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プロフィール
コメント数 1389
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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評価順12345678910111213

201.  0:34 レイジ 34 フン 《ネタバレ》 なんとも中途半端。ゴシック系でもなければスプラッター系にもなりきれていない。不条理系でもない。ただ淡々と進んでいく物語。「CUBE」のような世界を期待して観たのがそもそもの間違いだったと、自分を責めるしかない? ツッコミどころ満載のストーリーは、いくら短い作品と言えども省略し過ぎ。モンスターの誕生の秘密、即ち物語の核心部分が殆ど描かれていない。原作や下話が有名だったり、TVドラマとの連携があるのならばともかく、これじゃ解らん人には全く解らない。私なりの解釈では、マッドサイエンティストが愛息を不治の病に奪われ、それを何とか取り戻そうと地下の秘密研究室で日々胎児や新生児を使って実験や手術を繰り返し、やがて自分は死んでしまいモンスターとなった息子だけが生きながらえている、といったところか? いずれにしても、全く共感できないヒロインやら(なんで彼女はこの主演を受けたのかな?)、唐突な残酷描写やら(まるでノルマであるかのように差し込んである)、意味不明な映像表現(たとえば最後の「高圧電流」とか)やら… モンスターそのものは「Xファイル」の「下水男」の焼き直し(「Xファイル」の方がはるかに素晴らしい作品だけど)みたいなもんだし… 観たことをつくづく後悔した作品でした。 あ、作品名について追加。邦題もイマイチだけど、原題はあまりにストレート過ぎ?てか、どういう意味に受け取っていいものやら…?![DVD(字幕)] 1点(2006-02-20 00:17:44)(良:1票) 《改行有》

202.  テイク・シェルター 《ネタバレ》 SF作品だという先入観で観てしまったので、冒頭の嵐のシーンから後は兎に角歯痒い時間ばかりが過ぎて行きました。 とは言え流石に中盤に至るまでには気付いた訳で、「これ、もしかしたら夢オチとか妄想オチとか?」とばかりに心理系サスペンスなのかなと思い始め、統合失調症のいう具体的な病名と母の入所理由がその病気ということまで明かされてしまっては最早SF感は遠い過去。家族の愛も大いに描かれていることもあり、心理サスペンス風味のヒューマンストーリーなのだろうと自分なりに結論めいたものに辿り着いた感じです。 嵐が来てシェルターに家族で避難した時には、「あれ?やっぱりSF系とかオカルト系?」と揺らぎましたが、扉を開けてしまえば外界に拡がるのは平和な日常。痛い思いはしたしこれから大変だけれど、家族愛が深まって結果ハッピーエンドなのかなと着地点が見えた気がしたのも束の間、大ラスでは結局件の嵐がやって来て若干混乱しました。 物語の大筋の部分は決して目新しいものではありません。主人公が不安や特異な思考などによって常人には理解し難い行動に走り、次第次第に孤立していき結局は…みたいな物語は今までにも小説や映画などでいろいろと観て来たような気がします。ただし本作では、こんな思いにさせらながらも、こんな目に遭わされながらも、決して夫婦は、親子は分裂解体しません。寧ろより強く結び付いていく。そういう意味では純然たるヒューマンドラマなのでしょう。 ただひとつ、と言うかそこが最も重要な所なのですが、ラストの嵐ですね。個人的には、あの嵐は主人公の目にも妻の目にも娘の目にも見えている「本物の」嵐だと思っています。主人公は確かに精神的に病んでしまいましたが、「病んでいるから見えた」のではなく「見えてしまったから病んだ」のだと思います。平和で幸せな暮らしをしていた人間に、ある日突然遺伝的な精神疾患が発症するというのも今ひとつ現実味がありません。 作品を通じて主人公の視点のみで語られている部分はないと思います。「悪夢」のシーン以外は。ですから、家族全員が嵐を目撃したのでしょう。きっかけは主人公の予知能力の目覚めだったのかも知れません。受け入れきれない自らの能力への不安もあいまって、愛犬に咬まれたり、他人に危害を加えられたりといった「悪夢」を見たのかも知れません。 纏まりのない感想を書いてしまいましたが、心理系ヒューマンドラマをSF風味で包んだ作品と受け止めることが個人的には一番楽しめそうです。 ただ、ちょっと丁寧過ぎると言うか、ひとことで言えば長いですね。そこがマイナスポイントでした。[インターネット(字幕)] 6点(2023-11-27 13:51:18)(良:1票) 《改行有》

