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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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61.  トイ・ストーリー3 《ネタバレ》 名作と誉れ高い作品をやっと観ました。評判どおり本当に良かったです。 何と言ってもCGが綺麗。おもちゃたちの動きやそれぞれの質感を活かした絵の綺麗なこと。 そして、友情と愛情の素晴らしさが十分に描かれたストーリー。 ウッディの仲間を思う友情も、アンディへのおもちゃへ対する愛情。どれも素晴らしかったです。 もう絶体絶命と思った焼却炉のシーン。無言で手をつなぎ合うところ。 アンディが最後おもちゃたちの紹介をして、女の子と一緒に遊ぶところ。 仲間たちといることを選択したウッディが去っていくアンディへ「あばよ、相棒」と言うところ。 どのシーンも思い出すだけで泣けます。 おもちゃたちのキャラづけもしっかりはっきりしてて、本当に面白いです。 苺の匂いの熊野郎・ロッツィの最後まで改心しない卑劣なところ、ムカつくけどいっそ清々しいですね。 一生そのままトラックに貼り付けられてろと思えます。 子供向け映画だと思って観てない友人たちにも薦めまくろうと思います。[DVD(吹替)] 9点(2015-08-16 22:11:47)《改行有》

62.  ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 《ネタバレ》 ただただ、トム・クルーズという俳優に感嘆。 53歳で、あのアクション。凄い身体能力。 今回のヒロインのイルサ役の人も見事なアクションを披露してて、あちらの俳優の役作りは凄いです。 MIは1しか観てなかったです。スパイ大作戦は、チームワークやメンバーのキャラが好きだったのに、MIになったらトムの独り舞台になってたので興味が薄れました。 でも、今回とても評判がいいので観たら確かに良かったです。 アクションシーンはもちろん、ちゃんとチームワークで乗り切る話になってたし、悪役もキャラが立ってました。 顔がマジで怖い冷酷無比な感じが良く出てる人でした。 これから、前作も見てみようと思います。[映画館(字幕)] 8点(2015-08-16 22:07:13)《改行有》

63.  ジュラシック・ワールド 《ネタバレ》 これは絶対映画館で3Dで観なくては、ということで行ってきました。 確かに映像は凄かったです。本物の恐竜がそこにいるとしか思えない存在感。 特に、兄弟がインドミナス・レックスに追いかけられて滝つぼに飛び込んだときは、目の前でレックスの口がバックンと閉じて、思わず「怖い~」と声に出してしまいました。 ただ、話が雑すぎてブレブレで、せっかくの新種の恐竜の恐怖が薄くなってて残念でした。 知能が高くて体温や皮膚の色も変えられる能力は、後半まるで無かったかのようにただ暴走する怪物になってただけです。 ラプターたちが手を組んだのも、インドミナス・レックスにラプターの遺伝子が使われてたからというなら、T・レックスなんて主なベースなんだから、最後いきなりの対決ってどうなんでしょう。 もう少し、お互い探りあうとか、何か恐竜同士闘うまでの間があったほうが良かったと思います。 一番謎なのはクレア叔母さんの人物造形。 甥の年齢も知らないほど打ち込んでた仕事の現場放棄していいのかと。 責任者なら甥たちの救出はオーウェンに任せて、客の安全確保・施設の警備・救助の指示など、オタク職員と協力してコントロール室でやることは一杯あるはず。 今時肩パッド入りの洋服?と思ったほどの広い肩幅から、もしやオーウェンを凌ぐマッチョ叔母さんかと期待したけどそうでもなさそうで、でもスカートとハイヒールでジャングルを走り回り、T-レックスにも追いつかれないという超人ぶり。 訳わからない全然魅力的でないヒロインなので、素っ頓狂な感じが木村佳乃の上ずった吹替えに似合ってて、吹替え版で見たことを後悔せずに済んだのは良かったです。 こういう映画は細かいところは気にしなくていい、ということではなく、逆に細かいところまで気を配ってこそ作品に没頭できると思うのですが、素材を活かしきれないところが多くて残念でした。 でも、オーウェン役のクリス・プラットはいい味出してて、ジャングルをバイクでラプターと一緒に走るシーンはザック同様「かっけー」と思いました。 クレアが冒頭「客は恐竜がいるというだけでは、ただゾウがいると同様の感想しか抱かない」とスポンサーに説明してたとおり、もうあの「ジェラシック・パーク」を見たときのような衝撃は味わえないと思うと少し寂しいですが、今後も新作ができれば観に行くのは間違いありません。[映画館(吹替)] 7点(2015-08-16 22:01:20)(笑:1票) 《改行有》

