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2. ワルキューレ 《ネタバレ》 史実の映画化ということで、クーデターの展開の甘さはしょうがないとして、シュタウフェンベルク大佐の決起にいたる心理的な描写がもう少し欲しかった。全体的にいまいち盛り上がりに欠けた印象。全体的には美術、衣装など空気感もよく最後まで飽きる事なく観れました。[DVD(字幕)] 5点(2009-10-10 16:39:38) 3. アンダーカヴァー(2007) 特に引っかかりもなく、重い内容にしてはさらっと終わってしまいました。ボビーの家族を思う気持ちとか、マフィアを裏切った後の緊迫感がちょっと薄かったと思う。[DVD(字幕)] 4点(2009-10-09 16:20:25) 4. スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 映画全体の疾走感、パワーは最後まで尽きることなく、楽しめました。編集の巧みさや、実際のスラムの子役、現地の持っている雰囲気、それらがうまくまとまって、ラストのダンスでは懐かしさと愉快さで満足度アップ、といったところでしょう。 まあ、後になってみればクイズの正解が人生の中にあったとういう、ミラクル過ぎなストーリーですが、クイズの進行と人生の回想、テンポよく最後まで???を観客に与え、飽きさせなかった良作なのではないでしょうか。[映画館(字幕)] 8点(2009-06-18 18:44:08)《改行有》 5. フリーダムランド 《ネタバレ》 白人刑事の甥っ子の失踪で団地封鎖して、あげく暴動まで起きちゃう。恥ずかしながら、今もってそこまでの人種差別があるんだということを再認識しました。退屈はしませんでしたが、ロレンツォの突っ走りぶりというか、もうちょっと周りの刑事との連携が普通あるでしょ、とか、ムーアのすごい狼狽ぶりにちょっと引き気味でした。 子供の失踪を告げられた時のサミュエルの慌てっぷりは尋常じゃなかった。。喘息の薬のお芝居はパニックシーンでたまに見かけますね。表現しやすいアイテムなんでしょう。[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-06-18 18:23:53)(良:1票) 《改行有》 6. おいしいコーヒーの真実 コーヒーにこのような歪んだシステムが存在したとは思いませんでした。憤りを感じながらも、それによって成り立っている業界もある訳で。。コーヒー豆を見る目が明らかに変わりました。[DVD(字幕)] 6点(2009-04-21 20:42:20) 7. レッドクリフ Part I 邦画では棒読み役者の金城武が、中国語になると気にならなかったのは良かったが、スケールの割にまったく入り込めなかった。[DVD(吹替)] 4点(2009-04-21 20:20:25) 8. ゼア・ウィル・ビー・ブラッド 2時間半の長編でしたが、ダニエル・デイ=ルイスの存在感と創りこまれたディテールで、まったく時間を感じさせなかった。ダニエルの鈍い眼の光は天賦の才とでもいいましょうか圧巻でした。時折挿入される効果音的音楽(?)も効果的でした。 [DVD(字幕)] 7点(2009-03-11 14:14:20)《改行有》 9. クローバーフィールド/HAKAISHA 《ネタバレ》 つねに主観的な映像で、しかも得体の知れない生物に追い回される。手ブレ映像にチラチラ映るモンスターは、とても面白い試みだし、前半は臨場感もあって興奮して見いってしまいましたが、物語が進むにつれ、ここ迄追いつめられてんのにまだ仲間を撮るか?的なカメラワークが目について、実際この状況でカメラ回している知人がいたら間違いなくカメラ取り上げてぶっ壊すだろうな、と徐々に冷めてしまいました。全編手ぶれ映像ということにこだわらなかったほうが、逆に臨場感が増したのではないでしょうか。