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プロフィール
コメント数 900
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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21.  アウトレイジ ビヨンド 《ネタバレ》 本作の副題、とでも言うのでしょうか。『ビヨンド』。ご存じのとおりこれは「~を越えて、」「~を過ぎて、」という意味なのですが、私はこれを見て本作に対して、「一線を越えた映画」「度を過ぎた映画」というとても過激なものを観れるという期待を抱いていました。さてそんな期待を持って鑑賞してきましたが、肩すかしをくらったというのが正直なところでした。これならタイトルは『アウトレイジ イージー』でも良い。多くの客層を取り込もうとしたのか、前作を観てない人にも見れるようにしたかったのか、大変シンプルな流れで悪い意味で気づいたら映画が終わってしまっていた。 個人的な感想としては、ヤクザ映画というかなにか政治家の映画を観てるようでした。表向きは組同士協力体制にあるかのようにしながら、裏ではお互いけん制し合い、何なら相手をつぶしてそのシマを乗っ取ろうとしている。組とつながりのない第三者を巧妙に使って相手を追い込むところとかはまさに政治。前作はそういう現代のヤクザと、仁義を重んじる大友組との対比が美しい作品でしたが、本作はその点にやや欠けます。全体的にトーンダウンした感は否めません。これでどこが『ビヨンド』なのかと・・・。 前作からの名台詞、「バカヤロー!」より今回は「コノヤロー」が多かったのも違和感を覚えました。どこか迫力が少ない。あっちもこっちも「バカヤロー」で、しかし色んな意味の「バカヤロー」が出てくるその言葉の妙に感動した作品だったのに、今回はそれがない。結局大局的にはただのヤクザのシマ争いになってしまってるのが残念でしたね。名前負けの作品、と言わざるを得ません。[試写会(邦画)] 5点(2012-10-15 11:22:07)(良:2票) 《改行有》

22.  赤ずきん 《ネタバレ》 赤ずきん役がとてもとてもサスペンス顔でした。あれが村一番と評価されてるのか。ていうかこの村大した女がいないな(超失礼)いやでもゲイリー・オールドマンさんが目の前で脱ぎ始めた女性に笑ってしまった理由もわかる気がする。「お前どれほどのもんだと思ってんだ」って言いたい気持ちは理解できる。 さて内容のほうですが、もっと昔読んだ話に準じた話になってるかと思いきや、けっこうアレンジ入ってますね。ただの狼から人狼の話になったり、そういうのにありがちな噛まれたら感染的なヴァンパイアの話になったり。「本当に怖いグリム童話」的に仕上がってる話は嫌いじゃないです。[DVD(字幕)] 5点(2012-09-05 23:45:25)《改行有》

23.  アイ・アム・ナンバー4 《ネタバレ》 「なんでナンバー『4』なんだろう・・・?」とずっとつまらないことを考えながら鑑賞。色々詳細を詰めてほしいところはたくさんありますが、私としては「ナンバー」や「守護者」の設定をきっちり詰めてほしかったと思います。 まずはナンバー。そもそもナンバーによって能力はみな違うんでしょうか。『4』はサイコキネシス系で『6』はテレポートやシールド系??そうなると、全員分見てみたいと思うのは鑑賞側の当然の欲求なのでしょうが、結局2種類しか見れず。 あと敵さんが急にナンバー狩りを加速したことにも疑問。『3』までは数年に一人のペースでナンバー狩りやってたのに『4』だけ早くない??それは安易にインターネットとかに姿を出してたからだと言われればそれまでですが、一応足跡は消しながら、そもそも隠れ家の情報は一切出てないはず。どうやってヘンリを見つけて拉致したんでしょうね。 あとは「守護者」。別にいなくてもいいような気が・・・。基本ただの人間だし、ITに詳しいベビーシッター程度の役割しかない。しかもナンバーが力に目覚めたらほぼ用済み。物語に大きくかかわってくるポジションだと思うので、もっと役割を与えてあげてほしかった。ほんとにベビーシッターで終始してしまうというのがあまりにもかわいそう。命投げ出して守ってるのに・・・。使い捨てのような「守護者」に悲しくなりました。 いい大人が作ってる映画としては説明不足が多すぎますね。出来上がった後誰も内容見てチェックしないのか??出来上がっちゃったらもう手直ししてとは言いづらいのだろうか。エンドクレジットであれだけ多くの人をクレジットしてるのだから、誰か言ってあげてほしい。[DVD(字幕)] 4点(2012-09-04 11:17:16)《改行有》