64.  ベイマックス 《ネタバレ》 復讐相手も無事だし、皆生きてたなら、タカシも生きてましたでも良かったのではと思いました。 どうせなら全てハッピーエンドで良いでしょう。 ストーリーはイマイチですが、ワンシーンずつ切り取って絵本にしたいくらい本当に絵は綺麗です。[DVD(吹替)] 6点(2015-06-07 22:58:36)(良:1票) 《改行有》

65.  イコライザー 《ネタバレ》 年を取ってもやっぱりデンゼル・ワシントンはかっこいいです。 こういう王道の、優しくて穏やかで知的だけど、実はめちゃ強くて悪は容赦なく叩きのめす、という役がはまってます。 そして、喜怒哀楽を雄弁に物語ることができる瞳。 目の動きによって、敵をやっつける時一瞬で状況把握する場面も良いのですが、 テリーに「途方に暮れた目をしている」と言われたときの、深い憂いをたたえた黒い瞳。 こんなに豊かに目だけで表現できるのがデンゼルの素晴らしさだと思います。 ストーリーは単純ですが、前半、ホームセンターの同僚に警備員になるための特訓をしてあげたことが、 後半助けになることなどの小ネタなども入ってるところも良かったです。 ロバートは、穏やかな余生を送るはずだったけど、今後は必殺仕置人になるんでしょうか。 ともかく面白かったです。[DVD(字幕)] 8点(2015-05-04 11:40:21)《改行有》

66.  記憶探偵と鍵のかかった少女 《ネタバレ》 曖昧で操作も可能な記憶という題材、トラウマを抱えた中年探偵、IQの高い美少女。 もうこれだけで、あぁ、この探偵は美少女にいいようにしてやられるんだな、と思って見てしまうわけです。 だから、ミステリーとしては余り面白くなかったのですが、どこから操られたのか、どこまでがジョンの記憶なのかを考えながら見てたので、そういう意味では楽しめました。 また、アナがちゃんとジョンの冤罪を晴らして、ジョンも新しい生活へ踏み出せハッピーエンドだったので後味は悪くなかったです。[DVD(字幕)] 6点(2015-04-20 22:24:43)《改行有》

67.  サイド・エフェクト 《ネタバレ》 ジュード・ロウがカモられた医師役で、そのまま利用されてバットエンドかと思いきや、 粘り強い調査で真相を暴き、出て行った妻子も戻ってきて社会的地位も回復して(多分)、 良かった良かったで終わるので後味は悪くないけど、話が小さくて面白みに欠けます。 詐病を演じる患者役の女優も特別上手いとは思えず、ジュード・ロウ主演じゃなきゃ、もっとつまらなかったと思います。[DVD(字幕)] 5点(2015-04-18 22:26:23)《改行有》

68.  ゴーン・ガール 全然面白くなかったです。 ベン・アフレックのダメ男ぶりはハマリ役だと思ったけど、ミステリーとしては、ありきたりの設定でつまらないです。 凄く良い人に見えて実は、とか、もう全然衝撃でもなんでもないから、見所は蜘蛛女に絡め取られた男の顛末みたいなのだと思いますが、それにしても女性側からすると別に衝撃的でもないし。 人を殺しても無罪放免で、今までどおりの生活ができるなんて、さすがお金持ちに優しい司法制度ですね。 大富豪なのに汚名を着せられて殺された元彼の遺族も黙ったままなんですね。 エミリー役の女優さんも、優等生のときはいいけど、サイコの時の演技が物足りなかったです。 もっと弾け飛んでたら面白かったかもしれないです。 いっそ「シリアル・ママ」みたいにブラック・ユーモアに徹すれば良かったのにと思います。[DVD(字幕)] 4点(2015-04-18 22:04:13)《改行有》

