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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 手紙は憶えている 《ネタバレ》 自分のことすら忘れている主人公の素性が明かされるクライマックスは素晴らしかったです。番号の仕掛けも巧妙。しっかり騙されました。それはいいんですが、雑な陰謀ですよね~。数あるサスペンス映画でも一番じゃないでしょうか。いくら記憶を操作しているとしても、いつ挫折するかも分からない頼りない老人を利用するなんて。[DVD(吹替)] 9点(2018-06-02 19:08:41) 2. 帰ってきたヒトラー 《ネタバレ》 ●アドルフ・ヒトラーについてはドキュメタリーなどで度々目にしていましたが、ドイツ人を虜にしたカリスマ性がいまひとつ実感できませんでした。しかし、この映画で理解できたように思います。他人の劣情に訴えて共感を得るやり口が実にいやらしい。●そっくりさんで身を立てる道化ゆえに危険な発言がジョークとして受け流され、いつの間にかオピニオンリーダーとして大衆の上に君臨する。リアリティがあり、恐ろしい。●「ユダヤ人ジョークはやめてよね。笑えないから」「もちろん笑い事ではない」こういう気付く機会があったのにな~というやり取りが随所にあって、それはそれで面白い。[DVD(吹替)] 9点(2017-01-10 20:28:53) 3. ファイト・クラブ ブラット・ピットでこんなにカッコ良かったんだなあ。腹筋の割れた肉体に驚愕。[DVD(吹替)] 9点(2011-02-20 10:20:16) 4. イングロリアス・バスターズ 《ネタバレ》 「ワルキューレ」のような結末を迎えるだろうと思っていたら、まさか、本当に・・・。予想外の展開が多くて楽しめました。150分もあるとは感じませんでした。キャラクターでは、ランダ大佐がその末路も含め最高ですね。ああいうのが敵側にいるとストーリーに緊張感が出ます。[DVD(吹替)] 8点(2021-03-04 15:21:13) 5. エスター 《ネタバレ》 他の方も書いているように、「悪い種子」タイプの悪魔的少女の話だと思い込んでいたので驚きました。なるほど数々の違和感のある言動にも納得がいく…。最初から見直したくもなりますが、そうもいかないのでした。とにかくエスターの暴れっぷりや夫の物分かりの悪さは胸糞悪いのです。[DVD(吹替)] 8点(2014-06-10 17:36:13) 6. スクール・オブ・ロック 勉強放置だけどどうするの?とかいう話もジャック・ブラックのノリの良さで全然気になりません。音楽の力でしょうか、見ているこちらも体が熱くなる思い。[DVD(吹替)] 8点(2012-12-15 11:15:43) 7. es[エス](2001) ここ数年で表沙汰になってきた刑務所内での、看守による囚人虐待事件を思うと、この映画にはリアリティを感じます。情報を制限され、閉鎖された環境で自分は平凡な一個人だと、偉い人間ではないと思い続けるのは困難なようです。ビデオのパッケージを見て大体の展開は読めたのに、それでも画面に釘付けになった良作です。8点(2004-07-15 19:03:35)(良:1票) 8. 戦場のピアニスト 《ネタバレ》 ドイツの支配地では、ユダヤ人であるというただそれだけの理由で無造作に殺される1940年ごろの話。主人公も状況の中、抵抗できるわけもなくただあちこち逃げるのが精一杯。最終的に助かったのはたまたま運が良かったとしか言えないものです。主人公がある目的に向かって主体的に動くことがないので鑑賞していても爽快感に欠けますが、軍人にもレジスタンスにもなれない人がいかに過酷な生活を強いられたか、よく分かります。終盤に主人公を助けてドイツ将校ですが、他にも救った相手がいると知り驚きました。個人レベルではそういうケースもあったんですね。[DVD(吹替)] 7点(2023-06-08 15:43:39) 9. 17歳のカルテ 『カッコーの巣の上で』のようなエグイ話を期待すると肩透かしと感じますが、若者が仲間との葛藤を通して成長する話として見たら感動します。俳優さんたちの演技も良いですしね。[DVD(吹替)] 7点(2021-05-17 22:11:06) 10. ダンサー・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》 失敗しました。最高に鬱な映画と事前に聞いてしまったので終盤のインパクトが弱くなってしまったと思います。