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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. タイタス グロいのは多少平気だと思っていたけど、これはさすがに途中目をつぶった。あぁ、思い出すだけで肉の味がしそう。本当にこんな時代があったのか、と気落ちしそうにもなるけれど、変わった映像の作り方が綺麗で、逆にあまり現実味を感じさせない。古代と現代のミックスって、ありがちなようで、こんなに綺麗に仕上げることは難しいだろう。ラストシーンが印象的だった。内容はかなり重いけれど、貴重な作品。でも、もう観れないかもしれない。5点(2004-08-01 16:38:30) 2. スナッチ 1回目観ただけではついていけなかったので、続けて2回目を観た。それでも登場に人物がけっこう多くてストーリーもさくさく進んでいくので、改めて観直すのも大して苦じゃない。キャラクターたちの個性も強めだし。また観たい。ブラピよかったけど、主人公って感じじゃないよねぇ?一番大物だから真ん中に立ってたのかな?7点(2004-08-01 16:22:09) 3. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 個人的にはおもしろいけど、あまり人には薦めないかもしれない。意味わかんないって言われたら、答えられないから。しかしストレンジラブ博士、ちょっとハマちまうス。驚愕の(?)ラストもまた、人生について考えてしまったよ。7点(2004-08-01 13:57:37) 4. エレファント・マン 人間はどういうものを醜いと感じるんだろう。それを考えるとキリがない。美しいものはみんな美しいと感じるはず。だからみんなこの映画をみて泣くんだろう。ジョンに初めて出会ったとき、アンソニー・ホプキンスの流した涙がすごくきれいだった。7点(2004-07-16 14:35:17) 5. エンゼル・ハート うわっ!ごっついラスト!デ・ニーロ、目ン玉光ってるし!!というか、エンゼルのキャラクターを、前半はかなりかわいく描いてる。鶏で逃げるシーンとか。しかもミッキー・ロークだし。かなり渋くしてるし。それでエンゼルの好感度をあげておいて、あのラスト。うますぎる。これでエンゼル役がしょぼかったら、ラストシーンもべつに衝撃じゃないなぁ。すごい。8点(2004-07-16 14:28:42) 6. ロリータ(1962) ハンバードがロリータについてひとりで頭の中でぐるぐる暴走しているだけで、観ているほうとしてはなかなか退屈な映画だった・・・。ロリータのキャラクターをもっとかわいらしく描けば、まぁ面白かったと思うけど、あれではなかなか・・・なぁ。きれいな女優さんだけど、わがまま娘に振り回されてる感じ。あのくらい大人っぽくて、男扱いになれていれば、「ロリコン」という言葉が生まれるほど、いけないことでもないような気がする。ピーター・セラーズがすごかった・・・。「博士の異常な愛情」に負けず劣らず、すごいキャラクター。なんかロリータとハンバードよりもこっちの方がやたら印象に残る。4点(2004-07-16 14:18:06) 7. チキ・チキ・バン・バン あんなお父さんがいたら楽しいだろうなー。いくつになっても子供達と共に夢を忘れないところが好き。テーマ曲も好き。8点(2004-07-16 13:20:22) 8. 時計じかけのオレンジ 《ネタバレ》 キューブリックに手がけられて本当によかった。下手したら袋叩きになったであろう作品。音楽の使い方がうまく、主演のマルコム・マクドウェルが完璧だったために、これだけいい映画になったのだろう。10代のうちに観ることができてよかった。ちょうどアレックスと同じ世代の時に、彼はまるで自分達のリーダーのようで、行き過ぎた非行ではあるけれども、心のどこかでそこまで社会に反抗する彼をかっこいいと思い、感情移入してしまえば、この映画の勝ち。ストーリーは確かに簡単、自分が周りにしたことが、いつか自分に返ってくる。それだけなんだけれども、単純なようで、皮肉がこめられきれいに作られたストーリー。完璧。それに尽きる。キューブリックの完璧主義が、全面に押し出されている。10点(2004-07-14 23:30:53) 9. 耳に残るは君の歌声 《ネタバレ》 ラストシーンの再会を感動の涙で盛り上げてくれたなら最高だったのだけど、これには足らない要素がいっぱい…。まぁ主人公の女の子の旅物語と簡単に取ってしまえばいいのだろうか。ジョニー・デップはなんと白馬に乗っての登場だったけど、あまり目立たなかった。オペラシーンは好き。6点(2004-07-14 18:50:28) 10. GO!GO!L.A. なぜ主演はギャロの名前になっているのか謎。だったらギャロを主人公にして、いつものように意味不明に暴走したらいいのに。そのほうが圧倒的にウケがいいはず。主人公があまり目立たないし、脇役が濃すぎて、主人公に好感が持てないのが致命傷。ジョニー・デップがちまちまと出てくるのが唯一よかったところ。動くポスターというのもおもしろかった。しかしジョニー・デップとヴィンセント・ギャロというものすごく期待していた共演で、ここまでおもしろくない映画というのも、もったいなすぎて立ち直れそうにない。4点(2004-07-08 12:03:35) 11. ショコラ(2000) 大人のためのファンタジーだのなんだのというのは良く分かった。それでも、簡単に「心が洗われた」などという考えは出来なかった。二度と観るものか、と心にまで誓った。レノがショーウインドウの中のチョコレートを貪り食うシーン。観るたびに苦しくて苦しくて仕方がない。甘く濃厚なチョコレートにはだれもかなわない。何もかもどうでも良くなるくらい、人の心に直接染み込んでゆくヴィアンヌのチョコレート。あの魔力が怖い。何もかも見透かされてしまいそうな、あのチョコレートが怖い。女神のようにやさしいチョコレート。出会ったらきっと楽になれるのだろう。自分の中で張り詰めているものが突然千切れてしまいそうで、怖くて怖くて、楽しんでこの映画を観れるほど、自分は大人になっていないのだと、素直になれていないのだと、ずっしりと心に重く伝わってきた。6点(2004-07-08 11:54:03) 12. ハンニバル(2001) なぜか評価が低い、けどもういいや、好きなものは仕方がない。最高!原作とはかなり内容が違うけど、映画は映画でよく出来ていたと思う。画面を綺麗に撮っているので、何度見ても飽きない。音楽も綺麗で、美しさのレベルは「羊たちの沈黙」より圧倒的に高い。クラリスはジョディ・フォスターよりもジュリアン・ムーアのほうがよかった。原作と違うあのラストは、続編を計画しているため?もっとレクターの感情にせまるストーリーに力をいれて欲しかったけれど…。確かに原作がよく出来ていたからなぁ。まぁでもこれはこれ、それはそれ、で考えた結果。いい映画か、とか、完成度高いか、とか、あまり気にせずに、本人の独断と偏見で10点。10点(2004-05-14 11:46:14)(良:2票)
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