24.  アウェイク(2007) 《ネタバレ》 全身麻酔の手術中にもし意識が残っていたら・・・というお話。というか映画の冒頭そんな説明があり、内容もそういう手術中の話に終始するのかと思いきや、そういうシーンはほんの一部でした。そのシーンも、感覚がありながら体を切り刻まれてるというのに、意外と痛がり方が軽い。麻酔が「半効き」だからその程度で済んでるのかもしれませんが、メスで切られながら流暢に手術の内容をコメントしてるヘイデン・クリステンセンさんに若干の違和感を覚える。 でも現実の手術室ってどうなんですかね。やっぱり「今晩どっかたべに行く?」とか「今度一緒にフットボール見に行こうよ」とか言ってるんでしょうか。十分あり得るリアルな話だとも思いながら、実際自分が患者だとこれほど怖い話もありませんね。 さてさて実際の映画はというと、全身麻酔よりもどっちかというとラストのどんでん返しの展開のほうに重しが置かれてる気がします。私は比較的サスペンス好きなもので、むしろこういう展開には慣れっこであまり驚きはありませんでした。とは言いながらも、全身麻酔だけど意識のある状態の中、信じていた友人が淡々と自分を殺す算段を語りだす様子ときたら、恐ろしい印象を受けました。 サスペンス慣れのせいで少し辛口評価ですが、十分面白い作品だと思います。[DVD(字幕)] 6点(2012-08-29 16:53:04)(良:1票) 《改行有》

25.  悪人 《ネタバレ》 ちょうどTVでやっていたのを録画して観ました。実は私はこの映画を観ようとして途中で挫折した過去が2回あります。なぜでしょうか、引き込まれるものがなかったのか、単に時間がなかったのか、とにかく自分の中で中途半端で終わってしまっている作品でした。 で今回ようやく最後まで鑑賞できたわけですが。。。率直に言ってあまり魅力を感じるストーリーではなかった。暗い映画なら暗い映画なりに魅力はあるものですが、『悪人』にはそれもさして感じませんでした。そもそも清水(=妻夫木聡さん)に全く魅力を感じられなかった。「嘘をつくな」とか「怖かった」とか彼の言ってることは一応正論で正直である。 しかし正論吐いて正直であればみなOKというほど世の中甘くはない。実際やってることはただの子供。いわれの無い罪で訴えるといわれて動揺するのはわかるが、それで殺そうとするのは、当たり前だが間違い。それだってそもそも場当たり的に人を求め、嫌がってるのに携帯で裸を撮影なんてしたばかりに、最初の女性(=満島ひかりさん)に気持ち悪がられるからである。自業自得とも言える。私はそう思った。 その最初の女性にしても冒頭からあまり良い性格ではないのがうかがえた。友人に対する接し方や清水に対しての応対でもそうである。だのに被害者になったというだけでやたらとその後の描写を美化することにとても抵抗を覚えた。殺害現場で父親の前に現れた姿も、さも清純無垢な少女が殺されましたと言いたげな表現であったが、そこで辟易とした思いを私は抱きました。娘を殺された父親が死後も娘をかばいたい気持ちはわかるが「お前は何も悪くない」というのはやや盲目すぎやしないだろうか。 ラストで光代(=深津絵里さん)が締めくくったように、彼は『悪人』だったのである。それならそれなりの映画の作り方があったと思うが、話を美化しようとする動きがあまりに目につき、鼻についたために、私はこのような評価となりました。 TV版鑑賞ということで、カットされていたシーン等もあったかもしれませんがそれを含めての評価ということで、あしからず。[地上波(邦画)] 4点(2012-06-25 14:02:17)(良:1票) 《改行有》

