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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1501. I am Sam アイ・アム・サム ボクは心が薄汚れてるんで、こういうのは素直に感動できませんね(笑)。実際にもしこういうことが起こったら、どういう風な仕組みで対処するのか、社会的な体制に興味を持ちますね。6点(2005-03-12 04:21:15) 1502. アレキサンダー ちょっとヴァンゲリスの音楽に不満がありますね。情感的なところはうまいけど、戦闘シーンは彼はあんまり得意じゃないんじゃないかしら。3時間の超大作ですけど、それほど長さは気にならなかった。最近は(ロード・オブ・ザ・リングからかな?)大規模な合戦シーンを売りにする映画が多くて、その中でこの作品もそういうのを一つの売りにしてますけど、まぁ最初の合戦シーンはなかなかよかったけど、終盤のインド軍との戦いはちょっと画的に汚かったですねぇ。そりゃあ、像軍団との戦いなんて撮影するのは相当大変だろうし、CGを使わずにこだわったのかもしれないけど、でもさすがに粗かったよなぁ。ストーリーは賛否両論あるでしょうね。飽きはしなかったので6点。6点(2005-02-14 01:57:04) 1503. THE JUON/呪怨 ストーリーはリメイク元と同じですね。でもとてもうまくリメイクしてますよ。こういうタイプの映画はあちらにはないだろうから、なかなかのカルチャーショックじゃないですか。目のつけどころがいいよね、サム・ライミは。あんまりお金もかかってなさそうだから、興行収入1億ドル突破だなんて、かなり利益率が高いんだろうなぁ。たぶん2も作るだろうし、その続編も似たような感じになるのかもしれないけど、僕としては、清水監督は新たな可能性を切り開いてほしいと思いますね。末永く監督していくには、ずっと同じことも出来ないだろうし。6点(2005-02-13 04:03:08)(良:1票) 1504. ロルカ、暗殺の丘 あ、これ史実なんですか?へぇ、、、。今までこのロルカという詩人のことは全然知りませんでした。まぁ確かに地味ですけど、事実なんなら仕方ないですね。それよりも、こういうことをちゃんとこうやって映画化するっていうのがすごく意義がありますね。映画という媒体でこういう史実を知らしめることで、いいお勉強にもなりますから。全体的に流れるような編集、アンディ・ガルシアのはまり役が印象的でした。6点(2005-02-05 02:32:51) 1505. CAPA in Love & War タローの死がキャパに与えた影響、マグナムの結成、人間好き、ギャンブル好き、政治思想、日本訪問。いろいろな人たちがキャパの事を語って彼の生涯や人間性を解説してくれます。「戦争写真家の切なる願いは、失業だ」いい言葉ですね。僕は昔は写真には全然興味なくて、絵が好きで絵画鑑賞よくしてたんですけど、正直言って今は逆転してますね。絵画より写真の方が見てて面白い。人間が考えるものよりも、現実の方がよほど美しいし迫力がある。そういう風に考えが変わってしまいました。キャパの写真も本当にすごい。あの躍動感。ブレ。ちょっとピンぼけ(笑)。すごく考えさせられるし、心が揺さぶられます。6点(2005-02-02 00:15:04) 1506. 天地創造 ノアの方舟とバベルの塔は確かに印象的でしたね。それとアダムとイブも。中盤がかったるいですけど、全体的にはまぁよくぞ映像化したなと素直に関心。特に、あの動物の隊列はどうやって撮ったのか気になります。6点(2005-01-14 01:48:48) 1507. ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2 このシリーズ僕は結構好きだなぁ(笑)。いや全然怖くはないんだけどね、このバカさ加減とシンプルさがすごくいいよなぁ。もう本当に何も考えずに頭空っぽにしてみたらいいでしょう。どこまでもしぶとい怪物とたくましい親父に6点。6点(2005-01-14 01:39:12) 1508. エレファント これまた評価に困る映画ですねぇ。