[DVD(字幕)] 6点(2008-12-22 16:18:13) 10. ミスト 《ネタバレ》 単なるモンスターパニックものに留まらず、集団心理の恐ろしさの表現はよく描けていた。ただキャーキャー逃げ回るのではなく、呆然と立ちすくんでしまったり、慌てて転げてしまって自爆なんていうのは緊迫感があった。残念なのはクリーチャーがいまいち迫力不足だった。異次元から侵入者ということで、デザイン的には悩みどころなのだろうが、霧という物が持つ無機質な怖さと、タコ脚的な生き物や蜘蛛や蠅のような怪物の落差にちょっと肩すかしでした。また、ラストはあっけなさ過ぎでしょう。無情なバッドエンディングにしたかったのでしょうが、あそこまでクレバーに、脱出劇を生き抜いて来た大人四人が、怪物に囲まれでもしない限り、ガス欠くらいで諦めるかなー?[DVD(字幕)] 5点(2008-12-22 15:55:20) 11. ミッドナイト・ラン 《ネタバレ》 20年ぶりの再鑑賞でしたが、音楽、ビジュアル的にいいヤレ具合になっていました。当時は、FBIバッジを盗んだ後振り返り様に決めるデ・ニーロに痺れたもんですが、今見返すとチャールズ・グローディンのよさが良く分かりました。愛すべきポップコーンムービーです。「1000ドルでお釣りある?」っやってみたい![DVD(字幕)] 8点(2008-11-21 10:17:34) 12. そして、ひと粒のひかり 《ネタバレ》 とても辛く、悲しいストーリー。我が子の心音を聞いて微笑んだマリアの表情。これだけが唯一の光。[DVD(字幕)] 6点(2008-11-17 12:34:10) 13. 僕らのミライへ逆回転 《ネタバレ》 卓越した映像センスで映像技術を駆使するこの監督が、今回はアナログ映画愛を描いていて意外でした。磁気を帯びたジャックがレンタルビデオ店のテープを全部消してしまい、自分たちで映画をリメイクしていく。前半のリメイクシーンはテンポよくとても楽しく見る事ができました。さすがにバカバカしい手作りリメイク映画でこんなに大反響はないわな、でどうなるんだろう?と思っていたら、なんと映画を通して様々な人たちが一つになる感動ものに発展、残念ながら計算が見え過ぎてしまって後半は醒めてしまった。 ラストの上映シーンのアイデアにいたっては「ああこれがやりたかったんだ」という感じ。うまくまとめたというよりは、このラストを撮りたいが為の映画に思えてしまいました。[映画館(字幕)] 5点(2008-11-17 10:23:07) 14. ウィッカーマン(2006) 《ネタバレ》 この映画は平坦な脚本もさることながら、雰囲気作りに問題があると思う。ラストの生け贄シーン、魔女ボスであるシスター・サマーアイルの白紫のツートンメイクで思わずふいてしまった。んでもって、巨大なヒトガタ生け贄台がなんだかかわいいし。せめて青空の下じゃなく夜やったら??でした。[CS・衛星(字幕)] 3点(2008-10-29 13:31:31) 15. イーグル・アイ 《ネタバレ》 見ていて「2001年...」HAL9000を思い出した。声のトーン、ビジュアル的にも。まあ、緊迫感、閉塞感ともに及びませんが。とはいえコンピュータによって支配された日常世界は、ありそうでなさそうでいやいやあるかもー、ってなことでそこそこ楽しめました。それにしてもあれだけ完璧に、社会をコントロールして操ってきたコンピュータが鉄パイプみたいなのでポカッで終わんないでよって感じ。椅子からずり落ちました。アップアップの連続でどーなってんだか分からないカーアクションシーンも疲れました。[映画館(字幕)] 5点(2008-10-26 23:29:25) 16. アメリカン・ギャングスター 《ネタバレ》 印象的なのは、デンゼルとラッセルが初めて対峙する教会前のシーン。バックには教会から流れる聖歌が聞こえ、二人は無言の会話、なかなか良いシーンでした。実話ということで、あまり派手な展開は期待してませんでしたが、それなりに楽しめました。