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プロフィール
コメント数 4675
性別 男性
年齢 41歳

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421.  シン・シティ 復讐の女神 《ネタバレ》 相変わらず格好いい映像ですね。モノクロに時折色つける感じで、コミック的な絵や背景も入れたりと趣向凝らしてる。 目ん玉とられて、金目みたいになる執事とかミッキーロークのいかつすぎる顔とかもコミック的で良いんだけど、 ぶつぶつの親指みたいな面の大ボスが出てきたときには思わず笑ってしまった。 ストーリーは2つの復讐劇で実にわかりやすく、安心して観ていられる。 なんにせよ役者たちの面構えがすごい。 ジョシュ・ブローリンもいいし、悪党のパワーズ・ブースも凄くいいキャラ。モノクロにして濃淡強くすると、 彼らの顔つきとかシワが強調されてより凄みが増しますね。 あとはエヴァ・グリーンの魅力満載ね。さすがに年はとったけど相変わらず綺麗で、おしみなく肌を晒して悪女を見事に演じてる。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-09-10 20:43:35)《改行有》

422.  ビッグ・アイズ 《ネタバレ》 ティム・バートンというと、暗い画面の作品が多いような印象ですが、 本作は実に明るい。そしてカラフル。全体的な画面の明るさがまず印象に残りました。 なによりも、やはりキーン夫妻を演じたエイミー・アダムス&クリストフ・ヴァルツがドンピシャのはまり役。 配役の見事さもあるんでしょうけど、その点はは凄く関心ました。 男性優位社会の時代とか、現代アートの複製文化とか、そういうものを背景としつつコミカルに描いてる。 なにからなにまで嘘で塗り固めて口八丁な旦那の、どことなく憎めない感じと酷い奴だなと感じるその表裏一体さが興味深い。 とんでもない旦那だったけど、あの人がいなかったらビッグ・アイズシリーズは世に認められることもなかったのだろうなとも思う。 裁判で、「決着を付ける方法はただ一つ。実際にここで描いてみればいい」の下りは爽快。 ある種の仮面夫婦だけど、富を作り出すコンビとしては最強タッグだったね。[DVD(字幕)] 7点(2015-08-26 23:37:10)《改行有》

423.  アメリカン・スナイパー 《ネタバレ》 ブラッドリー・クーパーというと、「ハングオーバー」シリーズを真っ先に思い浮かべるわけですが、 本作では抑揚的ながらも眼に気持ちを存分に表現する素晴らしい演技を見せていましたね。 役者として一皮剥けた演技を見せてくれたように思います。 内容的には、思っていたよりもわりとあっさりしてるなと思いました。 淡々としているといいますか、主役のキャラと同じく、そんなに情感的に描くわけでもなし。 ただ、主人公が「伝説」という言葉でもてはやされることに対していつも戸惑いを見せていたのは印象的でしたね。 「父親たちの星条旗」でも、兵士たちが英雄だと周りから言われることに対する苦悩を描いてました。 そして最後の結末でガクンときましたね。実話なわけですものね。あぁ、現実とはなんと皮肉なことかと。 助けようとした同じ元軍人に殺されるとは、誰が予想したでしょう。 現実というのは、本当に一筋縄ではいきませんね。一筋縄ではいかないこの現実を、そのまま描く。 いつも、この不条理の塊という現実に対峙し苦悩しながらも、人は前に進んでいく。 イーストウッドの映画って結末は物悲しいものばかりなのに、そんな人の生き様をそのまま描いていて、 「それでもみんな前を向いて生きていこう」って言ってるに思え不思議と勇気をもらいます。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-08-10 22:21:09)《改行有》