26.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 「へぇ~、リーアム・ニーソンさんがサスペンスドラマ出てるんだ~」って感じで観始めたんですが、やはりリーアム兄さん。最終的にはアクションで締めるということで・・・。 物語自体はけっこう引き込まれました。自分、そんなに先の展開を読むとか得意じゃないもんで、物語のオチには「マジで!?」と普通にビックリ(←いいお客だ)。でも冷静に考えると、暗殺者としての記憶は戻ったのに考え方だけ常識人になってるとかおかしいですよね。記憶の戻り方がちょっと(てかかなり)ご都合主義だなとは感じました。 冒頭に書いたように、サスペンスドラマと思いきやアクションで締めるという展開があれですが、それについてこれる人ならそれなりに楽しめるのかなと。 【令和3年7月14日再鑑賞】 このページ開いて初めて知りました。前にも観てたんだ…(汗)一時期リーアムおじさんにハマってたから、その時期観たんだな。でも再鑑賞なのに全く初めて感で観れてしまった(笑) さて久しぶりに鑑賞しての感想は、かなり突飛なストーリーですが一応辻褄は合わせてありますよね。なんで二人のマーティンが同じ記憶や経歴を持っているか、なぜ妻まで自分を全く知らないかのように振る舞うのか。そう言った疑問には「あーなるほどね」と思わせる用意はありました。ですが、事故にあったマーティンをいきなり殺そうとするのはどうなんだろう。記憶喪失を起こしてると分かっててもいきなり殺そうとまだするだろうか。そういう組織ならそうするのが普通なのか?知らんが。「おい!本当に記憶がないのか!?」くらいの確認はあっても良いと思う。それに妻役の人が結構落ち着き払いながら結局爆弾解除できずに爆死するのもいただけない。そしてあんなに「妻を愛してる」と言っていた人が、記憶が戻って彼女が死んだ途端サラッと他の女性に鞍替えしたのもなんだか…という感想。美術館で「愛してる」とも言われていたのに、何でそうなるのか。少しそのへんがもやっとして終わってしまった映画でした。 前回は5点をつけていましたが、前より楽しめた気がしますので再評価させていただきます。[DVD(字幕)] 6点(2012-05-02 18:35:35)(良:1票) 《改行有》

27.  アンダルシア 女神の報復 《ネタバレ》 前回同様、「アンダルシア」という場所自体に大きな意味はない。ただ銀行マフィアのボスの根城だというだけ。むしろタイトルは「アンドラ スペインとの国境」でいいのではないだろうか。というくらい舞台はスペインメインだった。 でも相変わらず劇中のキャラクターは魅力的。外交官の仕事も国際警察の仕事もどっちも憧れる。といっても実際にどっちの仕事もやりたいとは思わないけど。仕事よりプライベート優先主義の私には、息子と離れ離れになっても仕事をとるって気持ちにはとてもなれない。しかし自分には絶対できない存在として、ある意味「仕事人間」というものは憧れます。 さて内容のほうはというと、一言で言えば黒田と神足メインの国際刑事コンビドラマ。ただやっぱり『外交官黒田康作』らしさが出てたというとそのへんは怪しい。「外交官」っぽさが出てたのはロケーションと外国人のみで、あとは日本国内でやってもいいだろうって内容。良くも悪くも日本のドラマになってしまったのは残念でした。[映画館(邦画)] 6点(2011-08-01 11:48:14)《改行有》

28.  ANOTHER アナザー(2006) 《ネタバレ》 白黒を対比させた世界で[二重人格]、[夢と現実]みたいな世界観を描いた映画になってました。どういうオチでいくのかな~と思ってたら、黒の人格の方が結局精神科の先生だった??そこらへんのオチがよくわからなくて、最後は「?」が頭上を飛び交ってました。白の女性の夢=黒の女性=精神科の医者ってつないでいくとありえないんですよね。。。黒の女性は白の女性の医者に対する無意識の恐怖の象徴なのでしょうか。ただ、医者が彼女を襲う動機であるとか、なぜ妊娠した子どもを流すような事をするのかという部分がほったらかしの放置状態なので、何が起きても「だから?」「狙いは?」って感じが最後までズルズル続き、最後まで解決しませんでした。白黒の世界とか夢と現実の対比などをもっとうまく使って欲しかったと思う。[DVD(字幕)] 3点(2011-03-25 14:31:02)