演技ってたいていリアクションじゃないですか。これはリアルを追求してるから全然リアクションに乏しいんですね。反応が薄いのなんの。それで素人を使ってるわけだ。それが功を奏してリアリティがよく出てるんだろうけど、そのせいで僕は映画の内容よりも、映画というもの自体についていろいろ考えてしまいました。ただのフィクションならいいんだけど、これは実際に起こったとってもシリアスな事件をもとにしてるわけですから。実際の映像っていうものがあるわけですよ。監視カメラの映像が。それ見てる方がよっぽど怖いんじゃないのかしらと思うんです。いくらこれをリアルに見せても、所詮劇映画ですからね。その、なんていうの、ただの劇映画だからこそ安易に感想をだしたくない自分ていうのがいるんですよ。だから評価に困る。6点(2004-12-19 00:28:02) 1509. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 ずいぶんと画面が暗いね。今までは違う特色を出してるみたい。全2作は言ってみれば遊園地ムービーだからね。それと比べるとこれはちょっと大人向け?そういえばハリー君もすごく大人になったな。これからのハリー・ポッターシリーズはどうなっていくのかしら?6点(2004-12-19 00:17:55) 1510. ミッシング(2003) いつも思うんですけど、ジェームズ・ホーナーってメロディメーカーでいい音楽作るとは思うんだけど、なんでこうも自分の曲の使い回しばっかりやるのかぜひとも聞いてみたいものですね。いつものメロディパターンをほんのちょっと変えただけの、「あ、またあれが流れてきた」て思って気が散るんですよ(笑)。まぁそれはおいといて、これは父と娘の絆の映画だと思うんだけど、どうもその本質の部分でちょっと弱いというか、もうちょっとバックストーリーが必要かなっていう気がします。作りはロン・ハワードらしく堅調ですけどね。6点(2004-12-17 23:33:49) 1511. ロスト・イン・トランスレーション アカデミー脚本賞を受賞したっていうことですけど、正直言ってこの話の何が評価されたのかよくわかりませんねぇ。おっさんが異国で若い姉ちゃんにちょっと惹かれたってそれだけでしょ?ラブストーリーというよりは僕はコメディとして楽しみましたよ。ちょっとした違和感がいちいち面白くて、、、。それにしても、「風をあつめて」は名曲だよね?6点(2004-12-17 22:53:38) 1512. キル・ビル Vol.2 うーむ、前作の方がよかったな。それにしても生きながら棺桶に入れられて埋められるのは怖い。6点(2004-12-16 16:51:32) 1513. アイ,ロボット 《ネタバレ》 ロボットの語源は、確か「労働するもの」だったと記憶しています。アシモフの3原則も、人間の奴隷というニュアンスがありますね。SF映画にはよくロボットが出てきますけど、こういう「意識を持ったロボットは魂を持つか」みたいなSFはここ最近になってよく出てきますね。それだけロボットとの生活というものが、単なる空想じゃなくて現実味を帯びてきたということでしょうか。アクションシーンはそれなりに楽しめますけど、大作SFの売りの一つである目新しい小道具や世界観みたいなものはあんまりないです。サニーというロボットが一緒に協力をし戦って、最後には友達になるんですけど、そうなったらサニーはもう本来の意味での「ロボット」ではなくなるわけですね。ラストの、現実になった夢のシーンは、サニーの自由や希望、今後といったもの を考えると、なかなか面白いものがありますよ。6点(2004-09-18 17:03:12)《改行有》 1514. ヴィレッジ(2004) シャマランはもはやハッタリの巨匠ですね。いつものことながら、よくもまぁこんな話が思いつくなと素直に感心します。ジェームズ・ニュートン・ハワードとのコンビもとても相性がいいみたいで、ホラー的な演出がすごくよく出来てる。ネタバレになるのであまり書けませんが、愛するが故に閉じこもり、それ故に矛盾を来していく様は、なにやら人生の縮図を見ているようで考え深げなものがありました。