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プロフィール
コメント数 4675
性別 男性
年齢 41歳

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【製作国 : カナダ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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21.  天才スピヴェット 《ネタバレ》 映像が文句なしに美しかったですね。モンタナの大自然と、味わい深いスピヴェットのお家。 そこから冒険してカナダまでいく一連のシーンはカラフルで目に焼き付きました。 3Dを意識した作りで、まぁテレビ画面で2Dで見てたわけですけど、ちゃんと3Dで観てればまた違ったのかも。 個人的には、スピヴェット君がその天才っぷりをいろいろと披露してくれるかと思ってたんですが、 要は家族の和解の物語だったのですね。シュールなユーモアと、個性的な人たち。まぎれもない、ジュネ印。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-08-30 23:12:15)(良:1票) 《改行有》

22.  ビッグ・アイズ 《ネタバレ》 ティム・バートンというと、暗い画面の作品が多いような印象ですが、 本作は実に明るい。そしてカラフル。全体的な画面の明るさがまず印象に残りました。 なによりも、やはりキーン夫妻を演じたエイミー・アダムス&クリストフ・ヴァルツがドンピシャのはまり役。 配役の見事さもあるんでしょうけど、その点はは凄く関心ました。 男性優位社会の時代とか、現代アートの複製文化とか、そういうものを背景としつつコミカルに描いてる。 なにからなにまで嘘で塗り固めて口八丁な旦那の、どことなく憎めない感じと酷い奴だなと感じるその表裏一体さが興味深い。 とんでもない旦那だったけど、あの人がいなかったらビッグ・アイズシリーズは世に認められることもなかったのだろうなとも思う。 裁判で、「決着を付ける方法はただ一つ。実際にここで描いてみればいい」の下りは爽快。 ある種の仮面夫婦だけど、富を作り出すコンビとしては最強タッグだったね。[DVD(字幕)] 7点(2015-08-26 23:37:10)《改行有》

23.  マップ・トゥ・ザ・スターズ 《ネタバレ》 近年は小難しい映画ばかり作ってるクローネンバーグですが、本作はまぁそれなりには楽しめたかな、、、。 でも、これははたして喜劇なのか悲劇なのか。コメディなのか?ハリウッドのセレブたちは、こんなに変なやつらばかりなのだろうか。 かなり独特な語り口の作品なので、見る人を選びます。 ジュリアン・ムーアの役柄がなかなか凄いです。 だら〜んとした全裸を晒したり、用を足してたり、車内でバックから突かれるわ、アホみたいに殺される始末。 よくもまぁこんな役を演じたなと。綺麗どころのかけらもないセレブおばさんの役。 ミア・ワシコウスカは個人的に好きな女優さんなので、彼女もまたこれまでにないような役柄を演じていて興味深かった。[DVD(字幕)] 6点(2015-05-27 00:06:46)《改行有》

24.  AFFLICTED アフリクテッド 《ネタバレ》 なんの予備知識もなく観てみたんですけど、それなりには楽しめましたね。 デレク・リーとクリフ・プラウズ、彼らは本名で出演してるんですね。 しかも主演だけでなく、二人で共同監督も務めてる。 仲のいい役柄だけど、実際に二人仲いいんだろうなぁって思います。 アジア系のデレクは、見た感じがイッテQに出てくるヴィンテージ武井 みたいな風貌で笑顔が可愛らしいんだけど、そんな彼がどんどんと 豹変していく。その変化がなかなか恐ろしいです。 POV形式なんで、手ぶれとか見てて若干気持ち悪くなるんですが、 編集が上手くて合成やつなぎが秀逸です。 なので、安っぽさや粗さなどは極力ごまかせてる。 その手腕も見ものです。[DVD(字幕)] 6点(2015-05-17 23:58:45)《改行有》

