性は壊されてるので仕方ないですね。 何でもありでこの先またこのコンテンツが使われるのでしょう。 レイ役のデイジーはとても意志の強い女性にぴったりな面構えと目力で適役だと思います。 でも、新キャストで魅力的なのはレイだけ。 他は全然共感も親しみもわかないまま終わりました。 キャスティングもキャラ付けも残念。 文句はいろいろあっても、いずれまた見たいと思うくらいには楽しめました。[映画館(字幕)] 7点(2020-07-07 16:57:46)《改行有》

38.  ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 特にファンではなく、曲も誰でも知ってる曲を知ってる程度です。 でも、その程度なのに作中のほとんどの曲を知ってたのは、 当時それだけクイーンの曲が周りに流れていたのだろうと思うと、 本当に凄いバンドだったんだなと改めて思います。 ただ、映画の内容は、フレディの孤独感の根源がどこにあるのかが曖昧で良くわかりませんでした。 「運命の人」であるメアリーを女性として愛せないけど側にいてほしい、 でもそれが叶わないのが辛い、に終始しているように見えてしまいました。 仮にそれが事実としても、最期まで寄り添ってくれた恋人が、 最後にサラっと出てきて終わりなのはどうかと思います。 家族(主に父)との軋轢やセクシャルマイノリティとしての葛藤、メンバーとの確執が 表面的に描かれていて焦点がぼやけているようでした。 また、私の記憶ではフレディはもっとカルスマ性のある人物だったような気がするので、 その力強さが主役の人から感じられなかったのも残念でした。 あくまでも曲の素晴らしさが映画の評価を上げているのだと思いました。 エンドロールで流れたご本人映像が一番興奮しました。[映画館(字幕)] 6点(2019-02-19 19:37:03)《改行有》

39.  ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 《ネタバレ》 本当にトラと漂流したと思って、キャッチコピーどおり「どうやって少年は生き延びたのか」という海洋サバイバル物語として見てたので、最後にポカーンとなりました。 どうやら、実際は日本人の保険調査員に語ったもうひとつの物語が事実のようだけど、どちらが事実かを考えさせるのではなく、哲学だから、何を信じたいのか、ということなんですね。 そうやって少年は生き延びたのか・・・と考えると怖いお話です。 どんな神様でも信じるパイは、一つの神様を信仰してる人たちからは不思議がられるかもしれないけど、無宗教でクリスマスパーティもするし初詣出にも行くしお寺巡りもする私のような日本人には、宗教観のお話はピンとこないのではないかと思いました。 映像はとても綺麗でした。[映画館(字幕)] 6点(2018-06-10 18:01:44)《改行有》

40.  パフューム/ある人殺しの物語 《ネタバレ》 映像は深い色合いが美しく、 音楽も映像にぴったりで素晴らしい。 特に色は、ラベンダー畑や山など自然の景色はもちろん、 美女たちの肌や髪の色も綺麗で、横たわる死体さえ一枚の絵葉書のような美しさ。 反対に、市場やゴミ溜は思わず鼻をつまみたくなるような汚さ。 公開当時さかんに宣伝してたように、映像から臭い、匂い、香り、が感じられる(ような気がする) 孤独で誰からも愛されず愛さず、香りの追求しか関心の無いグルヌイユが 狂ったように追い求める究極の香り。 香りのために女性たちを殺すことに何の躊躇もない。 彼にとって女性たちは人間ではなく、香りを抽出する花のように、ただの材料なのだから。 香りを作り出す過程の求道者のような顔。 ベン・ウィシューの、ちょっと困ったような純朴そうに見える外見がハマリ役だったと思います。 彼に関り彼を手放した途端死んでゆく人たち。 産み落として捨てようとした母親、お金目当てで子どもたちを引き取っている孤児院の院長、 残忍な皮職人の親方、調合師のマスター(ダスティン・ホフマン) 最後は、究極の香りを完成させた後、それを使って大金持ちになることもなく 貧民たちに身を投げ出して消えてしまいます。文字通り肉体が消滅する。 香りによって存在価値を見出したかったのに、結局誰も彼自身を認めなかった。 現在だけでなく過去の彼のことを知る人も誰もいないという、 つまり彼は最初から存在しなかったも同然になります。 こんなに終始一貫して孤独な主人公のお話は初めてです。 せめて、この映画を見た人は覚えておいてあげましょうかグルヌイユのことを。 そんな気にもさせられる作品でした。[インターネット(字幕)] 7点(2018-06-10 17:50:12)《改行有》

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