主人公は、自分の考えを伝えるのが下手な善人なので、ひどい目に遭ったまま終わるのは常識的にあり得ないと感じますし、そんな人が救いのないまま絞首刑にされ、ブラブラ揺れる姿を見せられたらトラウマになっていたかもしれません。[DVD(吹替)] 7点(2018-04-21 13:28:30) 11. ブラックブック 《ネタバレ》 敵味方双方で裏切りが続出し、見続けるのがつらいほどです。[DVD(吹替)] 7点(2017-07-08 10:56:44) 12. ワイルド・スピードX2 1作目よりもアクション増加、分かりやすい物語で好感度がアップしました。[DVD(吹替)] 7点(2015-08-22 14:09:06) 13. ボーン・アルティメイタム 3作も引っ張ったジェイソン・ボーンの正体に意外性はありませんでしたが、禁欲的なスパイ映画として楽しめました。残念な部分をあげるなら、肝心のアクションシーンで映像が暗い上にカット割りが激しすぎてよく分からなかったことです。[DVD(吹替)] 7点(2014-09-28 11:13:24) 14. ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア 設定だけなら明らかに暗い物語を、ユーモラスな演出(ギャングや警察が一人で100発くらい発砲してるとか)でさわやかな印象に仕立てている。殺風景な海のラストシーンにゾクゾクした。 (追記)モーリッツ・ブライプトロイ は楽しい役者だ。彼を見かけた作品にハズレはない といっても、ラン・ローラ・ランとesだけですが)。[DVD(字幕)] 7点(2011-01-24 23:26:03) 15. ターミネーター4 《ネタバレ》 シュワ登場(あれ、初代でのカッコだよね?)にビックリ。ストーリーは分かりやすいし主人公たちも魅力的、ビルみたいな巨大ターミネーターの迫力も十分だったので続編として及第かと(しかしあと2作もある?)。不満だったのはマザーコンピュータがマーカスに種あかしをするシーン、女性博士の顔が出ていましたが、あれはやめてほしかった。表情のないマシンがプログラムに沿って淡々と人類根絶に動くのが、何より不気味と思ったから。[DVD(吹替)] 7点(2009-12-21 09:51:07) 16. ラン・ローラ・ラン 大事件が起こるわけでもないけど、アイデアで最後まで観させてしまう作品ですね。人間が必死に走る姿って好きだ。ローラの彼氏の駄目人間ぶりは許せんが。[DVD(字幕)] 7点(2009-01-22 12:42:27) 17. レッド・ドラゴン(2002) 《ネタバレ》 「羊たち~」が良すぎたのか、どうしても本作の点は辛くなります。まず犯人と盲目の女性とのロマンスは余計だったと思う。そのせいで「羊たち~」で有効だった犯人探しの要素が薄くなったように思います。しかもレッドドラゴンは向こうから出てきてくれるし。姿の見えない犯人を追う緊張感が感じられないのは大きなマイナスでした。レクター博士は相変わらず怖い人なんですが・・・。7点(2003-08-08 16:59:26) 18. ギャング・オブ・ニューヨーク 《ネタバレ》 親の敵に仕えてみたら情が移ってしまって殺せない?→普通にナイフ投げを仕掛けてる。返り討ちにあったけど、同胞を集めてリベンジだ→暴動に巻き込まれ、敵も味方もまとめて官憲に掃討される。と、悪い意味で予想外でした。映画の背景にある新興国アメリカの発展中の雰囲気はとても良かった。[DVD(吹替)] 6点(2020-04-16 16:01:54) 19. グランド・ブダペスト・ホテル 《ネタバレ》 一流ホテルのコンシェルジュが殺人事件を華麗に解決!する物語と思ったら、だいぶ印象が違いました。絵を盗んだうえ、さっさと売り払おうとするし。刑務所入れられるし。さらに脱獄するし。テンポが速くて退屈しないこと、グスタフの佇まい、ゼロとのやり取りも楽しいのですが、どうも事件自体には身が入らなかったです。[DVD(吹替)] 6点(2019-11-17 00:02:31)(良:1票) 20. オール・ザ・キングスメン(2006) 《ネタバレ》 スタークの過激なアジテーションのおかげで退屈しません。しかし、他の方も書いているように、貧しい庶民の味方が権力の鬼に変貌したきっかけがまるで見えませんね。オリジナル版と近々見比べてみようと思います。[DVD(吹替)] 6点(2019-02-25 18:28:38)
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