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プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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【製作国 : カナダ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123
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1.  キングコング: 髑髏島の巨神 《ネタバレ》 キングコングというと古典的なアレのリメイクなんだろうなぁ…と思い込んでいて全く観る気ははなかったんですが、いや全然別物じゃないですか! 際立つ特徴は監督の演出。 洋画邦画にかかわらずあまり映画では見かけないような映像&演出で妙にかっこよくギャグの演出もキレてるなぁ…と観ている途中ずっと思っていたわけですが、なるほど、最近多い「日本のアニメゲーム大好きです」系の監督さんだったんですね。 そのあたりにインスパイアされたと思しき映像だったからこそ同じものを観て育った日本人の自分的にドンピシャだったんだと思います。 とはいえガスマスクして日本刀を振り回すシーンなんかは完全にやりすぎで「どうなの?」と思ったりするんですが、最近のアメリカ娯楽映画には似たシーンがちょいちょいあるので(例えばゴーストバスターズ2016でのホルツマンのバトルシーン)多分あちらでの流行りなのかな?と思ったり。 怪獣映画として十分に及第点の出来で、端的に面白い!と思いました、はい。[地上波(吹替)] 8点(2019-06-10 19:45:49)《改行有》

2.  クライム&ダイヤモンド この映画のラストシーン、毒舌ジム(殺し屋)が街を歩きだし、電柱の傍でふと動きをとめたときに 、僕はピン!ときました。「この映像、この動き、これは間違いなくあれだ!あれに違いない!」 そして流れてきたのは当然あの名曲。ビンゴ!ビンゴだ俺! 「あぁ僕もこの映画に参加できた気がする....」とめっちゃ嬉しかった瞬間でした。そんな映画。 ところで、この映画の中で毒舌ジムが、「名作と呼べる映画は昔のものばかりだ」と語っていますが、このサイトでのランキング上位の映画の製作年代を見てると「なるほどそうなのかなぁ..」と思っちゃいますね。 8点(2004-01-12 11:25:11)(良:2票) 《改行有》

3.  サマー・オブ・84 《ネタバレ》 犯人を特定した時点で「もうこれ絶対アンハッピーエンドだよ」と想像できる親切設計。 少年達が犯罪の匂いをかぎとって冒険をするノスタルジックな雰囲気の映画といえば、それこそスタンドバイミーをはじめ大量に存在するわけですが、手垢のついた題材を今作るとなると「少年が犯人を捕まえてヒーローになりました」も今更ないですから、まぁこのエンディングは想定内でしょう。 「連続殺人犯も誰かの隣人だ」という最後のセリフは、ものすごく当たり前の事を言ってるのですが、世の中の人が普段忘れてる事でもあります。 たとえば「不倫は絶対許せない」とか言ってる人の隣でその話を聞いている友人知人が不倫してる可能性はすごく高いのですが(それは不倫率から考えて当然の可能性なのですが)でも、そう力説してる当人はまさか自分のすぐ隣(あるいは向かい)にいる友人知人が不倫してるなんて思いませんよね。まさか親しい人間がそんな事してるなんて思ってないから力説するわけですが、でも身近な誰かはほぼ確実に不倫してます。日本だと各種調査で男女とも3人に1人前後は不倫経験がある事がわかってますから、確率的には知り合いに不倫してる人がいないなんてのは激レアって事になります。 もっと数が少ないだろう性犯罪者やら窃盗犯やらも当然身近にある程度の確率でいるはずです。わざわざ他人に言わないから身近な人は知らないだけです。 で、この映画のように連続殺人犯となると、めちゃくちゃ低い確率になりますが、でもやっぱりすぐそばにいる可能性はあるのです。あなたが知らないだけで。 そういう事を再確認させてくれるという意味では重要な教訓を与えてくれる映画なのかもしれません。 「常に危機感もって生きなはれ」です。 それにしてもアメリカのこの手の少年時代は、どの映画でもだいたい似たような空気感で描かれるので実際にこんな感じなんでしょうが、日本で子供時代を送った自分の感覚だとなんか根本的に違うんですよね。お国柄と言ってしまえばそれまでですが、実にアメリカ的で、こんな子供時代を送った人達とはそりゃ価値観とかちょっと違うよな…と思わざるをえません。 で、日本にはない重要キーワードが「ベビーシッターのお姉さん」。 この映画にも魅力的なベビーシッターのお姉さんが登場しますが、日本ではベビーシッターがいないのがいけないんじゃないでしょうか。 僕にも少年時代ベビーシッターの綺麗なお姉さんがいてくれてれば!!と思わざるをえません。 いや綺麗じゃなくてもいいからベビーシッターのお姉さんさえいてくれれば!!(←必死) 「いたらどうなんだよ」というツッコミをされても困りますが。[インターネット(字幕)] 7点(2021-12-11 04:22:52)《改行有》