69.  愛を読むひと 《ネタバレ》 原作はベストセラーになった年に読みましたが、内容は細かいところは忘れていたので割とすんなり入り込んで見れました。 また、原作を読む前にルース・レンデルの「ロウフィールド館の惨劇」を読んでいたので、文盲であることを知られるくらいなら無期懲役の方がマシという点も、ある程度納得して読めた記憶があります。 読んでもらう物語に一喜一憂する感受性があるハンナ。 でも、自分の言動についての考察は余り無く、過去の行いを考えるようになったのも裁判から。 そして、本当に物語の意味を自分や他人の心情に重ねて思い描けるようになったのは 文字を獲得してからではないかと私は思います。 書くことで、自分の気持ちを整理したり、相手に伝えたいことをまとめられたりするのではないでしょうか。 書くことで考察が深まります。 そして読むことは、もう一度記憶をなぞれることでもあります。 マイケルは、裁判の傍聴の際、自分が心から愛してると思っていた女性がナチの残党であり、自分を単なる「朗読者」としか見ていなかったのかと二重にショックを受けます。 ハンナが文盲であることを告げ彼女の罪を軽くするのと、彼女のプライドを守ること、どちらが重要か。 また、彼女の罪を軽くするためには、自分との関係も話さなくてはならず自分の将来に重大な影響を与える。 結局何もしなかったしできなかった。 15歳の夏の喪失感とこの時の罪悪感や無力感が、彼を人を深くは寄せ付けない人間にしてしまったのは容易に想像できます。 出所間近のハンナに会いにいったマイケル。 ハンナの出した手も取らず別れ際に抱きしめもしない。 テープを送り続けてくれたのは愛情からではないと気づいたハンナ。 彼女のしたことは許せないけど、そうするしかなかったことも理解している。 愛とは違うけど力にはなりたいと思っているマイケル。 でも、言わずにはいられなかった一言。 ハンナを追い詰めることになってしまった、この再会のシーンは痛々しいです。 ハンナが自殺するときに本を踏み台にするのは原作に無かったと思いますが、ちょっと悲しすぎます。 俳優陣、特にケイト・ウィンスレットは素晴らしかったです。 彼女以外は思いつかないほどハマリ役でした。 最後に、皆さんも書いているように邦題は酷いですね。 「朗読者」にしないとダメですよ。[DVD(字幕)] 8点(2015-02-22 11:55:31)《改行有》

70.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 今まで全然見る気がなかったけど、友達がDVDを貸してくれたので見ました。 あら、びっくり。イチャモンつけるつもりで見たのに、意外に楽しめました 何と言っても画が美しい。CGもここまできたか、という感じ。 雪なんて本物のパウダースノーみたいだし、人物の肌の質感もめちゃリアルです。 そして、耳たこ過ぎて聴きたくないとまで思ったレリゴーの部分が、とても良かったです。 エルサが山へ逃げて氷のお城を造るまでの歌、美しい雪の結晶やみるみる出来上がっていく氷のお城の映像の美しさとともに場面に合ってる曲と歌声でした。 ちなみに吹き替え版で鑑賞。これで正解でした。 神田さやかと松たかこはとても良かったです。吹き替えも上手、歌も上手。 このお城を造るシーンを見るだけでも価値がありました。 悪いのは、能力を隠して、たった一人の肉親の妹を避けるように育てた両親ですね。 それは守るんじゃなくて臭い物に蓋的な考えだから、問題の解決になりません。 ずっと孤独だったエルサが可哀想。 だから、抑圧された思いを発散して「ありのままに」と歌うシーンの、エルサの生き生きとした表情が活きて来るんですね。 エンディングも松たかこが良かったです。 ちょっとノッペリした薄い感じの歌声になってて残念でした。[DVD(吹替)] 7点(2015-02-11 23:18:22)《改行有》

71.  ジャッキー・ブラウン 《ネタバレ》 久しぶりの鑑賞です。 公開当時、劇場で見て、音楽がカッコ良くてサウンドトラックすぐに買いました。 忘れてましたが、ロバート・デニーロがこんなチョイ役で出てたんですね。 まるきりいいとこのない役で、よく引き受けたなと思いました。 こんなダメ男役、やってみたかったんでしょうか。 ストーリーは単純だけど面白いし、やっぱり音楽が良いし、今見てもパム・グリアが凄く綺麗です。[DVD(字幕)] 7点(2015-02-11 22:24:20)《改行有》