25.  マキシマム・ソルジャー 《ネタバレ》 正直、全然期待していなかったのですが、これが意外と面白かったです。 ヴァン・ダムは、悪役のほうが光るんじゃないかという気さえしますね。 アクションがどうのというより、主人公ヘンリーと、彼を殺そうとしていた 海兵隊員の兄の不思議な友情といいますか、だんだんと雪解けしていき やがては互いに力を合わせていくその様が見ていて楽しかったです。 最初のほうが、可愛らしい女性が積極的にアプローチしてくるもんだから、 見ているこっちも鼻の下が伸びてきちゃいます。世の女性がみんな こんな風に積極的だったらいいのにな~なんて思いながら見てたわけですが、 それゆえに終盤の展開は予想外でした。 なんてこったい!甘い罠というやつでしたか。そういうどんでんも込みで、 最後まできちんと楽しめませもらいました。 ガソリンが流れ続けるボートに、水上から火を投げて爆発させる最後は 「ダイハード2」のラストを思い出しました(笑)[DVD(字幕)] 6点(2015-03-07 23:13:36)《改行有》

26.  アメリカン・ドクターX 《ネタバレ》 主役のお姉ちゃんはなかなかの美人だし、ストリッパーな人たちも 出てくるし、エロティックさもそれなりにあります。 この作品では、「人体改造」したい輩が次々出てくる。 彼らがなぜそういうことをしたいのか、本人の口から説明はするのですが、 凡人の私にはさっぱり理解できません。 そう、アブナイ人たちによるアブナイ世界のお話。 主人公のメアリーちゃんも彼らのアブナイ欲求を後押しし、 非情な殺人鬼にまでなってしまうわけですが、元々は優秀な医大生だったはず。 彼女がこんな世界に入り込んでしまったのは、単に携帯代が払えなくて、 しかたなくエロい仕事をして、その流れでマンガみたいな顔した女に お願いされて、これまた仕方なくその要求を飲んでしまった。 それが後戻りできない、地獄への入り口だとは本人も知る由なかったはず。 そのへんが本作の恐ろしいところであります。 そしてレイプされるという悲惨な経験が、周りの地獄と相まって 優秀な医大生を冷酷無慈悲な殺人鬼に変貌させてしまう。 最後の最後に彼女は自分の腹を縫い合わせていましたが、 縫い合わせていたのは腹ではなく、引き裂かれてしまった自分の良心、 元々の自分自身だったのかもね。[DVD(字幕)] 7点(2015-03-07 20:59:10)《改行有》

27.  フルスロットル(2014) 《ネタバレ》 ポール・ウォーカー最期の作品。元気に走り回ってる彼の姿を見ていると、いなくなってしまったというのがなんだか嘘のようですね。映画としてはまさにB級感バリバリでして、アクションシーンの編集とかが垢抜けない感じなんですが、まぁこの内容ならむしろこういうアクションのほうが合ってるのかなと。リノと車の取り合いでいきなり殴り合い始まったり、暗証番号押すおさないのところでまた殴り合い始まったりと、あの無駄さ加減がB級らしくていいです。リノの躍動感が素晴らしかったんで、彼の動きの素晴らしさを作品に取り込みたかったんだろうなと思います。敵だった黒人も全部ひっくるめて市長に押しかけ、最後にはみんな和気藹々になるハッピーエンドっぷりも微笑ましかったです。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-02-12 21:42:13)

28.  MAMA(2013) 《ネタバレ》 いや~さすがデル・トロ印のホラー映画は一味違いますね。とてもクオリティが高い作品に仕上がってました。あの母親は、ヴィジュアル的には貞子をより過激に荒々しくしたような感じで、髪のユラユラした感じ度かミイラっぽと風貌、そしてなによりあの素早さ等、かなりの恐ろしさと不気味さを全身から漂わせてました。最初の動物化したような二人の娘の動きからぎょっとさせられちゃいますもんね。デル・トロのクリーチャー好きなところが、ホラーにおいても巧いこと発揮されているように感じます。ばっと出して驚かせるシーンも秀逸なのばかりで、けっこう怖かったです。そしてあのラストですよ。ただのバケモンで終わるのが並みの作品。ちゃんと母の悲しい無念の思いみたいなのを表現して終わらせる、さすがだなと思いました。[DVD(字幕)] 7点(2015-02-02 21:33:41)

29.  複製された男 《ネタバレ》 自分と全く同じ容姿の男を発見。その男性に会いに行く、、、という、オカルト的なね、ドッペンゲンガーみたいな、そういう話は好きなので興味深く見ていたのですが、そういう類のお話なのかなと見ているとちょっと面食らいますよね。なに!?あの蜘蛛はなんなの!?って。しかし冷静に考えてみると、実は同一人物なんですね、あれ。ブルーベリーとか、つながりの暗示がありましたし。んで、嫁さんが蜘蛛になったということは、実在してるのはアンソニーのほうで、アダムのほうが妄想といいますか、潜在意識なんだろうなと。蜘蛛はなんの比喩なのかな?まぁ、いい意味ではないですよね。だからそう考えると、この映画は妄想の人格からスタートしてる、つまり逆転して始まってるのというのが斬新で面白いですね。[DVD(字幕)] 6点(2015-01-16 23:54:31)