203.  ガリバー旅行記(2010) 《ネタバレ》 例によってジャック・ブラック色で強烈に塗り固められた本作、当たりハズレがある彼の作品だけれども今回は当たりでは? 期待どおりのコテコテ度が上手く馴染んでいるような感じ。細かいことは抜きにして肩肘張らずに楽しめる1本ですね。 ただし、これまたいつもどおり、0点の方がいても10点の方がいても不思議じゃない、好き嫌いがハッキリ分かれる作品です。 巨体を生かすシーンが、もう少し弾けてた方が良かったかな。短いながら巨人国の部分の方が充実してるかも。[DVD(字幕)] 7点(2012-03-19 02:07:26)(良:1票) 《改行有》

204.  ハンガー・ゲーム 《ネタバレ》 6点献上の意味は「何も考えないで見てる分にはそこそこ面白い」です。この作品、既に皆さんが書きまくってるように、考えたらもうお終い。理屈を付けようなんて思ったらアウト。ただ、地味にキュートな少女が一生懸命に戦ってる。そこだけを楽しむのがこの作品の観方です。てか、なんだかんだ言っても退屈せずにこの長尺観ちゃいましたもんで…。 で、ちょっと調べてみると「バトルロワイヤル」の初版が1999年。「ハンガーゲーム」の初版は2008年。やっぱりアイディア戴きなのかなぁ…?背景とか設定とか全然違うんですけどね。ついつい考えてしまいます。[DVD(字幕)] 6点(2013-09-08 00:57:38)(良:1票) 《改行有》

205.  アンストッパブル(2010) シンプルかつストレート直球勝負の単純明快なアクション作品。潔さが良いですね。純粋に楽しませてもらいました。 普通はもっと人間ドラマを交錯させて、「静」と「動」の繰り返しの中から感動を引き出そうとするんでしょうが、ここまで絞り込んだ描き方をされると雑念の入り込む間もなく物語世界に没頭できます。 出演者の技量は勿論のこと、監督の表現力と感性に脱帽。[DVD(字幕)] 8点(2011-10-31 01:37:58)(良:1票) 《改行有》

206.  Mr.ノーバディ 《ネタバレ》 只管痛快!平凡なオヤジが実はとんでもない素性の持ち主で、そうとは知らずにかかって来る敵をバッタバッタとなぎ倒す、という設定はとりわけ珍しくもないのだけれど、涼しい顔して汗もかかず血も流さずに戦っていくという無敵のヒーロー像ではなく、殴られるは蹴られるは刺されるはで、満身創痍で戦っていく姿に妙に共感。 みじめに死んでいく敵に対して全く同情することなく、時として大笑いしながら鑑賞しました。よくよく考えてみると、いくら悪党と言えども偶々ヤバいオヤジに出くわしてしまったがために、一夜のうちに人生を終えてしまうという相当被害者的な巻き込まれ損な奴らなんだけどね。 そして、クリストファー・ロイド演じるお父さんがまたいい味出してます。息子の暴走に巻き込まれてしまう可哀そうな老人かと思いきや、嬉々として躊躇いなく至近距離からショットガンをぶっ放す。ある意味主役じゃん、みたいな存在感。 そして、全編通してスピーディーに展開していく物語は、この種の作品としてはちょうどいい尺。続編制作の噂があるみたいだけれど、こりゃあ続編に期待したくなります。 ところで、ロイド父さんはどこに行くのかな?老人ホームには戻れないですものね。もしかして、他の仲間も含めて実は皆ノーバディ?[映画館(字幕)] 9点(2021-07-20 22:31:37)(良:1票) 《改行有》

