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評価順1

1.  デビルマン 《ネタバレ》 原作の大ファンだけに見るのが怖かったが、とうとう見てしまった。どうにも薄っぺらい。そもそも、原作では明確であったデビルマンの定義(人間、デーモンとの違い)が曖昧、「人間VSデーモンVSデビルマン」の関係がはっきりしなければこのストーリーの良さはわからない、原作者・永井豪はなぜこんな脚本を許したのか?(出演してるぐらいだから許してるんだろうが・・・)サタンの描写もだめ、威厳がなさすぎる(警官のコスプレさせるな!)、そもそも原作では飛鳥了時代のサタンは自ら記憶をなくしていたわけだし。いかにアモン(デビルマンのこと)が勇者だろうが、魔王サタンには(その格からして)勝てないというのが前提である。また、シレーヌ、ジンメンというデーモン2大キャラを出すのはいいが、粗末に扱いすぎ、こんななら出さないほうがいい、それぞれのキャラに込められた深いテーマを監督はわかっているのか?原作ではジンメンを殺す時デビルマンは泣いていたぞ、とても悲しいシーンだった。 原作を読んでない人は、「首だけになったミキちゃん」「ラストで下半身がちぎれ上半身だけになったデビルマン=不動明」にはギョっとしたかもしれないが、この場面が原作に忠実であった点は興味深い、制作サイドも原作の中でインパクトがあった場面なのだろう。(しかし、ミキの首を教会に置くな!ラストの上半身だけの明と了のシーンをジメジメさせるな!)明と了の最後は宿命的にカラッと描いて欲しかった・・・  しかし、「デビルマン」は原作とTVアニメが同時進行し、どちらもヒットし、まったく内容が違っていたため、原作を読んだ人は「もっとちゃんと描け」、アニメだけ見た人は「気持ち悪い」と思ったろう、このサイトの点数の低さをみても、「アンチ映画」派からここまで物議を醸し出すとは、ある意味で評価できる映画である。役者が大根だろうが、ストーリーをはしょりすぎだろうが、私にとってもあのすばらしい原作を思い出させてくれた点はありがたいことである。[DVD(字幕)] 5点(2005-05-29 03:35:13)(良:3票) 《改行有》

2.  プレステージ(2006) 《ネタバレ》 おもしろいと思う、個人的にはハマッた作品。「SF要素がリアリティがない」とか「マジックのタネが読める」とかは本質ではない(だから、その点は観衆に読みやすく意図的に作ったのだろう)、主人公2人がどのようにして自身を複数化していったのか、そのある意味で異常な過程の中でどんな感情や心の痛みがあったか、まさにラストシーンの2人の会話にテーマが集約されていたと感じた。脚本はさすが!と感じた。伏線もどんでん返しも緩やかに仕上げており、奇をてらう感がないのも良かったと思う。メメント以降の作品にはキレがなく、「バットマン・ビキンズ」では、単なるメジャー監督に成り下がったかとガッカリしていたが、ノーラン監督カムバックの印象を受けた。フィンチャーたちにも頑張ってほしい。[DVD(字幕)] 9点(2008-03-08 01:51:41)(良:2票)

3.  ステイ 《ネタバレ》 一番乗り?「チョコレート」「ネバーランド」の監督の作品なのに、ユアン・マクレガー&ナオミ・ワッツ出演なのに、そんなにマイナー作品?正直言って、難解な作品ではあった。印象としては、デイビッド・リンチ作品からドロドロした部分を排除しスタイリッシュにした感じ、リンチほどの深みはないが。映像は非常に凝っている、特にシーンがチェンジする際の描写方法はおもしろい。私なりにこの作品を解釈すれば、ヘンリーが事故を起こし死ぬまでの短い時間に、事故を起こした謝罪の念を抱きながら、頭の中に描いた幻想なのであろう。幻想の中の登場人物は、事故現場に偶然にも居合わせた人々であり、主要人物には自分自身も投影している。頭の中で死を認識する(罪を悔いて自害する)準備をしたという点では、「記憶の扉」や「ジェイコブス・ラダー」「シックス・センス」「アザーズ」に通じるいわゆる「夢オチ」とも言える。しかし、ラストシーンで、マクレガーがワッツをコーヒーに誘うが、死を目前にしたヘンリーの幻想が現場に居合わせた人々に影響を与えているということなのか?難しい。指輪や絵や風船といった小物を伏線として巧みに使い、確かに難解ではあるが、「こだわり」を感じさせる作品であった。[DVD(字幕)] 6点(2006-09-04 02:50:44)(良:2票)