4.  メッセージ 原作であるテッドチャンの「あなたの人生の物語」は読んだ事があって、しかし、短編小説らしいワンアイディアを小難しくみせるギミックと情緒的な雰囲気で包んだ、個人的にはイマイチに感じる小説だと思っていました。 で、それを映画化したのが本映画なわけですが、基本的な要素と雰囲気はそのままに大作映画として見事に成立させていたと思います。 というか現代版「未知との遭遇」 それにつきます。 重々しくて面白そうに見せるけど「ひたすら地味」 そういうところがほんと「未知との遭遇」です。 あとあれやっぱバカウケですよね。[地上波(字幕)] 7点(2021-02-10 12:54:09)(良:1票) 《改行有》

5.  残酷で異常 《ネタバレ》 最近特に増えた感のある「死んでループ」系映画の一つなわけですが、この映画が斬新なのは「死んですぐループ」ではなく、そこに一つ「謎のグループセラピー」みたいな要素が挟まってるとこです。 そしてこの一見グループセラピーに見える物、実は全然セラピーじゃなく、その実態は「酷い事をした人がそのシーンを永遠にループ」させられるという、一種の「追体験型ループ地獄」である事です。 死んでループではなく、地獄での追体験なので基本的に参加者はループから脱出できません。まさに地獄。 そういう意味では「一見「死んでループ系」なんだけど実はその構造は全然違う」映画なわけですが、そこは地獄の超パワー。 なんと死んだ後に過去の出来事を変更できたり、関係ない人も送り込めたりするわけです。 すげーな地獄! 目隠シストさんはこの地獄システムを「バグ」と解釈してますが、あれはバグじゃなく「反省をしっかりして他人に助けてもらえると褒美でやり直しさせてもらえる」系のシステムじゃないか、と。 つまり自殺して戻った彼も、新しくきた新人に助けてもらって真のやり直しさせてもらえる、っていう意味を含んだラストなんじゃないかと思ったり。 序盤で最終的に自殺する木の事にふれていて、明らかなご近所さん伏線なわけですが、となるとあそこにいる人、実は全員わりとご近所さんでうまくすると関われる人単位で部屋にまとめられてんのかな、とか思うのです。 地獄にくる犯罪者の数としては圧倒的に少ないので、多分細かく地域単位でまとめられてるのかなぁ、と。 だからうまくかかわると脱出のチャンスがある、的なものかな、と個人的には思います。 なかなか上手にまとめてるとは思います…が、芥川の蜘蛛の糸じゃないですが、地獄脱出物はどうしても説教臭くなるのが玉に瑕ですな。[インターネット(字幕)] 7点(2020-11-18 13:41:50)(良:2票) 《改行有》

