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性別 男性
自己紹介 映画業界で仕事している関東在住の独身です。
いつも楽しく皆様のレビューを拝見しております。

食わず嫌いはしません、オールジャンル見ます。
前評も気にしません。
常に新鮮な気持ちで作品と向き合います。

今後とも宜しくお願いします

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評価順1234

1.  コンテイジョン 《ネタバレ》 テンポよく切り替わるシーン、たたみ掛けるような数カットで、圧倒的なリアリズムをものの見事に表現し、観客に訴えかけてくる。過剰な説明を排した客観的な演出は見事である。 妻や子供を失い父娘2人だけなった家族、危険な任務につくことを余儀なくされた職員やまたその上司、ワクチン開発に執念を燃やす研究者やワクチンを待つ貧困層など。ほぼ全員主人公であり、多角的な目線で捉えることにより各々の苦悩や人間味を様々に感じ取れるのも俯瞰した視点での演出力が大きい。特に、ドラマパートとしては、ウイルスに立ち向かう職員や研究員を、観てる側の英雄譚として描いてる点も興味深い。惹きつけられるわけだ。 また編集も洒落てるんですよね。感染経路を解き明かすために見ているシーン、その録画VTRへのカットの切り替わり方がイケてる。ほぼブツ切りといえる場面転換にもみえるんですが、その前のシーンとの繋がりやファーストカットの持ってきかたに至るまで全て計算づくだから凄い。ラストシーンのウイルスの発生元を知った瞬間にも現実的な怖さがしみじみと伝わってきたけど、そういった警鐘だけで終わらせず、プロムナイトで娘とボーイフレンドが久しぶりに再会できた喜びやそれをそっと見つめる父親の姿が微笑ましかった。泣ける。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-04-11 00:50:03)(良:3票) 《改行有》

2.  REC/レック3 ジェネシス 《ネタバレ》 シリーズ3作目となる本作ですが、1,2作品目とは完全に切り離して観るべきでしょう。時系列的に1作目と同じ頃に起きたもうひとつの惨劇というのが接点くらいで、物語的には繋がりがないため、シリーズ初見でもなんら問題なさそうです。 本作の売りだったPOVですが、序盤の挙式・披露宴、人物紹介、そして最初の惨劇がはじまり、ようやくオープニングタイトル(これまたちょっとカッコつけた演出ですね)がでるまでで。OP以降、本編は全て一般的な撮影スタイルです。 POVという手法自体、私はあまり好まないのですが、1作目が非常に良くできていただけに、何とか工夫を凝らしてでもやってもらいたかったものである。これじゃあよくあるゾンビ物と変わらない作品。とはいっても、一定以上のクオリティーはあるから安心して楽しめたのも事実。しかし、ドキュメンタリーっぽさを無くした以上は、もう少し緩急、メリハリのある過剰演出をしても楽しめたんじゃないかなと思う。 また、「これは恋愛物語です」としつこいくらい製作者サイドの刷り込みがあるんだけど、単に純白のウェディングドレス着た花嫁にチェーンソー持たせて無双させたかっただけでしょう。まぁあのラストシーンを見て、不覚にもちょっぴり切なく感じてしまった自分は、製作サイドの術中に見事ハメられた一人なわけですが。 [DVD(字幕)] 6点(2012-11-05 00:18:38)(良:2票) 《改行有》