207.  サスペクト・ゼロ スピード感のある展開で一気に観ることが出来る作品。スピード感がありすぎて、描き込み方が不十分と言えなくもない作品。素材的には好きですね。決して絵空事とも言えないでしょう。サイコものとして観るも、サイキックものとして観るも、見る者の感性次第というところでしょうか。強いて言うなら、主人公と犯人の心理にもう少し突っ込んで欲しかった。あと30分長くてもいいから。それによってもっと評価が上がるのでは?でも、ワタシ的には見事にツボにハマりました。キャスティングも納得。単純に楽しめました。[DVD(字幕)] 8点(2006-02-15 01:26:45)(良:1票)

208.  裸の銃を持つ逃亡者 作り手が心から映画を愛しているということが伝わってきます。てか、映画作りを心から楽しんでいると言うか。これでもかと言う小ネタの連続には、画面から目を逸らすスキもありません。原語で観ることができたなら、またアメリカ人の感覚で観ることができたなら、更に数倍楽しめることと思います。下品と言ってしまえばそれまでですけど、こういう作品も必要だと思いませんか?8点(2004-06-13 00:03:27)(良:1票)

209.  スイス・アーミー・マン 《ネタバレ》 まさに奇想天外。今まで、サイコな作品以外で、ここまで死体に着目した作品があっただろうか。一見すると死者への冒涜と受け取られかねない死体活用のアイディア。しかし、死体にきちんと役割を与え、感情を吹き込み、本来的にはハンク一人が主役であろうストーリーに、ダブル主役というか寧ろ主役としてきちんとメニーが嵌っていて、冒涜どころかきちんと人格を与え、尊厳を守り抜いている。よくよく考えれば、メニーはどこの誰かも分からない。だいたいからして「メニー」という名かどうかも怪しい。全てがハンクの幻想かも知れない。それでも、あたかも生者の如くメニーに感情移入出来てしまう。これは出来栄えの良し悪しはあるにせよ、脚本と演出の妙と言って良いだろう。勿論、ダニエル・ラドグリフの怪演なしには成し得ないことだろうけれど。見終わった直後は、もう少しコメディ色が強くてもいいんじゃないかとか、もう少し背景を掘り下げた方がいいんじゃないかとか感じてしまったけれど、それをしていないからこそ、各方面で高評価を得たんだろうなとも思える。ただ、普通の映画好きとしては、下ネタたっぷりのドタバタコメディとして大笑いして楽しむ作品として徹底的に弾けるか、人生のあり方、人と人との繋がり、そして命の意味について深く考えさせられる哲学的かつハートウォーミングな作品として深めるか、もう少し方向性をはっきりさせてくれた方が良かったかな?二番煎じを許さないアイディアに敬意を表して、少しおまけの8点献上です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-01-10 11:32:50)(良:1票)

210.  サバイバル・オブ・ザ・デッド(2009) 《ネタバレ》 冒頭近くで「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」のスピンオフ?と思わせる場面があった辺りまではまずまずいい感じ。でも、そこから後はグダグダ感が付き纏っていて、正直観るのが苦痛。この能天気なホノボノ感こそがロメロワールド、と言われてしまえばそこまでなのだけれど、やはり今の時代の作品なのだから、ゾンビはヨタヨタ歩きで構わないから、物語の展開や演出にはスピード感が欲しいなぁ…。 島を分ける2人の男。一方は、ゾンビの存在を悪と断じて抹殺を図る。もう一方は、ゾンビとの共存の道を探る。そこにはソンビを象徴化した人間と人間の本質的な争いがある。でも、その争いは決して高い領域のものではなく、あくまでも人間の愚かさの現れにしかすぎない。 初期の作品から一貫したメッセージを感じないこともないけれど、もう少しエンターテインメント性も追求して欲しかった。逆戻り感は計画的?[DVD(字幕)] 3点(2011-03-21 23:46:42)(良:1票) 《改行有》