6.  遊星からの物体X ファーストコンタクト 《ネタバレ》 前作の前日譚として真摯に作ろうという姿勢をヒシヒシと感じるのはとてもいいと思います。 私は(続けて観られる環境だったため)これを観たあと続けてオリジナルを観たのですが、想像以上に見事につながっていて、あぁほんとに前日譚としてちゃんと作ろうとしたんだなというのがよくわかりました。 さて、それはいいんですが、しかししかし、結局のところやってる事がほとんど同じなのです。まぁそうならざるを得ないんですが、やってる事がほんとに同じなんですよね。変わってるところは前作以上にアクションホラーに振ってるところで、まぁ時代の進歩でそれが可能になったんですが、しかしそれはこの映画の本筋として違う方向性なわけでもっとジワジワくる推理物のような怖さじゃないと……と文句は書いてますが、ほんとにそんな感じで撮ると本当に同じものになってしまいます。 じゃぁどうすればよかったのか…と聞かれると、結局こうするしかなかったのかな…と思ってしまう、ちょっとかわいそうな映画だと思います。 ちなみに最後に助かったように見える女主人公のその後が気になるわけですが、ノベライズ版だと見事に最後はThingになってますので結局助からなかったようですね。[インターネット(字幕)] 7点(2018-09-21 11:23:48)(良:1票) 《改行有》

7.  エスター 《ネタバレ》 映画の序盤でババくさい服を着てるエスターを見て「これ、実はこの子が40歳とか50歳だとかいうオチだぞ」と適当な事を言いながら観ていたのですが、いったんそう思っちゃうと実際このエスターが40歳かそれ以上にしか見えなくなってくるから恐ろしいものです。 という事で、私、映画中「実はこの子は40歳過ぎのおばさん」という目線で映画を観ていたわけなんですが…結果はご存知の通り。 「33歳です」 えええ!若すぎない?? 33歳であのババくさいドレスはおかしくない? すでに勝手に40過ぎだと思ってた自分は、エスターが若すぎる事に衝撃を覚えたのです。 いやそこじゃなくて、まさか自分の適当な予想が正解だったなんて!、と、本来そっちに驚くべきだったんですが、すでに自分の中で勝手に40過ぎだと思い込んでたので、逆に若すぎる事に驚いてしまったわけですね。 ある意味衝撃の映画でした。 さて演出面、地味でジワジワくる映画にも関わらず、特に序盤、ホラーっぽい音や鏡の定番演出で無駄に脅かす安い演出はいかがなものかと思いつつ、しかしそういう小技が地味に恐怖心を高めてくれているのも確かで、中盤あたりではすでに「かなり怖い」気分になってました。 実際、エスターがたとえばシスターを殺すときの「やるときゃとことんやる」姿はガチで怖く、これ、数あるサスペンスホラーの中でも相当怖いレベルの映画になっていると思います。 個人的には、やや地味すぎてかったるい展開が自分好みではない事と、何より(偶然ですが)オチが予想できた事であまり高い評価にはならないのですが、一般的にはこの映画がサスペンスホラーとしてかなり高く評価されている事は至極当然だと納得できる、本当にかなり怖い秀逸な映画だったと思います。[インターネット(字幕)] 7点(2018-01-03 02:22:58)(良:1票) 《改行有》

8.  スリザー 《ネタバレ》 非常にオーソドックスでよくできた(あくまでこの手の映画としてよくできた)悪趣味B級コメディホラー映画。 この映画、スリザーに寄生されるグラントグラントさんが映画中ずっとひどい扱いでなかなか可哀そうです。 若くきれいな嫁をもらったもんだから「財産目当て」「不似合いな夫婦」とまわりに陰口をたたかれ、実際、嫁にはずっと夫婦生活を断られ続けて…そんなグラントグラントさんですが嫁への愛は本物です。 嫁にセックスを断られてふてくされて欲求不満で飲みにいった先で会う若い女に誘われても、嫁への想いがあるからちゃんと断るのです。 あそこは、不倫しても誰にも文句言われないとこだよグラントさん。 何しろ嫁には長期でエッチ拒否されてるんだから、あそこで不倫してもしょうがない。 なのにきっちり誘いを断るグラントさん。なんて純愛派なんでしょう。 あぁそれなのにそれなのにスリザーに寄生されてあんな事になってしまいました。 そして最後も嫁への愛が裏目に出るっていうね… 言ってみればこの映画、グラントグラントさんの純愛物語だったといえなくもありません。 あと、通常この手の映画のタイトル、モンスター名は、人類が勝手につけた名前であるのが普通なのですが、この映画は違います。 何しろ臨死体験(ちょっと違う)した娘が読んだ記憶の中にあった本人の名前ですからね。 この手の映画では非常にめずらしく、この「スリザー」というのは本人が自称している名前なのです。 (だからどうした、って話ではありますが)[地上波(吹替)] 7点(2017-07-05 00:41:16)(良:1票) 《改行有》