424.  世界で一番パパが好き! 《ネタバレ》 なかなか面白かったですね〜。結構有名な役者さんたちがチラホラ出てくるんだけど、 主役のベンやリヴ・タイラーをはじめみんな若いなぁ、とその溌剌さを感じた次第です。 終盤の、ウィル・スミスのサプライズ出演も驚きでしたねぇ。 ファミリー映画にしては、エロネタだとかスウィーニートッドのグロネタだとかに挑戦してて、それもまた楽しかったです。 特に笑えたのは、互いのモノを見せ合いっこしてたところを目撃し、ベンがお説教をするシーンと、 その後にマヤとの情事を娘に目撃されて、立場が逆になってお説教されてるシーンですね。 あれは上手いですよね〜笑うに決まってます。 彼にキツイこと言って、店の裏で一人泣くマヤとか、また広告業界に戻ろうとして家族や娘と喧嘩するシーンとか、 そういうとこもぐっとくるのよね。アメリカ人って何かと大雑把なイメージだけど、ちゃんと繊細なところあるんだな〜みたいな。 そういうの知れるとなんだか嬉しくなっちゃう。おじいちゃんもいい味出してました。[地上波(字幕)] 7点(2015-08-04 00:14:27)《改行有》

425.  エクソダス:神と王 《ネタバレ》 このお話となるとやっぱり「十戒」を思い出しますから、両腕を天高く上げて海が真っ二つに割れて、、、という あのシーンが最新CGで描かれるのかなと勝手に思っていたのですが、そういう下手な描写は外してきた形ですね。 海がさ〜っと引いて、そして向こうから巨大な波がぶわ〜っと襲ってくる。ある意味では奇跡をリアリズムに描いたという感じ。 そんでそのシーンはさすがに圧巻で、他にも動物関連の災害シーンはなかなかの迫力。 ただ、ストーリーそのものはかなりあっさりしています。一度見れば、もう十分かなという感じの作品。 ラムセスのダメ王っぷりがいい味出てました。他の役者さんは印象薄いな。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-07-29 20:22:29)《改行有》

426.  ROOM237 《ネタバレ》 キューブリック好きなら、それなりに楽しめる作品。 見る人によって、様々な解釈が成り立ち、そして様々な意味付けがされていく。 ある人は、シャイニングにはアメリカ先住民族への虐殺の比喩があるといい、 またある人は、ナチのホロコーストが比喩にあるといい、別の人はミノタウロスなどの神話がベースにあるといい、 そしてある人はアポロ月面着陸は捏造であることを暴くためのメッセージが込められているという。 そういう意味合いは、たとえば缶詰であったり、部屋に貼られているポスターや写真であったり、小道具であったり、 カーペットの模様であったり、いろいろなところに出てくる数字なんかでその意味を構築していく。 ここで語られる説は、本当にそういう意味合いが込められていたのかもしれないし、そうでないのかもしれない。 ただ一つ間違いないのは、キューブリックの映画は真に奥が深く、そして多面的であるということだ。 マーティン・スコセッシが「キューブリックの映画は、他の監督の映画10本分の密度がある」と語っていたことを思い出した。[DVD(字幕)] 7点(2015-05-18 22:32:28)《改行有》

427.  ハネムーン(2014) 《ネタバレ》 最初の頃は、幸せいっぱいという感じで新婚カップルの笑顔や砕けた表情、 リラックスした感覚というのが印象深いのですが、それゆえに少しずつ 変化していく様がなんだか不気味で、後半過ぎからは不安感や不信感で 真っ逆さまに落ちていく。特に旦那さんの顔の表情の変化が上手かったです。 前半部分までは、嫁さんの変化が何によるものなのか見当もつかないので、 これからどうなっていくんだろう、あの森で何があったんだろうと 気になりながら見るわけですが、後半から「あ、これは エイリアンアブダクションの話なんだな」ということがわかってくる。 そういうことがわかってくると多少は失速しますけれども、 それでもやはり二人の熱演と暗闇の森や家の中を散策するときの不気味さ等で しっかりとホラー演出を見せてくれる。なにより、異星人とかUFOとか、 そういうのを最後まで直接的には映さない。それが功をそうしてると思います。 やっぱりそういうのを直接見せたら一気に陳腐化しちゃいますからね。 不気味感だけで最後までしっかりと楽しませてくれるのだから、 なかなか良作だなと感じました。[DVD(字幕)] 7点(2015-05-15 23:01:54)《改行有》