3.  リヴィッド 《ネタバレ》 前作「屋敷女」で過激な暴力描写と展開に度肝を抜かれたわけで、今作では、どんな地獄絵図を用意しているかと思いきや、意外や意外、所々グロいシーンはありますが、倫理的にも前作と比較にならない程落ちついた印象です。 寝たきりの老婆が住む古びた屋敷に、隠された財宝目当てというおバカな動機で忍び込んだ主人公達に想像を絶する恐怖が待ち受ける、というB級ホラーファンが手拍子で喜びそうなくらい至極単純な大筋なのですが、照明やカット割りなど撮り方が実に巧く、単調ながらも飽きさせない。所謂ゴシックホラーのツボをしっかりと押さえている。 特に、老婆の一人娘アナが人形っぽくカクカク動くあたりがすごく怖かった。 ネタバレですが、この屋敷に住んでいる老婆、あの有名なホラー映画「サスペリア」の某バレエ学校出身というのが判明するんですが、イタリアンホラーの帝王ダリオ・アルジェントの大ファンという監督本人の談話もあり、どうりで雰囲気がそれっぽいと思いました。 技法だけに留まらず、唐突で脈絡のない様な展開はまさにアルジェント流。主人公の介護指導員がいきなり少女を殺してしまう伏線があるんですが、老婆の輸血用?それとも一人娘アナのため?前述、「サスペリア」の伏線もあるんで、この老婆自体が魔女の生き残りなのか?はたまた吸血鬼、別の化物なのか?でもアナは日光を浴びれないらしいとこを見ると吸血鬼なのかな・・・う~ん分からん。ほかにも、一人目の首を切られてしまうシーンで出てきた少女たちは何?生徒たちの幽霊か何か?まぁ結局正体不明で謎のままなんですよね。。それが狙いなのかな?? それと、主人公の巨乳美少女クロエ・クールーちゃん、両目の色が違うという設定で、エキセントリックな雰囲気と相まってすごく良い感じだったんだけど、この子の一挙手一投足が思い切りがいいというか、優柔不断というか、アナと体が入れ替わったのに平然としてたり(普通は動揺しそうなもんですが・・・)、ちょっぴり理解に苦しんですが、可愛いから許してしまう(笑)そういえば、ベアトリス・ダルがこの子の母親役で夢か妄想にでてくるんですが、「屋敷女」の強烈な印象が焼きついていたので、クライマックスで何かあるのかなぁと期待してたんですが何もなくて残念。 最後は、なんともいえない空虚感が漂うんですが、ファンタジーホラーというこの手の作品に相応しい最後ともいえる。 [DVD(字幕)] 7点(2013-01-20 22:49:10)(良:2票) 《改行有》

4.  サンクタム 《ネタバレ》 冒頭から父親へは非常に偏屈な印象を抱いていましたが、物語が進むに連れ、とても頼もしく人間として尊敬できる部分をしっかりと持ってる真の強い人間だと見方が変わりました。 だからこそ、生死を掛けた 冒険を通して、軋轢のあった父親と息子の絆が深まっていく様はとても共感できました。また、揺らぎない決心をした息子が唯一生還できたという事がその絆をより一層強いものに変え、将来は立派な探検家になるのではという希望を抱かせてくれるに相応しいラストシーンでした。 そうしたテーマはしっかりとしつつも、肝心の洞窟内部や水中でのシーンも細部まで拘りをもって撮影されており、映像、音響共にクオリティーは高い。一切の妥協は感じられないリアリティー重視の演出は見事。ただ、些か真面目過ぎて窮屈に感じる部分はあるかもしれないが一見の価値有り。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-02-22 00:08:46)(良:2票) 《改行有》

5.  ソーシャル・ネットワーク 《ネタバレ》 とても見応えのあるドラマでした。 登場人物の心情を捉えるような叙情的なカットは殆ど無く、 圧倒的な量のセリフがストーリーを牽引している。 それでいて、名門クラブに憧れるマークの親友エドゥアルドを始め 資産家のエリート兄弟やナップスターを創ったカリスマ・ショーンなど マークの周囲の人物は滑稽さも含めて実に個性的に描かれている。 逆に、マーク自身の印象自体が希薄に感じた。あえて感情移入を避けたのだろうか。 端的にいえば、facebook誕生という歴史的事実を巧みな群像劇として見事に仕上げている。 そして、成功の影に愛や友情を失うといった物語は、 何を考えているか明かさないマーク自身の人間性から生まれた亀裂である。 そんな彼が、エリートだけのネットワークに対抗し、より開かれたネットワークを構築したこと自体皮肉であり本作の焦点ともいえる。 直接的な人間関係が希薄になる現代社会において ラストは喪失感もあるが、それと同時に希望も描かれている。 新たな革命に期待します。 [映画館(字幕)] 9点(2011-01-20 18:24:41)(良:2票) 《改行有》