211.  スモーキング・ハイ 《ネタバレ》 こりゃ楽しいです。なんだかシリアスなようでユルイ雰囲気が絶妙。必要以上に下ネタもグロネタもなしに、この内容で笑わせてくれるとは・・・いい意味で期待ハズレでした。 冴えないマリファナ中毒のデブ男のデールに最高に可愛い女子高生の彼女がいたり、本当はクールな売人のはずのソールが、お気に入りのデールの前ではヨレヨレのマリファナ中毒だったり、命からがら逃げてるくせに小学生にハッパ売って資金稼いだり…どこまで真剣でどこまでおふざけか分からないストーリー展開。終盤のクライマックスに至ってもそのスタンスは変わらず、見事にまとめ上げてます。 納得の面白さに9点献上。ただし、邦題はどうかなぁ?原題のままの方がお洒落だと思うけどな。[DVD(字幕)] 9点(2009-11-03 16:12:31)(良:1票) 《改行有》

212.  カンフーハッスル 楽しいっ!いいじゃないですか、楽しいんだから。ま、見方によっては駄作、B級。だから余計に楽しい。この手の作品、100人見て100人が楽しめたら変ですよ。「私は楽しい♪」、それでいいんです。全編に亘りテンションを保ち続けたことに敬意を表し、10点献上![DVD(字幕)] 10点(2005-09-25 15:17:52)(良:1票)

213.  ザ・イースト 《ネタバレ》 緊迫感に溢れた社会派サスペンスの良作ですね。テロ集団の描き方がカルト集団的だったり、報復手段が過激すぎたりするので、批判的感想を抱きたくなる方も多いでしょうが、次第に感情移入していかされる演出は秀逸です。 ただ、ヒロインが最愛の恋人がいながらも、少しずつテロリストのリーダーに惹かれていって結局ゴールインってのにはイマイチ共感が出来ず(鋼鉄のような意志を持つ毅然としたキャラじゃないのね…)、やっぱエンターテインメント性は必要なのかなぁ、と思いつつ鑑賞してました。 とは言え、見応えのある1本でした。エンディングを「どんでん返し」と見るか「予定調和」と見るか、ちょっと迷うところですが…。[DVD(字幕)] 7点(2015-05-06 10:19:34)(良:1票) 《改行有》

214.  残酷で異常 《ネタバレ》 アマプラで見つけて予備知識ないままに鑑賞。あらすじ紹介でイメージした内容とはだいぶ違いました。 失礼ながら、邦題(原題直訳)から見てトンデモ映画を期待して観始めたのですが、これまた失礼ながら主な出演者さんたちが概ね見覚えのない役者さんたちばかりなので、作品世界に入って行くまでに少々退屈してしまいました。 ところが話が進んでいくにつれ、なんとも好みの設定と展開、思いもしなかった秀作との出逢いでした。ストレートな邦題(原題)にもある意味納得です。 追っかけ皆さんのレビューを読ませていただくと、あの建物は地獄であり、地獄で追体験をさせられることで永遠に苦しみ続けることになる、という解釈は理解出来ますが、自分なりには観終えた時点でタイムパラドックスをテーマにしたミステリー作品なのかなと思いました。 ただ、タイムパラドックスばかりに拘ってしまうと、ループしていること自体の理由や、自分の死をもってしてループを止めることについて今一つ重みが感じられないかも。 そう考えると、少なからず宗教的な意味合いを含めつつ、地獄で心から反省し懺悔し、身をもってその心を表せば愛する者は救われるといったことなのかな、と思えてきます。 なので、カテゴリ的には「SF」を追加かな?と思っていましたが自粛します。 ひとつだけ気になるのはラストシーン。主人公が例の部屋で平然と過ごしているように見えるのは、どんなに自らの行いを悔い改めようとも、自ら命を絶ったことは決して拭い去ることの出来ない罪であり、彼がそれを認め受け入れているからなのでしょうか? それとも、自らの死をもってループを止めることで愛する妻の命を救ったことに満足し、そもそもの反省の意識は忘却の彼方へと飛んで行ってしまい、結局コイツはダメ!とばかりに地獄送りになったのでしょうか? いずれにしても、妻の命は救えても自らの罪は決して消し去ることは出来ないということなのでしょうね。[インターネット(字幕)] 7点(2022-06-18 14:32:39)(良:1票) 《改行有》