72.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 何度もループするうちに戦闘能力が上がっていくという設定は面白かったです。 トム・クルーズは年齢を考えると驚異的な身体能力ですね。 ハッピーエンドで良いのですが、ラストがちょっと納得できない。 将軍に前線で宣伝するよう言われる場面より前に目覚めるんじゃないとおかしい気がします。 まあ、細かい突っ込みどころは無視して、微妙に変化していくループ後の状況とアクションを楽しめばいいとも思いますが。 [DVD(吹替)] 6点(2014-11-29 16:01:54)《改行有》

73.  ブロークバック・マウンテン 《ネタバレ》 心から求めてる相手と一緒になれない。 片思いじゃなくて両思いなのに、こんなに苦しいことは無いですね。 世間体や、カモフラージュ、子どもの頃から植えつけられた結婚観、それで結婚したとしても、求めてるのは心身ともに愛せる相手。 それは、異性愛者でも同じだと思いますが、この偏見と差別の強いアメリカ南部では、同性愛者が愛を貫くのはほぼ不可能。 二人で過ごした最後のキャンプで、ジャックの「俺たちには、あのブロークバック・マウンテンしかない!」という叫びは痛々しかったです。 イニスが、ジャックの死後、ジャックの実家へ訪ねていき、老いた両親に会うシーン。 遺骨はブロークバック・マウンテンに撒いて欲しいというジャックの遺言に対し、家族の墓に埋葬するという父親。 イニスを暖かく迎え、息子のシャツを黙って持っていかせる母親。 二人とも、薄々ジャックとイニスの関係に気づいている。 拒否する父親と許容する母親の対比が良く描かれていました。 そして何より、そのシャツ。 最初の別れの際、「シャツを山に忘れてきた」と言ってたイニス。 実はジャックが持ち帰ってて、クローゼットに自分の着てたシャツの下にしてハンガーにかけていたことが、ジャックの部屋に行った時にわかります。 自分のシャツで包み込むように。 せめてシャツだけでもずっと一緒になれるように、シャツの袖まで通して。 それを持ち帰り、今度は自分のシャツを上にしてクローゼットにしまいます。 クローゼットの扉の裏にはブロークバック・マウンテンの写真。 そして「永遠に一緒だ」とつぶやくイニス。 死によって結ばれるという結末は好きではありませんが、このシャツのシーンは秀逸だと思います。 主演二人の熱演もあり、見終わってもしばらくいろいろ考えさせられました。 [DVD(吹替)] 8点(2014-11-29 15:51:15)《改行有》

74.  SAFE/セイフ 《ネタバレ》 ジェソン・ステイサムが好きなのでつい見ちゃうんですが、どの作品も中身は似たり寄ったり。 守る対象が変わるだけで、一人で大勢を相手に戦って勝つ。 超人的な強さ。 私の中で、絶対負けないし死なないから安心して見れる娯楽作品として確立してるので、今後万が一ステイサムが死ぬような作品があったらどうしようと心配なくらい。 この作品も定番ですが、中国人の天才少女は良かったです。 数学の天才というより瞬間記憶能力者なんでしょうか。 それと、私には「子供だから可愛い」という以上の感想を抱けないビジュアルですが、欧米の方々にはもしかして「レオン」のナタリーくらい可愛く見えるのでしょうか。 この辺は疑問ですが、賢くて勇気もある点は気に入りました。[DVD(字幕)] 6点(2014-10-12 17:46:42)《改行有》