30.  ポンペイ 《ネタバレ》 ポンペイのお話、ハリウッドが映画化してくれないかな~って以前から思っていたので、今回それが実現すると知り喜んだ次第ですが、監督があのB級王道まっしぐらの人ですからね。不安を抱きつつも鑑賞、、、、ふむ。やっぱりなと。内容、薄いよね、と。なんというかね、もっとヴェスヴィオ火山の噴火のスペクタクル、自然災害そのものを主体にしてほしかったわけですけど、火山ははっきり言って脇役なんですよ。そんで主役はありきたりなメロドラマ。それも、男女のうす~い恋愛。キーファーも、そんな憎たらしいやつにも見えないし。周りの人たちも、災害に見舞われさらさらっと消滅。あのへんのザックリ感は嫌いじゃないけど。しかし見終わって何にも残らん映画だなと。まぁ、見てる間だけ楽しめればそれでいいか。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-12-15 23:10:04)

31.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 まず良かったのは、機動スーツですかね。これをフルCGとかでチャチャッとやっちゃわずに、ちゃんと一から作り込んで生身の人間に着せているのは素晴らしい。たくさんのパーツを組み立て、そして実際にどんな動きができるかをトムと製作陣で研究したとか。本作の宇宙人はその機敏な動きと神秘性のあるタコ星人という風貌でなかなか独創性を感じるのだが、映画のヴィジュアルとしてはそれほど目新しくもなく、たぶん監督さんはSFというより戦争ものが作りたかったのだろうなという感じもする。何度も死を繰り返しながらも経験値を高めていくシチュエーションはまるでゲームそのものだなと思うのだけど、こういうパラレルな展開は考え出すとわけがわからなくなるのであまり考えないようにする。何も考えずに画面のワイワイガヤガヤを楽しもう。でも、終盤はやたらと画面が暗く、なにをやってるのかもよくわからんかった(うちのテレビのせい?)。恋愛ものとして見ても悪くないね。トムは相変わらずかっこいいし、エミリー・ブラントも巧かったね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-11-19 21:17:05)

32.  チェインド 《ネタバレ》 監督は、なんとあのデヴッド・リンチの娘さんなんですね。 いや~、優秀な遺伝子を受け継いでますね~。 とはいっても、父親の作風とはまた違って、 とてもわかりやすく、かつリアルな描写に徹しています。 悪貨は良貨を駆逐するじゃないけど、 酷い扱いを受けて育つとその人は歪んだ性格になり、 周りを不幸にしていっちゃう。 そういう負の連鎖を描いてます。 そのどうしようもないジレンマ、そして 殺しのシーンの冷徹さ、実に刺激的で目が離せません。 犯人が女性を暴行したり殺したりした後の あの虚無感がたまらないですね。 エンターテイメントとしても存分に楽しめるし、 ある意味では「悪い奴を成敗する」定番の締め方になっていて きちんとカタルシスも味わえます。 これは掘り出し物、良作だと言えるでしょう。[DVD(字幕)] 7点(2014-06-27 10:18:49)《改行有》

33.  ハウンター 《ネタバレ》 ヴィンチェンゾ・ナタリといえば、「CUBE」で 鮮烈なデビューを飾った監督さんであります。 僕の大好きな一本であり、それ故に新作は毎回 楽しみにしていたのですが、期待が大き過ぎるからか、 どれもCUBEほどの面白さは感じられず、、、。 ただ、一風変わった作品ばかりではあるので、 そういう独自性を貫いていることは好感を持っていました。 そして彼がホラーを撮ったということで、それなりに 楽しみに鑑賞したわけです。が、しかし、本作は ホラーの割には怖くなく、「一日が繰り返される」 「自分は死んでいる」などの要素は これまでに見たことのあるようなものばかり。 終始、怪奇現象に遭遇しながら過去にあった出来事が フラッシュバック的に説明されていくという展開も、 やはりよくあるタイプのものであります。 唯一評価出来るのは映像センスで、そういった数々の 超常シーンはどれもよく考え作られている。 最近は色々と過激で恐ろしいホラーも多い中、 本作は比較的マイルドで、過激なものが苦手な人には いいかと思うが自分には少々物足りなく感じました。[DVD(字幕)] 5点(2014-06-10 23:56:11)(良:1票) 《改行有》