29.  あの日、欲望の大地で 《ネタバレ》 時間軸があっちこっち行って、正直初見では流れが分かりにくい映画です。特に女の子の子役を演じる二人の区別が付きにくかった。2度見ればだいぶすんなり入る映画だと思います。 内容のほうは、なんていうか救いようの無い話でした。どんな年になってもやっぱりこの映画のように男は男の、女は女の本能ってのは残るものなんでしょうか。ちょっと空気読めれば娘に不倫がばれてるってのもわかるだろうに、それでもやめないあの母親はある意味ツワモノ。子ども3人も産んどいてあの年で今更不倫も何も無いもんだ、って思ってしまうんですがね。 その娘の方はまたいたたまれない。ただ母親に不倫をやめて欲しかっただけなのに。ちょっと懲らしめてやろうと思っただけなのに、取り返しのつかない事になってしまう。その影響で肉体的にも精神的にも自暴自棄になってしまい、ライターで自分を焼いたり、成長してもすぐ男と関係を持ったりしてしまう。シルヴィア(=マリアーヌ)は完全に母親の不倫の被害者。娘からの幾度の警告があった時点で踏みとどまればよかったものを、夫や家族との絆を振り切り、"あの日欲望の大地へ"向かった母親の身勝手な話。 こういう悪い流れってともすると自分の子孫まで連鎖する事もあるんですね。自分の親がそんなんだって分かるとやっぱり自分のそうなんだって思ってしまうものなのでしょうか。子供心には痛すぎる事実である。今の世の中不倫とか浮気が昔よりだいぶかるーく感じられる風潮がありますが、そんな人たちに言いたいですね。不倫、ダメ、絶対。[DVD(字幕)] 8点(2011-03-07 14:41:19)《改行有》

30.  新しい人生のはじめかた 《ネタバレ》 私はハーヴェイのゴリ押しなやり方に若干不快感を覚えてしまいました。序盤はどう贔屓目に見ても彼が図々しいストーカーにしか見えず、やれ迷惑がってる人に無理やり話しかけるわ、やれ電車までつきまとうわetc...でドン引きだったんですが。"Last chance Harvey"ってタイトルからも、だからこその必死さを出したかったのだと思いますが、日本なら女の方が小説の講習会で距離を取ったスキに通報されててもおかしくない。BGMがサスペンス調なら間違いなく彼は視聴者からストーカー扱いでしょう。あそこまでしないと新しい人生は始まらないのか?と邦題にツッコミの一つも入れてやりたくなる、そんな作品。 序盤はと書きましたが、後半の娘の披露宴に出席するあたりからはとても良い内容でした。披露宴であそこまでの内容がしゃべれるなら最初っからそうしろよと言いたくなりますが(笑)。嫁曰く、やはり同伴の女性がいるのといないのとでは心の余裕が違うのだろうとのこと。そんなもんですかね。 ラブストーリーと言うより私はむしろヒューマンドラマとして楽しませてもらいましたが、やはり前半でのハーヴェイが度の過ぎたストーカーにしか見えず、それを前提とした話の展開に違和感が強すぎて点数は辛口です。ケイトのお母さんもどこか中途半端な出し方で、どうせならお母さんの話をもっと掘り下げるか、全く無しにするかして欲しかったです。[DVD(字幕)] 4点(2011-02-23 17:23:10)《改行有》