75.  サプライズ(2011) 《ネタバレ》 スプラッターホラーかと思ったら女ランボーのサバイバルものでした。 サバイバルキャンプってどんなのでしょう? 熊などに襲われたらこうするんだよ、とか父親の教えの回想シーンとかあれば面白かったのに。 相手がド素人で弱すぎるのか、たった一人の女性に大の男たちがやられていきます。 そういうのは嫌いじゃないけど、もう少しスリル・サスペンス要素がほしかったです。 犯人も途中でわかるし、殺し方も戦い方も、結構普通で目新しさがなかった。 最後の扉のトラップも、予想どおり。 エリンの恋人だけは意外でした。 意外というのは、もっと凄いどんでん返し用意して戻ってくるのでは、と思ったのに、 やっぱりそのまま一味だったのかぁという意味で。 全然合ってないタイトルだと思ったけど、皆さんのレビュー読んで、こんなに強い女性がいたことが犯人一味にとってのサプライズなのか、と思いました。 あと、動物のお面、なんの意味も無くてがっかり。 エリンが、相手を倒しても止めを刺すまで攻撃を止めないのが徹底してて良かったです。[DVD(字幕)] 5点(2014-08-10 15:43:04)(良:1票) 《改行有》

76.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 去年映画館で3Dで見ました。今更ですし、ここでの評価が高いので気が引けますが書きます。 映画館で3Dで見るべき映画だと思うし、映像は本当に凄いです。サンドラと一緒に宇宙にいる気分になれます。 でも、映画として面白いかというと面白くなかったです。 宇宙体験アトラクションをしてるみたいで、次々と襲ってくる敵(トラブル)をやっつけて地球に戻るというゲームみたい。 ほぼサンドラの一人芝居だから、どんなことがあっても絶対助かるに決まってると思ったし、トラブル克服も都合が良すぎてハラハラドキドキもそれほどでも無いし。 脱出ポッドは子宮、生還は地球での新たな再生(誕生)、重力を感じて生きている喜びに感謝する。というあたりは説明し過ぎと感じました。 娘と過ごしてる幸せな日々や亡くした直後の生活などの映像も織り交ぜると、もっとサンドラの悲しみや無気力から生への執着心の芽生えなどに共感できたかもしれません。[映画館(字幕)] 5点(2014-06-08 17:10:51)(良:1票) 《改行有》

77.  キャリー(1976) 《ネタバレ》 クロエ版リメイク「キャリー」を観て、これは是非オリジナルを観なければと思って観ました。 クロエも熱演してたけど、お化粧しなくても可愛いし健康そうだし強そうだし、ちょっとキャリーのイメージと違いました。 母親役のジュリアン・ムーアもノーメイクで頑張ってたけど、オリジナルはどうなのかなと思って。 そしてオリジナル観たら、やっぱり凄かった。 母親役の女優さんの迫力ったら、本当に怖かったです。 ジュリアンは見るからに怖い顔してるから意外性無かったけど、パイパーさんは一見可愛らしいともいえる外見なのに、ひとたびスイッチ入っちゃうと別人のようになって怖かった。笑顔で包丁振りかざすとこなんて、今思い出しても怖いです。 そして、何よりキャリーのシシー・スペイセク。もうこの人しかいないくらいのハマリ役。 ひ弱そうで内気というよりウジウジしてるし、外見もちょっと不気味だし、周りの子がイジメたくなる雰囲気満々。 でも、ちゃんとお化粧してドレスアップしたら綺麗になって、プロムでのキャリーは本当にトミーとお似合いのカップルになってた。このギャップが良かったです。 そして圧巻のテレキネシス大爆発のシーン。 もうクロエの頑張りが記憶からぶっ飛ぶほどのシシーの怖さ。 見開いた目、表情、顔をクイっと動かすとこなど、もう絶対本当に超能力使ってるよね、この人、と思えるくらいのド迫力。いやぁ凄かったです。 理解者である先生まで殺しちゃうのは残念だったけど、それだけ見境なく歯止めが利かなくなってる状態ってことなんでしょうね。 リメイク版では先生は助けてるから、そこだけはリメイク版が良かったです。 生き残ったスーのラストの描き方もオリジナルは深かったです。 ずっと夢にうなされながら生きるのかな。余計なことしたからというと余りにかわいそうだけど。 スーがトミーにキャリーを誘うように頼まなければ、プロムでの悲劇は起きなかったことは確かだから。 リメイク版キャリーを見るなければこのオリジナルを見ることも無かっただろうと思うと、クロエ版を見て良かったです。実際悪くはなかったし。 でも、とにかく元祖キャリーは、さすがに語り継がれるだけある傑作でした。[DVD(字幕)] 8点(2014-06-07 23:31:41)(良:1票) 《改行有》

