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プロフィール
コメント数 4675
性別 男性
年齢 41歳

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921.  キング・コング(1933) 《ネタバレ》 久々に見返してみましたが、今見ても十分面白いですね。キング・コングはその後何度かリメイクされましたが、やっぱりこの年代にこのプロットを作り上げたということが大いに評価出来るなと思うんです。秘境の島にたどり着くと、そこには古代に作られた巨大な建造物があり、その先にはなにがあるのかわからない。そして見た事もない原住民が謎の踊りをしている、、、という、この展開がなんというかロマンの塊ですよね。ワクワクしちゃう。キング・コングは40分をすぎてからようやく登場するわけですが、女優のさんの絶叫と同じぐらい、当時の観客もびっくり仰天の映像だったんじゃないかな。粘土で作ったストップモーションですが、凄く良く出来ていて、実写との合成も見事な出来です。途中、恐竜にたちに追いかけたり襲われたりするシーンもあり、サービス精神満点(笑)。そしてまた、コングはただの怪獣ではなく実は心の優しいやつであり、誰からも理解されない、誰にもわかってらえない恋心の化身みたいなものだと言える。ハラハラドキドキと切なさを融合させた、素晴らしい名作です。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-01 01:38:09)

922.  マンダレイ 《ネタバレ》 最初のうちは、「あぁ、人種差別問題をテーマにした映画なのね」と思い、グレースを良き善人、父親を酷い悪人と感じ、奴隷の人たちが解放されて自由の喜びへと目覚めていくんだろうな~、なんて月並みなことを予想しながら鑑賞していたので、終盤のどんでん返しはいい意味で予想を裏切られました。人種差別という、そんな薄っぺらいもんをテーマにしてなかった。いや、それも勿論意味合いとしてはあるんだろうけど、もっと広範なものがテーマだった。それは「支配する側」と「支配される側」の関係について。奴隷の人たちは、自ら進んで奴隷になる道を選んでる。グレースは、それでは自由がないだろと説得するけど、彼らにとっては、主人に仕えてるほうが気が楽なんですね。奴隷になると自由はないけど、職があって飯は一応食えて、なにかあったら主人の文句を言ってりゃそれでいい。でも自由になったら、すべての責任は自分が背負う事になる。この図式は言ってみれば、「企業と労働者」の関係そのままなわけです。人種差別を取り扱っていて、グレースはアメリカのメタファーだとも言えるし、こういう使用人と雇われ人のメタファーでもあるし。この作品の素晴らしいところは、人の生き方とか、自由とはなにかという深い問題を扱っているから、凡庸性に富んでいて色々な考えに思いを巡らせる事が出来る点にあります。なんというか、マイケル・サンデルに「さぁ君はどっちを選ぶんだ~い?自由とはなにかについて考えようじゃないか~」って言われてる時と同じような感覚を覚えます(笑)。自由という問題の他にも、民主主義をテーマに取り上げてる。グレースは民主主義を黒人たちに教えてあげるけど、彼女自身が、その民主主義によって裁かれんとする立場に置かれ、民主主義で決めた時刻の間違いで父親に置いてけぼりになるという、もの凄く皮肉なオチになってる。良いものは良い、悪いものは悪いのでなく、どんなものにもいい面と悪い面があるんだよっていうこの世界の真理を娯楽作として鮮やかに仕立て上げた、見事な傑作だと思います。[DVD(字幕)] 8点(2012-05-01 00:44:10)

923.  水爆と深海の怪物 《ネタバレ》 観る前は、水爆の放射能で馬鹿でかくなったタコが人を襲う話なのかなと思ってたのですが、そうじゃなくて元々馬鹿でかいタコが水爆のせいでエサが獲れなくなって海上にまで出てきたということなのですね。まぁ、昔から「クラーケン」という巨大な怪物が海に住んでいるという言い伝えもありますから、巨大ダコが人を襲うというはのはそれ自体ロマンがあっていいと思います。でも、最初に船が襲われた時より、街に上がってきたタコのほうが明らかにでかくなってるような、、(笑)。なんせ、巨大吊り橋をよじ上ってましたからね。これはこれで特撮映画としてそれなりに楽しめますが、でも他のハリーハウゼン映画よりは見劣りするかなぁ。やっぱり、怪物は恐ろしげな顔があったほうが個人的には良いですね。巨大タコだと顔がわかんないし、闘おうにも足と吸盤が相手ですもんね(笑)。途中のぬるい恋愛も、硬派な特撮ファンにとっては蛇足だと感じることでしょう。[DVD(字幕)] 6点(2012-04-30 01:23:09)

