みんなのシネマレビュー |
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121. 風が踊る ホウ・シャオシェンの初期作品。 この頃はホウ監督も普通にストーリーを語ってます。 しかしながら、どうも退屈。 後にホウ監督は、映像重視の監督になっていきます。 やはり、彼自身もストーリーを語るより、映像で語った方が向いていると悟ったのでしょうか。 そう感じてしまうほど、ストーリーは何の変哲もありません。 ただし、観ていて気分が心地よくなる感じは、この頃から変わっていません。 特に音楽の使い方が印象的。 思わず口ずさみたくなるようなポップな音楽が終始流れています。 センスはともかく、音楽の使い方は個性的なホウ監督です。[ビデオ(字幕)] 5点(2008-03-20 20:16:03)《改行有》 122. 神々の深き欲望 与那国島が舞台というのが、実際にその場所に行ったことのある私にはすぐ分かった。 「クブラバリ」という、その昔、人減らしの為に妊婦を飛ばせたとして知られる気味の悪い場所が実際にある。 私はその現場を観たことがあるので、鑑賞中は怖くて仕方なかった。 本作で登場する“西の神島”とは、台湾のことであろう。 実際、与那国島(クジラ島)から肉眼で観ることができる。 本作はとても長く、決して面白い作品ではない。 ただ、南方の島国の閉鎖的なムードは良く表現できているように思う。[ビデオ(邦画)] 6点(2008-03-20 16:39:03)《改行有》 123. かくも長き不在 なんというつまらなさ。 苦痛の100分だった。 もし本作が生まれて初めて観たフランス映画だったなら、二度とフランスを映画を観たいとは思わないでしょう。 なんでこんなに肌に合わないのか・・・と思案していたら、アラン・レネ監督の名を思い出した。 下の方のコメントを読んでびっくり。 やはり、この監督はアラン・レネ絡みだったのか。 フランス映画は数多く観ているけど、自分的にフランス映画ワースト5に入る程の退屈さだった。[ビデオ(字幕)] 1点(2008-03-10 22:06:32)(良:1票) 《改行有》 124. 風の中の牝雞 《ネタバレ》 この作品は小津的ではなく、むしろ溝口的な作品である。 それは主演が田中絹代だからという理由によるものではない。 内容的に溝口的なのだ。 田中絹代演じる女性は、ひたすら健気である。 夫(佐野周二)がどんなに酷い仕打ちをしようとも、「自分が悪いのです」と言う。 これは観ていて辛い。 ここまで健気だと、観ていて辛いのだ。 途中まで「何と救いようのない暗い話だろう」と思って観ていたが、終わってみれば、心にじんわりしみいる、なかなかの良作であった。 夫婦の間で、どんな問題がおきようとも、「互いをより深く愛する気持ちを持て」ば、乗り越えられる。 ラストで語られる佐野周二のこのセリフが胸を打った。 「深く愛する気持ち」。 確かに夫婦がより深く理解し、末永く幸せにやっていくには大切な姿勢なのではないだろうか。 とても考えさせられる作品だった。[ビデオ(邦画)] 7点(2008-02-26 21:13:01)《改行有》 125. かげろう笠 “CS・衛星”として初レビュー! 万歳!! やっと、CSで本作の様な貴重な邦画を観ることができた。 それが、まず嬉しい。 香川京子を目当てで本作を鑑賞。 とても静かな女性を演じており、香川京子の可憐な魅力には欠ける作品である。 逆に長谷川一夫は、なかなかの男気を見せていて良かった。 今まではナヨナヨした女形のイメージが強く、あまり好きな俳優ではなかったが、本作でそのイメージが消え去った。 長谷川一夫という役者は、どんな役柄でもこなせる役者なんだと感心した。[CS・衛星(字幕)] 6点(2008-01-21 21:09:38)《改行有》 126. 巌窟の野獣 《ネタバレ》 チャールズ・ロートンが結局何の病気だったのか分からず、後で調べたら「心の病」だったとは・・・何とも分かりにくい作品だった。 “ヒッチコック作品を全て観る!”という目的がない限り、それこそ観る価値のない作品かもしれない。 それでもヒッチコック作品である以上、普通に楽しめてしまうところは凄い。[ビデオ(字幕)] 5点(2007-12-25 23:00:42)《改行有》 127. 家族日誌 マルチェロ・マストロヤンニと、まだ少年っぽいジャック・ペランが共演した、味のある渋いイタリア映画。 