215.  カリフォルニア・ゾンビ逃避行 《ネタバレ》 酷評する気にはなれず、かと言って褒め称える気にもならない作品。早くレビュー書かないと忘れてしまいそうな存在感です。 CGは使わず特殊メイクのみで演出とありますが、かぶりつきシーンとかのグロさは押さえ目なのであまり意味のない主張かと… さりとて、基本、青春路線でちょびっとコメディタッチが入っている本作は、ある意味安心して観ていられる良作でもあります。ま、そのあたりがゾンビ作品を期待して観る方には相当消化不良を起こしそうですが、予定調和の嵐と言うか、お約束だらけなのでゾンビ嫌いの方にも抵抗感は少ないかと…てか、無理して見る必要もないのですが…(汗) 超狭い世界観の中であっさり再会するあんまり可愛くないヒロインが、お約束どおり主人公の犠牲のもとに生き残る訳ですが、ワタシ的には途中出会って突然あっさり食われてしまう少女キャラの方が魅力的で、主人公がなんでその少女と逃避行しないのかイラついてました。 暇つぶし用には手頃な1本に無難に5点献上です。[DVD(字幕)] 5点(2015-05-06 09:39:20)(良:1票) 《改行有》

216.  ブラックサイト 《ネタバレ》 多くの方が指摘されているとおり、主に捜査陣の動きとかにツッコミどころ満載の作品。 でも、犯行動機とか犯人の行動パターンとか、なかなか良く考えられています。細かなところを練り込んで行けば、非常に面白い作品に化けてたんじゃないかな? だから、評価は迷うところ。低くしたいけれど、悔しいことに結構惹き込まれて一気に観てしまった。これってTVドラマで十分かも。その辺考慮した上で6点献上! 【追記】(2022.4.10) CSで放送していたので再観賞。正直、初見の時の印象が全く残っておらず、レビューを見て思い出した有様ですが…(製作者さん御免なさい) 公開、そして初見から10年以上経た今だからこそ、この作品が警鐘を鳴らすネット社会の怖さが現実のものとして迫って来ますね。 当時はエンタテインメントとしての比率が今よりも高かったかも。当たり前かもしれませんが、現在の方が当時よりはるかに現実味を帯びている内容ですね。 勿論、事件の具体の部分は極端で、そう簡単には現実化しないとは信じたいところですけれど、犯人がネットやコンピュータの能力に秀でていながら極めて幼稚で非現実的な人間性の持ち主であること、サイトを閲覧する者たちの無責任さとノリの軽さ、そのあたりは公開当時よりずっと現実的と思えます。 リメイクの話はないのでしょうか?今の時代に合わせてリメイクすれば、より怖ろしいサスペンス、あるいはホラー作品になると思うのですが。 ちなみに、終わり方は今見ても唐突ですね。だからと言って後日談は不要でしょうし、ヒロインがカメラに向かってFBIのバッジを見せるというだけで十分なメッセージ性をもってのエンディングとは思いますが、何だかブツッと切れる感じです。 ということで、受け取り方が当時と変わった部分があって7点献上に変更します。[DVD(字幕)] 7点(2009-05-12 02:01:23)(良:1票) 《改行有》

217.  グレイヴ・エンカウンターズ 《ネタバレ》 モキュメンタリーの形式に主観映像を取り入れ、なおかつソリッドシチュエーションホラー。ま、端的に言えば、映像版お化け屋敷と言ったところか。 途中までは期待感十分なんですけれど、脱出不能になって時間軸からはみ出しちゃったあたりから、もう何でもありのハチャメチャ振り。心霊現象じゃなくて完全に実体化しているから、「恐い」種類が途中で変異しちゃいます。もっとジワジワ恐ろしさが忍び寄ってくればいいものを展開激し過ぎ。おねえさんの見返り顎ハズレ顔には思わず笑ってしまいました。(最後のマッドサイエンティストのなれの果てみたいな白衣おじさんも同じ顎ハズレでしたね。2回目は爆笑でした。) 作り手が楽しんでいる作品は両極端。観客も一緒になって楽しむか、観客はあっさり置いていかれるか。これは明らかに後者かな?中途半端にリアリティ狙ってネズミ貪り食ったって時既に遅し。古典的になることを恐れずに丁寧に作れば、もっとずっと良作だったんじゃないかなぁ~。[DVD(字幕)] 3点(2012-11-11 23:51:52)(良:1票) 《改行有》