6.  アンダーワールド:ビギンズ 《ネタバレ》 物語は、1作目より遥か昔、ヴァンパイアとライカンの主従関係、そして何世紀にわたる争いの発端を描いています。今作「ビギンズ」を観ることによって、ルシアンとはどういう人物だったのか、また、ビクターがセイリーンを何故殺さず一族として迎え入れたのかなどなど、これまでの作品では説明でしかなかった点、謎がスッキリとしました。時系列的には跡付け的な作品ですが、3部作としてよくまとまった印象。「ビギンズ」を観たことにより「1」「2」の評価も上がりました。また、前作までは、脇役だったルシアンの仲間の生い立ちも描かれ、作品に深みを与えています。ケイト・ベッキンセールは出てこないのは残念(最後の1カット?「1」の冒頭かな?)でしたが、満足できました。 [映画館(字幕)] 6点(2009-03-17 13:43:01)(良:2票) 《改行有》

7.  死霊の盆踊り 《ネタバレ》 人を小馬鹿にしたテキトー邦題だと思ったが、原題『ORGY OF THE DEAD』を直訳すると 「死者の底抜け騒ぎ」。ニュアンス的に変わりはないようです。 事実、物語という物語もなくタイトルそのまんまですしね。 これがどういうことかというと、たったこれだけのために90分という上映時間を用意しているんです。ちょっと話は脱線しますが、この映画のネタってなんだと思いますか? いやね、レビューを投稿する手前、ネタバレ有無のチェック欄がありますよね。どっちにつける迷ったんですがね、そもそもネタがあったのか無かったのかすら甚だ疑問ですよね。 というのも、最初のドライブのシーンはともかく、それ以降は死人たちが次々と踊り狂うというだけで、上映時間の9割近く(約80分)も費やしているんですよね。なんという無駄。 なんとも末恐ろしいことだろう。 映画の冒頭で、眠そうなクリズウェルが「これから話す物語は、気を失うほどに恐ろしい」と語るが、観客の身に降りかかる惨事という意味では、全くおっしゃるとおりでございます。 延々と続く裸踊りばかり見せられる苦行。まさに拷問。でもちょっぴり愉快でもある。 けれども、これを恐怖映画と言わずして何というか。 唯一のネタを挙げるのなら、眠れぬ夜に最適です。死霊が襲ってくるというより睡魔が襲ってきます。さらに言うなら、この映画の存在が「奇蹟」という他ない。 [DVD(字幕)] 0点(2012-05-27 03:09:50)(良:2票) 《改行有》

8.  ディセント 《ネタバレ》 続編がリリースされたため再鑑賞。改めて傑作であったと実感しました。 冒頭の川下りのシーン。まるでこれから起きる悲惨な出来事を占うかのような激流。主人公サラの夫ポールとジュノの親密な関係をやんわり匂わしている。 このジュノという登場人物、勝手に探検する予定の洞窟を独断で変更するなど 自己中心的だが、実はかなりナイーブでポジティブになろうとしていたんではないだろうか?あの交通事故後にサラの前に姿を見せなかったのも単なる事故の後遺症だけでなく、ポールという愛人を亡くした悲しみや親友のサラを裏切っていたということから。 ジュノ本人も自分自身強く生きたい、そして、皆と絆を深めたい、仲良くなりたいという思いで今回の冒険を提案したともいったのも嘘ではないだろう。洞窟内ではぐれてしまったサラを必死で探すことからも伺える。キモかわいい地底人との争いの最中、背後からすぅーと近づかれたら、ありゃ化け物だと思う。不可抗力の事故。しかしジュノは恐怖のあまり逃げ出してしまう。 洞窟内で再会したサラとジュノ。これまでのジュノとサラの立場が入れ替わったかのようにサラがたくましい。最後の死闘でも鬼のような形相だった。ちょっぴり可愛そうな結末を迎えるジュノの断末魔が木霊するシーンはゾッとした。 最後、脱出したつもりでいたのは単なるサラの妄想で、到底脱出できないだろうあの断崖絶壁にいる超絶望的な描写は、かの名作「CUBE」のパクりではあるが、続編ではどうやら脱出したところから始まるらしいね(笑)まぁ賛否両論あるでしょう。 この作品を手掛けたニール・マーシャルという監督はすごく職人肌のようで随所に拘りが見られる。ホラー映画としてはずせないエッセンスはしっかりと入っているし、何よりあの暗闇、閉塞感、息遣いに至るまで洞窟内の臨場感がハンパではない。あの「エイリアン」での通気口内を思わせる。またサラが沼地?か何かの池に落ちて、ぬっと顔を出すシーンがあるが、あれは「地獄の黙示録」や「フェノミナ」等を連想させた。 この作品はすごくお勧め、音響環境が充実しているなら面白さ倍増、真っ暗なら3倍増です(笑)。 [DVD(字幕)] 9点(2010-03-24 12:40:50)(良:2票) 《改行有》