4.  M:i:III 《ネタバレ》 アクション映画としては、さすがの出来栄え。スパイ映画としてはジメジメしすぎ、もっとカラッと描いてほしかった、恋愛や結婚を絡めるのは、ある意味、ルール違反ではなかろうか?オリジナルのテレビ(邦題「スパイ大作戦」)が好きだった私にとっては、映画第1作目で、テレビのヒーローであったダンディで仲間思いのチームリーダ-のジム・フェルプス(ジョン・ボイドが演じた)が、裏切り者として描かれてから、どうもこの映画シリーズは、不信感を持って見てしまっている。クルーズの年齢を考えても、最後にしてほしい。それにしても、クルーズの「走り方」はカッコ悪い、松田優作を見て勉強してほしいものだ。[DVD(字幕)] 6点(2006-11-29 23:56:31)(笑:1票)

5.  クライム&ダイヤモンド 実に洒落た映画です。映画好きにはたまらないでしょう。殺し屋最高!その殺し屋の周りを主人公を含めドジな悪役たち定石通りのキャラが囲むというわかりやすいキャスト構成で、よくできた脚本が一段と引き立っている、ストーリー展開もお見事でした。映画好きな殺し屋の気持ちってなんだか共感が持てるところがこの映画の最大の魅力でしょう。7点(2004-05-23 03:05:18)(良:1票)

6.  ファイヤーウォール 《ネタバレ》 あまり評判が良くないようであるが、伏線を張りながら緊張感を保持するストーリー展開は悪くなく、最近のハリソン・フォード作品の中では、上質の部類ではないか?ただラストに向けてのリアリティの無さには、いささか幻滅した。「強いパパ=強いハリソン・フォード」を描写したい狙いはわかるが、カネが手に入っていない犯人が家族を殺すリスクがない状態で、ただの銀行員が一人で特攻するのには無理がある(警察を待ちなさいよ)。ヒーロー系男優主演の映画に良くあるこの展開は、いささか興ざめである。特攻するなら特攻する必然を脚本で工夫してほしかった。[DVD(字幕)] 6点(2006-08-29 00:14:50)(良:1票)

7.  ソウ 《ネタバレ》 すごい脚本。その脚本家が盗撮家のアダムを演ずる。いかに低コスト映画とはいえ予算がないから演じたわけではないだろう(刑事役ではダニー・クローバーを使っている)、これには何か意味があるはず。この映画の主演はだれか?外科医のように思えたが、主演が最後に映像に出るとすれば、このアダムなのであろう。ラストシーンが示しているのは、このアダムの悲劇であり、アダムの表情や鍵の場所を聞いたことから考えると、アダムと犯人はグルだったのではないだろうか?本当にいろいろなことを考えさせられた映画であった。何度か見てみたい映画である。しかし、痛すぎるね、この映画。8点(2005-03-21 23:11:13)(良:1票)

8.  ファントム・オブ・パラダイス すごいパワー!「ファウスト」と「オペラ座の怪人」を題材にして、ここまでの作品を作るとは!茶化しているんか真剣なのか、紙一重なところがまた良し。結局誰も幸せになれない破滅的なストーリーながら、なぜか後味も悪くない、デ・パルマの中でも最高の映画なのでは?9点(2004-10-03 01:53:06)(良:1票)

9.  ソウ3 《ネタバレ》 良くできている。特にシリーズ3としては脚本も良いしジグゾウ特有のテーマ性(健康な人間に対する挑戦=ゲーム)も持続されていたとは思う。しかし、1・2と比較すると何とも残念感が残ってしまった。このシリーズの持つ「何となく乾いた雰囲気」がまるで感じられず(勝者が生き残れる「ゲーム」ではなく、逃げ道を作らず皆を敗者として殺してしまうアマンダの登場もその一因だろう)、「痛さ」「残酷さ」が表面に出すぎと感じた。しかしながら、1⇒2⇒3と視点を換えて描写している点は興味深く、続編の登場は待ちたいと思ってしまう・・・[DVD(字幕)] 6点(2007-05-05 02:57:23)(良:1票)