78.  キック・アス 《ネタバレ》 高評価のレビューが多いので観てみました。 深く考えないで見ればいいんでしょうけど、どうしても小学生の女の子が殺人マシーンというのに抵抗があって楽しめませんでした。 戦闘シーンは殺るか殺られるかだからいいとしても、笑いながら人の乗ってる車をスクラップにするところはゾッとしました。 ニコラス・ケイジって、作品を選ばないタイプの俳優ですね。 しばらくしたら忘れちゃうようなお話、というか忘れます。[DVD(吹替)] 4点(2013-09-29 12:37:22)《改行有》

79.  ウルヴァリン:SAMURAI 《ネタバレ》 日本が舞台なので、監督が日本的と思うものがてんこ盛り。 つっこみどころ多いけど、これまでの日本を描いた映画の中ではマシな方だと思います。 漁村や日本家屋は綺麗でした。 作品の一番のキモは、ウルヴァリンが不死身の再生能力を失って死の危機に陥るってところだと思いますが、能力を失うか否かの選択は本人が悩んですべき。 寝てる間に一方的にじゃ、ジーンの幻影と共に生の苦しみや死への憧れに葛藤して生きている設定が台無しです。 それと、冒頭で爆発の前に捕虜を逃がしウルヴァリンも助けようとするアッパレな矢志田青年は、最後まで良い人にして欲しかった。 大体、いくらバケモノになってしまっても、可愛がってくれた祖父を躊躇なく手にかけるマリコにドン引き。 ウルヴァリンの危機だけど、ワンシーン迷いをいれてくれないと。 真田さんも、ただの悪役。もったいない使いわれ方だし、実の娘を殺そうとする理由が浅い。 この監督に日本人の持つ肉親の情を描くのを期待してはいけないのかもしれないけど。 マリコ役はもっと美しい人はいなかったのでしょうか。 忍者のハラダも日本人の役者さんにしてほしかった。 日本語に違和感のある忍者はちょっと。 と、もういろいろ不満があるわけですが、面白くなかったわけではないです。 新幹線の屋根の上での戦いは興奮したし、ユキオは強くて可愛いので気に入ったし、ヒュー・ジャックマンの体造りを含めた頑張りはさすがと感心しました。 あの二人がエンドロール後に出てくるってことは、次回作はまた元のXメンなんでしょうか。 若い時の続きが見たいです。[映画館(字幕)] 6点(2013-09-23 22:50:38)(良:1票) 《改行有》

80.  リンカーン 《ネタバレ》 今まで考えたことなかったけど、確かに権利を保証し実現するためには法律から変えないとダメなわけで、リンカーンが成し遂げたことがどれだけ偉大だったのかに改めて思い至りました。 そして、リンカーンの人物像の描き方が秀逸。 ダニエル・D・ルイスの熱演もあり、実際はどうかはわからないけど、本当にこういう人だったんだろうなと思えました。 普段は寛大で穏やで、逸話や小話で人々を笑わせたりするけど、いざという時の決断力と意志の固さ、時には側近さえも欺くしたたかさ。 家庭内では問題を抱えてる一人の夫であり父親。 魅力的な人物像でした。 妻役のサリー・フィールドも素晴らしかった。何を演じても上手いです。 頭が良くて毅然とした態度で夫を支えてる賢妻と、息子を亡くした痛みから立ち直れない弱い母親の両面を上手く見せていました。 トミー・L・ジョーンズも、偏屈で敵だらけの頑固老人を演じてて良かったです。 修正案可決のためには欠かせない人物であり、彼が何故人間の平等を唱えているのかが終盤明らかになりしみじみしました。 ショックだったのは、ロビイスト役のジェームズ・スペイダー。 最初見たとき、どうかスペイダーではありませんように、と願ったのですが本人でした。 美しかった面影はどこへ・・・。 それにしても、今のアメリカ大統領を、リンカーンの時代の奴隷制度支持者たちが見たらどう思うでしょうか。[映画館(字幕)] 7点(2013-05-05 14:00:50)《改行有》

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