9.  ボーイズ・オン・ザ・ラン 原作と同様の感想を持ちました。 物語や登場人物たちは決してつまらなくは無い。かといって面白いかというとそうでも無い。主人公田西に共感できないのがノリきれない要因でもある。 何というか、コイツすげぇアホな奴と遠い第三者的な立場でしか見れないんですよね。どうにもこうにも惨めすぎ、もがけばもがく程どツボにはまってく人間。いるかもしてないけど自分の身近では見当たらずリアリティを感じない。漫画の延長に実写があるってだけで原作ファン以外を取り込もうとする意気込みは感じられないのもマイナス要因かな。 [DVD(邦画)] 2点(2012-05-03 22:54:23)(良:1票) 《改行有》

10.  インモータルズ/神々の戦い 私の大好きな監督の1人、ターセム・シン・ダンドワール。ダンドワール•••、連呼したくなる洒落た韻のネーミングですよね?(自分だけ?!) ターセムの凄いところは、計算し尽くされた映像美術。特に、神々とタイタン属の戦闘シーンはスローと早回しが効果的に使われており華麗な演武を披露してるかのよう。容赦ない残酷描写も芸術的にみえるから不思議だ。また、人物や背景等も手抜きなく、絵に書いたように美しい。幻想的だが独自の世界観を作り出している。ターセムのビジョンは既に撮影段階かた固まっており、そのイマジネーションに合うまで何度も微調整重ねるらしいが、物作りにかける情熱は素晴らしい。なるほどと思った。風景や衣装などの色彩、アングルひとつとっても理不尽なくらいカッコいいわけだ。 今回の題材としては、好みはハッキリと別れると思うが、「ザ・セル」や「落下の王国」に続き、映像のクオリティーに関しては、折り紙付き。荒唐無稽で非凡なストーリーも映像美に免じて許せてしまう。映像が最大の売りといっても過言ではないだろう。 偏りのある演出であり、迫力のある映像、物語や脚本重視では決してないが、映像の魅力、醍醐味を見せたいという監督の信念は伝わってくる。 リドリー・スコットやザック・スナイダーなど名立たる映像技巧派と言われる彼らとは違うベクトルで異才を放つ存在。それがターセム・シン・ダンドワール。今後も目が離せない要注目の監督です。 [ブルーレイ(字幕)] 9点(2012-04-19 02:19:05)(良:1票) 《改行有》