31.  アデル/ファラオと復活の秘薬 《ネタバレ》 映画というより舞台を見せられたような印象でした。幕の引き方や、ロケーションの変化の早さ、物語のテンポなどはまさに舞台。それが良いか悪いかは人によって様々だと思いますが、私はというと「まあ・・・アリか?」くらいの印象でした。 まずフランス映画だということを知らなかったのは、全くの私の不勉強。英語の勉強ついでにでもと思っていただけにそこで面食らう。ストーリーは上述のように舞台調で、ストーリーの進行やそれぞれのキャラクターはややも大げさに展開されていくのですが、その流れの早さやテンションの高さに、ちょっと観客は置いてけぼり気味になります。 そもそも予告編からして女版インディ・ジョーンズ的なものを期待していた私には、物足りないという気持ちは隠せません。冒険メインの映画では無かったですし、翼竜やピラミッドなどのアドベンチャラスなシーンも現代ではもう使い古された代物で、それこそ『ハムナプトラ』とか『ジュラシック・パーク』とか見てきた世代にはなんのサプライズ効果ももたらさない。 しかし少し視点を変えて、妹のためにけなげに奔走する姉のヒューマンドラマとしてはアリだと思います。あらゆる手を尽くして自分のせいで植物状態になった妹を助けようとする彼女の健気さは伝わってきました。刑務所で色んな仮装をして潜入するシーンなどもどこか平和でほのぼのした笑いが楽しめましたし、ああいう雰囲気自体は嫌いじゃないです。 作中かなりの無敵感を誇ったアデルが、最後アレに乗ってしまってどうなるのかというところはとても気になります。あんな煮え切らないラストは無いですよねしかし。5点付けようと思ってましたが、ラストシーンの不完全燃焼具合に-1点したいと思います。[DVD(字幕)] 4点(2011-02-15 12:49:44)《改行有》

32.  アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン 《ネタバレ》 この映画を観ながらの私の動き内訳;  「だから何??」とつぶやくこと20回  「意味わからん」とつぶやくこと10回  「イライラするなぁ!!」とキレること5回  「もうつまらなすぎてDVD止めたい」と思うこと3回 てな感じになっております。 これは本当にひどかった。メインの三俳優がそれぞれに自分がやりたかったことを無理やり詰め込んだんじゃないかと思うくらいの感じ。それくらい三人の関係性が乖離してしまっている。無理やり三者三様のストーリーを一つの作品中に見せられて、つながらないわ理解できないわ、はなはだ迷惑である。某富豪の息子で失踪中というシタオ(=木村拓哉さん)、それを探すクライン(=ジョシュ・ハートネットさん)、シタオに女を拉致?され彼を追うドンポ(=イ・ビョンホンさん)、そんなうっっっっ・・・っっっすいつながりを基にストーリーは展開。彼らが交わるのもほんの一瞬。これならキャラ別に別々の映画つくりゃ良かったんじゃないの??出来の悪さに閉口。 そもそもクラインはシタオと同じように失踪した探偵の人を速攻で見つけます。どうやったんだ??それが出来るならシタオもすぐ見つかるだろう、とか思ってたら警察署で彼を発見!!にも関わらずそこでは追いかけもせず、後に街を駆けずり回って探す羽目に。あぁもう、この時点でグダグダ。 シタオはシタオで、ずっとキリスト。事前に彼の特殊能力のフリすらなく、私、ついていけず。トロい??普通ならついていけるレベルなのでしょうか。彼自身の意思が何も見えず、映画の中でキリストごっこに興じる彼も同じく興ざめ。 ドンポ。ぶっちゃけただのマフィア。ある意味この映画では一番まとも。女を愛するし、奪った男に怒りをあらわにするし、一番人間性が見れました。ただ彼もやはり独りよがりな演出。物語の大筋に絡んでこないキャラに過ぎず、彼の必要性は特に見当たらず。 こんなに批判に終始したレビューも久しい。0点も久しい。そういう意味のインパクトという点では近年で最高です。久し振りに底の底を見たいという方はどうぞご鑑賞を。 ※個人的な意見ですのであしからず[DVD(字幕)] 0点(2011-02-02 23:11:54)(良:2票) 《改行有》