34.  白い家の少女 《ネタバレ》 これは面白かったです。まずなんといっても、ジョディ・フォスターの魅力に尽きる。少女らしいチャーミングさと、なんともいえない冷めた目つきからくるミステリアスな雰囲気。芯の強さ、孤独と悲しさ、それらを表現する上で、彼女以外にこの役を務められる子役は考えつかないですね。もう本当に見事。そして、サスペンスの中のこのラブストーリー。これがまた魅力的。リンとマリオの、子供っぽいいたずらのシーンから見舞いにいった時に泣きながら心境を吐露するシーンまで、その全てが微笑ましく、そしてぐっときちゃいます。やってることは人殺しとその幇助なんだけど、観客はこの二人を応援せずにはいられない。犯罪を応援するのは現実にはいけないことだけど、そこを乗り越えてしまえるのが映画の凄さ面白さですよね。そして、ストーリー運びが実に巧い。全てのシーンが印象深くて記憶に残るんですよね。おばちゃんが地下室の扉に頭ぶつけて死ぬシーン、飼ってたハムスターが息子に殺されるシーン。ほとんどずっと家の中だけで起きているから印象深いというのもあるのかもしれませんが、なにより「意外性」の積み重ねがあると思うんですよね。父親はいないと観客は理解した上で、2階から父親が降りてくる(実際はマリオ)シーン、それから、無事にやり過ごした後でおもむろにリンが全裸になりマリオとことの続きをするシーン、このへんの唐突さ、意外性は素晴らしいですね。そして地下室の扉がバタンバタンと開くホラー的な展開に、そこから登場したのが変装した息子という。どのシーンもまるで往年のヒッチコック映画みたいなサスペンス要素を思わせるんだけど、そういう要素にさらに少年少女の純粋な恋愛という魅力ある要素が加わり、そしてジョディ・フォスターの役者としての溢れる魅力で全てがまとめられているという、とにかく面白い、見事な一本だと思います。[DVD(字幕)] 8点(2014-03-03 00:16:57)(良:1票)

35.  アップサイドダウン 重力の恋人 《ネタバレ》 確かに、シチュエーション自体はラブストーリーの定番ではあるんですよね。いわゆる「ロミオとジュリエット」と同じで、住む世界が違う二人が、その垣根を愛の力で乗り越えようとする話。ただ本作は、上の世界と下の世界という、これまでにない状況設定を作り上げていて、それが目に楽しく面白いです。この二人の前には、それぞれ上下に住んでいて下の物質は上に長くいられないという、物質的な壁があり、そしてまた下の人と上の人は互いにかかわってはいけないという人的な壁があり。そういう分け隔てを、愛の力でなんとかしてやろうという、そういう展開なわけです。さかさまの人同士で話し合ったり、ドアが上下違うところを追っかけっこしたり、なんだかエッシャーの騙し絵を見ているような不思議な感覚になります。どうやって撮影したんだろうと気になりますね。上の世界の海に飛び込んで靴を脱いで、そのまま下の海に落下するシーンとか凄く好きですけど、特に素晴らしかったのは空中に浮かびながら二人で抱擁しあうシーンですかね。素晴らしく美しかったですねえ。愛の映像化ってな感じで。なんだかぐっときちゃいました。アダムは笑顔がチャーミングで、まさにはまり役だな~と思ったんですが、対してキルステン・ダンストはちょっとおばちゃんかなという気もしました。[DVD(字幕)] 7点(2014-02-04 18:51:54)(良:1票)

