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プロフィール
コメント数 3880
性別 男性
年齢 53歳

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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21.  初春狸御殿 歌と踊りが理不尽に展開する、インド映画もびっくりの、おバカさ爆発ミュージカル。絢爛豪華なスタジオセットを舞台に、雷蔵が、眠狂四郎の対極を行く超サワヤカさ、その薄っぺらい(?)美しさに、心からウットリすべし。ついでに勝新まで美しかったりするんだ、これが。で、↓皆さん誰もが言及せずにはいられないのがメス河童、わたしゃ、子供のころ胸をときめかせた(?)キザクラのCMを思い出しますが。というわけで本作、うーむ。これぞまさに、古き良き時代の、映画の醍醐味ってやつか。ついていけん。ははは。[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-04-26 09:11:42)

22.  幕末 主演の中村錦之助、本人は自分のことを「サカもとりょーま」と名乗っているが(注:カタカナ部分にイントネーションをつけて読んで下さい)、途中からはやはり、宮本武蔵の霊が降臨しちゃってる。寺田屋騒動ではナゼか敵をバッサバッサ斬りまくり!まさに「錦ちゃんのどこまでやるの」状態!いよっ待ってましたっ。でも小百合さん、露出が少なすぎるぞ~っ。ってそれはどうでもいいですけど。まあ、日本史において圧倒的な人気を誇る坂本竜馬を描いた映画ということで、各人のイメージに合うかどうかが難しいところ、少々豪快さに欠けるネクラな印象の竜馬ではあります。しかも、映画全体がややブツ切りのエピソードの積み重ねで、坂本竜馬という主人公が見えにくい。でも、それを補うように、最後の夜のシーンでは、しっとりと彼に語らせ、その後に訪れる暗殺の衝撃を盛り上げるのに成功しているように思えます。[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-04-16 11:14:15)

23.  旗本退屈男 謎の決闘状 《ネタバレ》 いったいこのオハナシのどこが「謎の決闘状」なんだろう、というのが最大の謎なんですが、それはともかく、女性ばかりが犠牲となる謎の連続毒殺事件、その謎を追うのが市川右太衛門演じる旗本退屈男こと、早乙女主水之介。妙に自信満々の顔と堂々たる態度、なんですがどうしてこうも頼りなく見えてしまうんでしょうか(笑)。いや、実際は頼りになるんですけれども。 例によって、将軍綱吉のバカ殿ぶり、というものが物語の背景にあるわけですが、そういう世の乱れにつけ込む悪党どもの暗躍を、天下御免の向こう傷が許すわけには行かぬ。 事件の謎を追い、どこにでもやたら都合良く現れる旗本退屈男、その流れるような殺陣は、さすが、と思わせるものの、なんとなく最低限の動きだけで敵を蹴散らかす(ように見せかける)省エネ殺法のようにも見えてくるのですが、とにもかくにも、快刀乱麻を断つかのごとく、無事に事件を解決してしまうのでした。いや、さすが。あまり納得はいかないけど。[インターネット(邦画)] 6点(2022-08-06 22:17:42)《改行有》

24.  花と嵐とギャング ギャング、というよりは、チンピラども、が集まって銀行強盗をはたらく前半。何とか大金を強奪するも、その金を持ち逃げされてしまい、後半はその大金の行方を追って、チンピラどもそれぞれが好き勝手に動き始める。 いや、もはや勝手バラバラに行動する様子を描くのが目的で、お金のことなんか、もうどうでもよさそうな。 洒落てるというのか、テキトーというのか。 前半の強盗のシーン、直前にパラパラと雨が降り出す場面がやたらカッコいい。雨はやがて雷雨となり、雷鳴が響く中での強盗。いいねえ。 後半の争奪戦は、緊迫感を孕みつつも、なんとなくユーモラスでもありますが、「緊迫感+ユーモア」の最たるモノは、やはり、「清川虹子の顔」につきますかねえ。コワいけど面白い、ってか。失礼![インターネット(邦画)] 6点(2022-05-26 22:26:27)《改行有》