33.  アイアンマン 《ネタバレ》 ひたすら兵器開発をして儲けてきた会社社長が、自分の兵器が使われる現場に放り出されて初めて現状を知るというところは、いかにもな展開だが同時に「よく気づいた」と彼を賞賛したくもなる。兵器を作ってる男が何をいまさら的なことも頭をよぎりますが、それが実際どのような使われ方をしてるのかと言うことを目の当たりにするのと、そうでないのとでは本人の印象も相当変わるのではないでしょうか。自分が捕虜にされ、自分の兵器の脅威を目の当たりにしたとき、ようやく自分のやってきたことがどんなものなのか気づくというのは、アメコミらしからぬリアリスティックでした。彼に気づかせるための兵器の描写がもうちょっと欲しかった気もしますが、基本的にアメコミなのでこれ以上過激な描写は出来なかったのかな。そこがちょっと残念。 アイアンマンスーツ自体は出来たてホヤホヤといった感じで、個人的には活躍シーンより欠点シーンの方が目立ちました。プロトタイプでは空中分解、完成品は取り外しに手間がかかり、最終戦にはエネルギー不足、っておいおい。最後のバトルシーンも、エネルギー不足で節約状態なんて中途半端な状態で闘って欲しくなかった。どうせならお互い全力を出し切るようなバトルが観たいのに!!アイアンマン自体の力じゃなく、ラスボスはリアクターにぶっこんで爆発させて終わりというラストにけっこう萎えました。それ別に、アイアンマンじゃなくていいじゃん。 ていうかアイアンマン自体よりそのエネルギー源のリアクターを作ったってほうがすごい気がする。最初洞窟で作ってたプロトタイプはあれ動力源は自動車のバッテリーですか??だとしたらそのバッテリー会社はトニーより儲けるべきだ。バッテリー会社乙。 最後にキャスト。感情的且つ短絡的な思考のトニー社長ははっきり言って苦手なタイプ。個人レベルでは魅力的だが、あんな人についていく気はしない。ペッパー秘書は綺麗。あんな人がなぜあそこまでトニーについていくのか。 しかしそれぞれがそれぞれのキャラを立てていて、役柄としては良いと思う。自分的お気に入りのインセンが次くらいで復活したりしないかな。。。[DVD(字幕)] 5点(2011-01-31 11:35:12)《改行有》

34.  アナコンダ4 <TVM> 《ネタバレ》 ついにアナコンダ1~4を全て鑑賞!!いや~シリーズを全て観たこの達成感がたまらない!え?感想??これはそーいったものを求める映画なんですか??? ・・・と言うのも失礼なのでレビューなんですが、本当に語れることが少ない(汗)。基本的に『3』と大筋変わってないし、もうヘビクンのほうも、なんて言うか、ただのヘビ。別に賢いわけでもない、何か特殊能力があるわけでもない、ただ大きいヘビ。(あっ、再生できたっけ) そういう意味では今回は『アナコンダ』のくせにヘビそれ自体はもう物語のきっかけに過ぎず、中心は人間ドラマ(『アナコンダ』なのに)。冒頭で書いたように、シリーズの達成感として観終わって気持ちいい的な感じはありますが、これ単品ならひどい。ヘビ中心のモンスター・パニックにチラッとクモを挟んでくる。またそれに特に意味が無い。もう何がなんだか。 シリーズとして完結させたい人は観ましょう。それ以外の人は手を出さないことをオススメします。間違っても『3』を飛ばしてこれを借りないように。びみょ~につながってますので。[DVD(字幕)] 5点(2011-01-30 13:02:24)《改行有》

35.  アイス・ステーション 《ネタバレ》 レンタルショップでホラージャンルの棚から選んで借りたのですが、全然怖くなかった・・・(泣)あんなゾンビ的な出し方をするなら、いっそゾンビ映画として徹底してやればもっと面白くなったと思う。製作側がホラーより不気味さ重視で作ったのか、不気味すぎて逆に白けてしまうような内容になっている。モノが古いだけに当時の価値観で観れば今よりはもっと評価も変わるのかもしれませんが、昨今のアイデア豊富な映画で目が肥えている視聴者にはかなり物足りない作りのように思える。原作は未読で存じ上げませんが、タイトルから察するに本来はもっと雪山をフィーチャーした内容のものではないのでしょうか?本作では閉鎖的な空間などを氷点下の世界と言うことで表現していますが、設定が活かしきれていないと感じました。 最初の方のレビューで【おはようジングル】さんが原作は無いとおっしゃっていますが、それならなおさら製作側は創意工夫して欲しかったと思う。[DVD(字幕)] 3点(2011-01-11 13:33:18)《改行有》