9.  タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら 《ネタバレ》 タッカーとデイルと言いつつ、主役はデイルの方。 おっさんに見えるけど26歳らしい(20年前の事件の話のときに俺はそのとき6歳だって言ってるから) ホラーコメディとしては秀逸な1本で「痛い描写は無理だから」という人以外の万人におすすめできる映画だと思う。 誰かが書いていたけど、この映画、しばらくは大学生目線で話を進めてタッカーとデイルが実はいい人だというネタバレはもう少し後の方がよかったと思う。特に予備知識なく観る場合は、その方が絶対面白いと思うし。 アリソン役のカトリーナボウデンは、ホラー映画のヒロインらしい適度な露出の服装でなかなか魅力的なんだけど、2011年にアメリカエスクワイア誌が選ぶ最もセクシーな女性に選ばれたんだとか。なるほどね。[DVD(字幕)] 7点(2016-11-15 15:57:32)《改行有》

10.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 日本のラノベが原作って事で話題になった本作ですが、原作の基本設定が利用されてるだけでストーリーはほぼ完全に別物のオリジナル。結果としてラノベ故にどうしても厨二感が漂う原作が、いかにも普通のハリウッド娯楽SFっぽい映画に見事に作り直されていてそこは素直に感心しました。 何度も時間が戻って同じ時間を繰り返すというネタ自体はすでにいろんな映画やアニメで描かれた割と陳腐な設定ではあるのですが、そこを結構テンポよく描いていて観ている人間をぐいぐい引き込む序盤は特におすすめです。感心しないのはラストシーン。原作とはまるで違うハッピーエンドになるわけですが、「おま、いくらなんでもそれは都合よすぎるだろ」というそこだけ思考放棄したような安直で設定無視のシナリオは最悪で、正直最後の5分にはかなりがっかりしました。時系列すらおかしいという…そこがちゃんとしてれば8点はある映画だと思うんですが残念です。しかししかし安直とはいえハッピーエンドで締めてもらえれば視聴後の後味自体は悪くなく、しかもいっしょに映画見た人と「ちょ、あのラストなんなの?」と語るネタも与えてくれるわけでそういう意味では初デートあたりにとても向いた映画だといえるでしょう。という事で「デート映画に最適」という事でまとめさせていただきます。何しろ原作は主人公とヒロインがどっちか死ななきゃいけないとう事で最後は殺しあいしかも戦争も終わらないわけですから、仮にそんなラストの映画をデートで観てもデートした二人の今後が心配ですから、そういう意味では安直なハッピーエンドも悪くないと言えるでしょう。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-05-17 02:02:35)《改行有》

11.  暗闇にベルが鳴る 《ネタバレ》 これもコメント1番ゲット! 今となってはありがちなサイコホラーだと思いますが、なにしろ1970年代(しかも前半)の映画。 当時はあんまりこの手のサイコなホラーは少なく、時代を先取りした映画だったかと思います。 「結局誰が犯人やねん」「わ、まだ事件終わってないのか?」「誰も電話とらないやん」「ヒロイン結局殺されたんじゃ?」と 微妙に後味の悪いオチにしても、これも今見るとむしろオーソドックスと言えるほどありふれたオチだと思いますが、 当時はこの後味の悪さというか薄気味悪さは十分怖い..というか後をひくオチでした。 それからこの映画、原題を観てもわかる通りクリスマスの映画です。クリスマスに是非見てくださいね。(って、うわ1年先か!) クリスマスの女子寮という舞台設定を考えると今ならもうちょっとお色気シーンがほしいかな..と思うくらいで 十分今でも鑑賞に耐える映画かと思います。って20年くらい観てないから本当に鑑賞に堪えるかわかりませんが。 (でも20年くらい見てないのにラストを鮮明に覚えてるあたり逆に面白かった証かと) 7点(2003-12-26 11:53:09)《改行有》