25.  爆裂都市 BURST CITY (1982) 一応はストーリーらしきものがあるんだろいけど、体感的にはほぼ意味不明の、インディーズ魂あふれる作品。 こうやって見ると、80年代の「ロッケンロール」ってのは、当時はなんとなくただ娯楽として存在するものかと思ってたけど、反社会活動の受け皿としてフォークに取って代わるものだったんだろうか?いずれにしてもイカ天でそれは終焉を迎えたのだろうけど。 ひたすらカオスで、特に終盤はひたすら荒れ狂うセカイが展開されます。これがオモシロいのかはさておき、作品に漲るエネルギーには、圧倒されます。金がかかってない作品ならではの、「誰も止める人がいませんでした」というニオイがプンプンします。金をかけてしまっては、こんな、作品は撮れないでしょう。 そのくらい、ワケのワカラン、しかしエネルギーあふれる作品です。[インターネット(邦画)] 6点(2021-05-29 22:49:39)《改行有》

26.  パパはわるものチャンピオン 製作委員会に新日本プロレスと親会社のブシロードが名を連ねており、要するにこの企画、映画をダシにしてプロレスやりたいだけなんでしょ、とか思っちゃうのですが(実際、新日の選手が多数登場してプロレスを披露するのですが)、これが意外に、ドラマ部分がたっぷり盛り込まれていて。正直、もっとプロレスを観たかった、という気が。ははは・・・。 ドラマ部分が多いのはいいんですけれども、「わかりやすさ」重視のあまりに、いささか描写がクドい。これがちょいと残念。ちょいとゲンナリ。「ああ、さっきのエピソード、さっきのシーンが、ここに繋がるのね」ってのは、見てりゃ誰だってわかるのに、いちいち、わざわざ、それを回想シーンの挿入で「復習」してしまう。だんだん、もう回想なんかしないでくれ!っていう気持ちになってくるのですが、それでも容赦なく回想シーンが連発されて。 だから、そんな回想シーンを挿入してるヒマがあったら、もっとプロレスシーンを入れてくれ、と。 あ、この映画見てると、プロレスファンが周囲から鬱陶しがられる理由が、少しわかりました。私は一応、気をつけているつもりなんですけど(←どこが?)。 それはともかく、回想シーンを減らすなど、もうちょっと、省略の美学みたいなものがあってもいいと思います。例えば、棚橋が凶器のスプレー缶を落とすカットがあり、すると次には落とされたスプレー缶のカットが挿入される。いや、どうせ「落とされたスプレー缶」を見せるのなら、「スプレー缶を落とす場面」そのものを見せなくっても、例えば「落とす音」だけでもよかったのでは?とか。 しかしそれでも何でも、クライマックスの一戦は、ドラマと並行して試合自体もしっかり描き、これを新日看板レスラー同士が演じていることもあって、なかなか盛り上がります。もちろんホンモノのプロレスの試合ほどではありませんが、これ以上のものを見たけりゃ、実際の試合を見ろ、って話で。 リングを後にする棚橋は、持ち前の大きな背中で、我々に無言で語りかける。こういうのもまさに、本物のプロレスラーが演じてこそ、のシーンですね。 それにしても田口はどうしてこうも、映画の中でノビノビ、活き活きとしているのか。まさに水を得た魚のような。「パパはどうして最近、プロレスの試合では変なコトばかりしてるのに、映画ではこんなに演技が上手なの?」「それがパパの天職なのよ」。なんてね。 天職はいいけど、転職までしないように。 あと最後に、どうせ新日が製作に関わってるんなら、実際のプロレス会場でお客さんにエキストラになってもらって、プロレス会場の観客の「群衆シーン」を撮影できなかったもんですかねえ。客席の暗さを利用してエキストラ数をケチったかのような、熱気の乏しい会場の描写、何だか貧相で残念でした。[DVD(邦画)] 6点(2020-03-29 07:14:27)(良:1票) 《改行有》