11.  冷たい熱帯魚 《ネタバレ》 この作品は、園子温監督が、底知れぬ人間の欲望と狂気を通して「人生と家族の在り方」を描きたく、46億年の地球に準えて壮大なドラマに仕上げたのではないか。 その熱き想いが劇中からひしひしと伝わってくる。まるで生中継しているような臨場感や迫力を感じるのは、出演者たちのアグレッシブな演技にみるリアリティー他にならない。中でも、村田演じるでんでんの存在感は抜群である。人の弱みを即座に見つける嗅覚に長け、その鋭い眼光と巧みな話術で弱者を支配する。そのたたみ掛けるような光景の連続に好きであろうと無かろうと自ずと物語に引き込まれてしまうからスゴイ。 本能の趣くままに実行する村田、一方で、なすがままの社本、この対称的な二人の出会いは偶然ではなく必然だったといえる。再婚して以来、空虚で仕方がなかった社本。そんな徒然な日々から脱出しようと妻の薦めもあり村田の手伝いをするハメに。言いなりでも懸命にもがき始めるのだが、娘には理解してもらえないもどかしさを抱えたまま•••。そんな折、どんどんエスカレートしてゆく村田の指示にいつしか社本の理性のリミッターはプッツンと解除されてしまう。そして怒涛の急展開をみせ、作品に込めた重大なメッセージ(まぁ説教くさいけど)を社本が体現(自決)するのだが、それは痛み伴ってきた母なる大地へと還元されてゆくんだよ、そしてやがて消えゆく運命なのだよ、と地球規模にまで昇華させようするんだから半端ないのだが、今更人生と向き合い始めた父親言われても説得力はないだろう。 人の闇の部分ってのは誰しものぞき見したくなるのが本能。それをこの映画はうまく利用してエンターテイメントとして確立させている。 問題作を撮り続ける園子温監督の「紀子の食卓」に並ぶ、いやそれ以上の屈指の集大成だと思う。観るべし! [DVD(邦画)] 8点(2011-08-18 22:31:10)(良:1票) 《改行有》

12.  マスカレード・ホテル キムタクと長澤まさみの絡みやら、取り巻く多くの登場人物とのやりとち含めて、面白かったんですけどね.. ただ、癖のある客が出てきて云々..という繰り返しが続き、 伏線の紐解き、謎解き要素などもっと面白く出来たはず。 原作に忠実なのは良いけど果たしてそれで良いの? というわけで映画化するなら原作の昇華しないとね。演出・構成に課題有りかな〜 ぶっちゃけ、2時間ドラマのスペシャルでも良いよね[映画館(邦画)] 6点(2019-02-22 02:46:30)(良:1票) 《改行有》

13.  ジョニー・マッド・ドッグ 《ネタバレ》 一言で表すなら“すごく恐ろしい作品”。 今も世界のどこかで紛争や内戦は続いている。大人たちのエゴで戦争の道具として利用される少年たち。対立民族というだけで女・子供、年寄りまで畏敬なく殺される。正直見ていて胸クソが悪くなると同時に一瞬にして人生を奪われる恐ろしさを感じてしまう。 しかしながら、平和な日本で生まれ育った私としては、素直に観れないのだ。 よくリアリティという言葉が使われるが、それは本当に体験した者のみが語れる言葉であると思う。この作品は単なる群雄割拠の戦争ものではない。傍観者でしかない私には、この作品から命の尊さというものを改めて知ってほしいという願いが切実と伝わってきた。[映画館(字幕)] 8点(2010-05-17 11:23:18)(良:1票) 《改行有》

14.  96時間 明快なストーリー、魅せたい部分がはっきりしている非常にメリハリのきいた作品。 物語はテンポよく進みすぎるため一気に見れちゃいます。 リーアム扮する親父、愛娘のためなら何でもするムチャクチャっぷりで、事件に関係のない元同僚の奥さんをあっさっり撃つし、悪党に対してはとことん容赦ない。一切のためらいなく即殺するあたりが妙に気持ちよい。ほんと強ぇ~からこっちは俄然応援してしまう。ストレスなく気軽に観れる王道アクションです。[DVD(字幕)] 8点(2010-03-11 12:52:33)(良:1票) 《改行有》