10.  オールド・ボーイ(2003) 《ネタバレ》 壮絶な映画であった。日本で映画化されれば、ここまで激しくはならなかっただろう。大げさという見方もあろうが、韓国チックな激しさが妙にマッチしていた。個人的には嫌悪感を抱くテーマではあったが、テンポ良く見ることができた。しかし、主演男優の演技力、根性には感服、オープニングの酔いどれオヤジとラストシーンの「おじさん」が同一人物とは思えない、すごい役者だ。[DVD(字幕)] 7点(2006-03-11 23:01:19)(良:1票)

11.  リクルート 《ネタバレ》 さすがパチーノ!その演技、存在感ともすごい!ストーリーとしては、伏線とどんでん返しとを絡めた最近多いパターン。しかし、パチーノ演ずる老教官がデータを持ち出すのに教え子たちを使う点は回りくどいし、そのシナリオにも矛盾を感じてしまった。パチーノはなぜアイス9の話をファレルにしたのか?そもそもなぜファレルを監視に雇ったのか?そもそもCIAからデータを外に運び出すトレーニングって前提としておかしくないか?射殺された同僚は訓練だと言われているのになぜあんなに本気で(元同僚の)ファレルを殺しにきたのか?・・・・5点(2005-03-19 18:34:45)(良:1票)

12.  イーオン・フラックス(2005) シャーリーズ・セロン、アンジェリーナ・ジョリー、ミラ・ジョボビッチ。この3人の女優には、その生い立ち以外にも同じ臭いを感じる。セロンとジョリーはオスカー女優であるにもかかわらず、自身の身体をまさに映像の道具として使い、恥じらいがない反面で色気もない。この作品で、この3人が「アクション映画の揃い踏み」をしたことになるが、三者三様で映画としてもおもしろいので何やら複雑な心情である。「モンスター」で醜い女性を演じた(だからこそ、オスカーが取れたのだが・・・)後のこの作品、セロンが「私はこのとおり美しいのよ、スタイルもいいのよ、アクションもできるわ!」と主張している映画なのであろう。ハル・ベリーやセロン、オスカー女優も一昔前とは性質が変わってきたようだ、それだけ競争の激しい世界か・・・。オスカーを取りながらも、こういう系統の映画に出演し、ほとんどスタントなしで演じたセロンの敬意を表したい。[DVD(字幕)] 6点(2006-09-27 16:07:47)(良:1票)

13.  バトルフィールド・アース 原作はすばらしい(らしい)が、この映画はリアリティのない破綻気味のストーリーを楽しむ映画ではなく、スピリッツを感じる映画なのだろう。異星人に決起する人間(戦闘機にまで乗ってしまう、まさにインディペンデンスデイ)、仲間のために自らの命を犠牲にする人間(アルマゲドン的)、こういったアメリカ受けしようとする内容はわざとらしさはあったが、まあいいでしょう。トラボルタ、よかったな。5点(2004-09-23 19:52:07)(笑:1票)

14.  スケルトン・キー 《ネタバレ》 めっけもんでした、この映画。いけにえ=交換とは気付きませんでした。黒人女性も老婦人も、これ見よがしにタバコを吸っていて何か変だな、とは思ったのですが、まさか身体を乗り移ってるとは、ラストでケイト=主人公がタバコに火を付けたところで「はっ!」とわかりました。身体が老いていくと新たな身体を探すということだったか・・・。HELPと書かれたシーツや呪文のレコードをケイトが黙って隠し持ってたのを見つけながら、なぜ老婦人は何も言わないのだろうと思ってましたが、すべてがフードゥーを信じさせるためのシナリオだったとは...。ディテールも良くできている。例えば、若い弁護士とケイトが話しているのを老婦人が見つけて皮肉たっぷりに文句を言うが実際にジェラシーだったわけだし、若い弁護士が老婦人に言った「僕にはキミしかいないよ」という言葉はジョークっぽかったが本音だったわけだし...。寝たきり老人が、「ここから、逃がしくれ~!」というが、ラストシーンでも、ケイトの精神が移ってしまった老婦人が「ここから・・・」と言う、『ここから』とはそういう意味だったか!とわかる...。出演者は少なく約5人、ケイトの演技も捨てたものではないが、脇役に名優を揃え脚本の良さを引き立たせたと思う。完成度の高い映画です。[DVD(字幕)] 8点(2006-04-05 02:53:37)(良:1票)