924.  北海ハイジャック 《ネタバレ》 DVD借りてみたんですが、字幕が昔のパソコンの書体みたいな感じだったのに驚き(笑)。それはそうと、日本人がテロリストの一味だというのが新鮮でしたね。しかもヤマモトさん、ヤカモトとか言われてたし(笑)。今見ても、心理戦はなかなか見応えがあると思うし、ロジャー・ムーアが女嫌いの猫好きというキャラ設定が面白い。遺産を全部猫にやるという台詞が笑えます。007とはメリハリつけるために、こういうキャラにしたのかなぁ?ただ、船に乗り込んでテロリスト達を一掃するシーンがトントン拍子過ぎてあまりにあっかけなかったですね。流石に古さを感じるものの、それなりに楽しめたので佳作ということで。[DVD(字幕)] 6点(2012-04-29 14:25:26)

925.  シスターズ(2006) 《ネタバレ》 グレースは殺人現場を目撃し、警察に通報するも取り合ってもらえず独自に調査を開始する。ここまではいいんですよ。これからどうなるのかしら~って、ミステリー調の展開で楽しく見てたのに、突如急展開するわけですよ。しかも全くの意味不明。なんでグレースはアンジェリークの片割れになっちゃってるんですか?それほどまでに共感したってこと? ラストの、凶器を持った手を振りかざす→医師に刺さるの延々続くショットを見ていて、さすがにげんなりしちゃいました、、、。途中まではまずまずだったのに、もったいない。[DVD(字幕)] 4点(2012-04-29 12:43:09)

926.  マインドハンター 《ネタバレ》 最初の時点で、まずクリスチャン・スレーターが瞬殺されるわけですよ。彼は最後まで生き残るタイプだと思っていたので、この展開にまず驚き。と当時に、これはレニー・ハーリン監督が以前やってた「ディープ・ブルー」と同じパターンだなと察しました。最初に主要キャストが死んじゃうので、誰が生き残るのかがわからない、これ自体はとても面白いことだと思います。本作の犯人も、最後までわかりませんでしたからね。ただ、あいつが犯人だということになると色々と粗が出ちゃう事もまた事実で。ず~っと最初からでずっぱりだったのに、いつのまにそんなトラップ仕掛けてた~ん!?みたいな。途中出てきた暗号も、結局なんの意味もなかったですし。そんなわけでツッコミどころは満載なのですが、それもまたレニー・ハーリンらしいっちゃあらしいですよね。ピタゴラスイッチみたいなトラップと液体窒素使ったり、酸入り煙草を使ったり、あるいはまた操り人形のような悪趣味な殺され方だったりと、いちいち凝ってて楽しめます。[DVD(吹替)] 6点(2012-04-24 20:47:13)

927.  キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー 《ネタバレ》 衣装に小道具、セットにCGと、これでもかという大作的内容でお金のかかった映像を見せてくれます。にもかかわらず、なぜか物足りない。なぜだろう、これだけの重量感なのに。上手く言えませんが、ストーリーが終始舞台と登場人物の説明のみに終始している感があるんですよね。「アベンジャーズ」への布石としての位置づけで作られるからなのかはわかりませんが、恋愛にしろ戦闘シーンにしろ、全てが平坦化されていて盛り上がりに欠け見せ場がない印象。キューブの力を使った武器の破壊力とか、1ショット1ショットに凄いなと思うところはあるのですが、見終わってみるとどうにも記憶に残りにくいアクションなんですよね。それから、舞台が1941年で、乗り物や建物などが当時らしいレトロな外観なんだけど、それに最先端のデザインが融合しちゃっていて、それがあまりに綺麗過ぎて安っぽく見えちゃうんですよね。個人的には、全てをクラシックなデザインでやってほしかったです。あのコスチュームをやるはめになったのは国債を買わせる為と言う皮肉的展開や、キャプテン・アメリカが、もやしっ子から筋肉ムキムキになるところは面白かったですけどね。[DVD(字幕)] 5点(2012-04-23 22:14:06)(良:2票)

928.  BONES ボーンズ 《ネタバレ》 う~ん、なんなんでしょうか、これは。ホラーだと思って観てみたのですが、ホラーというよりは、コメディに近いような感じですね。だって、首だけになっても生きてるんだもん(笑)。これ見よがしにCGで威勢よく死者の世界が描かれるし、この作品の血のりの色は赤色というより朱色に近い感じなので、怖がらせるっていうよりワイワイ楽しめや、みたいなノリなのかも。犬に憑依するのも、主役が「スヌープ・ドッグ」だからでしょうか?復活してからのジミー・ボーンズがやたら格好よく映ってるので、映画と言うよりむしろホラー風味で作った彼のPVみたいなもんだと思ったほうがいいかもしれません。[DVD(字幕)] 4点(2012-04-22 22:21:46)