ただ、二人を丁寧に描こうとするあまり、周囲の人物が希薄で深みに欠けた印象。[DVD(字幕)] 5点(2008-10-26 12:08:27) 17. ノーカントリー 《ネタバレ》 エンドロールの後何かあるのかな??と思ってしまう映画。ラストが唐突であっけにとられた。それだけに、何だったのだろう?と考えさせるだけの力を持っているのは、繊細に表現されたディテールとモス、シガー、保安官、彼らの深みのある演技の賜物。シガーの静かな狂気はさることながら、モスのただ者ではないベトナム帰還兵っぷりも見事。川から上がった後、冷静に薬室の水気を抜いてから発砲したり、追手を感じわざと二つとなりの部屋から金を取り返したり、緊張感があり世界に引き込まれた。そんなモスがあっさりとメキシコ人に殺され、シガーも何の関係もない交通事故で重傷を負う。退職した保安官は死んだ父の後に着いて行く夢を妻に語る。作者が言いたい事とは違うと思うが、諸行無常という言葉を思い出した。「諸行は無常であってこれは生滅の法であり、生滅の法は苦である」[DVD(字幕)] 7点(2008-10-26 11:00:59) 18. リトル・ミス・サンシャイン 《ネタバレ》 凝った展開や、まさかのドンデン返しはないけれど、最後にとてもいい気持ちにさせてくれる作品でした。とにかくフランクとフーバー一家、全ての人間が個性的で魅力的でした。ミスコンに向かう一行に起こる出来事(夫婦は破産、フランクは自殺未遂後また絶望、ドウェーンは夢破れ、おじいちゃんは他界)は最悪。しかし、オリーヴは一人腐る事なく場違いなダンスを全力で披露し、彼女の天真爛漫なダンスはそんな最悪な出来事を全て綺麗に洗い流してくれた。みんなで車を押し、足の遅い順に飛び乗って行く、ミスコン会場を後にする時には愛に満ちて美しささえ感じられます。意外と思えるほどあっさり終わったラストは、エンドロールでの余韻となって心に残った。安っぽくお涙頂戴的になってもおかしくないこのストーリーを、絶妙な演出と距離感でまとめた作品。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-17 03:52:11)(良:1票) 19. 裏窓(1954) 改めて見直してみると、フラッシュで何回も怯む犯人がちょっとわざとらしかったり、単純な時計の経過で時間を表すなど、ややストレートすぎる表現やオチに「まあな」と言う感想だが、設定の面白さやグレース・ケリーの美しさは、十分楽しめた。今となってはあんなにオープンな状況は稀だが、ノゾキという何かしら一度は経験した事のあるドキドキ感は、サスペンスとしては十分に楽しめる映画でしょう。初めて犯人と目が合った時のハッとする一瞬や、ギブスで自由が利かないジェフの部屋に迫る犯人はうまく表現していた。[DVD(字幕)] 6点(2008-10-16 22:38:57) 20. 消えた天使 《ネタバレ》 撮影監督出身の監督だけあって、視覚的に訴えてくる映画でした。アップの使い方やカスティスの潜伏場所での色の使い方、手ブレ映像の使い方などは、効果的だったと思う。(フラッシュ的なカットの切り替えはお腹いっぱいな感じ)リチャードは、静かに時に荒々しい怒りでこのギリギリの精神状態の主人公を演じていて、今まで知る事のなかった元犯罪者の監察官という激務を表現していた。一見悲しい被害者であるビオラの異常者への変貌ぶりも見事だった。そしてこの映画は、原題がThe Flock=群れ(犯罪者の)という通り、性犯罪歴のある人間の情報を市民に開示するこの法律が、逆に性犯罪者同士を結びつけているという側面も訴えている。目を背けたくなる映像表現は、決して遠い国のお話ではない、ある種の現実性をもって迫ってくる。[DVD(字幕)] 6点(2008-10-11 12:22:12)(良:1票)
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