監督は、これまた渋いヴァレリオ・ズルリーニ。 上の二人は兄弟という設定。 兄が病弱の弟の面倒をみる。 ところが、それには深い事情があった・・・ 哀しみの旋律が流れる中、話は叙情的にゆったりと進んでいく。 ゆったりとした気分の時に観るべき作品かもしれない。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-11-23 00:12:25)《改行有》 128. 壁の破壊 なんというか、壁を壊すシーンを撮っただけの1分映画なんです。 「ルイ・リュミエールの作品を観る」それ以外に観る価値はない作品かもしれません。[ビデオ(字幕)] 3点(2007-11-21 20:47:34)《改行有》 129. カビリア D・W・グリフィスが本作を観て刺激を受け『イントレランス』を作ろうと決心したということもあり、本作は『イントレランス』に匹敵するスケールと面白さであった。 ただ、ストーリーがスピーディすぎるくらいにガンガン進んでいくので、話を追うのにエネルギーを要するのが難点と言えば難点。[ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-31 23:34:47)《改行有》 130. 怪談(1964) 第一話が一番良かった。 後は全体的に冗長気味。 特に『耳無し芳一』は退屈であった。 しかしながら色彩美と空前のスケールで造られたセットは見事だった。[DVD(邦画)] 5点(2007-10-26 00:05:15)《改行有》 131. 河(1951) ジャン・ルノワールの代表作をやっと鑑賞できた。 インドが舞台だが、とても美しく撮られている。 ストーリーの本筋は、少女が大人になっていく過程における喜びと苦しみだ。 子猫から雌猫(本作からの引用)へ、さなぎから蝶へ、美しく立派な女性になる上での、心の葛藤を描いた本作。 恋というものへの「憧れ」が「現実」となってしまった時の喪失感も巧く表現されていた。 娯楽性は低いが、何とも心にしみいる作品であった。[DVD(字幕)] 6点(2007-10-20 10:27:09)《改行有》 132. 怪盗白頭巾 後篇 前篇と同じく、『河内山宗俊』のDVDに“断片”が収録されている。 こちらもあまりに断片すぎるので、点数をつけようがない。 したがってこちらも無難に5点を献上したい。[DVD(邦画)] 5点(2007-10-16 18:13:17)《改行有》 133. 怪盗白頭巾 前篇 『河内山宗俊』のDVDに“断片”が収録されている。 あまりに断片すぎるので、点数をつけようがない。 したがって無難に5点を献上したい。[DVD(邦画)] 5点(2007-10-16 18:12:45)《改行有》 134. かもめ食堂 なかなかほんわかしていて良い映画でした。 お店のセンスも素敵です。[DVD(邦画)] 7点(2007-10-15 19:31:03)《改行有》 135. 風の谷のナウシカ 女のコが大変魅力的ですが、それだけに切なさも強く、哀しい作品に仕上がっています。 やはり個人的には『となりのトトロ』の様な、ほんわかした平和な宮崎作品が好みですね。[地上波(邦画)] 6点(2007-10-14 17:56:25)《改行有》 136. 風と共に去りぬ いかにもアメリカ映画らしい大味なつくりですが、音楽はいいですし、話自体もそれなりに楽しめます。[ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-14 17:54:35) 137. 鍵(1997) 柄本明の変態男ぶりがソソります。[ビデオ(邦画)] 5点(2007-10-13 00:12:29) 138. 学校Ⅲ この後にⅣがあるわけですが、そこまで行く気が起きなかった・・・[ビデオ(邦画)] 5点(2007-10-12 23:54:29) 139. 学校Ⅱ 浜崎あゆみの瑞々しさに感動![ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-12 23:53:14) 140. 学校 裕木奈江は意外といい女優だったなぁ・・・と。[ビデオ(邦画)] 5点(2007-10-12 23:52:24)
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