428.  それでも夜は明ける 《ネタバレ》 全体的にすごく淡々としていて、アカデミー作品賞らしからぬ、音楽でぐわ〜っと盛り上げたりしない作品なので、 物足りないなと感じる人も多いかと思います。 でも、リアリティに徹して、この空気感を演出するには、やはりこのスタンスでしかありえないだろうなと思います。 首吊りがぷら〜となっている周りで、みんな一見平穏そうに過ごしてるあの恐ろしい感じ。 黒人差別をテーマにした映画ではありますが、人間というものに対するもっと普遍的な部分を描こうとしている点にも好感が持てます。 それはすなわち、差別的な気持ちというのは、立場が作り出してる。だから、誰だって人を差別する身になりえる。 自分の今の立場を維持したければ、差別が必要になる。そういう根深いものを描いてましたね。[DVD(字幕)] 7点(2015-05-04 23:43:41)《改行有》

429.  誰よりも狙われた男 《ネタバレ》 フィリップ・シーモア・ホフマンのいぶし銀の演技が光りますね。彼が亡くなってしまったというのは本当に残念。全体的に静かなトーンで進むが故に、ラストの急展開にはやはりショックを覚えます。直接的な描き方は無かったけど、アナベルはイッサに好意を持っていたのかな?レイチェル・マクアダムスの美しさを再認識。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-04-16 23:57:24)

430.  インターステラー 《ネタバレ》 相対性理論とか、事象の地平線といった題材をベースに一家の感動物語を作り上げるなんて大変だ思うのですが、まぁちょっと難しいなと感じるところも多々ありながらもそれなりに感動させられたというか、うまくまるめこまれた感じがします。感動ポイントは個人的に2点あって、1つは最初の星での数時間が地球での二十数年間で、自分の息子や娘が成長して父が亡くなってというビデオを一気に見せられるシーン。それから終盤の「幽霊」が父のことだとわかって、マーフが兄に告げるシーン。監督さんは、SFそのものにはそれほど興味がないみたいで、星の風景も地味そのものなんだけど、それでもおっと思われるシーンがちらほら。例えば筒型コロニーのクーパーステーション。5次元空間のなんともいえない光景。それから、長方形を3つつなげてできたみたいな相棒ロボットもユニークでしたね。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-04-10 23:12:38)

431.  ゴーン・ガール 《ネタバレ》 カミソリの刃のようにシャープな映像構成、作り込まれた無機質な質感、これぞフィンチャーですね。完璧主義者なんだな~というのが伝わってきます。とても面白く鑑賞いたしましたが、見終わってからどっと疲れたといいますか、気持ちがどよ~んと沈んじゃいますね。あそこまでサイコで徹底して嘘で丸め込む女性は少ないでしょうが、大勢を保つために裏腹なことを演じるとか、「事件後」の異常なはずの夫婦の姿がわりと共感持てるといいますか、大なり小なり、世間体をみなさん気にしてますからね。まぁしかし、ありゃ生き地獄だね。特に姉さんは辛いだろうなぁ。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-04-07 23:51:42)

432.  プロミスト・ランド(2012) 《ネタバレ》 実際に、水が汚染されただとか配管から火ができたなどといった話はあるそうですけど、天然ガスはせ行きや石炭よりCO2は少ないですからね。エネルギーの話は一筋縄ではいきません。さて、映画としてはなかなか面白く拝見いたしましたよ。インテリのマット・デイモンらしい硬派なストーリー。環境保護団体のダスティンが現れ、熾烈な戦いをやりあう様子は見てて面白い。そのダスティンが実は~のオチは少々映画的すぎるけれど、スティーヴにとっては仕事よりアリスを選んだ、と言ってもいいのかも。[DVD(字幕)] 7点(2015-04-07 20:26:15)