929.  名犬ラッシー(2005) 《ネタバレ》 家に帰る為に、スコットランドの山谷をラッシー一匹で駆け抜けていく雄大なショットが印象的。なんといっても、コリー犬ラッシーの優雅なたたずまい、美しい毛並み、知的な顔立ちが観ていて惚れ惚れしますよね。僕みたいな犬好きにとっては、ラッシーが画面に映る度にナデナデしたくなる衝動に駆られる(笑)。ファミリー映画、特に子供向けなので、全体的に生ぬる~い展開ではありますが、それでもやっぱり、雪の中横たわるラッシーをジョーが発見して運命の再会を果たすシーンはじ~んとくるものがありますね。個人的には、大道芸人のおっちゃんを助けようとして命を落としてしまうワンコが一番の泣き所でした。途中、ネス湖のネッシーがカメオ出演し、さすがにあれはいらないんじゃないかな?とは思うものの、全体的には良質のファミリー映画に仕上がっていると思います。[DVD(吹替)] 7点(2012-04-22 16:49:23)

930.  ファイナル・デッド ダーク・ウォッチャー 《ネタバレ》 全く期待してなかったのですが、B級ながらも謎解きサスペンスものとしてそれなりに観る事が出来ました。 あの影の化け物って、「LOST」の煙の化け物に似てましたね。 ただ、その影の化け物のCGがおもいっきりショボいんで、 そこをもう少しお金かけてくれればぐんと良くなったのにな~なんて思ったり。化け物の種明かしについては、まぁ若干首をかしげるところもありますが、あの男が医師だったという展開は予想出来なかったし、 まずまずのシナリオ運びだとは思います。[DVD(字幕)] 6点(2012-04-22 11:04:00)《改行有》

931.  名犬ラッシー(1994)<TVM> 《ネタバレ》 なかなか良いと思いますよ。自分が子供の時にこれを観ていたら、間違いなく号泣していたと思います(笑)。もうね、ラッシーがとてつもなくお利口さんなんですよ。なぜかはわからないけど、少年のお母さんの思い出の場所や品物に案内してくれるんです。そして自分の体を張って、少年を守ろうとするわけですよ~。どんな人間よりもラッシーのほうが頭が良くて勇敢に見えてきます。もうほんと、人間どもが愚かなせいで迷惑かけちゃって本当にごめんなさいって言いたくなるぐらい。少年が、「次の犬はシェパードにしてね。コリーはもう、、、」なんて言う気持ち、うちも犬飼ってたからすごくよくわかるわ~。ラストで脚引きずりながら学校までやってきて、少年がラッシーを見つけて抱きしめるシーンは感動的でした。犬好きな人にはお勧めの一本です。[DVD(字幕)] 6点(2012-04-22 03:08:15)

932.  ラスト・エクソシズム 《ネタバレ》 なかなか面白かったと思いますよ。確かに、人によっては物足りなさを感じる面もあるかもしれません。というのも、悪魔に取り憑かれた少女が、それほど変化せずアクロバティックなことをやりまくったりするわけでもないので、ヴィジュアル的なショックさは他のエクソシスト映画のほうが上でしょう。でもそれは、本作においてはその変わらなさが重要なのであって、それというのもストーリーが「実は悪魔の仕業じゃなく、父親のせいなんじゃないか?」「少年レーガンのせいなんじゃないか?」というニュアンスで進んでいくので、この作品はホラーというよりサスペンスに近いといったほうがいいかもしれません。個人的にはそれ故にストーリーを楽しめたし、派手さはなくても物足りないと感じることはなかったです。ラストには悪魔の仕業であることがわかるんだろうな~なんて月並みに思っていたので、実はあの親切そうな神父が黒幕であるというまさにサスペンスフルな展開は予想出来ず、そのオチもなかなかだと思いました。ただ、フェイクドキュメンタリーの手法を用いている割には音楽や効果音が付随されていたり、ラストの燃え上がるCGの炎など「リアリティ」と「フェイク」の混合それ自体に違和感や中途半端さを感じる人は多いかもしれませんね。[DVD(字幕)] 7点(2012-04-21 16:31:27)

