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41.  帰郷(1978) 《ネタバレ》 見ている間は、余計なシーンがあったりして少し長いかなと感じていたのですが、やはり、あのジョン・ヴォイトの自分を縛り付けシーンは強烈すぎる。あのようなシーンを、動機からの掘り起こしも含めて完全に撮りきったという点で、この作品は他の類作と一線を画しています。ラブシーンの落ち着いた美しさや、ラストの余韻ある切なさも含めて、声高に反戦を叫ぶのではなく、そこに浮き彫りにされるべき登場人物の心の動きをきちんと追っているのが良い。●再見して分かったのですが、この作品は、ベトナム戦争を題材とした反戦メッセージ映画の形をとりながら、実はそこに不倫三角関係直球メロドラマをストレートにぶち込んでいるんですね。しかも、その展開の随所で、戦争そのものの影響が進行を左右しています。だからこそ逆に、そのメッセージが上滑りに終わらず、実感を持って感じることができるようになっているんですね。[DVD(字幕)] 8点(2019-06-20 22:14:31)

42.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 導入部はよくある入れ替わり系だと思いながら見ていて、舞台が高山に移ってからは、巧妙に過去の謎解きの方に重心をスライドしていて、なるほどと思いました。で、一番優れているのは、せっかくの再会を容赦なく断ち切ったどころか、その出会った記憶や動機すら消し去っているところです。これにより、いなくなった相手への思慕の切なさをパワーアップさせると同時に、全体を現在視点から再構築すると、いろいろな矛盾や不整合もそうではなくなるという機能も発揮されているのです。したがって、ラストの再会には一気に興醒め。また、うるさいだけで邪魔な挿入曲群は、全部カットすべきでした。[ブルーレイ(邦画)] 6点(2019-04-08 00:41:14)

43.  キネマの天地 企画自体が「全員集合のお祭り」みたいなもので、ストーリーなどはあってなきがごとしである。寅さんシリーズのメンバーの起用も、あそこまで露骨にしなくてよかったのに、と思ってしまう。●と思っていたのだが、改めて見てみると、いくつかの箇所でスパイスが利いていて、それが作品の存在を維持しているのです。序盤の「たった一言の台詞」をめぐるやりとりとか、岸部一徳のすっと染みるような存在感とか、平田満が落とす暗い影とか、そして、「次のスターとはみんなで作っていくものだ」という視点とか。●ただ、結局は着地点はノスタルジックな指向に収束しており、それが同時に作品としての限界でもあったりします。[映画館(邦画)] 5点(2018-12-04 01:17:01)

44.  ギャラクシー・クエスト 《ネタバレ》 一番素晴らしいのは、オタクが団結して地球とみんなを救っているところ。最後はそのオタクどもに最高のプレゼント。これだけで感動しました。脚本も細かいところまで配慮されていて、展開もスピード感があって、フィニッシュまできちんとまとまっています(石怪獣のところだけ、ちょっとしつこかった気もするけど)。しかし、シガニー・ウィーバー・・・これでこのとき50歳ですか・・・「ヒーローものに出てくるチャーミングなお姉さん」を舞台裏も含めて真剣に役作りしているのが凄い。[DVD(字幕)] 8点(2018-11-14 23:58:31)

45.  奇蹟の詩 サード・ミラクル 《ネタバレ》 ある女性に関する「聖人認定」の手続、というのがメインなんだけど、神父が同時に調査員でもあるというのが頭に入ってきにくくて、中盤まではちょっとごちゃごちゃした印象です(しかも、エド・ハリスとアン・ヘッシュのロマンスっぽい部分、話としても不要な上に、年齢比的にも無理があるぞ)。しかし、敵役的な枢機卿がやってきて審問が開始してからは、一気に話が絞り込まれて、スリリングにもなってきます。あと、ただのプロローグっぽく見えたところが実は・・・という展開はポイントが高いので、+1点。[DVD(字幕)] 6点(2018-11-04 00:43:40)