36.  アンストッパブル(2010) 《ネタバレ》 2011年の年明け映画として最高の作品でした!最高の娯楽作品!!とにかく”シンプル”で”スピーディー”な映画でした。中盤で間延びする事もなく、スタートからラストまで完全に時間を忘れました。 少々現実味がなかった点として、街一つ吹き飛ばす電車が横転するかもしれないポイントにあんなにギャラリーがいる事は不自然なよいうな・・・。いまどき怖いもの見たさに危険を顧みない野次馬なんて珍しくもありませんけど、あの数はちょっとと思いました。しかしマイナスと思ったのはそれくらいで、後は完ぺきなスピードアクションだったと思います。公開当日の朝、どこかのニュースのキャスターが「これは本物の『スピード2』よりも『スピード2』にふさわしい映画だ」と語っていました。私も鑑賞後同様の思いになりました。 ストーリーはどこにでもありそうな感じです。家庭に問題がある男2人は最初はいがみあうものの、暴走電車の件を聞き力を合わせるうちに友情と信頼が芽生えてき、それをたまたま目撃した家族との確執もなくなっていくという感じです。 この映画が他のB級と一線を画しているのは破たんのないストーリーとキャストの男気・話の展開のテンポの良さなのではないかと思いました。その点でこの映画は断トツで気持ちよく、変な言い方ですが爽快に見れたので気持ちよかったです。あとは、デンゼル・ワシントンさんが『サブウェイ~』の時よりだいぶ体型が痩せて(戻って)いたので安心しました(笑) 追記:公開すぐだったのでもちろん映画館での鑑賞だったのですが、重々しい重低音の効いたサウンドが、走る鉄の塊と化した暴走列車とカンペキにマッチングしていて、それにも感動しました!!映画館によって違いはあるかもしれませんが・・・。[映画館(字幕)] 9点(2011-01-08 21:34:03)(良:1票) 《改行有》

37.  アナコンダ3 <TVM> 《ネタバレ》 久しぶりにモンスターパニックモノを観たいということで、レンタル屋のそのジャンルの棚をあさっていたところ、なんとアナコンダシリーズに続編が!!このシリーズは『2』までしか観ていなかったので、一気に『3』『4』と二つ発見したことにまず興奮。まあとりあえず『3』を観ようということで借りてきました。 内容は鉄板モノのモンスターパニック。というか王道を行ってます。薬の研究用に飼ってたヘビが逃げ出して人を殺しまわるという・・・。どっかで見た流れだなあと思ったら、サメ版の『ディープ・ブルー』がちょうどこんな話でした。どっちもモンスターの出自というか、出所がはっきりしてるので見た目的には特に怖くないのが特徴ですね。全体像やだいたいの大きさも判明してしまうと、あとは突然出てきて攻撃してくるサプライズ的なものしか驚けないので、こうなるとあとはメインキャストのお姉ちゃんに楽しみを見出したくなるわけで・・・。 なんか『バイオハザード』シリーズ以降、こういうアクションの映画に出てくる女性は薄着にする方向性になったのでしょうか。まあ目の保養になってありがたいですが。 棘付きの尾とかまあ確かにヘビとはかけ離れてきてる気もしますが、そういう細かいことを考えないのがモンスターパニックと個人的には割り切ってるので、楽しかったです☆[DVD(字幕)] 6点(2010-12-06 18:07:47)《改行有》