15.  双生児 塚本監督もメジャーになるとパワーがおとる点は否めないが、やはり良い出来の映画と思う。眉毛のない日本人、町や家の雰囲気、色使いなど、世界に通用する日本が描かれていると感じた。乱歩らしい気味悪さにちょっとエスプリが効いた感じが良し。7点(2004-07-24 14:38:51)(良:1票)

16.  ダブル・ビジョン 《ネタバレ》 アジアンホラーはあまり見ないが、B級感もなく、エクソシスト等のような米系キリスト教系の大きなテーマというわけでもなく、映像や音でいわゆる「オドカシ」をかけるホラーでもなく、自分にはちょうどいいハマりぐあいで、結構楽しめた。従来から香港映画系のわざとらしい立ち振るまいをする役者も少なく(何人かはいたが・・・)、「アジアの神秘」と「アメリカの科学」を対比させつつ、洗練された仕上がりではなかろうか?確かに、エンディングに向けては、意味不明となるところもあり(アジア映画らしいが・・・)、無理やりなところもあったとは思うが、全体的な雰囲気良く、後味も悪くないモダンホラー映画である。[DVD(字幕)] 7点(2005-05-28 14:27:04)(良:1票)

17.  ラスト・キングス 《ネタバレ》 見ごたえあり。アカデミー名脇役・クリストファー・ウォーケンが主演を張り、若手俳優たちの集団と心理戦にて対峙する。ウォーケン主演はなかなかないが(個人的にはクローネンバーグ監督の「デッドゾーン」以外見ていない)、肩の力を抜いた演技はベテランが若手と遊んでいる雰囲気すらあった。若手が束になってかかってきても、ビクともしない。どころか、余裕と短気が入り混じった(典型的マフィア的な?)感情を持つマフィアのボス役として、圧倒的な存在感を示した。誘拐の動機についてはイマイチ弱いが、プロットもしっかりしており、ラストはマフィアの掟(「嘘つきは許さない」)を実行、乾いた雰囲気の終わり方も良かった。一風変わったサスペンスタッチのマフィア映画だが、脇を固める各キャラも良く、出会えてよかった映画である。[DVD(字幕)] 8点(2005-05-17 22:51:22)(良:1票)

18.  いかレスラー 《ネタバレ》 プロレスファンとして言えるには、主役の西村=いかレスラーは真剣にこの映画に取り組んだのだろう、あの大根役者振りにまで好感を持ってしまった。彼は、ガンを克服した壮絶な人生経験あり、そして、流行重視のプロレス業界において、かたくなに自分のスタイル=古き良き時代のストロングスタイルを貫き、「無我」と呼ばれるオールドスタイルの独立興行まで行なっており、マイナー選手ながら、その独創性、ノスタルジー、原点回帰の発想から一部に熱烈なファンがいる選手である。いかレスラーの人生は彼の人生そのものである。この映画、パクリ物パロディーであり、そのおバカぶりが爆裂している点も徹底していておもしろい。買い物するイカ、子どもと遊ぶイカ、等々笑わずにはいられなかったし、脚本は置いといて映像的には良かったと思う。しかし、その根底にあるのは、プロレスはショーではなく、イカだろうが強い者が勝ち、タコだろうが強くなりたいという飾り気のないストロングスタイルへの回帰であり、プロレスファンにはぜひ見てもらいたい。7点(2005-03-21 12:41:01)(良:1票)

19.  エミリー・ローズ 《ネタバレ》 TVCMを見て、ただのオカルト・ホラーのつもりでレンタルしたが、こんなに素晴らしい映画とは思わなかった。実話に基づいた見事な法廷ドラマである。悪魔を信じるか信じないかの議論ではなく、悪魔で苦しんでいる人(エミリー)とそれを救いたい人(神父)の間で起きた出来事を法廷でどう裁くか?なにが正義なのか?陪審員の判断は賢明であったと思う。無罪にすると超常現象=悪魔の存在を認めることになってしまう、あくまで科学的根拠というよりは良識・常識に基づけば有罪なのであろう。ただし、神父は良心の固まりであり、これまで苦しみ続けたことを検察以外の誰もが認めていた。「刑期は今日まで」。女性裁判官が同意し実質無罪になった瞬間は感動してしまった。日本でこの結論は考えられないであろう、さすがアメリカである。個人的には、ホラー的な描写を一切取っ払っても、良い映画になったのではないかと思う。[DVD(字幕)] 8点(2006-08-29 00:04:55)(良:1票)


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