46.  きみに読む物語 《ネタバレ》 冒頭、いきなり主人公が物語を読み始めたので、「あ、これはまずいな・・・」と思っていたら、その悪い予感は当たってしまった。この2人の人生の経過を想起するならば、アルツハイマーによって失われる妻の記憶、それに対する夫の葛藤と焦り、そして物語を読もうと決意するに至るまでの夫の心情の推移といったものが、まず何をおいても重要なのではないだろうか。この映画では、その部分が、すべて綺麗さっぱりと落とされているのだ。つまり、まず、物語を読み聞かせるという設定先にありきの世界になっていて、それに至るまでの必然性が何も説明されていないのである。また、要の役のジーナ・ローランズは、血色も恰幅も(・・・)やたら良い上に、目もしっかり輝いていれば会話も普通に可能であり、少しもアルツハイマーに見えず、明らかなキャスティングミス。ジョアン・アレンの気品ある的確な演技が救いだった。[映画館(字幕)] 4点(2018-09-21 21:19:58)

47.  木と市長と文化会館/または七つの偶然 全体の構成に関する着想は面白いんだけど、この制作陣は、脚本ができあがった時点ですでに目的を達した気になっていたのか?と思うくらい、登場人物が、ただ喋っているだけ、というか喋らされているだけなのです。理屈だけでぐいぐい押してくる感じで、頭が痛くなります。[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-09-20 01:58:00)

48.  きっと、星のせいじゃない。 《ネタバレ》 導入部は、ありがちボーイ・ミーツ・ガール系で凡庸な雰囲気が漂っているのだが、作家との対面シーンで一気にドラマが動き出す(やはり、デフォー先生の引き締め力は凄い。1人で場の芝居も全部コントロールしている)。それを受けた後半では、変な感傷や情緒を排して、迫り来る「死」を語り、向き合い、受け容れようとしているのが良い。だから、母親も「娘亡き後の自分」を、当の娘に堂々と語れるようになっている。難点は、男優の彼の方がどう頑張っても存在感弱すぎなところかな・・・。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-09-18 00:24:42)(良:1票)

49.  キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ! 《ネタバレ》 頭空っぽのアホ高校生2人組という設定と、国政を動かしたディープ・スロートという取り合わせのギャップこそが面白みを生むはずなのですが、作品の中身はニクソン側とのやりとりで占められていて、記者側との接点はほとんどないじゃん!これではせっかくの設定もおかしさを出すことはできません。高校生の何も考えてないアホな言動がなぜか記者側にとってはすごく役に立っている、みたいな笑いを期待したのですが、その辺が生かされているのはディープ・スロートのネーミングくらいでした。ここぞというところで突然かかり出したイエスの"I've Seen All Good People"に4点。しかも、曲がPart1からPart2に移るところで、同時にシーンも切り替えているのがさりげなく凄い。[DVD(字幕)] 4点(2018-07-26 23:45:00)

50.  傷だらけの栄光 《ネタバレ》 前半のチンピラ人生描写が、異様に力が入っておりまして。特に、軍隊で同室メンバーに遊びの外出を断られるくだりなどは、主人公の微妙に苛々した手や筋肉の動きが完璧に表現されていて、ぞわっとします。これ、他害行動が習性化していることの表現なんですよね(その伏線として、冒頭の父親とのシーンが機能していたりも)。ただ、いざボクシングの方向に進んでからは、急速に描写が普通になっているのです。ラストのあっけなさというか、いろんなドラマを放り出して無理矢理まとめている感にもややびっくり。[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-05-19 00:59:36)

51.  岸辺の旅 《ネタバレ》 設定は実に魅力的ですし、例えば、霊力が解けた(?)後の朽廃した室内とか、手紙で喧嘩した後に現実の生々しいやりとりに当たり前のように帰って行くとか、演出が冴えている場面もあるのです。何がいけないかって、聞いてて恥ずかしくなるような説明台詞ばかりの脚本。そして、全員共通ののっぺりした平坦な演技。つまり、結局は頭で考えた中身にしかなっていないのです。[CS・衛星(邦画)] 4点(2018-05-12 00:23:10)

52.  キューティ・バニー ただの説明ナレーションで始まる陳腐な出だしと、見た目も中身もまったく魅力が感じられない主人公の安直な描写で、これはもしかしたらすごくつまらない作品なのではないかと思っていたら、まったくそのとおりだった。各登場人物の根本キャラクターができてない、というかワーワー騒いでいるだけなので、主人公の関与によって変化が、とか言われても、変化になってないのです。[DVD(字幕)] 2点(2018-03-26 02:05:30)

53.  ギルバート・グレイプ ディカプリオはもちろん、清冽性あふれる伸びやかな迷いのない演技を見せているが、それを存分にやらせておいた上で、全体で自然な形で包み込んでいくハルストレムの演出力が、やはり凄い。あと、例えば姉と妹なんかは、あれこれ文句を言うばかりでほとんど役に立っていないんだけど、それをことさらに不快感を煽ることなく、現実性も感じさせながら、ひっそりと家族の中に沈み込ませている構成力も凄い。[DVD(字幕)] 7点(2018-02-27 01:41:56)