433.  フューリー(2014) 《ネタバレ》 映像的には、とてもリアルでしたね。戦時の悲惨さを表現するショットが随所に出てくるし、ヴィジュアル的にも内面的にも、戦争の過酷さが伝わってきます。子供達が兵士として駆り出されてたり、戦わない者は殺されて吊るされてたりと、ドイツ帝国の末期もかなり追い込まれてたようで。それにしても、あんなスターウォーズみたいなビームっぽい砲撃って出るもんなのかな。目には面白かったけど。本作で一番の見せ場は実のところドイツ娘との食事シーンではないかと思う。ノーマンは、あそこがターニングポイントでしたね。女の子が爆撃に巻き込まれて死んじゃったけど、それで火がついたから?吹っ切れたから?彼の変化は、成長と見るべきかあるいは人格崩壊か。そしてまた、ウォーダディーの「動かない戦車に残って戦う」という決断も成否が分かれるところ。それは無謀と呼ぶべきか、勇敢と讃えるべきなのか。動かない戦車内から数多くのドイツ兵を倒す展開は正直映画的でしたけど、色々と感じ考えさせる作品にはなってました。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-03-20 23:40:02)

434.  サベージ・キラー 《ネタバレ》 内容をさらっと見て、「あ、男たちに酷いことされた女の子が復讐するっていう よくあるパターンのやつね」と思い、とりあえず借りて見てみたのですが、 これがね、予想外だったんですよ。耳の聞こえない主人公の女の子は、 笑顔の素敵な美人さん、ここ重要です。こういう役柄は美人でなきゃダメです。 そんでその美人さん、殺されそうになってる人を助けようとする正義感あふれる 子なわけですが、ひどい奴らに捕まってレイプされる。ここまでは 予想通りなんですが、彼女はナイフでひと刺しされ、砂漠に捨てられる。 あれれ?死んじゃった?ここからが予想外。先住民たちのまじないにより、 なんと蘇るわけです。でも体は腐乱死体のまま。男たちを一人また一人と 片付けていきながら、体がズタボロになってく。とれかかった腕に布巻きつけて つっつけたり、腹に砂入れたりなんかして、泣き叫びながらも復讐を 果たしていく。このキャラ設定に私はぐっときちゃいましたね。 こういうの、ありそうでなかったな~。そんで、彼氏に会いたい触りたい、 でもこんなひどい姿見せたくないからって身を引く。そしてラストなんて、 火をつけて燃やされるわけですよ。なんて切ないのよ。こんな B級スプラッター映画でまさか涙ぐんじゃうなんて思いもしませんでした(笑) 掘り出し物です。秀作です。数多の数あるB級ホラーの中に埋もれていくには あまりにももったいない作品でありました。シリーズ化希望。[DVD(字幕)] 7点(2015-02-23 20:28:31)(良:1票) 《改行有》

435.  オールド・ボーイ(2013) 《ネタバレ》 やはり元々お話がよく出来てますからね。変に撮らなきゃ面白い作品になる。オリジナルのやつはだいぶ前に鑑賞しましたがほとんど覚えておらず、まっさらな状態で本作を観れたのでとても楽しめました。見所はいつくかあります。ジョーが黒人に行っていた拷問シーンとか、ジョーの無双っぷりとか。特に長回しで無数の男たちと戦うシーンは圧巻です。そしてそして、エリザベス・オルセンのまぐわうシーン。彼女の裸が出てくるなんて予想もしていなかったので驚きでした。さて、あのラスト。最後だけはオリジナルから変更してるとのことですが、また自分から監禁に入るなんて、それはどうかしらと思いますねぇ。[DVD(字幕)] 7点(2015-01-19 20:52:55)

436.  バトルフロント 《ネタバレ》 スタローンが脚本を手掛てけるってことで、いや~さすがだなと思いましたね。スタローンて、すごく人情味のある脚本書きますからね。本作もそのへんが個人的にはぐっときました。ステイサム、めっちゃ強くてしかも紳士ですやん。腹立たしい家族にいちゃもんつけられても、こっちから謝ってかつパーティーに呼ぶだなんて。なんて器大きいんでしょう。自分には無理です(笑)。フランコたちなど悪役がね、ほんとに根っからの悪っていうわけでもなく、ちゃんと家族たちを気にかけてたりなんかしてね。そんで意図せずことが大きくなって、そして誘拐までしちゃう、あの展開も人情ドラマって感じでいいですね。単なる勧善懲悪のアクションより、よっぽど面白く感じる。ある程度お約束の展開なので、安心して観れます。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-01-15 23:15:05)