36.  モスダイアリー 《ネタバレ》 ヴァンパイアものだと思って鑑賞したのですが、一般的な吸血鬼とはだいぶかけ離れたキャラクター設定。そして分類上ホラーということになってますが、ホラー的要素もほとんど見当たりません。主人公の女性も高校生には見えず、、、。いやそれはともかく、エネッサの顔が人間離れしていて怖い。クリス・カニンガムが作ったPVに、あんな顔した女性が出てきたような気がする、、、。映像的には悪くなく、蛾が飛び回って友人の魂を連れていくシーンとか、生前のお父さんとのシーンとか、幻想的な表現してて良いとは思うのだが、いかようにも解釈しうるストーリーが人によっては不可解きわまりなく説明不足と取られかねないのでは。ラストもわかりにくいんだけど、要は全て妄想でしたというオチなのかな。[DVD(字幕)] 5点(2014-01-04 19:50:14)

37.  ホワイト・プラネット 《ネタバレ》 う~ん、どうなんでしょう。ここ数年、かなりクオリティの高いネイチャードキュメンタリー映画がいくつも作られてますから、それらに比べるとちょっと見劣りするのかな、という印象。勿論、最初のホッキョクグマの赤ちゃんの映像とかどうやって撮ったの?て思うようなシーンもあるし、シロイルカが群衆で泳いでるところとか、まるで地球外生命体みたいに見えてなんやら怖いな~なんて思ったりと印象的なシーンもあるんですが、全体としては少しまとまりに欠けるかなと思うわけです。アザラシがでっかい鼻膨らませてるところとか、なにしてんのかしらと思うのですが、説明はなくてまぬけな音楽が流れてるだけ。やっぱり、説明が欲しいのです。とにかくメッセージとしては「温暖化をなんとかしましょう」っていう、いつものテーマです。[地上波(吹替)] 5点(2014-01-03 22:47:42)

38.  ポゼッション(2012) 《ネタバレ》 内容的には、悪魔に取り憑かれた少女を家族が救おうとする、という、いわゆるエクソシスト系ホラーの王道そのもので、新鮮味はほとんどなく、それでいて取り憑かれた少女も白目であったり悪魔の雄叫びを聞かせたりとこれまた定番なので目新しさには欠けるのですが、そんな中でもいくつかオリジナリティがあったのは、たとえば悪魔が「箱」に入っていて、それを開けると取り憑かれるという設定や、少女が口を開けるとそこから悪魔の指が見える、というショッキングシーン、それから、終盤に出てきた悪魔の風貌ですね。エクソシスト系で悪魔自体がヴィジュアルとして出てくるのは珍しいと思うのですが、そのヴィジュアルもまた人間と宇宙人の中間?ロードオブザリングのゴラムみたいな?そういう感じで、ああやって表現したのは他になかったかなと。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-12-29 19:05:22)

39.  アンチヴァイラル 《ネタバレ》 デヴィッド・クローネンバーグの息子による長編デビュー作ということですが、この陰鬱でグロテスクな世界はまさに父親の作風そのもの。それ故に、とても万人受けはしそうにない内容となっております。セレブから採取したウィルスをファンに注射する商売が成り立っている近未来という設定。これまでに聞いたことのないような話で、その独創性は評価したいし、「ウィルスにかかっているとへんてこに歪む顔」の道具もヴィジュアル的に面白くていいのですが、あまりにとっつきにくい世界観故に共感はしずらい。もっとも、父親の最近の作品はいきつくところまでいっちゃってるのに対し、本作はまだ解りやすさを保ってはいるのですが。白が支配する世界での血の赤の印象強さ、そしてやたらとそばかすの多い主人公の病みっぷりが鮮烈な怪演の様、特筆すべきところもあるのですが、申し訳ない。この点数で。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2013-12-25 11:43:38)

40.  コロニー5 《ネタバレ》 前半は、地味な展開であんまり面白くないなぁと思っていたのですが、後半物語が進むにつれてだんだんと勢いがついていき、ツルツル頭野郎との一騎打ちは手に力の入る展開に昇華しておりました。ツルツル頭野郎はまさにヤバいオーラだしてるので、猟奇的に倒すとなんだかスカッとしますね。ビル・パクストンが演じてた嫌な奴も因果応報な最期で、これまた「ざまぁ」と言った感じ。ただ、個人的にはあれで終わっちゃうのは消化不良でして、やっぱり最後に青空が広がる楽園地域に到達するところまで見たかったなぁと。ほんと、全編に渡って白くて寒々しい風景なので。基地内の映像は、実際に使われている軍用基地なんだそうで、その使い古された雰囲気がとても味わい深くてよかったです。[DVD(字幕)] 6点(2013-12-20 19:48:45)

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