933.  ミッション:8ミニッツ 《ネタバレ》 最初のほうは、試行錯誤しながら犯人を見つけだしていく新手のSFサスペンスものだと思って観ていたのですが、良い意味で予想を裏切られましたね。勿論そういうサスペンス的要素もあるわけだけど、それよりも主人公の切なる思いを具現化しようとする奮闘ドラマが主軸なんだなと。例えば、お父さんに自分の本当の思いを伝えたい、そしてまたお父さんのほうも、息子に愛していたんだということを伝えたかった。そういう思いが双方にあったというエピソードがありますよね。アフガニスタンに多くの兵士を送り込み、たくさんの若者が戦死して帰ってくる現実を考えると、こういうエピソードというのは凄くリアリティのあることだと思うんですよね。あるいはまた、クリスティーナをはじめとする列車の乗客達。皆、まさかテロにあって自分が死ぬとは微塵も思ってない普通の人達なわけですよ。そしてそういう人たちがテロにあって亡くなっているというこれまた現前とした事実がある。列車の中で、みんなが笑顔になるシーンありますよね。あそこが凄く良いなと思うんです。なんというか、亡くなった人たちと残された人たちに対する慰めを見てるみたいな感じがして。個人的には、キスした後の世界が続いているという終わり方は、彼らの存在を美化したいという思いと、それでは現実をぼかしてるだけじゃないのかという気持ちの両方があって複雑なんですが、いずれにせよ、娯楽作としてもそれなりに面白いし、切ない要素もあってなかなか良かったと思います。[DVD(字幕)] 6点(2012-04-20 00:10:42)(良:1票)

934.  実験室KR-13 《ネタバレ》 ここ最近はこういう密室系スリラーみたいなものが多いですよね。なんだか、過去の歴史とか実際の実験めいた素振りをしているけど、純粋に娯楽作としてみればまずまずの出来なんじゃないでしょうか。MKウルトラ計画というものは本当にあったらしいけど、この作品のような内容とは全くの別物で、要はそういう事例を借りて今流行の密室スリラーをやりましたって言う事ですよ。 真面目に考えたら、「人間兵器」なる人材を発掘するために何人もの人が死ななきゃいかんわけで、全くもって非効率ですからね(汗)。「テキサス・チェーンソー ビギニング」の監督による作品ということで、「テキサス~」では荒れ狂うむき出しの狂気を描いたという感じだけど、本作は、もっと組織的で冷淡な狂気ですよね。人間というのは、個人個人では恐ろしいことは出来なくても、組織に組み入れられるとそれが可能になっちゃうみたいなところがあるんで、そういう狂気を描きたかったんじゃないかと思います。[DVD(字幕)] 6点(2012-04-19 14:15:50)

935.  インモータルズ/神々の戦い 《ネタバレ》 「ザ・セル」のターセム監督だけあって、映像的にはところどころはっとさせられるものがありますね。最初のキューブ状の物体が映し出されるシーンから期待が膨らみましたよ。神々が住んでる天空の神殿、ハイペリオンが潜んでいた場所の、現代建築っぽい風貌などヴィジュアルで楽しめる。CGも、大波のシーンとか、最初の戦闘シーンなんかがいいですね。歴史ものの戦闘シーンというのは、普通カットを短く切って「ごまかし」で繋ぎあわせるものだけど、今ではCGがあるから、一連の流れを1ショットで見せることが出来る。このへんの目を見張るような映像は「300」の製作陣ならではですね。ただ、ストーリーがお世辞にも面白いとは言いがたい。神々が、はじめて人間の前に姿を現してた高いを披露するシーンはめっちゃカッコいいんですよ。だけど、終盤での闘いの神々は、なぜか衣装が安っぽく見えるんです。ちょっとゴレンジャーっぽく見えるときもある(笑)。そんなわけでまぁ、「300」ほどではないけど、 ギリシャ神話の世界が好きな人にはお勧め、といったところか。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-04-17 13:09:04)

936.  人間人形 デッドドヲル 《ネタバレ》 パッケージを見て、チープなC級エロティックホラーなのかなと思って観てみたのですが、いい意味で予想とは違いましたね。チープホラーというよりも、アートムービーみたいな感じなんですよ。妄想をはじめとする映像表現も独特だし、音楽もなかなか良いしね。ただ、ストーリー的にはもうちょっとなんとかならなかったのかなぁと。愛する女性を人形にしちゃって、その人形を手に入れた男が次から次へと死んでいくって話なんだけど、最初の男の挿入中に死んじゃうという以外後は死に方もそうインパクトなく、それが単に反復されるだけなんですよね。男による女への愛のむなしさみたいなものを描きたいんだと思うけど、その模様をひいき目にずっと撮っているというだけで。ダッチワイフがらみで言うと「空気人形」という邦画がありましたけど、あれなんかは人形側の視点で見ててそれで感情移入できた面があったけど、こっちはアートっぽく撮ってるだけで上滑りしてるような感じがする。この独創的なアイデアと、強い作家性を感じる作品だけに、惜しいなと思っちゃうんですよね。[DVD(字幕)] 5点(2012-04-16 02:58:24)