437.  フライト・ゲーム 《ネタバレ》 犯人は主役の保安官だと勝手に決めつける電話先のおっさんとマスコミ、爆弾があるという理由も聞かず高度を落としたら狙撃するという戦闘機。そのへんの強引さ無理矢理さはちょっと気になりましたが、全体的には凄く面白かった。本当に誰が犯人かわからず、また、誰しもが犯人である可能性のある演出で最後まで引き付けられましたね。だけど、隣に座ってた女性とかクルーとか、犯人だったら嫌だな~って人はちゃんと犯人ではなかったので、見終わって嫌な感じにならない。その点は安心しました。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-01-10 23:17:38)

438.  プリズナーズ 《ネタバレ》 すごく面白かったです~。なんといっても、ヒュー・ジャックマンの熱演!これに尽きますね~。自分の子供が行方不明になってしまう、というようなニュースは度々聞かされますが、ご家族の方々のその辛さ、心情というものを本作を見て凄く痛感した次第です。なるほど、本当にやりきれない、行き場のない怒りを常に抱えることになるんだろうなって。娯楽作品だけど、そういうところがリアリティあるのでとても共感して観ることができますね。見終わって冷静に考えると、確かに疑問も出てくるんですよ。二人目の犯人の行動がね、なんでわざわざ事件を再現する必要があるのって。彼の心情がいまいちわからない。でも見ている最中は面白さでぐいぐい引き込まれてたので、気にはなりませんでした。それだけ、脚本と演出が秀逸なのでしょう。刑事役のジェイク・ギレンホールもさすがの巧さでしたね。サスペンス好きにはオススメの一本。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-01-08 21:44:27)

439.  パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間 《ネタバレ》 本作はケネディ大統領自身ではなく、その周りの人たちにスポットを当てたものです。そう、人の数だけドラマがあるんですものね。医者、FBI、シークレットサービス、刑事、記者、オズワルドの弟や母。みんな、それぞれの立場からの葛藤がある。でも等しく同じなのは、すべての人が深い喪失感と悲しみ、やりきれない思いや苛立ちを抱えてしまったんだな、と。この事件の大きさが、一人一人の人生という狭いところにクローズアップすることで逆にありありと感じられるという、そんな印象です。FBIにオズワルドが来ていて、手紙まで残してたってのは正直知らなかったですねぇ。しかも、証拠隠滅まで指示されてただなんて。あと、オズワルドの家族に関しても、本作で初めて知った次第です。葬儀の時の、誰からも式場を断られたんだとか、記者の人に棺桶運ぶのを手伝ってもらったりとか、そういう些細なエピソード一つ一つが印象深い。自分もその歴史的な現場に居合わせたような気持ちにもなれ、最後まで目が離せませんでした。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-12-28 23:48:32)

440.  her 世界でひとつの彼女 《ネタバレ》 人工知能とはいえ、あんなにも人間らしい感じで会話ができて、孤独な毎日が豊かになるのならば、声だけの存在であっても恋してしまう気持ちはわからなくもないですねえ。でも、やっぱり人工知能ですからね。肉体がないのに、性欲あるの?って思うし、どこまでいっても「結局は魂があるフリをしてるだけでしょ」ってのがつきまとう。難しいもんですね~。とはいえ、本作のサマンサは人工知能というよりまさに人間の彼女そのまんまみたいな感じで描いていて、普通の純粋なラブストーリーにも見えますね。サマンサのあのラストは、いかようにも解釈ができます。人を選ぶ作品だとは思うけど、男女のすれ違いやそもそも恋ってなんだろうということに対して思案しながら見れて楽しめたので7点献上。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-12-15 14:19:16)(良:1票)

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