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1. 眼下の敵
《ネタバレ》 血と汗の積み重ねで「悪」ドイツを打ち負かす。大多数の映画はまさにそれ。そうなるとここでは艦長の機転でギリギリ魚雷をかわさねばならないのだが。これは、勝負を曖昧となる戦略ではなく戦術での知将としてドイツ側を描き、互角に渡り合うことで名作になったのだと思う。ヒトラーに懐疑的な背景が若干冗舌を感じるも名優クルト・ユルゲンスの存在がすべてを成立させた。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-04-04 00:01:03)
2. オデッサ・ファイル
《ネタバレ》 とても面白い話。ただ、最後に明かされる主人公の秘密が際だった効果を得ないのはどうしてか。そこに至るまでにスリルが無いから、それに尽きる。[DVD(字幕)] 6点(2007-02-06 00:55:07)
3. ファイナル・カット(2004)
《ネタバレ》 頭にチップを埋めることにより、本人もしくは周りの人間にどれだけの得があるのか。ここを丹念に説得力を持たせなければ、物語がうまく展開するわけがない。この最も重要であるべきところがとてもとても貧弱。これは駄作だと思う。[DVD(字幕)] 4点(2006-08-21 22:23:14)
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