54.  危険な情事 《ネタバレ》 最初から最後までまったく飽きることがない、A級のサスペンスだと思います。劇場で見たときは、最後のバスタブの場面で、観客全員(私含む)の肩が一斉に「びくっ」と上がったのを覚えています。グレン・クロースは、単に怖いだけではなく、同時に、その男に頼るしか道がなかった人間の悲しさ、淋しさを表現しているのが素晴らしいです。そして、一方で、堅実な良妻像を的確に演じきって、それに対する侵略の恐怖を裏から描いて見せたアン・アーチャーの功績も見過ごせないでしょう。[映画館(字幕)] 8点(2018-01-06 23:43:12)(良:1票)

55.  キャプテン(1981) 《ネタバレ》 傑作の原作にして、傑作のアニメ。その劇場版なんだから、内容はダイジェスト版でそもそも谷口期のみだとしても、良い内容に決まっている。さらにいえば、テレビ版よりこっちの方が先であり、この劇場版がなければあのテレビ版もなかったかもしれないわけなので、その意味でもこの作品の意義は大きい。とりあえず内容としては、あの谷口タカオ畢生の名台詞、「俺みたいな素質も才能もない者は、こうやるしか方法はないんだ」が聞ければ、それでいいのです。あ、でも、青葉との決着の改変はちょっと間抜けで、ここはやはり、イガラシの「もうキャプテンも俺も投げられやしないんだ!」が聞きたかったかなあ・・・。[DVD(邦画)] 7点(2017-11-05 02:14:44)

56.  奇跡の丘 《ネタバレ》 イエスの台詞はほとんどが新約聖書そのまんま、出てくるシーンも「ああ、あれ」と思い当たるものばかり。しかし、その愚直なまでの誠実な作り方と、主演の彼の奇妙な迫力、余計な装飾ゼロの役者のリアクションなどが相まって、湧き出るようなインパクトを与えている。再三背景に出てくる不毛の荒野の映像も強力だし、一方で街というか集落にしても、斜面に辛うじてへばりつくような感じで設置されていて、こういう一貫した「別世界感」が、その発言や行動などとは別の角度から、主人公イエスの存在そのものを浮かび上がらせているのです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-09-23 04:43:42)

57.  奇跡のシンフォニー 《ネタバレ》 ありえないような展開だとか、少年が天才すぎだとかはいいんです。それはそれで1つの世界設定ですから。でも、そうしたい割には、前半があまりにも人工的で作り物すぎで、したがって後半の盛り上がり部分も生きてこないのです。メインの演奏会にみんながそれぞれ集まってくるくだりなんて、工夫すればそれこそオーケストラの演奏みたいな重層感が出せたはずなのにね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-07-08 00:33:21)

58.  ギャンブラー 《ネタバレ》 華麗なギャンブルの数々が展開されるのかと思ったら、全然ない。ジュリー・クリスティが女性たちを引き連れて、雰囲気は一転して華やかに、ならない。銃撃戦になってクライマックス然とした盛り上がりが、ない。意図的に派手な空気感を全部殺しているとしか思えない作り方なのですが、それで延々と2時間超えの状態には、なかなか辛いものがありました。[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-06-06 03:45:27)

59.  恐怖分子 《ネタバレ》 いくつかの並行したストーリーがやがて一本に収束していく魅力的な設定でありながら、みんなが同じような表情で同じような芝居しかしていないので、異なる世界が1つに合体・集約するときのダイナミックさやドラマの動きが出てこない。つまり、役者が脚本のレール通りに動いているだけということ。例えばホテルの部屋で少女が男を刺すシーンで、少女が画面の外から飛び込んでくる、手元も表情も映さない、カメラが動くとそこには開いたドアだけ、というような冴えた画面も時折あったりはするんですけど。[DVD(字幕)] 4点(2017-05-21 01:26:35)

60.  96時間 リベンジ 《ネタバレ》 感想は前作とまったく同じで・・・最初の方の頭脳戦の部分はいい感じなものの、結局はお約束のカーチェイス&銃撃戦&肉弾戦。やるのはいいんだけど、主人公をこういう設定にしているんだったら、もっとその中にも頭を使う要素を感じさせてほしいのです。[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-03-17 01:43:37)

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