27.  反逆児(1961) 徳川家康の息子にして織田信長の娘婿、切腹により若くして命を絶った悲劇の武将・信康を主人公にした時代劇。名前も「信」「康」なんて、実に憶えやすく、憶えやすいだけに存在感が薄く、(真実がどうだったかは知りませんけど)どっちかっていうと、信長の冷血横暴ぶりの一例として、歴史の脇役みたいにしか名前の上がらないヒトのような気がするのですが(日本史における、ローゼンクランツとギルデンスターンみたいな存在ですな)。それだけに、彼をどういうカラーで描くのかが注目されるところですが、残念ながらやっぱりこの映画の中でも特徴が薄い。妙な呪術にハマる妖怪のような母親など、ソレっぽい人々をソレっぽく配置して、東映時代劇らしくそれなりに豪華に仕上げて。手堅くはあっても、特色がもうひとつ感じられず、ただそんな「ソレっぽさ」で押し切られても、ピンとこないんですな。そんなボケボケのまま“同意”を求めてないで欲しい。。。むしろ、もっと明確に“理不尽”でなきゃいけないのではなかろうか。[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-04-29 08:06:36)

28.  BALLAD 名もなき恋のうた 草ナギが缶ビールを飲んで「愉快じゃ愉快じゃ」と言っている横顔を見ていると、あの公園で脱いで捕まった時にもきっと愉快な気分だったんだろうな、と。いつまでも犯罪者呼ばわりしてちゃ気の毒になってきますね(すみません、いまだに犯罪者呼ばわりしておりました)。名もなき武士たちは歴史に埋もれ、草ナギはやがて芸能界から消える(大きなお世話だ)かもしれないが、彼らの映像は、ここに残る。戦国時代の合戦の中に、文明の利器の代表である自動車が登場する痛快さ。しかし我々現代の人間が手にした、それ以上に貴重なもの、それは“カメラ”である、ということえでしたとさ。まあそりゃいいんですけど。自動車のタイヤの跡が戦国時代の道に刻まれていく場面など、色々と工夫が凝らされているとは思うんですけど、全体的に演出の薄味な感じがしてしまうのは、「どうせ後で、CGで何とかなるから」というコト、なんですかね。もしも山崎貴演出の“NHK大河ドラマ”ってのがあれば、これはしっくり来そうな気が。[地上波(邦画)] 6点(2011-12-25 08:48:49)

29.  裸の島(1960) 《ネタバレ》 こういう映画が当時外国で評価されてしまったというのは、要するにこれが極東のナントカいう国の“真実”の姿だと思われちゃったのかな、と。映画の中で描かれる「貧しさ」というものは、とかく意味を持って受け止められやすい。ホントはこんな夫婦いないんですけどね、とか言いながら上映しても同じくらいの評価を受けたのかな、と。我々も馴染みの薄い国の映画を観る時には、何でもかんでも真に受け過ぎぬように気をつけましょう。むしろこの映画、今の目で見ると、「この生活、何年やってるんだろう。奥さんまだまだ華奢だけど」とか思っちゃうのだけどダメですかねえ。きっとこの二人、ホントの夫婦じゃなくて、男は妻子持ち、女は元OLで、不倫関係、都会から逃げてきてこの島でひっそり慣れない生活をしているんだろう、とか想像しちゃダメですかねえ。罪滅ぼしに孤児二人を引き取って暮らすも後悔の日々、今や食事中も会話が無い(=やっぱりセリフ無しで家族を描く、という手法自体に無理があるんだよ)。重い水の桶を運ぶ妻。観てて「コケるなよコケるなよ」と念じてしまうのは、ひとつには大変な作業であることがヒシヒシと感じられるから。またひとつには「ここで水をひっくり返すなんて演出、はっきり言ってベタだよね」と思っちゃうから。念じた甲斐もなく、水をひっくり返してしまい、駆け寄る夫に大して今度は、「暴力だけはふるうなよ」と念じるのだけど、理由はふたつ、上に書いたのと同じです、ハイ。で、念じた甲斐もなく、あーあビンタしちゃったよ。この生活何年やってて、どのくらいの頻度でこういう事件が起こるのか。起こるべくして起きた失敗だと思うのだけど、いちいち立腹して、いちいちビンタするのか。ベタな演出で描かれる「部分」は、なかなか「全体」へと繋がらないもんです。麦をまく⇒麦踏みをする⇒収穫、という一直線の描写も安直で、多層性を欠き、かえってこの島の暮らし全体が見えない。ホントの生活ってのはそんな因果関係の明確なもんじゃなくて、いろいろ仕込んで、いろいろ苦労があって、それらを乗り切った先にようやくささやかな幸せがある、そういうもんじゃないですかねえ。とか思っちゃうんですけど。[CS・衛星(邦画)] 6点(2011-11-13 14:56:44)(良:1票)