12.  ホラーマニア vs 5人のシリアルキラー これは意外と観た人の間で評価がぶれないタイプの映画かもしれません。 一言でいえば「この設定ならもっと面白くできたでしょ」それにつきます。 つまらないわけじゃないんですが…惜しい。[インターネット(吹替)] 6点(2022-09-20 15:38:17)《改行有》

13.  バーティカル・ターゲット/大統領狙撃計画<TVM> この手の「大統領暗殺計画」物は本当によくあるジャンルなわけですが、その手の映画で比べたときにそう大きく見劣りする内容ではありません。 大作との差は、予算がない=アクションシーンが地味(派手なカーチェイスも爆発もなし)な事とキャストの弱さ。 そのキャストにしてもかつて「ニューヨークの恋人」と言われたダリルハンナなわけですから、まぁギリギリありなのかもしれません。 (個人的には若いころの彼女がどうしても美人とは思えなかったので、むしろアラフォーの今回の方がよほど綺麗に見えましたが) で、そういう低予算故どうしようもない要素を除けば、やってる内容は超大作映画のそれとほとんど変わりません。 逆に言えば、大作映画というのは有名キャストを使い派手なアクションや爆発を入れてるだけであって、内容的にはこの手のテレビムービーと変わりないわけですな。 あらためてそれを教えてくれる映画ではありました。暇つぶしにはちょうどいい出来だと思います。[地上波(吹替)] 6点(2021-10-13 15:44:43)《改行有》

14.  スプライス 《ネタバレ》 不気味なSFホラー映画の体裁をとりながら、実は昨今の家庭内問題をてんこ盛りに扱った奥の深い?映画。 見る人によって好き嫌いが相当別れそうな映画です。 大人になりきれないまま親になってしまう夫婦、親から受けた虐待を結局自分の子供にも行ってしまう母親、問題児をかかえた親の苦悩と身勝手な対応、そして近親相姦、それも息子→母、娘→父の両パターンという念のいれよう。 …とまぁ家庭内問題各種大盤振る舞いで、しかもそれをなかなか気色悪く描いてるので、観ててお腹がいっぱいになります。 娘とセックスしてるとこを妻にみつかるとかなかなか修羅場ですよね笑 全体的な気色の悪さは相当なものですが、まさにそういう目的で撮られた映画だと思うので、映画として監督の狙いは成功してるんでしょうね。[インターネット(字幕)] 6点(2020-08-22 08:30:29)《改行有》

15.  MAMA(2013) 《ネタバレ》 ここ数日、amazonプライムでタイトルだけ確認し自分が観た事がない映画だと思って再生してみると「観た事ある奴だ!」となる案件が3作ほど起きています。 この映画もその一本。 ある意味童話の「おかしの家」あたりのバリエーションとでもいいますか、森で行方不明になり異形の「ママ」に育てられた二人の少女と、その少女たちのママになるべく戦う二人の「ママ」のお話で、なかなか哀愁漂う美しいスリラー映画。 なんとも童話めいたお話で、ホラーやスリラーというより現代のグリム童話とかそんな雰囲気です。 てか昔この映画を観た頃はまだ「ジェシカチャスティン」を認識してない頃でまったく知らなかったんですが、今あらためて観ると「これに出てたのジェスカチャスティンだったんだ…」と感心する事しきり。あんまり彼女のキャラじゃない役なんでなおさらです。 てかゼロダークサーティやツリーオブライフより後の映画なんですよね、これ…じゃぁそもそも認識しとけよ!って話なわけですが…[インターネット(字幕)] 6点(2020-06-10 16:37:44)《改行有》

16.  手紙は憶えている 《ネタバレ》 これは手紙でいいように操られてる系だな、というのは誰しもわかるわけですが、本人がオットーバリッシュでそれを忘れてるというのはさすがに想像しませんでした。(私はマックスがオットーなんじゃないかとずっと思ってました、が、違ってましたね) そういう意味で、あぁそういうオチなのね、とラストで思ったわけですが、しかし逆に言えばそれだけ…というのが正直な感想です。 基本的に認知症の爺さんのロードムービーなわけで、序盤こそわくわくして観てられるんですが途中からどうにもこうにも退屈になってしまいます。 そりゃ認知症の爺さんがそんなアクティブなわけがないので当然なんですが。 ラストは悪くないので中盤以降もワクワクのまま観ていられるかどうか、でこの映画の評価は変わるんじゃないでしょうか。[インターネット(字幕)] 6点(2020-05-29 15:19:53)《改行有》