937.  ボーダーライン(2002・米独) 《ネタバレ》 ジーナ・ガーションて美人ですよね。大きい唇がエロいというかなんというか(笑)。そんなわけで彼女目当てで見たのですが、ストーリーがどうにもこう微妙といいますか、中途半端な印象なんですよねぇ。ライラが犯人ではないかと疑われ、恋人のメイシーにも犯人扱いされる。でも、そのメイシーの葛藤みたいなものが、いまいち見えてこないんですよね。基本、ライラ目線で物語が進んでいくので。でも、彼氏としての苦悩がもっと全面にでてくれば、ぐっと良くなったんじゃないかなと思います。犯人の男の仕業なのか、それともライラが本当に犯人なのか、というミステリーのところが大事だと思うんだけど、そこが最後までフラフラしている。もうちょっとわかりやすく筋を立ててシナリオ運びすれば、メリハリきいていいと思うんだけどなぁ。[DVD(字幕)] 5点(2012-04-15 21:14:49)

938.  サーフィン ドッグ 《ネタバレ》 犬好きの方にはお勧めの作品です。 タイトルが「サーフィンドッグ」ですが、サーフィンしてるのはごく一部のシーンで、本作はとあるわんこと一家のお話がメイン。 ちょっとずるをしてたまたま登り詰めていい気になっていたら ガールフレンドも家族も失ってしまい、一悶着あったあげく よりを戻してハッピーエンドという、すごく王道なストーリーを犬の主人公でやってるわけです。どのわんこも凄くおしゃべりで、 最後にはダンスまでしちゃうぐらいのその擬人化っぷりが観てて面白い。 マーマデュークとボスコの声を、それぞれオーウェン・ウィルソンとキーファー・サザーランドがやってるのには驚いたなぁ。 すごく巧かったです。[DVD(字幕)] 6点(2012-04-14 10:59:41)《改行有》

939.  テキサス・チェーンソー ビギニング 《ネタバレ》 なかなか良かったですね~。前作にひけをとらないぐらいのクオリティと狂気。レザーフェイス誕生の秘密が明かされていくわけですが、そのレザーフェスの恐ろしさも去ることながら、(特にチェーンソーを持ったときの奴はヤバい!)ホイト保安官のイカレっぷりが半端ないです。こんな家族、絶対に遭遇したくないですね(^^;)彼らの狂気、あるいは被害者たちの復讐心、様々な負を感情を妥協なく描き切っています。印象深いのは、男性の顔をかぶってフォイスオフしちゃうシーン、それから、女性が森に逃げるところでチェーンソーもって勢いよく家を飛び出し追いかけるレザーフェイスのシーン。このシリーズは、他のスプラッターホラーと比べて「突き抜けてる感」があるので好きです。[DVD(字幕)] 6点(2012-04-13 13:29:37)(良:1票)

940.  クライモリ デッド・リターン 《ネタバレ》 序盤の「人間三枚下ろし」のショボイCGを観て、嫌な予感はしたもののその予感は的中してしまいました。特殊効果やクリーチャーの出来映えがシリーズ中一番見劣りする。OVだから仕方のないことなのかもしれないけど。それならばシナリオのほうはどうかと言うと、肝心のクリーチャーファミリーが今回は二人だけ(しかもうち1人は早々に殺される)で、トラップを仕掛けてそこに捕まった奴らを襲うだけというあまりにショボい役回りに成り下がっています。終盤こそようやくそれらしい闘いが観れるものの、尺の大半は囚人たちの仲間割れと警官&ヒロインとの小競り合いに終始している。囚人の中には警官を助けてくれるいい奴が一人いて、警官だって散々「金を捨てたい」といってたのに、あのラストでそれをぶち壊し。ブラックユーモアのつもりだったのかもだけど、あのオチは個人的には残念だったなぁ。面白い部分もあったことはあったが、シリーズ最低の出来であることは間違いないです。[DVD(字幕)] 4点(2012-04-13 00:02:49)

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