15.  女優霊(1996) 《ネタバレ》 昔ビデオで観て以来、トラウマになっていた 作品。 念願のDVD化に際し久しぶりに鑑賞。 今でこそ「リング」や「呪怨」に代表されるような Jホラー的演出に観なれてしまった感はあるけど 当時としてはその斬新さに度肝を抜かれたものだ。 女の子の落下死も衝撃だったけど、マネージャーのおばさんが スタジオを訪れ「あなたたちいったい何の映画をとってるの?」といった シーンも鳥肌のたつおぞましさだった。 日本のホラーではBest3にはいる恐さです。[DVD(邦画)] 7点(2011-01-03 21:34:09)(良:1票) 《改行有》

16.  ゼロ・グラビティ 一言、素晴らかった。特にラストシーンは印象的でした。[映画館(字幕)] 9点(2013-12-20 14:51:24)(良:1票)

17.  デス・レース(2008) 《ネタバレ》 いや~何も考えずに見れてしかもしっかり楽しめました。あの所長には何度イラっときたことか。その想いもあってラストは想ったとおり気分爽快!ナイスプレゼントって感じ。迫力のあるカーチェイスは見ごたえたっぷり、ちょっとエグイシーンもありますがエンタテイメントとして充分な出来栄え。[DVD(字幕)] 5点(2009-03-03 16:58:42)(良:1票)

18.  キック・アス 復讐のために自分の娘を暗殺者に育てる父親、そして娘のミンディ自身も父親の復讐心に対して一点の曇りもなく、ナイフをプレゼントされて大喜びとか、禁止用語連発して悪人を容赦なく叩きのめすとか、倫理観を問われれば大いに問題があるけれど、エンタテイメントとして断ち切れば楽しめる作品だと思います。 特に、ヒットガール役のモレッツちゃんが唯一無二の存在感をはなっている。あのキュートな制服姿は反則です。背丈も大人の半分ほどしかない小ちゃな女の子が、悪い大人を手玉にとって痛めつけてゆくシーンは爽快である。終盤、ピンチを迎えたあたりなんか心の中で応援せずにはいられない。母親の仇、そして父親の仇、復讐のためだけに全力で向かうその姿は健気なようで儚さもあるようにみえる。そのアンバランスさがまた良い。 キックアスやレッドミストとの出会いは必然だったかもしれないが、彼らは決して表舞台には立たない。庶民のヒーロー、バットマンやスパイダーマンとは趣は異なるが、新しいヒーロー像を作り上げた事は素晴らしい。まさにヒットガールの独壇場! キックアス本人にもうひとつ何か突き抜ける要素があれば・・・。[DVD(字幕)] 7点(2012-01-03 21:40:08)(良:1票) 《改行有》

19.  デビルズ・リジェクト~マーダー・ライド・ショー2~ 《ネタバレ》 一作目では非道の限り尽くしたフライ一家には同情の余地は全く持ってませんでしたが、今作は違いましたね。父親を殺された保安官の執念にも応援してましたが、逃亡を続ける兄弟にもいつしか同情のまなざしで鑑賞しているという何とも変わった作風が魅力でした。「悪魔のいけにえ」にオマージュを捧げる部分がいくつかでてきたり、ラストは「明日に向かって撃て」を髣髴とさせるアメリカンニューシネマな香り。ロブ・ゾンビは、良いとこどりして自分流にアレンジする演出が巧みだなと感じました。[DVD(字幕)] 8点(2008-09-02 09:22:56)(良:1票)

20.  ミックマック お腹を抱えて笑うというよりもクスクス、ニヤニヤしてしまうコメディ。 あまりにも楽しい映画であっと言う間に時間が過ぎて、エンドクレジットが恨めしく思ったくらい。「アメリ」のようなキッチュでポップなカラーテイストも完全に作品の世界観に溶け込んでるし、BGMもgoodチョイス!さりげなく反戦、兵器反対のメッセージを含ませてる点も全然嫌らしさがなく、物語冒頭に兵器会社の演説を聞いてたバジルが涙を流すシーンがとても印象的でした。最後は直接手を下さず社会的制裁を加えてて締めくくるあたりも良かった。[DVD(字幕)] 8点(2011-12-02 22:53:59)(良:1票) 《改行有》


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