30.  ハイキック・エンジェルス というワケで、かつてアクション女優と言えば志穂美悦子さん、でしたが、彼女のいわば「妹たち」、とでも言いますか、いや「娘たち」かな。ま、まさか「孫娘たち」・・・ああ、何ということを。 まあともかく、彼女の後継者とも言うべき素敵なお嬢さんたちが、これでもかと格闘アクションを見せてくれます。なんか、癒やされますねえ。なんででしょうねえ。 ってのはいいんですが、さすがにこれだけ中身がスカスカなのも、ちとツラい。いやストーリーがスカスカなのはまだいいとしても(ダメだけど)、その無いも同然のストーリーを、ただ追いかけるだけ、というのはいささか工夫が無い。小道具なりセットなりに、何か印象に残るものを盛り込めなかったか。もうちょっとハッタリやコケオドシがあってもよくはなかったか。 一部、強すぎるほどの光が画面に採り入れられているのは、そういう表れなのかも知れないけれど、これは単に見苦しいだけ。 青野楓さんはクールな役柄ですが、正直、顔立ちと役柄がマッチしていない印象。と言って、このアクションがデキる女優さんを新たに探してくるのはいささか困難だと思われますので、脚本の方を彼女の雰囲気に合わせて手を加えるのもアリだったかも。それにしても驚異の足の長さ。子安さんとのシバキ合いは、見ごたえあります。 そういえば青野楓さんと宮原華音さんが一緒にジムをされてるとかで、動画をアップされてますねえ。というわけで対決の続きは、Webで。[インターネット(邦画)] 5点(2022-05-17 22:25:33)《改行有》

31.  ハレンチ学園 このスピード感、テンポの良さ。決して侮れない作品・・・だとは思いつつも、あまりにくだらなく、行き当たりばったりで中身がない。できれば弁護したいのですが、私の手に余るのです。すみません。 そもそもコレ、実写化せずに済ませることは出来なかったんでしょうか。しかもこんなそうそうたる顔ぶれで。[インターネット(邦画)] 5点(2022-05-06 22:37:08)《改行有》