218.  ネバー・サレンダー 肉弾凶器 《ネタバレ》 む~、微妙!面白いっていやぁ面白いんだけど、何にしても中身がない!超単純で解りやすいストーリー。ストレート、お笑い系アクションとでも言ったらいいのか? 派手な爆破、無茶苦茶なカーアクション、絶対死なないし怪我さえしないヒーロー。ピンチのようでピンチでない。残酷なんだけどお茶目。アリエネーの連発。ま、いっか? それにしても、主人公ジョン。強いんだけど、やたら攻撃も受けちゃうし、スキだらけ。あんまり賢くないタイプ?ちょっとカッコ良くないかも。 ちなみにエンドロール超長過ぎ!1時間24分の本編に、7分もくっ付いてた。スタッフも何とか名前出そうとネバーサレンダー?[DVD(字幕)] 5点(2008-04-03 01:50:17)(良:1票) 《改行有》

219.  ハッピー・デス・デイ 2U 《ネタバレ》 見事な続編。前作はコメディタッチのホラーで尚且つヒューマンドラマでしたが、今作は何となくホラーテイストは残しつつSFベースのコメディ&ヒューマンドラマに衣替え。ひとつの話の流れの中で、ジャンルの異なる2作の整合性を保てるなんてただただ脱帽です。 そして、前作で明かされていなかったタイムループの謎の種明かしをしつつ(一応量子力学を持ち込んでいますが少々雑なのは良しとしましょう)、今作では時間軸のズレを用意してツリーがパラレルワールドに入り込んでしまったという新たな設定に。 この世界では亡くなった筈の母親が生きている。仮令別人格となろうとも母親と生きるべきか、それともカーターと愛し合える元の世界に戻るべきか。ツリーの深く悩む姿は最早感涙もの。この辺りの「愛」の捉え方を観ていると、どことなく「インターステラー」の世界観を思い出してしまいます。(個人的に観たばかりだからかも) ツリーが只管自死し続けるところや幾つかの結構不適切な台詞や演出には、目くじら立てて苦言を呈する人もいるに違いありませんが、そんなことを忘れさせて感動を与えてくれるハートウォーミングなドラマに仕上がっています。 今回も登場するお洒落なエンドロール。そしてそこに登場する後日談。お馬鹿なだけで別段恨む必要もなさげなダニエルを、被験者としてループ地獄に送り込んだツリーには少々呆れましたが、最後の最後まで楽しませていただきました。 第3作の構想が無きにしも非ずということですが、普通なら流石に3作目はコケそうなところ。でも、この製作陣はきっと予測不能に驚かしてくれるんだろうな。[インターネット(字幕)] 9点(2023-02-16 23:57:16)(良:1票) 《改行有》

220.  ゾンビプーラ 《ネタバレ》 近隣のインドネシアやタイのホラーはかなりハードな作品が多いという個人的印象があるのですが、本作は「コメディ」というジャンルということもあるのでしょうけれど、かなりソフトなホラー、ゾンビ系作品でした。 もしかしたらシンガポール映画は初めて観たような気がしないでもないのですが、言われなければコテコテのギャグの連発から香港映画のようなテイストを感じました。まぁ、この作品をもって「シンガポール映画は中華系の雰囲気が漂う」などと言い切ってはいけないとは思いますが。 そんなどの登場人物にも感情移入しかねるコテコテのコメディ感に少々苛つくこともありましたが、ストーリー的には極めてオーソドックスなと言うかベーシックなゾンビもので、低予算なのか基地内(しかも部分的)から出ることなく展開される脱出劇は、手に汗までは握らずとも決して退屈なレベルではありませんでした。初心者向けゾンビ作品とでも言いましょうか。 筋肉の記憶によってゾンビの行動が制約されることと、虫除けクリームがゾンビ忌避剤になるというのは新しいですね。ただし、そのネタが使えるのはコメディ限定とは思いますが。 大量の犠牲者が出ている内容ながら、なんとなく微笑ましく終わる不思議な雰囲気に+1点の4点献上します[インターネット(字幕)] 4点(2023-07-04 17:51:54)(良:1票) 《改行有》


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