17.  トータル・リコール(2012) ちょっとでも映画を観る人であれば、トータルリコールと聞けば、すごい形相をしたおばさんが輪切り状になりその中からすごい形相のシュワちゃんが出てくる、有名なあのシーンが頭に浮かぶと思います。 シュワちゃん×バンホーベンという濃×濃で生まれたあの映画は映画としての出来不出来はともかく、記憶に残るという意味では相当なレべルの映画だったことは間違いないわけで。 で、それだけ印象深い映画をあえてリメイクしようっていう勇者、それはワイズマン×コリンファレル!! …いやそれ無理ゲーなのでは… 悪趣味全開で映画史に残るレベルで印象深いあのトータルリコールを薄×薄でリメイク! いやそれどうすんだよ…と誰しも思うわけですが、やはりというかそれしかないというか、すっきりスタイリッシュ系の普通の映画となりました。 リメイク映画の難しいところはオリジナルと比較される事だけではなく、観客の多くがそもそもプロットをあらあら知ってるというところにもあります。 ストーリーにどんでん返し等あっても最初からネタ割れしてるわけで、もうそれなんて無理ゲーなの? だがしかしそれがリメイク映画というものなのです。宿命なのです。 そして、前作と比較される上ネタばれもしてるという非常に厳しいという条件だったことを考えれば、このリメイク版はまぁまぁ成功してるんじゃないでしょうか。 しかし強烈な個性を失って普通に見られるようになった結果、見た事すらすぐ忘れるような凡庸な映画になってしまっているのも事実。いやつらいですね。 結局のところ2019年の今トータルリコールと聞いて思い浮かべるシーンは、100人が100人、やっぱりあの「おばさんが輪切り(略)シュワちゃん(略)」のシーンなわけで、まぁそれこそがこの映画の評価を端的に表してるではないでしょうか。 そういう意味ではとても可哀そうな映画だと思います、はい。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-12-20 22:57:46)《改行有》

18.  ポンペイ ヒロインよりその侍女の方が美人でおっぱい大きくて魅力的っていうのは、ストーリー構成上大問題なんじゃないでしょうか? しかも人間的にも魅力的に見えるっていう…これ普通侍女の方に惚れるんじゃないの? という事で根本的なところに問題を抱えた映画だと思います。[地上波(吹替)] 6点(2019-11-29 23:54:26)(笑:2票) 《改行有》

19.  ヒストリー・オブ・バイオレンス 《ネタバレ》 ヴィゴ・モーテンセンが半ケツで間抜けなセックス姿をさらすシーンがあるんですが、他の映画でも彼の同じようなシーンを見た記憶が… ヴィゴ・モーテンセンって間抜けなセックスシーン担当なんでしょうか。[地上波(吹替)] 6点(2016-09-27 17:44:33)(笑:1票) 《改行有》

20.  第9地区 《ネタバレ》 以前、評判につられて観たものの、必要以上に思える(もちろん意図的な)グロい描写がいやで、レビューもせずにほっといた映画。 でもテレ東でやってたので再見してレビュー。 一言でいえば、体がエイリアンになる事で人間の心を持つようになるという皮肉な運命に翻弄されるゲスな男をグロ満載の下品な映像で描いたB級映画。 薄っぺらい人間タチより理解不能なはずのエイリアンの方がよっぽど人間らしい一面を持つというのは、いろんな人種問題への皮肉なんだろうけど、何しろ純日本人の僕はそのあたりへの感性が薄いため、公開時からいろいろ評判がいい映画ではあるけど、個人的にはなぜそんなに評価が高いのかイマイチ理解できない映画で、2回観たけどその印象は変わりませんでした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-09-09 08:05:08)《改行有》

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