38.  アウトレイジ(2010) 《ネタバレ》 「バカヤロウ」という言葉にこれほどの幅があるとは!出てくる主要キャスト全てが一度は「バカヤロウ」。あの小日向さんですら、「バカヤロウ」。場面ごとに意味の違う「バカヤロウ」が鑑賞中に完全に耳にこびりつきました。 テーマそのものは「ヤクザ同士の権力争い」。以上です。それだけ聞くと取り立てて特筆するような特徴はない映画なのですが、中身が凄い!!こんなに痛々しい映画は久しぶりに観ました。観るだけで「痛い!」って思う映画と言う点では『SAW』シリーズと通ずるものがありますね。カッターナイフで指を切ったり、耳に菜箸突っ込まれたり、そういう映像を見てるとなぜか自分も同じ場所がうずきながら、顔をしかめてしまいます。痛いわ・・・。 しかし現代のヤクザを描いていることからも、世界観もどこかモダンなヤクザ映画。「ショバ代」なんて単語この映画ではほとんど聞かなかった気がします。その代わりにカジノを経営したり流暢に英語を話すヤクザが印象的でした。ヤクザも近代化してるんだな。そういう視点で見ると、最後大友組が一人残らず殲滅されたのも、彼らみたいなヤクザはもう古いという時代の変遷を象徴してるのでしょうか。でももしヤクザに「格好良さ」を求めるなら、大友組みたいなのが一番支持を受けるんでしょうけどね。[映画館(邦画)] 6点(2010-10-01 14:04:29)(良:1票) 《改行有》

39.  悪夢のエレベーター 《ネタバレ》 タイトルの出し方や、ところどころに見える描写・雰囲気などが「世にも奇妙な~」を思わせました。と言うか、そのまま「世にも奇妙な~」に出ててもおかしくない。そんな雰囲気の映画、というとどれくらいの人にわかってもらえるだろう(苦笑) しかしエレベータと言う密室の中で腹の探りあいをしながら、一人ひとりの素性を徐々に明らかにしていくって言う手法はちょっと面白かったです。そこだけなんか短い「LOST」みたい(笑) エレベータ内でやり取りしてる中盤くらいまでは気味悪くもどこか可笑しい空気があり、劇場内からも時々「くすっ」とか聞こえたりしたのですが、エレベータを出てからはちょっとグロいサスペンス仕様で・・・。正直少し引いたところも。管理人をやっちゃうところとか、後にわかるカオルの黒さと関係の無いところは省いても良かったんじゃないかなと個人的に思います。安井(=内野聖陽さん)の絶望感を際立たせたかったんでしょうけど。 しかしキャストははまり役でかなり引き込まれました。愛敬カオル役の佐津川愛美さんには完全に振り回されました。この映画のオフィシャルサイトには「最大のどんでんがえし!」とありますが、正直彼女一人にどんでん返された気持ちです。役中の役割においても、この映画の彼女の占めるウェイトに対しても、彼女に「グッジョブ!!」と称えてあげたい作品です☆[映画館(邦画)] 7点(2010-02-08 13:32:30)(良:1票) 《改行有》

40.  アバター(2009) 《ネタバレ》 2D→3Dの順番に両方鑑賞しました。一言で言うなら、『もののけ姫』+『風の谷のナウシカ』+『インデペンデンスデイ』=『アバター』といった印象。 自然を大事にそれと共存せよという観念は『もののけ姫』に通じるものを感じたし、パンドラに出てくる生き物や瘴気を吸い込んだら死ぬという設定は『風の谷のナウシカ』、ジェイクが人間との戦の前にナヴィ達の前で行った演説や外宇宙からの侵略者vsその星の現地人という構図はまさに『インデペンデンスデイ』(『アバター』の場合、侵略者=エイリアンが人間というのが皮肉な話なのですが。)人によってはあのロボットが『ターミネーター』とか『マトリックス』とか言いたくなるかもしれない(笑) 実写映画で3Dというのは初の体験でしたが、両方観た者として言うならば2Dと3Dのどちらでも充分楽しめるように作りこまれているなあと感嘆させていただきました。ただ、悪く言うなら既存の映像の2Dと違い、3Dの方にはまだ出来たての技術ということプラス、2D映画としても成功させなければいけないバランスをとろうとするが故のどっちつかず感を感じました。思ってたより3Dシーンが少ないなあ・・・みたいな。ただ単に二回観たからってだけかも知れませんが(汗) しかし映画としては長めのものだったにもかかわらず、二回の鑑賞にも全然間延びすることなく楽しむことが出来ました。実写3D映画の第一歩としては大成功だったと、素直にそう思います。[映画館(字幕)] 9点(2010-01-04 14:24:02)《改行有》

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