32.  はやぶさ 遥かなる帰還 無言で宇宙空間を飛び続ける「はやぶさ」を主人公にしてもお話が持たないので、地上でのドラマが中心となり、なんだか「タロとジロが殆ど登場しない南極物語」といった感じなんですけどね。あれやこれや、こまごました葛藤を挟み込んで、はやぶさが帰ってくるまでの物語を何とか繋いでいく、それはそれで結構なんですけど、あまり芯になるようなエピソードもないので、もうひとつ張り合いがない。「はやぶさ」という誰もが知る直近の題材なもんで、あんまり現実とかけ離れたコトもやりにくいのかも知れませんが、ちと縛られすぎなのでは。登場人物の誰もが平凡で、奇妙なことは何も起こらない。映画なんだから、ちょっとくらい「面白いウソ」を入れてもいいと思うんだけど、ここには「ホントっぽいウソ」しかない、それが残念。 ラストまで、皆が聞き知っている「はやぶさ」の最期、そのまんま。盛り上がりません。 神社で山崎努が渡辺謙に、座りませんか、と誘う場面があって。それなら桜の季節、今度は渡辺謙が夏川結衣に、座りませんか、と一声かけてベンチに座ってくれたら、ちょっと気が利いてたんじゃないの、とも思うのですが、そういうセリフもなくって。まあそのあたりは、好みの問題かも知れませんが。[DVD(邦画)] 5点(2017-01-19 23:46:33)《改行有》

33.  はやぶさ奉行 冒頭、次々に起こる殺人事件! ⇒でもそれは、ストーリ上はどうでもいいことであって。とりあえず、潜入捜査官・遠山の金さんの活躍が始まる訳ですが。で、例によって例のごとく、悪者どもの悪だくみを暴く、というオハナシ(まあ、当然だけど)。しかしその“悪だくみ”ってのが、普通の発想を遥かに超えた、ムダに大掛かりな作戦で、なかなかに笑撃的。金さんと彼をサポートする“ねずみ”の前に現れる、危機また危機。だけどすべてサラッと流されるので、あんまり盛り上がらない。金さんが崖に追いつめられる絶体絶命のシーン、これも見事にサラッと流され、「今のは何だったんだ」と唖然。金さんを演じるは、和製ジャン・ギャバンこと(?)片岡千恵蔵。セリフにはいちいち気合いがみなぎり、正直、何を言っているのか聴き取りづらいほど。まあ一種の様式美ってヤツですかな。[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-05-25 02:19:34)

34.  ハワイの若大将 正しくは「サライの若大将」。んなアホな。 ハワイと言いながら、どうせそんなシーンはごく一部でしょ、どうせ最初の30分以上はハワイなんか出てこないんでしょ、とタカをくくってたら、開始からギリギリ30分弱で、若大将はサライの空、じゃなかったハワイの空へと旅立ちます。 その理由というのが、カンニング騒動で青大将ともども大学を停学になり、それに合わせてハワイに渡った青大将が現地で悪行三昧、というほどでは無いにしても、とにかく彼を日本に連れ帰るべく若大将もハワイへ。 海外でも臆せず堂々としているのが、さすが若大将、といったところですが、早速パスポートと財布を無くしてしまい・・・という、全くヒネリも何もないありきたりな展開。とか言っちゃいけないのかな。海外旅行の珍しい時代、まさにベタネタの最先端といったところでしょうか。 あとはもう、別にハワイでなくてもいいやんか、という極めてどうでもいい展開。ただ、ワイキキの光景が今と本当に異なっていて、あの高層ホテル群がまだ殆ど建っておらず、日本の鄙びた海水浴場と大差無いように見える。なかなか貴重な光景です。ただダイヤモンドヘッドだけが、今も昔も変わらない。 で、早めにハワイへ来たと思ったら帰るのも早く、早々に帰国後、終盤はヨットレースを延々と見せられ、これがまたちっとも面白くない。 その面白く無さこそが、加山雄三そのもの、という気もするんですが、それを言っては身も蓋もないので。[インターネット(邦画)] 4点(2021-08-26 22:17:57)《改行有》

35.  裸のランチ 『ヴィデオドローム』で完璧にのけぞらせてくれた、あの感覚をゼヒもう一度お願いしたいんですけどねえ。残念ながらあれほどのインパクトが無くて。サエない妄想の世界がダラダラ描かれてて、もう一歩、突き抜けた感じがしないんです(『ヴィデオドローム』は一歩先の領域までブッ飛んでたと思う)。4点(2003-08-30 23:38:44)

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