6点(2004-09-17 00:56:35) 1515. ロジャー&ミー DVDで観たんですけど、それにはムーア自身の音声解説がついていて、実際聞いてみると、彼の世の中をよくしたい意識、というのがすごく伝わってきますね。解雇された労働者たちは、解体されるうさぎと同じようなもんだ、国民を大切にしない世の中は間違ってる、そんなことを言ってました。この「国民を大切にする」というのがどうも彼の作品に一貫したものとしてあるようですね。この作品だったら解雇された労働者だし、ボウリングだったら銃によって国民が脅かされてる、アホでマヌケな、もうだし、華氏911だったらたくさんの死んでしまった兵士とその遺族。次作るやつは保険に関するものらしいけど、それもやっぱり手当が受けられない国民。そういう大切にされない人たちをいつも取り上げてる。何か巨大な権力が、つまり強者が弱者のことを考えずに勝手に生きてるその世の中が、彼は我慢がならないんでしょう。その怒りが続く限り、これからも彼の世直し映画は作られる事でしょうね。6点(2004-09-16 01:24:55) 1516. ザ・シークレット・サービス まぁ、佳作といったところですか。この音楽からすると、モリコーネはヒッチコック映画をモチーフにしたんじゃないかな。マルコビッチが2度ほど無意味な人殺しをして冷酷な男であることを見せてるシーンがあったけど、それがなかなかいい。近寄っちゃいけないタイプっていうのがよく出てた。後は、ラストに向かって盛り上がりを見せていくサスペンス。ここら辺はペーターゼンさんの力量といったところですね。6点(2004-09-13 01:26:48) 1517. 明日に処刑を・・・ スコセッシの長編デビュー作ということですけど、なるほど、彼らしさが出来上がる前の、いい感じの若々しさがありますね。時期的にニューシネマ旺盛でしたから、これもその一片だと思ってもいいですけど、暴力や荒々しさは彼の作品に一貫してますから、それは初めからあったということですね。主役の女性の演技がとても自然です。6点(2004-09-11 02:15:11) 1518. ソイレント・グリーン 70年代っていうとちょうどローマ・クラブが「成長の限界」を唱えた時期でしたからね。この頃のSF映画にはそういう環境問題とか人口増加を取り扱ったものが多かった。一番印象的だったのは、ショベルカーで人がゴミみたいに持ち上げられて運ばれてくシーン。いやぁすごいなぁ。食料危機なのに人ばかり増えて、人の行動がすごく動物的に退化しちゃった。人の価値も相対的に低下しちゃった。とんでもない未来です。それから、大いなる自然が、映像でしか見られなくて、それを見て美しさに感動するチャールトン・ヘストン。これも印象深かった。あとはソイレントの原材料はなんと○○だった!というラストもなかなかスリリングでいいですね。前半から中盤にかけてぬるいのが少々残念だけど。6点(2004-09-11 02:05:55) 1519. マザー・テレサ/母なることの由来 マザー・テレサはとてもいいことを言ってくれた。貧しい国には、飢えという貧困がある。豊かな国には、愛の不足という貧困がある。物質的な貧しさと、精神的な貧しさ。だから、貧しさはどこにでもある、、、、。私たちが手を差し伸べなければならない、と。もう、頭がさがります。まったくその通りです。6点(2004-09-08 01:58:23) 1520. アメリカン・ナイトメア(2000) 出てくる人がみんなアメリカのホラー映画界の巨匠ばかりで、その人たちの言葉でいろいろと背景を語ってくれます。今まで、ホラー映画の根源について考えた事もなかったけど、なるほど、これを見ると、あの一連のスプラッタホラー量産の背景には、こういった様々な社会情勢の影響があるわけですね。いろいろショッキングな出来事がフィルムメーカーたちにインパクトを与え、その恐怖や狂気を映画で再現しようとした。そんな裏側を伝えてくれたこの作品には、なかなか有意義なものがあります。6点(2004-09-08 01:51:46)
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